NVIDIA TITAN Xp
画像引用元:https://www.hpctech.co.jp/

当記事では、NVIDIA Titan Xpの性能スペック&ベンチマークを紹介している。当該モデルは、2016年に発売したTITAN Xのリフレッシュモデルだ。Pascal世代のフラグシップモデルということになるが、価格が高すぎるということもあってメインストリームにはならなかった。GPUメモリ容量が12GBと当時としては大容量でまさにマニア向けのモデルだと言える。

ゲームをメインとするよりもゲーム開発などのクリエイター作業に適している。次世代のTuring世代ではTITANシリーズは登場しなかったが、その後Ampere世代でTITANシリーズに匹敵する「GeForce RTX 3090」がリリースされた。4K環境でのゲームプレイやゲーム開発などに適した高い性能を持つ。

よくわかる!! Titan Xpの特徴まとめ
総合評価 :40/100
ゲーム評価:40/100

  • Pascal世代最強のグラフィックボード(+)
  • スターウォーズデザインもリリース(+)
  • GTX 1080 Tiと比べると価格が高すぎる(-)
  • BTOメーカーでの搭載ラインナップがない(-)

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GeForce Titan Xpの概要、基本を押さえる!

性能スペック

 TITAN XpTITAN XGTX 1080 Ti
アーキテクチャーPascalPascalPascal
GPUGPU102GPU102GPU102
トランジスタ数118億個118億個120億個
ダイサイズ471 mm²471 mm²471 mm²
製造プロセス16nm16nm16nm
SMs302828
CUDAコア数3840基3584基3584基
コアクロック1426MHz1418MHz1481MHz
ブーストクロック1582MHz1531MHz1582MHz
GPUメモリ12GB12GB11GB
メモリタイプGDDR5XGDDR5XGDDR5X
メモリバス384 bit384 bit352 bit
メモリクロック1376 MHz
(11.4Gbps)
1251 MHz
(10.0Gbps)
1376 MHz
(11.0Gbps)
メモリ帯域548 GB/s480 GB/s484 GB/s
TDP250W250W250W
MSRP$1,200$1,200$699
中古価格49,800円25,800円31,790円
発売日2017/04/062016/08/022017/03/11
GeForce TITAN XpはGP102のフル性能を引き出しているグラフィックボードだ。TITAN XやGTX 1080 Tiでは有効化されているSMsは28止まりとなっていた中で、30基全てのSMsを有効化?されている。GTX 1080 Tiとの差別化に必要だったということだ。これによってCUDAコア数は3840基と7%程度多い。

トランジスタ数やダイサイズは同じ大きさをキープしている。CUDAコアが増えた分GTX 1080 Tiよりもクロック周波数が約4%低い。ブーストクロックについては同じ1582MHzとなっている。TITAN Xと比べるとどちらも引き上げられていることがわかる。

GTX 1080 TiやTITAN Xと比べてメモリ周りに関してはかなり強化されている。メモリタイプは共通のGDDR5Xだが、GPUメモリは12GBに戻している。また、GTX 1080 Tiと同じ11 GB/sのモジュールを持つ384bitのメモリインターフェースを採用。それを11.4 Gb/sにわずかにオーバークロックをして結果的に理論上の処理能力は547 GB/sへと向上し性能の底上げが行われていると言える。消費電力は横並びの250Wに抑えられている。

価格については、現在国内での中古価格はGTX 1080 Tiが31,790円程度、TITAN Xpが49,800円前後だ。もちろんTITAN Xpの方が性能が高いがこの価格差を体感できるかというと疑問だ。最高峰のグラフィックボードしか受け付けないという方以外はGTX 1080 Tiを検討するのが無難だろう。

総合性能

RTX 309037,896
RX 6950 XT37,226
RTX 3080 Ti36,380
RTX 3080 12GB36,037
RX 6900 XT34,955
RTX 3080 10GB34,282
RX 680030,479
RTX 3070 Ti29,957
RTX 307028,194
RTX 2080 Ti26,552
RX 6700 XT25,895
RTX 3060 Ti24,213
RTX 2080 SUPER23,712
RTX 208022,590
RTX 2070 SUPER22,276
TITAN Xp22,228
GTX 1080 Ti22,209
RTX 207020,387
RTX 306020,322
GTX 108019,650
GTX TITAN X17,005
Radeon RX 5600 XT16,777
GeForce TITAN Xpは、Pascal世代のグラフィックボードの中で後発でリリースされた。スペック的に明らかにフラグシップモデルだということがわかるだろう。GTX 1080 Tiより5%程度スコアが高い。Turing世代でいうとRTX 2080に及ばない程度だ。現行のAmpere世代になると60番台のRTX 3060 Tiと比べて8%程度パフォーマンスで劣る。

それでも5年も前のグラフィックボードでここまで戦えていること自体素晴らしい。フラグシップモデルの息が長いことを証明してくれる。GPUメモリ容量が12GBと大容量なこともプラスに働くはずだ。なお、後継モデルに当たるRTX 3090になると70%程度処理性能が高くなる。ゲームプレイをメインに考えるならRTX 3080 Tiまでを選ぶとよいだろう。

GeForce Titan Xpの中古価格検証【2022年】

グラフィックボード         性能VRAM価格コスパ
RTX 3060 Ti24,2138GB64,800円0.374
RTX 2080 SUPER23,7128GB49,800円*0.476
RTX 2070 SUPER22,2768GB35,800円*0.622
TITAN Xp22,22812GB49,800円*0.446
GTX 1080 Ti22,20911GB31,790円*0.699
RTX 207020,3878GB34,800円*0.586
RTX 306020,32212GB44,800円0.454
*中古価格
2022年09月時点での中古価格は49,800円となっている。コスパ指標的には他のモデルに劣ってしまう。これはTITANシリーズという特殊なモデルだからこそ仕方がない部分だ。ゲームプレイだけを考えるならRTX 2070 SUPERやGTX 1080 Tiでもよいのではないかと思う。おおよそ同等のフレームレートを期待できる。現行モデルで言えばRTX 3060 TiとRTX 3060の間に収まっている。

GeForce Titan Xpの特徴まとめ

TITAN X(Pascal)を超える本物のTITAN Xの登場

GeForce TITAN Xpは、GeForce GTX 1080 Tiよりも性能が高くフラグシップモデルになるべくして生まれたグラフィックボードだ。ゲーミング性能についてはすでに見てきたGTX 1080 Tiを上回りトップに躍り出た。GeForce TITAN Xの後にGTX 1080 Tiが登場したことでTITAN Xの役割は終了してしまった。

そこでNVIDIAが投じたのがこのGeForce TITAN Xpということになる。やはりGTX 1080 TiがTITANシリーズに勝ってしまうというのは奇妙な形だ。先にTITAN Xを購入していてフラグシップモデルを追い求めている方にとっては腹立たしいかもしれない。

スターウォーズエディションが存在する

titanxpstarwars画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

実はこのGeForce GTX TITAN Xpには、スターウォーズファンには堪らないCollector’s Editionが存在している。緑色のLEDが映えるJedi Order(ジェダイ・オーダー)と赤色のLEDが眩しいGalactic Empire(ダース・ベイダー)の二種類だ。

当然性能は通常のGTX TITAN Xpと同じだ。このスターウォーズモデルは国内販売はされておらず、アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスでのみ購入することができる。Amazon.co.jp経由で海外の輸入品を購入できるが通常のTITAN Xpよりも30%高い20万円前後の価格となっているので悩ましい。

BTOメーカーのラインナップにはない

残念ながらBTOメーカーで販売されているパソコンにGeForce TITAN Xpのラインアップはない。GeForce TITAN X (Pascal)もない。それは性能と価格が合わないということだろう。ゲーミング向けというよりもクリエイター向け要素が強いのだ。GTX 1080 Tiとの性能差は5%程度にも関わらず価格差は$500とかなり大きい。

割に合わないので、誰も購入しないと考えているのだろう。実質GTX 1080 Ti搭載モデルが最高峰ということになる。TITAN Xpを搭載したい方は単体のグラフィックボードを購入して換装する必要がある。

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Titan Xpのベンチマーク一覧

Rise Of The Tomb Raider

Rise Of The Tomb Raidertitanxriseofthetomb

WQHD環境では、TITAN XpがTITAN Xを11%ほど上回る結果となっている。120.6FPSと驚異的な数値だ。そして、4K解像度になると唯一60FPSを超える結果で高い性能を持っていることがわかる。TITAN Xは57.1FPS、GTX1080Tiは55.3FPSとここはほぼ同等だ。

Battlefield1

battlefieldtitanxbattlefield

WQHD環境では、110.0FPSとGTX1080Tiよりも5%程度高い数値が出ている。4K解像度ではいずれもほぼ同じ数値だ。おそらくGP102を基本としたグラフィックボードでは同じ数値になってしまうようだ。4K解像度でも安定していると言える。

Hitman

hitmantitanxphitman

3つともほぼ同じフレームレートとなっている。その理由はQHD環境ではGP102のグラフィックボードがボトルネックとなるということだ。120FPSがアッパーになる。4K解像度になるとTITAN Xpが頭一つ突き出る形になる。TITAN Xと比べて10%高い97.9FPSとy羽州だ。TITAN XとGTX1080Tiの差よりも大きい。

Doom

doomtitanxpdoom

WQHD環境でTITAN Xの165.4FPSでも十分な数値だと言える。これ以上の数値を求める方はいないだろうが、TITAN Xpではさらに9%高い180.9FPSとなる。4K解像度でもTITAN Xpが一つ突き抜ける。GTX1080TiとTITAN Xが83前後となっている中、TITAN Xpは93.5FPSと13%高い数値になっている。ただし、GTX1080Tiは、TITAN Xpの60%の価格でおよそ90%の性能が手に入ると考えるとより現実的だ。

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SSDCrucial MX200 (500GB)
電源ユニットDark Power Pro 10 (850W)
マザーボードMSI Z170A Gaming M7
参照元:Nvidia Titan Xp 12GB Review (tom’s HARDWARE)