Lightning AH5
当記事では5万円以上10万円以下で購入できるゲーミングPCを紹介している。ゲーミングPCの中でも手頃な価格帯ということもあって非常に人気が高く、多くのユーザーがチェックしている価格帯だ。残念ながら、総額表示への対応及びゲーミングPC価格高騰でこの枠に収まるモデルは激減してしまった。選択肢はほとんどないと考えてよい。サードウェーブ(ドスパラ)のビジネスモデルが該当するぐらいだ。

別記事で安さを追求したゲーミングPC特集をまとめているので合わせて参考にしていただければと思う。5万円に近いモデルを探している方は当ページではなく「安いおすすめゲーミングPC特集」を参考にして欲しい。いわゆる激安ゲーミングPCだが、最近は低価格帯のモデルでも性能の底上げが行われているため比較的対象に選びやすくなった。内容的にも同じようなものになってしまう。

ゲーミングPCの価格分布【5万-10万円】

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当サイトでレビューをした約110台のモデルから5-10万円の価格帯に属するゲーミングPCの台数を調べた。結果は、この価格帯が全体のおよそ3.67%を占める結果となった。今年初めから18%→9%→3%とどんどん少なくなっている。半導体不足によるグラフィックボードの価格高騰による影響が大きい。また、これまで税抜き表記が多かったBTOパソコンも税込み表記で統一されたことも要因の一つだ。

ゲーミングPCの購入を考えた時、まずこの価格帯で探したいという方もいるだろう。学生の方や未成年の方ならなおさらだ。実は、パソコン価格が5万円に近づくに連れて大幅に性能も下がってしまうので注意が必要だ。まともにゲームをプレイすることが難しくなる。その点を理解した上で読み進めて欲しい。

実用性の高いモデルとして条件を縛るとなかなかこれだ!というモデルに出会わないかもしれない。それでもTuring世代のグラフィックボードやRyzenシリーズの台頭は格安モデルの後押しをしている。まずこの価格帯で調べてみてどうしても見つからないなら次の手を打つのでも遅くはない。

例えば、ラインナップ数が多い「10万円-15万円」あるいは「15万円-20万円」の価格帯まで予算を増やすとよいだろう。各BTOメーカーが力を入れているところなのでコストパフォーマンスが高いモデルも多くなる。金利が掛からないのでローンで

5万円以上10万円以下のモデルの特徴

10万円に近くなるほどパフォーマンスが向上する

5万円以上10万円以下の枠組みの中でも当然10万円に近づくとより性能の高いゲーミングPCが選択肢に入る。長く使用することを考えるとできれば10万円に近いモデルを推奨する。この10万円以下というのは多くのゲーマーがゲーミングPCを探し始めて最初にチェックをする価格帯となるだろう。

事実、当サイトの価格別カテゴリーで最も閲覧数が多くなっている。やはり価格というのはBTOパソコン選びでの重要な基準となるということだ。ただし、どうしてもこの価格帯になると限られたモデルの中から選択することになるのが現状だ。なお、5万円台・6万円台となるとゲーミングPCと呼べるものはないと考えてよい。最低でも9万円台から検討する必要がある。

もしも、ゲーミングPCとしてお店やサイトで5万円前後のパソコンがおすすめされていたら疑うべきだ。一昔前のタイトルを除いて満足にプレイできるものはないと確信している。この価格帯で選ぶとすればやはり10万円に近いものとなる。将来性も高く長く使用することが可能だ。激安ゲーミングPCの購入を考えている方は用途を改めて考えてから決断をしてほしい。

Ryzen 5 4500×GTX 1650搭載モデルが基準となる

この価格帯での主流CPUは、AMD製のRyzen 5 4500だ。Intel製CPUならCore i3-12100となるが、現時点で搭載モデルは終売となっている。Alder Lake世代になってCore i3シリーズでも性能は引き上げられている。今後はRyzen 3シリーズもラインナップに入ってくる可能性がある。GPUはGTX 1650やGTX 1650 SUPERなどのローエンドのモデルが多くなる。GTX 1660以上は選択できない。予算的にもう少し出せるのであればできれば10万円以上15万円以下まで選択肢を広げることを推奨する。

次にこの価格帯でおすすめのモデルをピックアップしている。それほど選択肢があるわけではないので注意して欲しい。地雷と呼ばれるモデルも存在しているぐらいだ。サードウェーブ(ドスパラ)のビジネスモデルが強力だ。コストパフォーマンスの高いモデルも増えてきているように思う。当ページのレビューを参考に比較検討していただければ失敗はしないはずだ。わからないことがあればコメントか問い合わせフォームより連絡をいただければと思う。

新しいショップが勢いを増している

これまで5万円~10万円のモデルとなるとドスパラ・パソコン工房・マウスコンピューターなどの大手BTOメーカーが独占状態だった。ところが、2023年になってアプライドネットや駿河屋などといった新興勢力が勢いを増している。それも大手BTOメーカーよりも高性能なモデルがより安く購入できる状況だ。ゲーマーの方にとっては好ましい時代となった。

当然コストカットが図られている部分もある。例えば、メモリ・電源ユニット・マザーボードのチップセットあたりは必ず確認しておこう。メモリがゲーミングPCでは一般的ではないシングルチャネルだったり、電源ユニットがSTANDARD規格だったりということもある。マザーボードについては廉価モデルが採用されるのが一般的だ。

5万円以上10万円以下のおすすめゲーミングPC

Lightning AH5 Ryzen5 4500搭載モデル(ドスパラ)

Lightning価格:82,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.9

公式サイト詳細

Lightning AH5はRyzen 5 4500を搭載したビジネスパソコンだ。登場時は109,980円だったが、今は2.5万円安くなり84,980円で購入できる。グラフィックスにはTuring世代のエントリークラスであるGTX 1650を搭載している。ゲーミング性能は高くなくフルHD環境で設定を下げることである程度対応可能だ。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も充実している。電源ユニットは450W BRONZEだ。

Katamen-424588(アプライドネット)

Katamen-424588価格:89,800円(税込)
CPU:Ryzen 5 5600G
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB(シングル)
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

アプライドネットでも安価なゲーミングPCが販売されている。ホワイトのケースがかっこいい。Ryzen 5 5600G×GTX 1650搭載で税込89,800円だ。送料が無料なのも嬉しい。メモリがDDR4-3200 16GBとシングルチャネルになっている点は注意しよう。同じ16GBでも8GB×2枚のデュアルチャネルに比べるとパフォーマンスで劣る。ストレージはSSD 1TB NVMeだ。電源ユニットは550W BRONZEを採用していて必要十分と言える。この価格帯のモデルとしては健闘しているが、より優れたモデルがあるのも事実だ。

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデル(ドスパラ)

Lightning価格:91,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.2

公式サイト詳細

GTX 1660 SUPER搭載モデルも税込10万円以下で購入できるようになった。CPUにはRyzen 5 4500を搭載していて最低限必要なCPU性能を持つ。グラフィックスはローエンドクラスでフルHD環境でのゲームプレイに適している。GTX 1650よりも余裕を持って対応できるのは嬉しい。メモリ16GB、SSD 500GBという構成だ。電源ユニットは550W BRONZEを採用している。キャンペーン中はポイント還元もあってお買い得だ。

A2-Gamingバトル/RBM013(駿河屋)

A2-GamingRBM013価格:99,800円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

フィギュアなどを取り扱う駿河屋が販売するゲーミングPCとなる。まさかオリジナルパソコンを販売するとは思っていなかった。RTX 4060搭載モデルで税込10万円以下は圧巻だ。駿河屋の本気が伺える。CPUには低コストのRyzen 5 4500を搭載している。RTX 4060との組み合わせならまずまずだ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは550W BRONZEを採用している。CPUクーラーが純正のWraith Stealth Coolerだったり、マザーボードのチップセットがA520だったりとコストカットは見られるが価格を見れば納得できるだろう。受注生産モデルで納期は最短7営業日とやや長めだ。

NEXTGEAR JG-A5G1D (マウスコンピューター)

nextgear価格:99,800円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.7

公式サイト詳細

Ryzen 5 4500×GTX 1660 SUPER搭載のエントリークラスのゲーミングPCだ。フルHD環境なら設定次第で十分ゲームプレイに対応できる。このモデルの魅力は税込10万円以下という価格にも関わらずこだわりのケースを採用している点にある。カスタマイズで赤色LED対応ケースファンに変更することも可能だ。送料無料+基本3年保証+24時間365日の電話サポートと大手BTOメーカーらしいサービスが提供されている。初めての一台にもおすすめだ。

Magnate IH 第12世代Core搭載(ドスパラ)

Magnate IC価格:96,980円(税込)
CPU:Core i3-12100
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:SSD 250GB NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
コスパ:4.1

すでに販売終了となった。Core i3-12100搭載のビジネスPCとなっている。グラフィックボードを搭載しているためゲームプレイにも対応可能だ。Core i3-12100は、Core i3シリーズながら性能はまずまず高くGTX 1650とのバランスも取りやすい。性能的にはCore i5-10400Fをも上回る。メモリ8GB、SSD 250GBと構成は最小限に留まる。できれば予算を増やしてもうワンランク上のモデルを選択したいところだ。

5万円以上10万円以下のゲーミングPC一覧

製品名価格CPUGPUメモリSSDHDD
GALLERIA RM5R-G50 SSD500GB搭載94,9805 4500GTX165016GB500GB×
GALLERIA RM5R-G60S99,9805 4500GTX1660 SUPER16GB1TB×
Lightning AH587,9805 4500GTX165016GB500GB×
Lightning AT596,9805 4500GTX1660 Super16GB500GB×
NEXTGEAR JG-A5G1D99,8005 4500GTX1660S16GB512GB×

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