当記事では、5万円以上10万円以下の安いおすすめゲーミングノートPCを紹介している。2023年05月時点で新品のゲーミングノートPCのラインナップは2機種しかないため、例外として中古のモデルも対象としている。信頼できるショップであるドスパラの中古PCを中心に紹介していく。詳細は「5万円以上10万円以下のおすすめ中古ゲーミングノートPC紹介」を確認して欲しい。この価格帯でゲーミングノートPCを探し始める方が多い。学生の方でも手を出しやすく気軽に購入できるからだ。10万円以下なら中学生や高校生でも両親にお願いしやすいかもしれない。
世代を重ねるごとに性能面が強化されて今では10万円以下の格安ゲーミングノートPCでもある程度快適にゲームをプレイすることが可能となった。前世代のPascal世代までは性能的にやや厳しかったことを考えるとゲーミングノートPCも進歩したものだ。パーツメーカーやBTOメーカーの努力の賜物だと言える。少しでも安く購入したいと考えている方はぜひ参考にして欲しい。
当ページの目次
ラインナップは少なく選択肢は限られる
まず押さえておくべきことは10万円以下という括りにするとラインナップが激減してしまうことだ。今は中古のゲーミングノートPCが中心でほとんど限られたモデルの中から選択する必要があるということになる。今後もモデルが増えるとは考えにくい。2023年05月時点で税込10万円以下で購入できる新品のゲーミングノートPCは2台だけだ。その内1台はセール対象モデルで恒常的に販売されているわけではない。
この価格帯のモデルの性能はそれほど高くなく、ゲームプレイにおいて妥協が必要だ。ゲーミングノートPCの相場はデスクトップPCよりも20%-30%高い。モニターやキーボードが搭載されていてコストが掛かるからだ。つまり、ラインナップ数が少ないというのは必然だと言える。場合によっては予算を10万円以上に引き上げるかデスクトップPCも選択肢に入れた方がよいかもしれない。デスクトップPCなら10万円以下でも選択肢多い。
10万円以上15万円以下のおすすめゲーミングノートPC紹介。GTX1050Tiが中心となる価格帯だ。FULL HD環境でしかゲームをしないという方であれば問題ない。設定を調整することで十分対応可能だからだ。ダブルストレージも標準なのでストレージ不足に悩むこともほとんどないだろう。
10万円以下のモデルで売り切れ続出
10万円以下のモデルは売り切れが続出中だ。特にドスパラでは在庫切れあるいは入荷待ちのモデルが目立つ。購入のタイミングをしっかり図っておきたい。次世代のRTX 3050 Mobileへの切り替えが進み価格帯は引き上げられそうだ。2022年8月時点で購入できる最安値クラスのゲーミングノートPCは後継モデルである「GALLERIA RL5C-G50(販売終了)」だ。半導体不足及び円安の影響を受けて価格が高くなっている。
激安ゲーミングノートPCを選ぶ際のポイント
グラフィックボードはロークラスが候補に入る
RTX 3070 Mobile | |
RTX 3060 Mobile | |
RTX 2070 Mobile | |
RTX 2060 Mobile | |
RTX 4050 Mobile | |
RTX 3050 Desktop | |
GTX 1660 Ti Mobile | |
RTX 3050 Ti Mobile | |
RTX 3050 Mobile | |
GTX 1650 Ti Mobile | |
GTX 1650 Mobile | |
GTX 1050 Mobile | |
GTX 950M |
2023年時点でゲームをプレイする上で必要最低限の性能を持っていると考えてよい。フルHD環境を最高設定プレイするには厳しくフルHD環境+設定調整が必須となる。最高設定でのゲームプレイにこだわりたい方は注意しよう。FPSなど負荷の軽いタイトルなら問題はない。それを理解した上で購入を検討して欲しい。高設定でのプレイを考えているならRTX 3060 MobileあるいはRTX 4050 Mobile以上を選択するべきだろう。
CPUはRyzen 5あるいはCore i5シリーズが中心
Core i5-12500H | |
Ryzen 7 6800H | |
Core i9-11980HK | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 5 6600H | |
Ryzen 7 4800H | |
Ryzen 5 5600H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-10875H | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7-10750H | |
Core i5-11300H | |
Core i5-10300H | |
Core i5-10200H | |
Core i5-9300H |
Ryzenシリーズについては、ゲームプレイにおいて過度な期待は禁物だ。それでも価格の優位性が高く価格を追求したい方におすすめできる。ゲームの快適性を考えるとCPU性能を重視するよりもグラフィックボード性能を選択した方が賢明だ。あなたのゲーム環境において最適なモデルを選択して欲しい。
構成面においてストレージは意外と優秀
10万円以下のゲーミングノートPCでも実はストレージ容量は10万円以上のモデルと変わらない。つまり、純粋にCPU・GPU・メモリの分だけ安価なモデルということになる。考え方によっては・ストレージ構成を落とせばもっと安くできるということだ。ただし、そうするとBTOメーカー側の利益が薄くなってしまうことからある程度調整しているのではないかと考えている。
ストレージにSSD 512GBを搭載したモデルは一般的だ。一方で、メモリ容量については8GBが基本でゲーミングノートPCにおいては少し物足りなさがある。16GB搭載モデルと比べるとパフォーマンスが落ちることは明らかで、ある程度妥協をする必要がある。一部のモデルでは16GBのメモリを搭載している。
5万円以上10万円以下のおすすめゲーミングノートPC紹介
TUF Gaming F15 FX506HF(ASUS)
価格:
119,800円(税込) 99,800円(税込)
液晶:15.6インチ 144Hz
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce RTX 2050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
コスパ:調査中
通常時の価格は税込119,800円だが、セール期間中は20,000円OFFの99,800円で購入できる。CPUにはCore i5-11400Hを搭載している。6コア12スレッドとスペックはまずまずで最低限必要な性能を持つに留まる。グラフィックスにはAmpere世代のRTX 2050 Mobileを搭載している。どちらかというとGeForce MXシリーズ寄りのグラフィックボードでゲーミング性能は控え目だ。おおよそGTX 1650 Mobile相当だ。確かに税込10万円以下という価格は魅力的だが、性能的におすすめ度が高いわけではない。レイトレーシング・DLSSにも対応しているものの性能的におまけ程度に考えておこう。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと最小構成となる。このモデルを選ぶなら中古のゲーミングノートPCを選択した方がよいのではないかと思う。
GALLERIA RL5R-G165 (ドスパラ)
液晶:15.6インチFHD 144Hz
重量:約2.10kg
駆動時間:約8.9時間
CPU:Ryzen 5 6600H
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
コスパ:調査中
2023年5月に発売された新しいゲーミングノートPCだ。今の時代に税込10万円を切る価格を実現したのは大きい。ドスパラらしい一面が見える。15.6インチFHDディスプレイを搭載している。Ryzen 5 6600H×GTX 1650搭載のエントリークラスのモデルだ。設定調整をすれば十分ゲームプレイに対応できる。性能的に高リフレッシュレートを目指すのはやや厳しい。メモリDDR5-4800 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと高規格・高性能なパーツが採用されているのは驚きだ。
5万円以上10万円以下でおすすめの中古ゲーミングノートPC紹介
THIRDWAVE GALLERIA RL5C-G50(ドスパラ)
液晶:15.6インチ
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce GTX 1650 Mobile
メモリ:16GB
SSD:512GB
HDD:非搭載
Core i5-11400H×GTX 1650搭載のゲーミングノートPCだ。Intel製CPUでは中価格帯のCore i5-11400Hでも6コア12スレッドとマルチスレッド性能が高い。グラフィックボードにはGeForce GTX 1650を搭載し低価格路線の一台となっている。税込10万円を切る価格は健闘している。メモリ16GB、SSD 512GBと構成も充実している。設定にこだわらずとりあえずゲームができたらいいという方向けだ。この性能と構成ならそれほど性能面で心配する必要はないだろう。2022年10月まで税込122,980円で新品で購入できたモデルだ。中古なら25%以上安く購入できるということになる。意外とゲーミングPCのりセールは高くないようだ。
THIRDWAVE GALLERIA GR2060RGF-T(ドスパラ)
液晶:15.6インチ
CPU:Ryzen 7 4800H
GPU:GeForce RTX 2060 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:512GB
HDD:非搭載
Ryzen 7 4800H×RTX 2060を搭載したローエンドクラスのゲーミングノートPCだ。GALLERIA GR2060RGF-Tは販売されていた当時非常に人気の高いモデルだった。Ryzen 7 4800Hは旧世代のモデルながら8コア16スレッドとマルチスレッド性能が高くゲーム実況や動画編集にも対応しやすい。RTX 2060ならGTX 1650 TiやGTX 1650よりもワンランク高い性能を得られる。レイトレーシング・DLSSには期待しない方がよい。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと構成も十分だろう。
THIRDWAVE GALLERIA RL5C-R35(ドスパラ)
液晶:15.6インチ
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce RTX 3050 Mobile
メモリ:16GB
SSD:512GB NVMe
HDD:非搭載
Core i5-11400H×RTX 3050 Mobile搭載のエントリークラスの一台だ。税込95,590円で購入できるのは嬉しい。相場から見て20%以上安く購入できる。Ampere世代の50番台のグラフィックボードでGTX 1650 Mobileと比べて30%近くも処理性能が向上している。フルHD環境で60fpsを目指すなら選択肢として悪くない。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと構成も必要十分だろう。
その他あなたにおすすめの記事はこちら!
- おすすめゲーミングPCランキング【2023年】
- ゲーミングノートPCおすすめランキング【2023年】
- 当サイト紹介ゲーミングPC一覧表
おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。
イチオシのゲーミングノートPCを紹介している。外出先でもゲームを楽しみたいという方はぜひ参考にしてほしい。
当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。
あなたにぴったりのゲーミングPCを探す
選び方(初心者の方向けにぴったりの選び方を解説) | ||
セール | 安い | ゲーム推奨 |
![]() | ![]() | ![]() |
比較(ゲーミングPCの特徴を比較して最適な1台を見つける) | ||
価格 | BTOショップ | グラボ |
![]() | ![]() | ![]() |