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当記事では、5万円以上10万円以下の安いおすすめゲーミングノートPCを紹介している。2023年11月時点で新品のゲーミングノートPCのラインナップは1機種しかないため、例外として中古のモデルも対象としている。信頼できるショップであるドスパラの中古PCを中心に紹介していく。詳細は「5万円以上10万円以下のおすすめ中古ゲーミングノートPC紹介」を確認して欲しい。この価格帯でゲーミングノートPCを探し始める方が多い。学生の方でも手を出しやすく気軽に購入できるからだ。10万円以下なら中学生や高校生でも両親にお願いしやすいかもしれない。

世代を重ねるごとに性能面が強化されて今では10万円以下の格安ゲーミングノートPCでもある程度快適にゲームをプレイすることが可能となった。前世代のPascal世代までは性能的にやや厳しかったことを考えるとゲーミングノートPCも進歩したものだ。パーツメーカーやBTOメーカーの努力の賜物だと言える。少しでも安く購入したいと考えている方はぜひ参考にして欲しい。

ラインナップは少なく選択肢は限られる

まず押さえておくべきことは10万円以下という括りにするとラインナップが激減してしまうことだ。今は中古のゲーミングノートPCが中心でほとんど限られたモデルの中から選択する必要があるということになる。今後もモデルが増えるとは考えにくい。2024年02月時点で税込10万円以下で購入できる新品のゲーミングノートPCは1台だけだ。それもセール対象モデルで恒常的に販売されているわけではない。ドスパラのGALLERIA RL5R-G165は値上げで10万円を超えてしまった。

この価格帯のモデルの性能はそれほど高くなく、ゲームプレイにおいて妥協が必要だ。ゲーミングノートPCの相場はデスクトップPCよりも20%-30%高い。モニターやキーボードが搭載されていてコストが掛かるからだ。つまり、ラインナップ数が少ないというのは必然だと言える。場合によっては10万円以上15万円以下の予算で検討するかデスクトップPCも選択肢に入れた方がよいかもしれない。もっともデスクトップPCでも10万円以下なら選択肢は狭まる。別途ゲーミングモニターなどを用意しなければいけないことを考えると悩ましい。

激安ゲーミングノートPCを選ぶ際のポイント

グラフィックボードはロークラスが候補に入る

RTX 3070 Mobile18,646
RTX 3060 Mobile17,197
RTX 2070 Mobile17,075
RTX 2060 Mobile15,883
RTX 4050 Mobile15,290
RTX 3050 Desktop14,734
GTX 1660 Ti Mobile12,476
RTX 3050 Ti Mobile11,843
RTX 3050 Mobile11,185
Intel Arc A550M10,834
GTX 1650 Ti Mobile9,129
GTX 1650 Mobile8,544
RTX 2050 Mobile8,497
GTX 1050 Mobile5,350
GTX 950M2,969
10万円以下のゲーミングノートに搭載されることが多いグラフィックボードは4種類となる。性能の高い順にGeForce RTX 3050 Ti Mobile・GeForce RTX 3050 Mobile・GeForce GTX 1650 Mobile・GeForce RTX 2050 Mobileだ。新品で購入できるのはGeForce GTX 1650 Mobileのみでゲーミング性能は高くない。フルHDでも設定を下げる必要がある。

時期によってはGeForce GTX 2060 Mobileも選択肢に入るかもしれない。マイナーな存在で国内BTOメーカーではほとんど見かけない。アーキテクチャはTuringのGeForce RTX 2060 Mobileとは違って次世代のAmpere世代となる。GeForce RTX 2060よりも6%程度CUDAコアが多く2048だ。一方で、メモリバスが192 bit→64 bitへと大幅ダウンとなる。また、GPUメモリ容量も50%少なく4GBとなる。レイトレーシング・DLSSに対応しているものの立場的にGeForce MXシリーズに近く妥協が必要だ。

中古ならGeForce RTX 3050 Ti MobileやGeForce RTX 3050 Mobileなどが選択肢に入る。Ampere世代のモデルでまずまずの性能を持つ。GeForce RTX 2050 MobileあるいはGeForce GTX 1650 Mobileと比べて30%以上ゲーミング性能が高い。現行のGeForce RTX 4050 Mobileと比べると見劣りしてしまうが、価格を考えれば納得できる。2024年時点でゲームをプレイする上で必要最低限の性能を持っていると考えてよい。

フルHD環境を最高設定プレイするには厳しくフルHD環境+設定調整が必須となる。最高設定でのゲームプレイにこだわりたい方は注意しよう。FPSなど負荷の軽いタイトルなら問題はない。それを理解した上で購入を検討して欲しい。高設定でのプレイを考えているならGeForce RTX 3060 MobileあるいはGeForce RTX 4050 Mobile以上を選択するべきだろう。

CPUはRyzen 5あるいはCore i5シリーズが中心

Core i7-12700H20,397
Core i5-12500H17,085
Ryzen 7 6800H17,045
Core i9-11980HK16,954
Core i7-11800H15,631
Ryzen 7 5800H15,559
Ryzen 5 6600H14,392
Ryzen 7 4800H13,788
Ryzen 5 5600H13,127
Core i5-11400H11,961
Core i7-10875H11,739
Ryzen 5 4600H11,141
Core i7-10750H9,415
Core i5-11300H8,592
Core i7-8750H7,746
Core i5-10300H6,599
Core i5-10200H6,246
Core i5-9300H5,904
選べるCPUは旧世代のモデルが中心だが、ゲーミングノートPCでは最低限必要な性能を持っているので不安はない。スコア10,000を一つの基準とすればよいだろう。Core i5-11400Hは、旧世代のCore i7-10875H相当の処理性能を持ち低価格帯のグラフィックボードとの組み合わせなら悪くない。

GALLERIA RL5R-G165で採用されているRyzen 5 6600HならCore i5-11400Hと比べて20%以上処理性能が高い。ゲームの快適性を考えるとCPU性能を重視するよりもグラフィックボード性能を選択した方が賢明だ。あなたのゲーム環境において最適なモデルを選択して欲しい。Intel第10世代Core i7シリーズあるいはIntel第11世代Core i5シリーズ以降のモデルなら安心だ。

RyzenシリーズについてはIntel製CPUと比べてゲーム適性が劣ってしまうもののそこまで大きなデメリットにはならない。Ryzen 5 4600Hでも11,141と10,000を超えている。ゲーミング性能についてはこのスコア通りとは言えずCore i7-10750H相当と考えておこう。いずれにしてもボトルネックを心配しなくてもオッケーだ。

構成面においてストレージは意外と優秀

10万円以下のゲーミングノートPCでも実はストレージ容量は10万円以上のモデルと変わらない。つまり、純粋にCPU・GPUの分だけ安価なモデルということになる。メモリやストレージ構成をワンランク下げればもっと価格を抑えられる可能性がある。しかしながら、そうなるとBTOメーカー側の利益が薄くなってしまうことからある程度調整しているのではないかと思う。

メモリ16GB・SSD 512GBが一般的だ。上位モデルと比べても見劣りしない。とくにメモリ16GBあれば性能的に不安はない。モデルによってはメモリが8GBとなっていることがあるのでそこだけ注意しておこう。最近のゲーム環境を考えると最低でも16GBを基準にするべきだ。ストレージについてはクラウドストレージサービスや外付けのストレージで対応できる。

5万円以上10万円以下のおすすめゲーミングノートPC紹介

GALLERIA RL5R-G165 (ドスパラ)

GALLERIA-RL5R-G165-300x300価格:99,980円(税込)
液晶:15.6インチFHD 144Hz
CPU:Ryzen 5 6600H
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
コスパ:調査中

公式サイト詳細

2023年5月に発売された新しいゲーミングノートPCだ。5,000円の値上げげが適用となり99,800円で販売されている。国産ブランドとして10万円を切る価格は圧巻だ。15.6インチFHDディスプレイを搭載している。本体重量は約2.10kgと平均的だ。Ryzen 5 6600H×GTX 1650搭載のエントリークラスのモデルだ。設定調整をすれば十分ゲームプレイに対応できる。性能的に高リフレッシュレートを目指すのはやや厳しい。メモリDDR5-4800 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと高規格・高性能なパーツが採用されているのは驚きだ。

TUF Gaming F15 FX506HF(ASUS)

ASUS TUF Gaming A15 FA506ICB価格:119,800円(税込) 99,800円(税込)
液晶:15.6インチ 144Hz
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce RTX 2050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
コスパ:調査中

通常時の価格は税込119,800円だが、セール期間中は20,000円OFFの99,800円で購入できる。CPUにはCore i5-11400Hを搭載している。6コア12スレッドとスペックはまずまずで最低限必要な性能を持つに留まる。グラフィックスにはAmpere世代のRTX 2050 Mobileを搭載している。どちらかというとGeForce MXシリーズ寄りのグラフィックボードでゲーミング性能は控え目だ。おおよそGTX 1650 Mobile相当だ。確かに税込10万円以下という価格は魅力的だが、性能的におすすめ度が高いわけではない。レイトレーシング・DLSSにも対応しているものの性能的におまけ程度に考えておこう。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと最小構成となる。このモデルを選ぶなら中古のゲーミングノートPCを選択した方がよいのではないかと思う。

Victus 15(AMD)モデレートプラスモデル(HP)

Victus 15amd価格:187,000円(税込) 99,800円(税込)
液晶:15.6インチフルHD 144Hz
CPU:Ryzen 5 5600H
GPU:GeForce RTX 3050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
コスパ:調査中

Ryzen 5 5600H×RTX 3050 Mobile搭載のエントリークラスのゲーミングノートPCだ。15.6インチ144Hzディスプレイを搭載している。本体重量は約2.29kgとやや重い。税込10万円以下という価格でRTX 3050 Mobileを搭載しているのは素晴らしい。GTX 1650 Mobileと比べてもワンランク高いパフォーマンスを得られる。CPUにはZen 3アーキテクチャのRyzen 5 5600Hを搭載している。RTX 3050 Mobileとのバランスも良好だ。メモリはDDR4-3200 16GB・SSD 512GB NVMeと構成も平均的といえる。

5万円以上10万円以下でおすすめの中古ゲーミングノートPC紹介

GALLERIA GAMEMASTER GNBC706(ドスパラ)

THIRDWAVE GALLERIA GAMEMASTER GNBC706価格:65,800円(税込)~
液晶:15.6インチ
CPU:Core i7-8750H
GPU:GeForce GTX 1060 Mobile
メモリ:16GB
SSD:250GB
HDD:1TB

公式サイト

Core i7-8750H×GeForce GTX 1060 Mobileを搭載したエントリークラスのゲーミングノートPCだ。6万円台という価格は中古ならではだと言える。GALLERIA GR2060RGF-Tは販売されていた当時非常に人気の高いモデルだった。Core i7-8750Hは旧世代のモデルで6コア12スレッドとスペックは控えめだ。5世代前のモデルということになる。現行のCore i7-13700Hだと14コア20スレッドと全く別物だ。性能差は3倍近いが、GeForce GTX 1060 Mobileとの組み合わせならそこまで心配しなくてもよいだろう。フルHDでも設定を下げることが前提となる。性能自体はそこまで高くない。メモリ16GB、SSD 250GB+ HDD 1TBと構成も十分だ。デュアルストレージ採用が頼もしい。

THIRDWAVE GALLERIA UL7C-AA3(ドスパラ)

GALLERIA RL5C-R35価格:79,800円~(税込)
液晶:15.6インチ
CPU:Core i7-12700H
GPU:Intel Arc A550M
メモリ:16GB
SSD:512GB NVMe
HDD:非搭載

公式サイト

Core i7-12700H×Intel Arc A550M搭載のエントリークラスの一台だ。税込79,800円で購入できるのは嬉しい。相場から見て30%以上安く購入できる。Intel Arc A550MはIntelが販売するモバイル向けグラフィックボードでGeForce RTX 3050 Mobileと同等のゲーム性能を誇る。フルHD環境で60fpsを目指すなら選択肢として悪くない。設定を下げれば高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応できる。CPUにはIntel第12世代の高パフォーマンスモデルであるCore i7-12700Hを搭載している。14コア20スレッドと高スペックでゲーム以外の用途にも対応しやすい。税込7万円台のモデルでCore i7-12700H搭載モデルを選べるのは驚きだ。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと構成も必要十分だろう。

THIRDWAVE GALLERIA RL5C-R35T(ドスパラ)

GALLERIA RL5C-R35価格:92,900円~(税込)
液晶:15.6インチ
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce RTX 3050 Ti Mobile
メモリ:16GB
SSD:512GB NVMe
HDD:非搭載

公式サイト

Core i5-11400H×GeForce RTX 3050 Ti Mobile搭載のゲーミングノートPCだ。新品ならGeForce GTX 1650 Mobileしか選択肢に入らないが中古ならツーランク上のGeForce RTX 3050 Ti Mobileが選択肢に入る。60番台には届かないもののまずまずのパフォーマンスを得られる。CPUにはIntel第11世代のCore i5-11400Hを搭載している。6コア12スレッドとスペックは控え目だが、最低限必要なゲーム性能を持つ。ゲーム実況などは苦手と言える。メモリ16GB・SSD 512GBと構成は平均的だ。

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