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当記事では、5万円以上10万円以下の安いおすすめゲーミングノートPCを紹介している。2023年08月時点で新品のゲーミングノートPCのラインナップは1機種しかないため、例外として中古のモデルも対象としている。信頼できるショップであるドスパラの中古PCを中心に紹介していく。詳細は「5万円以上10万円以下のおすすめ中古ゲーミングノートPC紹介」を確認して欲しい。この価格帯でゲーミングノートPCを探し始める方が多い。学生の方でも手を出しやすく気軽に購入できるからだ。10万円以下なら中学生や高校生でも両親にお願いしやすいかもしれない。

世代を重ねるごとに性能面が強化されて今では10万円以下の格安ゲーミングノートPCでもある程度快適にゲームをプレイすることが可能となった。前世代のPascal世代までは性能的にやや厳しかったことを考えるとゲーミングノートPCも進歩したものだ。パーツメーカーやBTOメーカーの努力の賜物だと言える。少しでも安く購入したいと考えている方はぜひ参考にして欲しい。

ラインナップは少なく選択肢は限られる

まず押さえておくべきことは10万円以下という括りにするとラインナップが激減してしまうことだ。今は中古のゲーミングノートPCが中心でほとんど限られたモデルの中から選択する必要があるということになる。今後もモデルが増えるとは考えにくい。2023年08月時点で税込10万円以下で購入できる新品のゲーミングノートPCは1台だけだ。それもセール対象モデルで恒常的に販売されているわけではない。ドスパラのGALLERIA RL5R-G165は値上げで10万円を超えてしまった。

この価格帯のモデルの性能はそれほど高くなく、ゲームプレイにおいて妥協が必要だ。ゲーミングノートPCの相場はデスクトップPCよりも20%-30%高い。モニターやキーボードが搭載されていてコストが掛かるからだ。つまり、ラインナップ数が少ないというのは必然だと言える。場合によっては10万円以上15万円以下の予算で検討するかデスクトップPCも選択肢に入れた方がよいかもしれない。もっともデスクトップPCでも10万円以下なら選択肢は狭まる。別途ゲーミングモニターなどを用意しなければいけないことを考えると悩ましい。

激安ゲーミングノートPCを選ぶ際のポイント

グラフィックボードはロークラスが候補に入る

RTX 3070 Mobile18,646
RTX 3060 Mobile17,197
RTX 2070 Mobile17,075
RTX 2060 Mobile15,883
RTX 4050 Mobile15,290
RTX 3050 Desktop14,734
GTX 1660 Ti Mobile12,476
RTX 3050 Ti Mobile11,843
RTX 3050 Mobile11,185
GTX 1650 Ti Mobile9,129
GTX 1650 Mobile8,544
RTX 2050 Mobile8,497
GTX 1050 Mobile5,350
GTX 950M2,969
10万円以下のゲーミングノートに搭載されることが多いグラフィックボードは4種類となる。性能の高い順にRTX 3050 Ti Mobile・RTX 3050 Mobile・GTX 1650 Mobile・RTX 2050 Mobileだ。新品で購入できるのはRTX 2050 Mobileのみでゲーミング性能は高くない。マイナーな存在で国内BTOメーカーではほとんど見かけない。

アーキテクチャはTuringのRTX 2060 Mobileとは違って次世代のAmpere世代となる。RTX 2060よりも6%程度CUDAコアが多く2048だ。一方で、メモリバスが192 bit→64 bitへと大幅ダウンとなる。また、GPUメモリ容量も50%少なく4GBとなる。レイトレーシング・DLSSに対応しているものの立場的にGeForce MXシリーズに近く妥協が必要だ。

中古ならRTX 3050 Ti MobileやRTX 3050 Mobileなどが選択肢に入る。Ampere世代のモデルでまずまずの性能を持つ。RTX 2050 MobileあるいはGTX 1650 Mobileと比べて30%以上ゲーミング性能が高い。現行のRTX 4050 Mobileと比べると見劣りしてしまうが、価格を考えれば納得できる。2023年時点でゲームをプレイする上で必要最低限の性能を持っていると考えてよい。

フルHD環境を最高設定プレイするには厳しくフルHD環境+設定調整が必須となる。最高設定でのゲームプレイにこだわりたい方は注意しよう。FPSなど負荷の軽いタイトルなら問題はない。それを理解した上で購入を検討して欲しい。高設定でのプレイを考えているならRTX 3060 MobileあるいはRTX 4050 Mobile以上を選択するべきだろう。

CPUはRyzen 5あるいはCore i5シリーズが中心

Core i5-12500H17,085
Ryzen 7 6800H17,045
Core i9-11980HK16,954
Core i7-11800H15,631
Ryzen 7 5800H15,559
Ryzen 5 6600H14,392
Ryzen 7 4800H13,788
Ryzen 5 5600H13,127
Core i5-11400H11,961
Core i7-10875H11,739
Ryzen 5 4600H11,141
Core i7-10750H9,415
Core i5-11300H8,592
Core i5-10300H6,599
Core i5-10200H6,246
Core i5-9300H5,904
選べるCPUは旧世代のモデルが中心だが、ゲーミングノートPCでは最低限必要な性能を持っているので不安はない。スコア10,000を一つの基準とすればよいだろう。Core i5-11400Hは、旧世代のCore i7-10875H相当の処理性能を持ち低価格帯のグラフィックボードとの組み合わせなら悪くない。

GALLERIA RL5R-G165で採用されているRyzen 5 6600HならCore i5-11400Hと比べて20%以上処理性能が高い。ゲームの快適性を考えるとCPU性能を重視するよりもグラフィックボード性能を選択した方が賢明だ。あなたのゲーム環境において最適なモデルを選択して欲しい。Intel第10世代Core i7シリーズあるいはIntel第11世代Core i5シリーズ以降のモデルなら安心だ。

RyzenシリーズについてはIntel製CPUと比べてゲーム適性が劣ってしまうもののそこまで大きなデメリットにはならない。Ryzen 5 4600Hでも11,141と10,000を超えている。ゲーミング性能についてはこのスコア通りとは言えずCore i7-10750H相当と考えておこう。いずれにしてもボトルネックを心配しなくてもオッケーだ。

構成面においてストレージは意外と優秀

10万円以下のゲーミングノートPCでも実はストレージ容量は10万円以上のモデルと変わらない。つまり、純粋にCPU・GPUの分だけ安価なモデルということになる。メモリやストレージ構成をワンランク下げればもっと価格を抑えられる可能性がある。しかしながら、そうなるとBTOメーカー側の利益が薄くなってしまうことからある程度調整しているのではないかと思う。

メモリ16GB・SSD 512GBが一般的だ。上位モデルと比べても見劣りしない。とくにメモリ16GBあれば性能的に不安はない。モデルによってはメモリが8GBとなっていることがあるのでそこだけ注意しておこう。最近のゲーム環境を考えると最低でも16GBを基準にするべきだ。ストレージについてはクラウドストレージサービスや外付けのストレージで対応できる。

5万円以上10万円以下のおすすめゲーミングノートPC紹介

Victus 15(AMD)モデレートプラスモデル(HP)

Victus 15amd価格:187,000円(税込) 99,800円(税込)
液晶:15.6インチフルHD 144Hz
CPU:Ryzen 5 5600H
GPU:GeForce RTX 3050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 5 5600H×RTX 3050 Mobile搭載のエントリークラスのゲーミングノートPCだ。15.6インチ144Hzディスプレイを搭載している。本体重量は約2.29kgとやや重い。税込10万円以下という価格でRTX 3050 Mobileを搭載しているのは素晴らしい。GTX 1650 Mobileと比べてもワンランク高いパフォーマンスを得られる。CPUにはZen 3アーキテクチャのRyzen 5 5600Hを搭載している。RTX 3050 Mobileとのバランスも良好だ。メモリはDDR4-3200 16GB・SSD 512GB NVMeと構成も平均的といえる。

TUF Gaming F15 FX506HF(ASUS)

ASUS TUF Gaming A15 FA506ICB価格:119,800円(税込) 99,800円(税込)
液晶:15.6インチ 144Hz
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce RTX 2050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
コスパ:調査中

公式サイト

通常時の価格は税込119,800円だが、セール期間中は20,000円OFFの99,800円で購入できる。CPUにはCore i5-11400Hを搭載している。6コア12スレッドとスペックはまずまずで最低限必要な性能を持つに留まる。グラフィックスにはAmpere世代のRTX 2050 Mobileを搭載している。どちらかというとGeForce MXシリーズ寄りのグラフィックボードでゲーミング性能は控え目だ。おおよそGTX 1650 Mobile相当だ。確かに税込10万円以下という価格は魅力的だが、性能的におすすめ度が高いわけではない。レイトレーシング・DLSSにも対応しているものの性能的におまけ程度に考えておこう。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと最小構成となる。このモデルを選ぶなら中古のゲーミングノートPCを選択した方がよいのではないかと思う。

GALLERIA RL5R-G165 (ドスパラ)

GALLERIA-RL5R-G165-300x300価格:99,980円(税込)
液晶:15.6インチFHD 144Hz
CPU:Ryzen 5 6600H
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
コスパ:調査中

公式サイト詳細

2023年5月に発売された新しいゲーミングノートPCだ。2,000円の値下げが適用となり再度10万円を切る価格で販売されている。15.6インチFHDディスプレイを搭載している。本体重量は約2.10kgと平均的だ。Ryzen 5 6600H×GTX 1650搭載のエントリークラスのモデルだ。設定調整をすれば十分ゲームプレイに対応できる。性能的に高リフレッシュレートを目指すのはやや厳しい。メモリDDR5-4800 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと高規格・高性能なパーツが採用されているのは驚きだ。

5万円以上10万円以下でおすすめの中古ゲーミングノートPC紹介

THIRDWAVE GALLERIA RL5R-G50T159268(ドスパラ)

GALLERIA RL5C-R35価格:76,890円~(税込)
液晶:15.6インチ
CPU:Ryzen 5 4600H
GPU:GeForce GTX 1650 Ti Mobile
メモリ:16GB
SSD:512GB
HDD:非搭載

公式サイト

Ryzen 5 4600H×GTX 1650 Ti Mobile搭載のゲーミングノートPCだ。Zen 2アーキテクチャ採用のやや古いモデルとなる。6コア12スレッドスペックもやや控えめだ。エントリークラスのモデルとして見れば及第点といえる。グラフィックボードにはGeForce GTX 1650 Tiを搭載し低価格路線の一台となっている。税込7万円台という価格は健闘している。メモリ16GB、SSD 512GBと構成も平均的だ。設定にこだわらずとりあえずゲームができたらいいという方向けだ。この性能と構成ならそれほど性能面で心配する必要はないだろう。税込89,980円で新品で購入できたモデルだ。中古なら15%以上安く購入できるということになる。それでも意外とゲーミングPCのリセールは高いようだ。

THIRDWAVE GALLERIA XL7R-R36 4800H159269(ドスパラ)

GALLERIA XL7C-R36H価格:87,890円(税込)~
液晶:15.6インチ
CPU:Ryzen 7 4800H
GPU:GeForce RTX 3060 Mobile
メモリ:16GB
SSD:512GB
HDD:非搭載

公式サイト

Ryzen 7 4800HH×RTX 3060を搭載したミドルクラスのゲーミングノートPCだ。10万円を切る価格は中古ならではだと言える。THIRDWAVE GALLERIA XL7R-R36は販売されていた当時非常に人気の高いモデルだった。Ryzen 7 4800Hは旧世代のモデルながら8コア16スレッドとマルチスレッド性能が高くゲーム実況や動画編集にも対応しやすい。RTX 3060ならGTX 1650 TiやGTX 1650よりもワンランク高い性能を得られる。ただし、レイトレーシング・DLSSには期待しない方がよい。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと構成は平均的で問題はない。

THIRDWAVE GALLERIA RL5C-R35T(ドスパラ)

GALLERIA RL5C-R35価格:99,990円~(税込)
液晶:15.6インチ
CPU:Core i5-11400H
GPU:GeForce RTX 3050 Mobile
メモリ:16GB
SSD:512GB NVMe
HDD:非搭載

公式サイト

Core i5-11400H×RTX 3050 Ti Mobile搭載のエントリークラスの一台だ。税込99,990円で購入できるのは嬉しい。相場から見て30%以上安く購入できる。Ampere世代の50番台のグラフィックボードでGTX 1650 Mobileと比べて30%近くも処理性能が向上している。フルHD環境で60fpsを目指すなら選択肢として悪くない。設定を下げれば高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応できる。メモリ16GB、SSD 512GB NVMeと構成も必要十分だろう。

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