
フロンティアが販売するGHLシリーズ「FRGHLB550/WS01061」のレビューを行った。Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載でフルHD環境でのゲームプレイに適している。充実の構成が仇になり価格が上がっているようにも思える。それでも今の相場から見れば割安感があり、コストパフォーマンス指標は9.6と高い。さらに、今ならゲーミングキーボードプレゼント中だ。
フロンティアは、ヤマダ電機グループに属するBTOメーカーだ。セール・キャンペーンに強く高コスパなモデルを多数揃えている。コストパフォーマンス重視でゲーミングPCを選びたいならチェックしておく価値がある。カスタマイズ費用も抑えられていて選びやすい。一方で、納期がやや長め・延長保証に加入できないモデルもある、サポート時間が短いなどのデメリットがある点は押さえておこう。
- 長所
-
- トップクラスの高コストパフォーマンス
- フルHD環境のゲーム適性が高い
- とても充実した構成
- 優れたケースデザイン
- メモリのカスタマイズ費用が安価
- 短所
-
- 149,800円→224,800円と大幅値上げが適用
- 高解像度のゲームプレイが苦手
- 最短でも6週間以上と納期が長め
- ショップのサポートが弱い
- こんな方におすすめ
-
- 予算を250,000円以下で組んでいる方
- 幅広いジャンルをプレイしたい方
- コストパフォーマンスを重視する方
FRGHLB550/WS01061のスペック

| メーカー | フロンティア |
|---|---|
| 製品名 | FRGHLB550/WS01061 |
| 価格 | 224,800円(+送料3,300円) |
| CPU | Ryzen 7 5700X(レビュー) |
| CPUクーラー | 空冷(CPS RT400-BK) |
| グラボ | GeForce RTX 5060 Ti 8GB(レビュー) |
| メモリ | DDR4-3200 32GB |
| SSD | 1TB Gen4 NVMe |
| 電源 | 600W 80PLUS PLATINUM |
| マザーボード | チップセットB550 |
| おすすめ度 | Sランク |
| 評価 | ・コスパ 9.6 ・ショップ評価 9.4 |
FRGHLB550/WS01061のカスタマイズ項目を評価
| パーツ | おすすめ度 | 詳細 |
|---|---|---|
| ケース | 好みで選択 +0円 | |
| OS | 変更なし | |
| オフィスソフト | 変更なし | |
| セキュリティソフト | 変更なし | |
| CPUクーラー | SilverStoneサイドフローCPUクーラーブラック 【Hydrogon D120 ARGB-V2】 +11,000円 |
|
| CPUグリス | AINEX JP-DX2 ナノダイヤモンドグリス +2,970円 | |
| メモリ | 変更なし | |
| NVMe SSD [1st] | 2TB NVMe SSD +26,400円 | |
| NVMe SSD [2nd] | 1TB NVMe SSD +15,400円 | |
| ハードディスク | 変更なし | |
| 電源 | 750W ATX3.1電源80PLUS PLATINUM(日本コンデンサ仕様) +2,200円 | |
| Steamアプリ | Steamクライアントソフトウェア +0円 | |
| 無線LANアダプタ[Wi-Fi(ワイファイ)] | 変更なし | |
| Bluetooth(ブルートゥース)アダプタ | なし | |
| 追加オプション | 変更なし | 保証 | プレミアム保証(標準1年+2年延長保証)+24,970円 |
| オンサイトサービス(訪問部品交換サービス) | 変更なし | |
| パソコン出張設置サービス | 変更なし | |
| データ復旧サービス | 変更なし | |
| 「J-ONEcall」電話&リモートサポート | 変更なし |
当該モデルについては標準構成が優れているため変更するメリットが少ない。価格が高くなるというデメリットを考慮して最低限のカスタマイズに留めたい。メモリはカスタマイズ費用が高額化しているのでおすすめしづらい。CPUファン、SSD 2nd、電源を検討するぐらいでよさそうだ。CPUファンはARGB対応ファンへの交換がおすすめだ。冷却性能も大きく向上するが、Ryzen 7 5700Xはそこまで発熱量が多いモデルではないので見た目重視といえそうだ。
SSDは2ndストレージに追加するほうが割安だ。+1TBの増量が+15,400円で済む。これぐらいの費用なら検討の価値がある。電源は構成を考えると標準の600W 80PLUS PLATINUMでよい。先々CPUやグラフィックボードを交換する可能性があるなら、ハイクラスに対応できる750W以上にカスタマイズすることをおすすめする。電源の交換は手間が大きく、電源が余ると処分に困る。自分で交換するくらいなら、あらかじめカスタマイズで変更しておく方がよい。
保証費用はやや高めだが、カスタマイズをしても保証費用が変わらない点は評価できる。一般的なBTOメーカーだとカスタマイズ費用を含む本体価格+10%のコストが掛かる。
FRGHLB550/WS01061のゲーム性能
AMD Ryzen 7 5700X(CPU)
Ryzen 7 5700Xのゲーム性能スコアは27,036ptだ。2025年時点で購入できるモデルでは下から数える方が早い。Core i5-12400と同等に留まる。GeForce RTX 5060 Ti 8GBとの組み合わせでも少しボトルネックが発生する可能性がある。競合のCore i5-14400よりも7%弱低く、次世代のRyzen 5 7500Fにも届かない。あくまでも最低限のゲーム性能を持っているだけだということを理解しておこう。
NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB(GPU)
GeForce RTX 5060 Ti 8GBのゲーム性能スコアは31,012ptだ。Radeon RX 9060 XT 16GBよりも8%弱高い。マルチフレーム生成対応などソフトウェア面でも優れている。VRAM 16GB版のGeForce RTX 5060 Tiとの性能差はほとんどない。高画質でのゲームプレイ時には少し差が出ることがあるぐらいだ。下位モデルのGeForce RTX 5060よりも11%程度高くなっている。
FRGHLB550/WS01061の特徴
価格ではなく充実の構成が魅力のゲーミングPC

FRGHLB550/WS01061は、ここ数週間連続の値上げによって安いゲーミングPCとは言えなくなっている。149,800円→159,800円→186,800円→194,800円→214,800円→224,800円と最安値時代から見れば75,000円アップだ。これでも競合も出るよりも安く購入できる。ベンチマークとなるドスパラの「Lightning-G AV7XW」は199,980円で販売されていたが、今では224,980円まで上がっている。
価格だけを見れば競合と同じか少しモデルとなっている。充実した構成が評価を下支えしているモデルだ。メモリDDR4-3200 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと平均以上となる。競合モデルを見ればLightning-G AV-Ti5Wがメモリ16GB・SSD 500GBと控えめなので、構成面では上回っている。特にこの性能帯で32GBメモリ搭載は希少だ。カスタマイズを考えなくてもいいのは初心者の方にとって安心できるはずだ。
少しでもお得なモデルを探しているなら頭の片隅に置いておいて欲しい。選んで後悔することはないモデルなので、予算が近いなら必ず候補に入れてもらいたい。かつての王者の面影は垣間見えるもののやや見劣りしてしまうのも事実だろう。同じ構成で149,800円という価格は破格だった。メモリ・SSD価格高騰の影響をもろに受けてしまっている。もちろんそれは他社モデルも同様だ。今後価格が下がることはないので、購入を先延ばしするのは得策ではない。遅くとも春がくるまでには購入しておきたいところだ。
ゲームへの対応力は高め
| Apex Legends | フォートナイト | マイクラ | モンハンワイルズ |
|---|---|---|---|
![]() ・200fps ・144fps |
![]() ・200fps ・144fps |
![]() ・影Mod ・通常 |
![]() ・120fps ・60fps |
オーソドックスなミドルハイクラスのゲーミングPCだ。優れた構成と価格を持っていても、性能は突出しているわけではない。基本に忠実な性能である。ミドルハイクラスの性能はゲームへの汎用性が高く、誰にとっても扱いやすいのが特徴だ。240fps以上の張り付きや高解像度のゲームプレイは苦手だ。フルHDの環境であれば、ほぼすべてのゲームを快適にプレイできる。プロ志向な環境を目指すには性能が不足(特にCPU性能)するかもしれないが、一般ゲーマーよりも少し高い環境を構築可能だ。
人気の「Apex Legends」や「フォートナイト」は対人要素が強く、高いフレームレートを求めるゲーマーが多い。フルHDでプリセットを下げれば144fps以上を目指せる性能がある。本格的な環境で有利に戦闘を進められるので、Apex Legendsやフォートナイトに適したモデルだ。
世界で一番プレイされた「マインクラフト」に関しては余裕を持って対応できる。負荷の高い影Modを導入しても、特別不満を感じることはないだろう。メモリ容量も大きいので、様々なプレイ環境に対応できるのも魅力だ。ただし、マイクラをメインでプレイするにはオーバースペック気味だ。別のゲームも検討しているならよいが、マイクラ専用で考えているなら別のモデルをおすすめしたい。
2025年2月に登場した「モンスターハンターワイルズ」は負荷が高いタイトルだ。それでもフレーム生成を利用して100fps以上を目指せる。ゲームの性質上フレームレートは重要になる。60fpsでは物足りない方には、最低でもFRGHLB550/WS01061クラスの性能が必要だ。
FRGHLB550/WS01061の性能は、最新のゲームまでフォローできる。今後登場するゲームにも幅広く対応できる可能性が高いが、最高設定や推奨環境を満たすことは難しくなっていくはずだ。設定を下げることに抵抗がなければ問題はない。画質よりもフレームレートを求めるプレイスタイルの方なら、最適な性能を持っていると考えてよい。
同じフロンティア製ゲーミングPCと比較
| ブランド | FRONTIER | FRONTIER |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
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| 製品名 | FRGHLB550/WS01061 | FRGHLB550/WS0105/NTK |
| ケース | ミドル | ミドル |
| 価格 | 224,800円 | 219,800円 |
| 送料 | 3,300円 | 3,300円 |
| CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 5060 Ti 8GB | RX 9060 XT 16GB |
| メモリ | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 32GB |
| SSD | 1TB NVMe Gen4 | 1TB NVMe Gen4 |
| 電源 | 600W PLATINUM | 600W PLATINUM |
| マザーボード | B550 | B550 |
| 納期 | 6週間 | 6週間 |
| 保証 (延長保証) |
1年間 (最長3年間) |
1年間 (最長3年間) |
| 電話サポート | 10:00-19:00 (年末年始・指定休日除く) |
10:00-19:00 (年末年始・指定休日除く) |
| 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | レビュー |
フロンティアの同じセール対象モデルである「FRGHLB550/WS0105/NTK」と比較していく。両モデルの大きな違いはグラフィックボードにある。GPUにはRadeon RX 9060 XT 16GBを搭載したモデルだ。ゲーム性能はGeForce RTX 5060 Ti 8GBの方が高く、+5,000円ならGeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルであるFRGHLB550/WS01061がおすすめだ。Radeon RX 9060 XT 16GBの強みは大容量VRAMにある。モンハンワイルズを高画質でプレイしたいなど特定の用途に適している。
似ているゲーミングPCとの比較
| ブランド | FRONTIER | Lightning-G |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| 製品名 | FRGHLB550/WS01061 | Lightning-G AV-Ti7XW Ryzen7 5700X/RTX5060Ti 8GB搭載 |
| ケース | ミドル | ミニ |
| 価格 | 224,800円 | 224,980円 |
| 送料 | 3,300円 | 3,300円 |
| CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 5060 Ti 8GB | RTX 5060 Ti 8GB |
| メモリ | DDR4-3200 32GB (デュアルチャネル) |
DDR5-4800 16GB (シングルチャネル) |
| SSD | 1TB NVMe Gen4 | 500GB NVMe Gen4 |
| 電源 | 600W PLATINUM | 650W BRONZE |
| マザーボード | B550 | B550 |
| 納期 | 6週間 | 3週間 |
| 保証 (延長保証) |
1年間 (最長3年間) |
1年間 (最長3年間) |
| 電話サポート | 10:00-19:00 (年末年始・指定休日除く) |
24時間365日 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | レビュー |
比較対象としてドスパラの「Lightning-G AV-Ti7XW」をピックアップした。FRGHLB550/WS01061よりも値上げ幅が大きく価格で並んでしまっている。FRGHLB550/WS01061の方が180円安い。これならメモリ容量、ストレージ容量に優れるFRGHLB550/WS01061が優勢だ。電源ユニットについては容量はLightning-G AV-Ti5Wの方が多いが、規格で上回っている。
参考までにLightning-G AV7XWの構成を揃えるとすると、メモリが+35,000円で、SSDが+20,000円でトータル価格は254,980円だ。279,980円で価格差は55,180円まで広がる。メモリ価格が高騰している今ドスパラのカスタマイズ費用が高額になっている。これまで選択できていたメモリ64GBも選択できなくなっている。メモリ32GB・SSD 1TBというのは当たり前になってきている中でやはり充実の構成は大きな強みだ。
ショップの評価としてはドスパラが上だ。納期も短く電話サポートも手厚い。初心者の方だとドスパラの方が選びやすいかもしれない。納期が短いのも評価できる。ただ、これだけの差があるとなかなか決断できないだろう。
GHLシリーズケース詳細
正面

前面ファンが映えるケースを採用している。白色のケースデザインが今風だ。LEDはソフトウェアで制限できる。
上部

上部にはメッシュパネルを採用していてメンテナンス性が高い。エアフロー的にも優れている。
右側面

右側面はシンプルなデザインだ。ロゴの刻印などもない。
左側面内部1

水冷式CPUクーラーを搭載した場合の内部画像だ。最大で360mmラジエーター搭載CPUクーラーを搭載できる。拡張性は高い。
左側面内部2

RGBファン搭載で見せるゲーミングPCに仕上がる。水冷式CPUクーラーへのカスタマイズがおすすめだ。360mmラジエーター搭載モデルなら上部のファンが3基になる。初期構成の空冷式クーラーだと上の2基のファンがなくなる。
管理人による総評
Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載のミドルハイクラスモデルだ。価格は149,800円→194,800円→214,800円→224,800円と大幅に値上げされてしまった。もっともこの価格でも競合と変わらない価格設定だ。構成が充実していることでコストパフォーマンスは圧倒している。メモリDDR4-3200 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと今の時代にはありがたい。電源ユニットは600W PLATINUMと高規格だ。さらに、マザーボードもB550が選択されている。弱点といえるのは納期とサポートの短さぐらいだろう。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 224,800円 | Ryzen 7 5700X | RTX5060Ti 8GB |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR4 32GB | 1TB | B550 |














