サードウェーブ(ドスパラ)が販売している「Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル)(以降:Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載」のレビューを行った。Ryzen 7 5700X×Radeon RX 7600搭載のゲーミングPCだ。Radeon RX 6600搭載モデルが市場から消えその代わりに登場した。ほとんど旧モデルと価格が変わらないのは嬉しいポイントだ。
当サイトのおすすめランキングNo.1に輝いている。厳選に厳選を重ねて選出した。コストパフォーマンスは10.0の最高評価だ。10万円台と低価格にもかかわらずローエンドクラスの性能を持ち評価されている。ローエンドクラスに求められる選びやすさと扱いやすさがあり、初心者の方向けのエントリークラスとしてもおすすめである。もちろん、予算を抑えられるので自分に必要な性能がわかっている中級者以上の方にもメリットのあるモデルと言える。
- 長所
-
- 10万円台の抑えられた価格
- 優れたコストパフォーマンス
- フルHD環境に適したローエンド~ミドルクラスの性能
- CPUにRyzen 7 5700Xを搭載している
- 短所
-
- 光らない
- 構成が平凡
- こんな方におすすめ
-
- 予算を抑えて組みたい方
- コストパフォーマンスを重視する方
- 設定を下げることに抵抗のない方
Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル)のスペック
メーカー | サードウェーブ(ドスパラ) |
---|---|
ブランド名 | Lightning-G |
製品名 | Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル) |
価格 | 104,980円(+送料3,300円) |
CPU | Ryzen 7 5700X (レビュー) |
CPUクーラー | 空冷 |
グラボ | Radeon RX 7600 (レビュー) |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB NVMe |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
マザーボード | チップセットA520 |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | 搭載不可 |
おすすめ度 | Sランク |
評価 | ・コスパ 10.0 ・ショップ評価 9.8 |
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Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル)のカスタマイズ項目を評価
パーツ | おすすめ度 | 詳細 |
---|---|---|
OS | 変更なし | |
オフィスソフト | 変更なし | |
リカバリーメディア | 変更なし | |
セキュリティソフト | 変更なし | |
CPUグリス | 変更なし | |
電源 | 750W 電源 (80PLUS GOLD) +6,900円 | |
メモリ | 32GB (16GBx2) (DDR4-3200) +12,800円 | |
SSD | 1TB NVMe SSD +7,000円 | |
パーティション分割 | 変更なし | |
アクセサリ | 変更なし | |
無線LAN | Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 | |
情報漏洩監視ソフト | 変更なし | |
セーフティサービス | 月額980円 | |
延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年)+10,998円 |
一般的なBTOパソコンで人気のカスタマイズ項目を黄色のマーカーで示している。Lightning-G AT7XRWのカスタマイズはSSDがおすすめだ。メモリと電源も候補に挙がるが、価格や必要性はSSDに比べて落ちる。ケースファンやCPUファンの変更はできなず、カスタマイズの候補は限定的だ。
SSDの標準容量は500GBだ。ゲームによっては200GBや300GBが空き容量として必要になる。アップデートで容量が増加することも考慮し、容量には余裕を持たせたい。昨今のゲーム事情を考えれば1TBが最低ラインだろう。標準で2TB搭載のゲーミングPCも登場し始めている。今後は1TBが標準となり、余裕のある容量に2TBが選ばれる時代が来るかもしれない。500GBは価格を抑えられる反面、利便性や実用性に欠ける容量だ。
Lightning-G AT7XRWのメモリ容量は標準で16GBだ。性能を考えれば16GBで困ることはないように思う。32GBが必要な環境には性能的に対応しにくいからだ。それでも、ゲームと同時に別のアプリケーションを複数起動させたり、動画を視聴したりしながらのゲームプレイでは不安だ。プレイスタイルに合わせて32GBも検討しておきたい。
電源が550W 80PLUS BRONZEと、ミドルクラスにしては控えめな容量なのも気になる。省電力性に長けたモデルであっても、電源には余裕を持たせておきたい。電源はパソコンを使用している間常時稼働するパーツだ。電源容量に余裕を持たせることで使用率を下げることができる。200Wを使用するとしても550Wであれば36%、750Wなら26%にまで下げられる。常時負荷のかかるパーツだからこそ使用率を下げるだけで長期間安定して使用できる安心感がある。
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Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル)の特徴
10万円台に収まる低価格が魅力
Lightning-G AT7XRWは104,980円で販売されている。送料3,300円を加えても108,280円で購入できる。10万円台に収まるゲーミングPCとしては頭ひとつ抜けた存在だ。低価格が魅力のGeForce RTX 3050 6GBと比べて性能に優れたRadeon RX 7600を搭載しているのは大きい。さらに、CPUもRyzen 5 4500ではなくツーランク上のRyzen 7 5700Xを搭載している。CPUとGPUのバランスも良好だ。
純粋に価格辺りの性能をコストパフォーマンスと考えれば、トップクラスの評価を得られるモデルである。ゲーミングPCの低価格化が進む中、ローエンドクラスで10万円台はこれまでなかった選択肢だ。ローエンドクラスのモデルが12万円台に突入したことで価格競争が激化している。セール対象となればギリギリ11万円台に抑えられる程度だった。Lightning-G AT7XRWのように、標準で10万円台のモデルは滅多に見られなかったといえる。
100,000円を下回る価格で販売されていたモデルが値上げされると10万円台に突入するくらいだ。そういった経緯から10万円台のモデルは、価格が安くても割高な印象が強かった。Lightning-G AT7XRWは値下げされて10万円台に収まったモデルだ。割安な印象はあっても割高な印象はない。あまり目立った存在ではないが、ゲーミングPCの市場に一石を投じるモデルとなっている。中途半端な評価を受けやすい価格帯で、ここまで優れた評価を持つモデルは他にないのではないだろうか。
価格が安い理由に構成が少し乏しいことが挙げられる。電源容量は550W 80PLUS BRONZE搭載で、ロークラス並の容量が採用されている。もちろん、使用感に問題はないため、価格を抑えるために構成が削られているのはメリットとなる。コストパフォーマンスが重要なローエンドクラスにとって、充実した構成は足かせになりやすい。Lightning-G AT7XRWは何を求められているか理解したモデルである。
ローエンドクラスに求められるのは何を置いても選びやすさだ。つまり、どこまで価格を抑えられるかが重要だ。性能や構成を強化すればそれだけ価格が高くなる。競合製品の少ない価格帯だからこそLightning-G AT7XRWはおすすめできる。もう少し価格帯が上がればGeForce RTX 5060搭載モデルやRyzen 5 7500F搭載モデルと競合してしまうだろう。104,980円という価格を実現できるからこそ、Lightning-G AT7XRWは輝いている。
ゲームへの対応力は必要十分
Lightning-G AT7XRWの特徴は価格の安さだけではない。10万円台に収まるモデルとは思えないゲーム性能の高さがコストパフォーマンスの評価を高めている。Radeon RX 7600は、一世代前のGeForce RTX 4060と同等の性能がある。既存のゲームをフルHDでプレイするには十分だ。
ゲーミングPCの性能は概ね価格に比例して高くなる。そのため、Lightning-G AT7XRWに高い性能を期待している方は少ないかもしれない。しかし、とても104,980円で購入できるとは思えない性能を有している。突き抜けて優れた性能ではなく、あくまでも標準的な性能だ。期待し過ぎるとがっかりするので注意してもらいたい。
低価格帯と呼ばれる12万円台を切る価格のモデルは、ロークラスとミドルクラスの中間性能であることがほとんどだ。購入しやすい価格は初心者が選択しやすい。比較的控えめな性能のモデルは、性能を理解している方でなければ想定していたゲームを快適にプレイできないなどの問題が生じる。その点Lightning-G AT7XRWは、エントリークラスとしておすすめしやすい価格を持ちながら標準的な性能を有しているので人を選ばないモデルだ。
Apex Legends | フォートナイト | モンハンワイルズ | マイクラ |
---|---|---|---|
![]() ・144fps ・60fps |
![]() ・144fps ・60fps |
![]() ・120fps ・60fps |
![]() ・影Mod ・通常 |
Apex Legendsやフォートナイトのような人気ゲームは、設定を少し下げれば144fpsの安定を実現できる。最高設定では60fps程度にまで落ちるため、快適性の維持には標準設定前後がよさそうだ。
2025年2月に登場したモンハンワイルズは、やや負荷が高いもののある程度の安定は期待できる。中設定ならフレーム生成を利用して60fpsを目指せるくらいで、完璧な安定には適していない。また、高解像度テクスチャパックのような画質を向上させるDLCは性能的に対応できない。画質よりもプレイの快適性を重視するなら問題はないはずだ。
要求スペックの低いマイクラは問題なくプレイできる。負荷が少し高くなる影Modを適用しても快適性を維持できる。設定を少し下げればより安定させられるだろう。一方で、広く開発が進んだマルチサーバーでは負荷を感じることもある。環境に合わせて設定を調整して対応することをおすすめする。
このように、人気や話題を集めるゲームに対応できる性能はある。低価格帯のモデルであっても、ミドルクラスの対応力を有している。広くゲームをプレイしたい方にはLightning-G AT7XRWが心強い味方となる。これからPCゲームを始めたい方にはうってつけのモデルだ。
廉価グレードのマザーボード搭載でコストカット
チップセット | A520 | B550 |
---|---|---|
対象モデル | Lightning-G AT7XRW (非発光モデル) |
Lightning-G AT7XRW (通常) |
イメージ | ![]() |
![]() |
拡張スロット(GPU) | PCIe 3.0×16×1 | PCIe 4.0×16×1 |
拡張スロット(その他) | PCIe 3.0×1×1 | PCIe 3.0×16×1(max. at x4 mode) PCIe 3.0×1×1 |
M.2(Wi-Fi) | M.2 Key-E for WiFi ×1 | M.2 Key-E for WiFi ×1 |
メモリスロット | ×2(最大64GB) | ×4(最大128GB) |
M.2(ストレージ) | PCIe 3.0×1 | PCIe 3.0×2 |
SATA(ストレージ) | 6Gb/s×4 | 6Gb/s×6*排他仕様 |
通常モデルと発光非対応モデルの価格差は5,000円だ。発光非対応モデルは、CPUファンやケースファンなどARGB対応のLEDファンをカスタマイズで選択できない。標準搭載はもちろんだが、カスタマイズにまで制限をかけている徹底ぶりだ。カスタマイズの選択肢を減らすことがコストカットになる理由はわからない。マザーボードには差をつけているため、コストカットとしてはマザーボードのグレードが大きく影響していそうだ。
通常モデルに採用されているマザーボードはチップセットにB550で、発光非対応モデルには廉価グレードのA520だ。実際にゲームをプレイしたり、パソコン操作をしたりしても使用感の違いを体感するのはむずかしい。チップセットの差は基本的に拡張性の差だ。B550とA520を比較すると、A520はPCI-eレーンの数やSATAスロットが少ない。ストレージに使用できるM.2スロットも少なく、複数のM.2 SSDを搭載できないなどの制限だ。
現在のストレージは大容量化が進み、1TBや2TBが標準的になりつつある。容量が少なかった時代と比べて、複数のM.2スロットを使用する頻度はそれほど高くないことから十分妥協できる差だ。最近のゲーミングPCは複数のストレージを搭載することも少なく、メモリも2枚挿しが一般的だ。メモリスロットが2箇所しかなくても困ることはない。2枚挿しはデュアルチャネルが機能してメモリ性能を向上させる。
4枚挿しはメモリの規格次第で処理性能が少し落ちることもある。総合的に考えて、価格を抑えられるならA520で十分だ。これがハイクラスやハイエンドクラスになれば話は変わってくる。ミドルクラスなら体感できるほどの差がなく、パーツの増設が重要になる箇所もない。価格を抑えられるというメリットが大きく、デメリットはほとんどない。
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同じドスパラ製品との比較
Lightning-G | Lightning-G | |
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イメージ | ![]() |
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製品名 | Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル) |
Lightning-G AT5RW Ryzen5 4500搭載 (発光非対応モデル) |
ケース | ミニ | ミニ |
価格 | 104,980円 | 94,980円 |
送料 | 3,300円 | 3,300円 |
CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Ryzen 5 4500 (6コア12スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
GPU | Radeon RX 7600 | Radeon RX 7600 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe |
電源 | 550W BRONZE | 550W BRONZE |
マザーボード | A520 | A520 |
納期 | 翌日出荷 | 翌日出荷 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
同じドスパラのLightning-G AT5RWと比較していく。価格差は10,000円でLightning-G AT5RWの方が安い。グラフィックボードを含む構成は同じで10,000円安いなら、Lightning-G AT5RWに魅力を感じてしまいそうだ。この価格差はCPUによるものだ。Lightning-G AT5RWはRyzen 5 4500、Lightning-G AT7XRWはRyzen 7 5700Xを搭載している。Ryzen 5 4500はゲーミングPCに採用される最低限の性能で、Ryzen 7 5700Xと比べて体感できるほどの差が生じる。
ロークラスのモデルであれば問題なかったが、ローエンド~だミドルクラスのRadeon RX 7600になると価格を抑えられるメリットを超えるデメリットになる。言い換えれば10,000円アップで格段にゲーム性能が向上する。フォートナイトなどFPSを稼ぎたい方にとってはRyzen 5 4500搭載モデルを選ぶ理由はない。価格が100,000円を超えてもLightning-G AT7XRWを選ぶ方がよい。
どうしても予算的に厳しい場合に限りLightning-G AT5RWが候補になる。この2製品はCPUがゲームに与える影響を痛感できる大きな差がある。それは10,000円ではとても覆せないほどの差だ。予算的に厳しくても、少し時間をかけてLightning-G AT7XRWを選択するのがベストだ。
似ているゲーミングPCとの比較
Lightning-G | LEVELθ | |
---|---|---|
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製品名 | Lightning-G AT7XRW Ryzen7 5700X搭載 (発光非対応モデル) |
LEVEL-M1P5-R57X-DEX |
ケース | ミニ | ミニ |
価格 | 104,980円 | 119,700円 |
送料 | 3,300円 | 2,200円(会員無料) |
CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
GPU | RX 7600 | RX 7600 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe |
電源 | 550W BRONZE | 650W BRONZE |
マザーボード | A520 | B550 |
納期 | 翌日出荷 | 1~2週間後 |
保証 (延長保証) |
1年間 (最長5年間) |
1年間 (最長4年間) |
電話サポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
公式 | 公式 | 公式 |
パソコン工房のLEVEL-M1P5-R57X-DEXと比較していく。Lightning-G AT7XRWとよく似たモデルだが、価格差は送料を含めてLightning-G AT7XRWの方が11,420円安い。コストパフォーマンスの評価でも圧倒しているため、Lightning-G AT7XRWの方がおすすめだ。
LEVEL-M1P5-R57X-DEXは電源とチップセットに優れており、その分だけ価格が高くなっている。電源容量は100W大きく、チップセットはB550でグレードが高い。Lightning-G AT7XRWの通常モデルと発光非対応モデルの差が5,000円であることから、チップセットの差は5,000円だ。電源容量は3,000円でカスタマイズできる。構成の差は実質8,000円と考えると、実質的な価格差は3,420円というところだろうか。
ただ、ミドルクラスのモデルには電源容量もチップセットもそれほど大きく影響しない。むしろ構成を削って価格を抑えられるならメリットが大きい。実質3,420円の差といっても、現実的には11,420円の差がある。選びやすさが重要に鳴るミドルクラスのモデルなら、Lightning-G AT7XRWの方が魅力的だ。
Lightning-G AT5RW Ryzen5 4500搭載のPCケースレビュー
Lightning-Gシリーズは、これまでのドスパラにはないゲーミングPCらしいケースを採用している。それこそ、Lightningシリーズと比べれば、圧倒的にケースデザインは優れている。LEDファンの搭載数からしても、派手さは他のメーカー製品よりもリードしていると言える。一方で、デザインに関しては、多くのメーカーが展開しているコストパフォーマンス重視のECサイト限定モデルと大差がない。むしろ、後追いと言えてしまうほど酷似している。
ドスパラの中で見れば珍しい形状のケースでも、ゲーミングPCとしては一般的なケースデザインだ。個性的なケースのはずが、よく見かけるゲーミングPCらしいケースになっている。ここまでくれば没個性なデザインだ。登場があと1年早ければ全く違った印象を受けていただろう。レビュー機とは構成が異なる点はご了承いただきたい。
正面
シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。
PS5と比較すると幅は広い。
奥行きも一回り大きいといえる。
背面
背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。
I/Oパネル
I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。
左側面
左側面がクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ取ればすぐに空けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。
底面
底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。
右側面
右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。
右側面内部
ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。
右下には電源ユニットが収められている。
左下部分にはドライブベイが用意されている。
本体上部
本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。
上面ファン
上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。
背面ファン
背面ファンは1基だ。
前面ファン
前面には2基のファンが搭載されている。
グラフィックボード
グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。
付属品
付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。
管理人による総評

Ryzen 7 5700X×Radeon RX 7600搭載のローエンドモデルだ。フルHD環境ならある程度余裕を持って対応できる。フォートナイトなど負荷の軽めのタイトルで高リフレッシュレートでのゲームプレイもお手の物だ。構成はメモリDDR4 16GB・SD 500GB NVMeと平均的だ。電源ユニットは550W BRONZEを搭載している。マザーボードのチップセットは廉価グレードのA620となる。全体的にコストカットは図られているが、CPUとGPUの組み合わせ的に10万円台は安い。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
104,980円 | Ryzen 7 5700X | RX7600 |
メモリ | SSD | チップセット |
DDR4 16GB | 500GB | A620 |