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マウスコンピューターが販売する「NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060)」のレビューをまとめた。最新のGeForce RTX 5060を搭載したモデルだ。Ryzen 7 7700との組み合わせで余裕を持ってゲームに対応できる。高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応しやすい。

コストパフォーマンスは7.9と高い評価だ。性能と価格のバランスがよく構成も優れている。ひとつが突出しているわけではなく、全体的に高い水準を持っている。幅広い層の方におすすめできるモデルとして、バランスを重視しつつも完成度の高い一台だ。

長所
  • コストパフォーマンスがよい
  • 扱いやすいゲーム性能
  • CPU性能が高くゲーム以外の用途にも対応しやすい
短所
  • ミドルクラスとしては価格が高め
こんな方におすすめ
  • 20万円前後の予算で考えている方
  • フルHDでゲームをメインに考えている方
  • 構成が充実しているモデルを探している方

NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060)のスペック解説

nextgear

メーカー マウスコンピューター
ブランド名 NEXTGEAR
製品名 NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060)
価格 189,800円(税込)
CPU Ryzen 7 7700(レビュー)
CPUクーラー 水冷(240mmラジエーター)
グラボ GeForce RTX 5060
メモリ DDR5-5200 16GB
SSD 1TB Gen4 NVMe
電源 750W 80PLUS BRONZE
マザーボード チップセットA620
おすすめ度 Aランク
評価 ・コスパ
7.9

・ショップ評価
9.0

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NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060)のカスタマイズを評価

パーツ おすすめ度 詳細
OS 変更なし
オフィスソフト 変更なし
CPUグリス 変更なし
メモリ 32GB メモリ [ 16GB×2 ( DDR5-5200 ) / デュアルチャネル ] 14,300円
SSD (M.2) 変更なし
外付けストレージ 変更なし
光学ドライブ(外付け) 変更なし
電源 変更なし
UPS 変更なし
無線LAN Wi-Fi 6E ( 最大2.4Gbps ) 対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠
+ Bluetooth 5内蔵 +6,380円
外付け拡張デバイス 変更なし
拡張カード 変更なし
ケース 【NEXTGEAR】ブラックミニタワーケース 強化ガラスサイドパネル
青色LEDケースファン ( 前面×3 / 上面×2 / 背面×1 搭載 ) +5,500円
ウイルス対策・セキュリティソフト 変更なし
ソフトウェア1(プリインストール) 変更なし
ソフトウェア2(バンドル) 変更なし
パソコン引越しソフト 変更なし
パソコン下取りサービス 変更なし
データ復旧サービス 変更なし
各種出張サービス 変更なし
サポートサービス選択 変更なし
電話サポート 変更なし
破損盗難保証サービス 変更なし
HUB 変更なし
USB周辺機器 変更なし
LANケーブル 変更なし
サプライ 変更なし

一般的なBTOパソコンで人気のカスタマイズについては黄色のマーカーで示している。おすすめ度はこのモデルでの評価だ。NEXTGEAR JG-A7G60のカスタマイズは、メモリとケースが候補に挙がる。ただし、どちらも重要性はそれほど高くない。こだわりがある方にのみおすすめのカスタマイズだ。NEXTGEAR JG-A7G60は構成に優れたモデルでカスタマイズをしなくても問題がない。価格を抑えるというのも立派な選択肢である。

メモリは32GBまでなら使用する場面はある。それほど多くはないものの、GeForce RTX 5060の性能なら、ゲームにも役立つだろう。特に複数のアプリやブラウザを開いた状態でのゲームプレイでは、32GBの容量は無駄にならなない。高解像度でのゲームプレイは苦手でも、メモリを使用する環境でのゲームプレイへの対応力はメモリでカバーできる。

PCケースはデザイン性をさらに向上させるものだ。見た目をLEDで華やかにできる。また、ケースファンも追加されるため、エアフローの強化にもつながる。NEXTGEAR JG-A7G60の性能ではそれほど重要ではないが、CPUやグラフィックボードを交換して長く使用するなら、エアフローの強化は恩恵のあるカスタマイズと言える。

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NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060)のゲーム性能を解説

AMD Ryzen 7 7700(CPU)

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Ryzen 7 7700は、Zen 4アーキテクチャを採用した高パフォーマンスモデルだ。2025年5月時点だとミドルクラス相当となる。従来モデルのRyzen 7 5700Xと比べると23%程度パフォーマンスが高い。次世代のRyzen 7 9700Xよりも10%程度低くなっている。60番台のグラフィックボードとの組み合わせならボトルネックの心配はそれほどいらないだろう。

GeForce RTX 5060(GPU)

rtx5060seinou

グラフィックボードは現行Blackwell世代のGeForce RTX 5060だ。従来モデルのGeForce RTX 4060よりも23%高くGeForce RTX 4060 Ti 8GBに匹敵する性能は圧巻だ。タイトルによってはGeForce RTX 4060 Ti 8GBを上回ることもある。DLSS 4.0対応タイトルならより高いフレームレートを実現できる。VRAM容量が8GBと昨今のゲーム事情からするとやや控えめだ。高解像度・高設定でのゲームプレイについては対応できないこともある。上位モデルのGeForce RTX 5060 Ti 8GBとの性能差は12%前後だ。

NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060)の特徴

総合的なバランスのよさが高いコストパフォーマンスを生む

NEXTGEAR JG-A7G60の評価が高い理由は、性能・構成・価格が高い水準でバランスが取れていることにある。特に、軽視されがちな構成を充実させることで、他のモデルにはない強みを生み出している。誰にとっても扱いやすく選びやすい。そんなモデルを実現しているように思える。

ミドルクラスのモデルには珍しくSSDの容量は1TBが標準なのは印象がいい。それでいて価格も抑えられている。昨今のゲーミングPCは、価格を抑えようとSSDの容量を500GBにするモデルが当たり前になった。NEXTGEAR JG-A7G60のように、標準で1TBを搭載したモデルは総じて価格が高くなりがちだ。

500GB搭載モデルの方が価格は抑えられるのは事実だ。それでも最近のゲーム事情を考えると500GBでは容量が不足しやすい。カスタマイズで1TBへ容量アップするとその分費用がかかる。結果的に標準で1TB搭載しているモデルは費用を抑えやすくなる。コスパ指標の高さからもわかるとおり価格面もクリアできているように思える。

ミドルクラスのモデルでは、16GBを超えるメモリが必要となる場面はそう多くなくそこまで心配しなくてもいいだろう。電源容量は省電力性を考えれば650Wでも十分なところに余裕を持たせた750Wを採用している。SSDと電源はカスタマイズ率が高いため、余裕を持たせることでカスタマイズの必要性を下げている。不足を補う必要がなければカスタマイズしなくていい。SSD同様に多くの方がカスタマイズする箇所を標準構成で補っている。

3年保証付きで初心者の方でも安心して購入できる

マウスコンピューターの製品は標準で3年間の保証付きだ。これはNEXTGEAR JG-A7G60だけということではないが、ミドルクラスの王道をいくモデルでは重要になる。性能帯・価格帯的に初めてゲーミングPCを購入する方やパソコンにあまり慣れていない方が購入する傾向にあるからだ。

もちろん性能に影響があるわけではなく、3年以内に故障する可能性もそれほど高くない。その自信があるからこその3年保証ということではないかと思う。それでも将来の不足の事態に備えられるのは大きなメリットだ。例えば、学生や新社会人の方が修理代金を出すのは大きな負担になるだろう。少なくとも3年間は出費を抑えられるというだけで安心感を得られる。

経済的に見てもメリットがある。他社BTOメーカーの場合1年間の保証が基本だ。3年間の延長保証に加入するには本体価格(カスタマイズ費用含む)+10%程度の費用が掛かる。ミドルクラスのモデルでも10,000円~20,000円程度の費用が掛かるということだ。NEXTGEAR JG-A7G60なら実質割引を受けられることになる。

24時間365日の電話サポートも強力だ。遅い時間帯にトラブルが起きてもすぐに対応してもらえる。初めてパソコンを購入する方は、とりあえずマウスコンピューターの製品を選ぶと安心だ。その中でNEXTGEAR JG-A7G60は、目立った弱点のないモデルである。エントリークラスとするには少し高価だが、初心者の方にこそ選んでほしい。パソコンそのものやアフターサポートを含めて、満足度の高い選択となってくれるだろう。

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他社BTOメーカーのモデルと比較

NEXTGEAR Lightning-G
イメージ nextgear Magnate-G MTW12th
製品名 NEXTGEAR JG-A7G60 Lightning-G AV7W
ケース ミニ ミニ
価格 189,800円 169,980円
送料 無料 3,300円
CPU Ryzen 7 7700 Ryzen 7 7700
CPUクーラー 水冷(240mm) 空冷
GPU RTX 5060 RTX 5060
メモリ DDR5-5200 16GB DDR5-4800 16GB
SSD 1TB Gen4 NVMe 500GB Gen4 NVMe
電源 750W BRONZE 650W BRONZE
マザーボード A620 A620
納期 約6営業日 最短翌日
基本保証
(延長保証)
3年間
(延長なし)
1年間
(最長5年間)
電話サポート 24時間365日 24時間365日
公式 公式 公式

ドスパラのLightning-G AV7Wと比較していく。価格差は19,820円で送料の差を考慮しても実質16,520円もLightning-G AV7Wの方が安く購入できる。選びやすさではLightning-G AV7Wに分がある。この価格差を覆すことのできる特徴を持っているのがNEXTGEAR JG-A7G60だ。

構成で見ると圧倒的にNEXTGEAR JG-A7G60が優れている。CPUファンには水冷式を採用し、メモリ規格も上回っている。さらに、SSD容量は倍増の1TB、電源容量にも余裕がある。Lightning-G AV7Wを同等の構成にカスタマイズすると価格差は逆転する。水冷ファンのカスタマイズが+12,000円(水冷ファン用ケースファンの変更を含む)、SSD 1TBが+5,800円、延長保証が+17,878円で196,658円となる。

NEXTGEAR JG-A7G60の方が6,858円安く購入できる計算だ。NEXTGEAR JG-A7G60は構成が優れていることが強みだ。Lightning-G AV7Wは価格を追求したモデルなので方向性が違う。この2製品を選ぶ基準は、カスタマイズやあとから対応する必要のないNEXTGEAR JG-A7G60と、選びやすいLightning-G AV7Wという形だ。保証期間が3年と長いことを考えればNEXTGEAR JG-A7G60は初心者向けのモデルだ。増設などできる慣れた方はLightning-G AV7Wがよさそうだ。

パソコンケースレビュー

カスタマイズで赤色LEDケースファンを選択している。

梱包

NEXTGEAR-konpou
非常にシンプルだ。説明書と電源ケーブルがついている。

NEXTGEAR-konpou2
かなりきれいに梱包されている。

正面

NEXTGEAR-syoumen
NEXTGEARを表したピンクのNGというデザインロゴが黒いケースに映える。2世代前のNEXTGEAR-Microを彷彿とさせる強力なフロントファンが、エアフローの強さを感じさせる。確認しづらいが、フロントファンは3連ファンとなっており、吸気性能は非常に高いことがわかる。右下には小さくNEXTGEARのロゴも見える。シンプルでありながら、ゲーミングPCとしての存在感のある重厚でスタイリッシュなデザインに仕上がっている。

ライトアップ

NEXTGEAR-lightup
カスタマイズで変更可能な赤色LEDファンをライトアップ。カスタマイズなしはLEDファン非搭載なので注意。ゲーミングPCらしい派手なライトアップはガラスサイドパネル採用ケースには映える。従来のケースと異なり、サイドパネルを変更した上でLEDファンへ変更ではない。標準でガラスサイドパネル採用のケースである。単にLEDファンに変更するだけなので、コストも抑えられており、デザインを意識した選択がしやすくなっている。

I/Oパネル

NEXTGEAR-iopanel
I/Oパネルは最近のゲーミングPCに多い天板に搭載されている。USB 3.0が2つにイヤホン・マイクの入出力端子が1つのオーソドックスなものだ。一般的にUSBの接続端子が黒色はUSB 2.0を指すが、NEXTGEARのケースでは黒色でも3.0となっている。背面の黒色は2.0、青色は3.0となっているので少しややこしく感じる。天板部に黒色のUSB 3.0を採用したのはデザインを重視してのことだろう。

イヤホンマイクの入力端子にしても、I/Oパネルがケース全体の雰囲気を損なわない工夫だ。電源スイッチが黒く四角いタイプであることもケースデザインやカラーの基調に合わせたものだ。小さなところかもしれないが、こういった工夫がゲーミングPCのデザインと言える。

また、天板部には取り外し可能な防塵フィルターが装着されている。天板にも2基のファンがあり、吸気の強さを感じさせる。その分だけ埃の吸入も多くなるので、防塵フィルターの存在はありがたいものだ。パソコン内部に埃がたまりにくくなれば、それだけ長く使い続けることができる。本当によく考えられたケースであり、NEXTGEAR-Microの正当な後継機と言えそうだ。

右側

NEXTGEAR-right
NEXTGEARのケースの右側はエアホールのないカバーのみとなっている。左側がガラスサイドパネルであることを考えると、空気の出入りは左右から行われない構造である。吸気が強いことで、空気が横に流れずに正しいエアフローを構築するような形だ。フロント3基、天板2基のファンのよさを損なわないカバーである。

右側内部

NEXTGEAR-rightinside
右側パネルの中は背面通しが可能なケーブルマネジメント機構となっている。ボトムカバーと合わせて、ケーブルを見せずにすっきりさせる形状となっている。また、2つの2.5インチシャドウベイも右側パネルの中にある。SATA SSDを搭載する際は、ここに固定することで表からはSATAケーブルのみ見える形になる。すっきりするだけでなく、接続しにくい電源ケーブルに近いことでセットアップが容易になる。

搭載されているファンが多いことで、少しケーブルがごちゃごちゃして見えるかもしれない。しかし、表からは見えないようにすっきりさせるというポイントはしっかり抑えられている。意外とこういった形状は管理がしやすく、ケーブルの破損も少ないので合理的なものだ。

左側内部

NEXTGEAR-leftinside
ガラスサイドパネルを外しての撮影だ。これだけすっきりしていると、ガラスサイドパネルを外さなくてもパソコン内部を確認できる。できるだけケーブルを見せないことで、各パーツの視認性が上がり、取り外しも非常に容易になる。3.5インチベイを採用しないことで、フロント部の余分なスペースを上手く利用できている。ファンを搭載し、3.5インチベイや2.5インチベイにエアフローを阻害されることがない。

ボトムカバーを採用しており、電源周辺のケーブルもうまく見えなくしている。また、デザインの重さを下部に集中させ、3.5インチベイや2.5インチベイを廃止したことで、上部まで広くすっきりして見える。スペースを広く確保しつつ、ボトムカバーで底上げをすることで、ケーブルに光が吸収されにくく、しっかりとLEDが反射しやすくなる。単にLEDファンを設定できるだけではない。LEDファンを搭載することを前提としているからこそできたケース内部だ。最近のデザイン偏重のケースにも負けないスタイリッシュな内部だ。水冷クーラーのラジエーターも設置できることから、実用性の高さもうかがい知れる。

背面

NEXTGEAR-haimen
背面ははっきり言ってデザインを台無しにしやすい。ケース全体が黒なのに背面は銀色というのはよくある。ケースのしっかり合わせたカラーと形状をしており、評価を高めている。剛堅さを感じさせるフォルムに、使い勝手のよさを思わせる構造がある。

気になったのは背面ファンの取り付け位置だ。可変式の固定具があり、位置やサイズをあまり気にせず取り付けられそうだ。天板にファンを搭載しているケースにはよくあることだが、14cmファンなどの大きなタイプは干渉して取り付けられないことがある。それを考えてか、取り付け位置を上下に調整できるようになっている。これは天板のファンを交換することがあると恩恵を受けられる。大型、特殊なファンや機構を天板に取り付けると、設置できる背面ファンが限定されてしまいがちだ。それを防ぎ、幅を広げられている。デザインや機能を活かす機構が備わっているのは素晴らしい。

もう一つの注目点はPCIEカバーの留め具というのだろうか。スロットカバーを固定する箇所だ。内部にネジで固定するのではなく、外部の留め具に固定することで取り外しがしやすくなる。その留め具部分がしっかりケースと一体化しているのに驚く。実用的にもデザイン的にも軽視されやすい箇所を、しっかりとデザインの一部にしている。こほど完成度の高い背面は見たことがない。間違いなくNEXTGEARのケースは歴代のマウスコンピューター製品で最高峰の傑作である。

NEXTGEAR-soko
底面はマウスコンピューターの得意分野であると言える。おなじみのマグネット付きの防塵フィルターで、埃の吸引を抑えている。底面に関して少しても衝撃はあった。それは、底面の吸気箇所が完全に電源に集約されていることだ。G-Tuneのミニタワーは底面全体にエアホールがあり、全体を覆う防塵フィルターを採用していた。それをNEXTGEARでは実用性に完全に割り振っている。フロント3基、天板2基の吸気ファンは底面にも影響を与えていたのだ。

電源部分にのみ吸気口を用意しており、防塵フィルターもその部分だけにしている。これは完全に電源のためのスペースとして準備されている。電源の冷却と防塵のみを考えており、電源のパフォーマンスを安定させる構造だと言える。それはケース底面四隅の足を見てもわかる。一般的なパソコンやゲーミングPCはあまり高くないゴム足が採用されている。

そのため、底面はメンテナンスがしにくく、埃もたまりやすい環境になる。当然埃の吸入も多くなり、電源へのダメージは大きい。これだけの高さのあるNEXTGEARなら、電源は安定した吸気が可能となる。さらに、防塵フィルターの存在で電源へのダメージは軽微になるはずだ。ただ、防塵フィルターは定期的に水洗いして乾かすなどのメンテナンスが必要になる。

管理人による総評

nextgear

Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5060搭載のミドルクラスのゲーミングPCだ。GeForce RTX 5060搭載モデルで18万円台はやや価格が高めだが、構成が充実していてコストパフォーマンスは上々といえる。CPUクーラーが水冷式で、メモリがDDR5-5200 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと同性能帯のモデルでは頭一つ抜き出ている。電源ユニットも750W BRONZEとなる。CPUもRyzen 5 4500やCore i5-14400よりも性能の高いRyzen 7 7700を搭載している。高リフレッシュレートでのゲームプレイも実現しやすい。ゲーミングPCの基本はゲームをプレイすることにある。NEXTGEAR JG-A7G60はその辺りのことをよく考えられている。性能も構成も必要十分で不足はない。

価格 CPU グラボ
189,800円 7 7700 RTX5060
メモリ SSD チップセット
DDR5 16GB 1TB A620