出典:https://www.ark-pc.co.jp/Core i9-14900KS(Special Edition)の性能比較&ベンチマーク検証を行った。2024年3月に最強のCore i9シリーズのCPUが登場した。驚きのブーストクロック6.2GHzを実現するためにあらゆるテストをくぐり抜けた精鋭部隊だ。Intel側が大々的にリリースの宣伝が行ったわけではないので、知らない間に登場していたと感じた方も多いのではないかと思う。このモデルが最後のCore i9プロセッサーということになりそうだ。次世代モデルからは新しいブランド(Core Ultra etc.)へと変わる。
最後のCore i9シリーズはこれまでにないクロック周波数を実現する共に価格もトップクラスだ。MSRPは$699でCore i9-14900Kよりも$100アップだ。国内販売価格では実に16,159円も高く112,979円となる。恒常販売モデルではなく在庫がなくなり次第終売となりそうだ。ただし、旧世代のCore i9-13900KSも同じ立場で在庫が残っていることを考えれば在庫状況についてはそこまで気にしなくてもよいのかもしれない。玄人向けモデルということもあってそれほど売れ筋になることはないはずだ。Ryzen 7000X3Dとの性能差をどこまで近づけることができたのかを見ていこう。搭載モデルは、「Core i9-14900KS搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。
Core i9-14900KSの基本情報
コードネーム | Raptor Lake Refresh |
---|---|
プロセス | 10nm |
コア/スレッド数 | 24コア(8P+16E)/ 32スレッド |
定格/最大クロック(P) | 3.2 GHz / 6.2 GHz |
定格/最大クロック(E) | 2.4 GHz / 4.5 GHz |
L3キャッシュ | 36MB |
PBP | 150W |
MTP | 253W |
発売日 | 2024年03月14日 |
MSRP | $689 |
価格 | 107,980円~ *2024/10時点 |
特徴 | (+)Core i9シリーズの最高峰モデル (+)ゲーム/アプリケーション性能が高い水準にある (+)ブーストクロックは6.2GHz(2コア)を実現 (+)最高品質のシリコンウェーハを使用 (-)価格が性能に見合っていない (-)ゲーム性能はRyzen 7000X3Dに及ばない (-)消費電力が高くワットパフォーマンスは最悪 |
評価 | ・総合評価 10.0 ・ゲーム評価 9.5 |
当ページの目次
Core i9-14900KSのスペック
Core i9-14900KS | Core i9-14900K | Core i9-13900KS | |
---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel |
コードネーム | Raptor Lake-R | Raptor Lake-R | Raptor Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 10nm |
トランジスタ数 | - | - | - |
ダイサイズ | 257 mm² | 257 mm² | 257 mm² |
コア/スレッド数 | 24(8P+16E)/ 32 | 24(8P+16E)/ 32 | 24(8P+16E)/ 32 |
定格クロック(P) | 3.2 GHz | 3.2 GHz | 3.2 GHz |
最大クロック(P) | 6.2 GHz | 6.0 GHz | 6.0 GHz |
定格クロック(E) | 2.4 GHz | 2.4 GHz | 2.5 GHz |
最大クロック(E) | 4.5 GHz | 4.4 GHz | 4.3 GHz |
L2キャッシュ | 32MB | 32MB | 32MB |
L3キャッシュ | 36MB | 36MB | 36MB |
対応メモリ | DDR5-5600 DDR4-3200 | DDR5-5600 DDR4-3200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
内蔵GPU | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 770 |
実行ユニット | 32 | 32 | 32 |
グラフィックス周波数 | 1.65 GHz | 1.65 GHz | 1.65 GHz |
CPUクーラー | × | × | × |
PCI-Express | Gen 5, 16 Lanes | Gen 5, 16 Lanes | Gen 5, 16 Lanes |
PBP | 150W | 125W | 150W |
MTP(PL2) | 253W | 253W | 253W |
EPDP | 320W | 320W | 320W |
MSRP | $699 | $599 | $699 |
国内価格 | 124,740円~ | 87,970円~/Fモデル 89,980円~/通常 | 106,480円~ |
発売日 | 2024/03/14 | 2023/10/17 | 2023/01/12 |
Core i9-14900Kと比べてTDPが20%高くなっている。クロック周波数を引き上げたことを考えると納得できる。同じ限定モデルであるCore i9-13900KSも同様にTDPが150Wとなっていた。Core i9-14900KSでも他のモデルと同様にExtreme Power Delivery Profileに対応している。これはPL1=PL2=320Wに設定することが可能となる機能だ。最上位のマザーボードチップセットZ790及びZ690でのみ使用できる。より高みを目指したいハードコアゲーマー向けd.
Core i9-14900KSのMSRPは$699でCore i9-13900KSと同じだ。Core i9-14900Kと比べて+$100となる。実売価格を見るとCore i9-14900KSは124,740円とかなり高い。Core i9-14900Kよりも34,760円も高価だ。Core i9-13900KSと比べても18,260円高い。KSシリーズについてはそこまで価格が落ちることがなくずっと高値維持となりそうだ。
Core i9-14900KSの特徴&注意点
ゲーム性能はRyzen 7000X3Dに及ばず
まずは肝心のゲーム性能を見ていく。上記は各モデルのゲーム性能をまとめたグラフとなる。Core i9-14900KSは、Intel第14世代Core iシリーズの選ばれしエリート集団だ。ふるいにかけられた結果超高品質なシリコンウェーハが使用されている。残念ながらそのトップモデルでもRyzen 7000X3Dには及ばなかった。Ryzen 9 7950X3Dと比べると6%程度低い。
3D V-Cache搭載モデルの中でももっとも性能の低いRyzen 9 7900X3Dと比べてもわずかに劣っている。Core i9-14900Kとの性能差は3%弱とそれほど大きいわけではない。クロック周波数の引き上げぐらいではこれが限界だろう。オーバークロックをすればもう少し高いパフォーマンスを得られる可能性がある。Core i9-14900Kと比べても余力は高そうだ。もっともゲーム性能だけを追求するならRyzen 7 7800X3D当たりを選ぶほうがよい。もちろんCore i9-14900KSでも十分過ぎるゲーム性能を誇る。
次にマルチコア性能を見ていこう。ゲーム配信・動画編集などの作業でのパフォーマンスを想定したものだ。Core i9-14900KSが、これまでの王者だったCore i9-14900Kを抑えてトップになった。3%程度上回っている。Ryzen 7000X3DシリーズやRyzen 9 7950Xと比べても性能は高い。Ryzen 9 7950Xとの性能差は8%程度だ。ゲーム性能とマルチコア性能のバランスで考えるとCore i9-14900KSは魅力的なモデルと言える。
コストパフォーマンスは最低クラス
製品名 | コア/スレッド | ゲーム性能 | 価格 | コスパ |
---|---|---|---|---|
Ryzen 9 7950X3D | 16/32 | 42,444 | 107,800 | 0.394 |
Ryzen 7 7800X3D | 8/16 | 42,174 | 76,800 | 0.549 |
Ryzen 9 7900X3D | 12/24 | 40,579 | 87,860 | 0.462 |
Core i9-14900KS | 24/32 | 39,844 | 107,980 | 0.369 |
Core i9-14900K | 24/32 | 38,957 | 81,480 | 0.478 |
Core i9-14900KF | 24/32 | 38,957 | 79,794 | 0.488 |
Core i9-14900F | 24/32 | 38,763 | 84,970 | 0.456 |
Core i7-14700KF | 20/28 | 38,356 | 55,980 | 0.685 |
Ryzen 9 7950X | 16/32 | 33,513 | 91,300 | 0.367 |
コストパフォーマンスを考えるならCore i9-14900KFで十分なように思える。27%安くほぼ同等のゲーム性能を得られるからだ。Core i9-14900Kでもよいだろう。Core i9-14900KSは超高品質(低電圧かつ超高速)なCPUなのでどうしても割高になってしまう。Core i9-14900KFのように大量生産ができるわけでもない。明らかにターゲットは狭い。お金持ちかつ少しの性能アップにプレミアムを支払える極端なオーバークロッカーに限定されるのだ。コストパフォーマンスを考えてCPUではないと断言できる。
消費電力が高く扱いづらさがある
Core i9-14900KSは消費電力が高く扱いづらいCPUだと言える。PCケース・CPUクーラー・電源ユニットなどへの投資は避けられない。特にCPUクーラーは360mmラジエーター搭載の高パフォーマンスクーラー推奨だ。Core i9-14900Kよりも4%程度消費電力が高い。マルチスレッドでの高負荷時は329Wに到達する。ゲームプレイでも175Wともっとも消費電力が高いCPUだ。Ryzen 9 7950X3Dはゲームプレイ時で82W、マルチスレッド時で145Wとかなり抑えられている。Core i9-14900KSと比べてそれぞれ53%・55%も消費電力が低い。3D V-Cache搭載モデルの省電力性の高さは目を見張るものがある。
搭載ゲーミングPCのラインナップは少ない
Core i9-14900KSを搭載したゲーミングPCのラインナップは多くない。今後もラインナップ数が増えることもなさそうだ。その理由は単純でコストパフォーマンスが悪く売れないからだ。今のところドスパラ・マウスコンピューターなどの大手BTOメーカーでの取り扱いはない。今後ラインナップが拡充されてもそこまで力をいれることはないだろう。Core i9-14900KSは玄人向けのCPUでコストパフォーマンスを重視する傾向にあるBTOパソコンには不向きなように思える。
Core i9-14900KSのゲームベンチマーク一覧
グラフィックスに現行のウルトラハイエンドであるGeForce RTX 4090を搭載してグラフィックス性能のボトルネック軽減を意識している。GeForce RTX 4080以下のモデルとの組み合わせなら性能差はもう少し縮まると考えておこう。
FF14
Core i9-14900Kと比べて1%-3%程度フレームレートが高い。Ryzen 7 5800X3Dと比べるとフルHD環境では上回ったが、それ以上の解像度では完敗だ。Ryzen 7 7800X3Dと比べても5%-8%フレームレートが低い。FF14ではRyzen 7000X3Dには敵わなかった。それでもCore i7-14700Kと比べると7,8%程度高く選ぶ理由はありそうだ。
Blue Protocol
Blue ProtocolではRyzen 7000X3Dシリーズを抑えてトップとなっている。ただし、Ryzen 9 7950X3DやRyzen 7 7800X3Dとの性能差は1%未満で環境次第では逆転することもあり得るだろう。フルHD環境では340.3fpsと高いフレームレートを実現している。Core i9-14900Kと比べると1-2fpsだけ高いだけで性能差を体感することは難しい。
Forza Horizon 5
Forza Horizon 5ではRyzen 7000X3Dに完敗だ。Ryzen 7 7800X3Dと比べると7%-8%程度フレームレートで劣る。4Kでは性能差は小さいが、それ以下の解像度では性能差がはっきりと現れている。Core i9-14900Kと比べると2%-3%フレームレートが高くなっている。Core i7-14700との性能差は最大でも4%とそれほど大きくない。Core i9-14900KSはやはりコストパフォーマンスが高いわけではない。
Cyberpunk 2077
Cyberpunk 2077でもRyzen 7 7800X3D・Ryzen 9 7950X3Dに次いで高いフレームレートが出ている。Ryzen 7 7800X3Dとの差はもっとも差が広がるフルHDで8%程度だ。WQHD及び4K環境では上回っているが、グラフィックスがボトルネックとなりCPUの差はほとんどない。Core i9-14900Kと比べると最大で3%弱フレームレートが高くなっている。Cyberpunk 2077などグラフィックス負荷の高いタイトルならCore i7-14700KやCore i7-14700でもそこまで差がつくことはないだろう。
Far Cry 6
Far Cry 6ではRyzen 7 7800X3Dに次いで二番目のフレームレートが出ている。Ryzen 7 7800X3Dと比べると6%前後フレームレートが低い。CPUだけでこれだけの差が出ていると考えると驚いてしまうかもしれないが、実際にゲームをプレイしてその差を体感することは難しいだろう。Core i9-14900Kと比べると最大で3%フレームレートが高くなった。スペック差を考えると妥当な範囲に収まっている。
PC向けアプリケーションのベンチマーク
Cinebench 2024
Cinebench 2024で計測した結果、マルチコア性能は2,104ptでシングルコア性能は135ptとなった。Core i9-14900Kと比べるとマルチコア性能が15pt高く、シングルコア性能が4pt高い。パーセンテージで言えばそれぞれ1%・3%となる。Ryzen 9 7950Xと比べるとマルチコア性能が13%高く、シングルコア性能も19%高い。Ryzen 7000X3Dと比べても大幅に上回っている。Core i9-14900KSのマルチコア性能の高さがわかるのではないかと思う。
Cinebench R23
Cinebench R23でもCore i9-14900KSがトップとなった。マルチコア性能は38,928pt、シングルコア性能は2,240ptだ。Core i9-14900Kと比べてマルチコア性能が1%弱高く、シングルコア性能も3%弱高い。Ryzen 9 7950Xと比べてもパフォーマンスが高いことがわかる。下位モデルのCore i7-14700Kと比べるとマルチコア性能が20%高く、シングルコア性能も7%高い。ゲーム性能ではそこまで性能差がないが、マルチコア性能になるとその差は広がる。
Blender
Blenderのスコアは548.93とトップだ。Core i9-14900Kよりも28.27ptだけ高い。Ryzen 9 7950Xと比べても17.85pt上回っている。前世代のCore i9-13900KSとのスコア差は10%近い。マイナーチェンジでこれだけスコアが伸びれば十分だろう。もちろんCore i9-13900KSからの買い替えだとそれほど恩恵はない。
7-Zip
Zipファイルの展開及び圧縮速度をまとめた。展開速度ではRyzen 9 7950X及びRyzen 9 7950X3Dに完敗だ。展開については明らかにRyzenシリーズが優勢だ。Ryzen 9 7950Xと比べると10%強遅く、Ryzen 9 7950X3Dよりも7%遅い。一方で、圧縮速度ではRyzen 9 7950Xよりも4%速く、Ryzen 9 7950X3Dと比べても1%速い。
Handbrake
動画のエンコード速度をまとめている。Core i9-14900KSがRyzen 9 7950Xを抑えてトップとなったが、それほど圧倒的な差をつけているわけではない。Core i9-14900Kと比べても2%-3%程度速いだけに留まる。Ryzen 9 7950X3Dと比べるとH.264で7%速く、H.265では8%速い。ゲーム特化型の3D V-Cache搭載モデルとの性能差は大きめだ。
Adobe Photoshop(PugetBench)
Photoshopでのスコアは9,364だ。Ryzen 9 7950Xよりわずかに低くなったが、十分なスコアが出ている。もっともRyzen 7 5800X3Dを除けば団子状態でそこまでの性能差はなさそうだ。
Adobe Premiere Pro(PugetBench)
Premiere Proでのスコアは14,365とトップだ。Core i9-14900Kよりも3%強スコアが高い。Ryzen 9 7950X3Dと比べてもわずかに上回っている。クリエイティブ用途に強いCPUだと言えるだろう。
Core i9-14900KS搭載おすすめゲーミングPC
G-Master Spear Z790/D5(サイコム)
CPU:Core i9-14900KS *カスタマイズ
GPU:GeForce RTX 4060 MSI
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD SilverStone
コスパ:3.6
カスタマイズでCore i9-14900KS(+64,770円)を選択できる。同時にCPUクーラーのアップグレードが必須で今回はサイコムオリジナルAsetek 624S-M2(+10,930円)を選択した。グラフィックスはGeForce RTX 4060 MSIだ。Core i9-14900KSの性能を考えるとグラフィックボードもハイエンドモデルを選択したいところだ。構成はDDR5-4800 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeとなる。電源ユニットは750W GOLDだ。使い方次第では電源ユニットのアップグレードを推奨したい。
G-GEAR GE9J-N242/ZBH(TSUKUMO)
CPU:Core i9-14900KS(水冷)
GPU:GeForce RTX 4090
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:1200W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
Core i9-14900KS×GeForce RTX 4090搭載のハイエンドモデルだ。現行最強のゲーミングPCといえるだろう。グラフィックスにはAda Lovelace世代のフラグシップモデルであるGeForce RTX 4090を搭載していて4K環境でのゲームプレイもお手の物だ。30万円を超える高価なグラフィックボードとなる。メモリDDR5-5600 32GBと高規格・大容量だ。ゲームプレイ+αで考えることができる。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeと大容量だ。電源ユニットはThermaltake製1200W GOLDを採用している。
ZEFT Z51M(セブン)
CPU:Core i9-14900KS(水冷)
GPU:GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ:DDR5-4800 64GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe×2基
電源:
コスパ:調査中
Core i9-14900KS×GeForce RTX 4080 SUPER搭載のハイエンドの構成の一台だ。セブンらしいモデルと言える。PCケースには自作ユーザーからの人気の高いNZXT H9 Eliteを採用している。フロント及びサイドがクリアガラスになっていて魅せるゲーミングPCとなる。ホワイトカラーがかっこいい。メモリDDR5-4800 64GBと圧倒的だ。これだけの容量ならどのような用途でも対応できる。ストレージはSSD 2TB Gen4 NVMe×2基を搭載している。ゲームでも動画でもたくさん保存可能だ。電源ユニットは850W GOLDを採用している。
FRGH-Z790/KS(フロンティア)
CPU:Core i9-14900KS(水冷)
GPU:GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:1000W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
Core i9-14900KS×GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。CPUクーラーは当然水冷式で高い冷却性能を誇る。チップセットはZ790でオーバークロックにも対応可能だ。GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載していて4K環境にも対応できるポテンシャルを持つ。ゲームプレイ+αでも大活躍間違いなしだ。メモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB NVMeと構成も充実している。電源ユニットは1000W GOLDを採用している。PCケースはクリアガラスパネル採用のミドルタワーだ。シンプルながら落ち着いたデザインで好印象と言える。
FRGBZ790/KS(フロンティア)
CPU:Core i9-14900KS(水冷)
GPU:GeForce RTX 4090
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 2TB NVMe
電源:1500W 80PLUS PLATINUM
コスパ:調査中
フロンティアが販売するハイエンドモデルだ。Core i9-14900KS×GeForce RTX 4090搭載の現行最強のゲーミングPCとなる。4K環境でも高リフレッシュレートを目指せる。また、画像生成AIでも効率的に処理が行える。CPUクーラーは水冷式のMSI製「MAG CORELIQUID E240」を採用している。ARGB対応でデザイン性も高い。Core i9-14900KSの消費電力や発熱量を考えると360mmラジエーター搭載モデルが好ましかったように思うが、ケースサイズ的に240mmが限界なのだろう。メモリDDR5-4800 32GB・SSD 2TB NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットはBTOパソコンではあまり見かけない大容量の1500W PLATINUMが搭載されている。この構成だとしばらくは安泰だ。
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ゲーム推奨 | BTOショップ比較 | グラボ比較表 |
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モデル | ベンチマーク検証機Intel Ver. 2023 |
---|---|
CPU | Core i9-14900KS etc. |
GPU | GeForce RTX 4090 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
マザーボード | MSI MPG Z790 CARBON WIFI MB5911 |
電源 | 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ |