coolermastersilencio画像引用元:https://www.coolermaster.com/

静音が魅力のゲーミングPCを紹介していく。ゲーミングPCの稼働音が気になるという方は必見だ。寝る時でもパソコンを付けっぱなしにしていることが多い方なら意外と気になっているのではないかと思う。ご家族がいても深夜に思いっきりゲームを楽しめるのも静音にこだわるメリットだ。ゲーミングPCは高性能であるが故に発熱量が多く、発熱を抑えるためにファンが稼働して音が出てしまうのだ。パソコンに熱は天敵で排熱を無視した構成の場合パフォーマンス低下に繋がってしまう。

パソコンがうるさい=ファンの音がうるさいということがほとんどと考えてよい。他のパーツではHDDの稼働音が気になるケースもあるが、最近はHDDではなく比較的静かなSSDのシングルスレージを採用したモデルが増えてきているためそこまで神経質になる必要はない。静音モデルとは一般的に高性能なPCケース・ケースファン・CPUクーラーなどを採用していることが多い。当然通常のモデルに比べると価格は上がるがその価値があると言える。人気の静音モデルについては、「人気の静音ゲーミングPC特集」をチェックして欲しい!!こだわりのファンパーツなどで静寂性が高いモデルを厳選している。

PCケースと各ファンが静音のキーとなる

音を抑えるためのキーとなるのはPCケースとファンだ。静音性の高いPCケースを採用したり、冷却性能を犠牲にせずに音の小さいケースファンを採用したりと試行錯誤が必要だ。システム全体でのバランスも考える必要がある。これを自作で実現するのは難しいはずだ。そこでBTOパソコンを活用すればよい。ショップがあなたの代わりに試行錯誤を繰り返し至高の一台を作り上げてくれている。

ゲーミングPCには、多くのファンが装着されていることはご存知だろう。複数のケースファン・CPUクーラーに加えてグラフィックボード・電源ユニットにもファンが搭載されている。高性能なグラフィックボードやCPUを搭載していて発熱量が多いため本体内部の熱を放出する(あるいは冷却する)ためにファンが必要なのだ。エアフローをしっかりと考えて風の流れを作ることが重要だ。通常のパソコンよりもファンの数は多く、音も大きくなってしまう。

原因がわかっているのであればパソコンからファンをなくせばいいのではないか?と考えてしまうかもしれない。残念ながら、ゲーミングPCの場合はそう簡単にいかない。もしもケースファン・CPU・グラフィックボード・電源ユニットからファンをなくしてしまうと本体内部に熱がこもりまともにパソコンが起動しなくなる。間違いなく故障してしまうだろう。単純にファンレスにしても意味がないというわけだ。

参考
galleriaairflow
上記はドスパラのゲーミングPC「ガレリア」のエアフローだ。ガレリアは市場を牽引する存在でとても参考になる。GALLERIAケースの場合は本体サイドから吸気をして本体後ろ及び上部に逃がすイメージだ。画像を見ると分かる通りファンを使って空気の流れを作っている。音というデメリットがあったとしてもファンがないとこのエアフローは成り立たない。

静音モデルこだわりのパーツ一覧

静音(PCケース+CPUクーラー+ケースファン)+セミファンレス(GPU+電源)+SSD=静寂

上記等式通りのパーツを選定すれば静音ゲーミングPCを作ることができるはずだ。まずはPCケースにはこだわり抜く必要がある。静音を謳うPCケースを選択するのが無難だろう。CPUクーラーについても水冷よりも空冷の方が総合的に見て音は抑えられる。ケースファンもケチらない方がよい。安価な製品だと静音性が犠牲になっていることが多い。

グラフィックボードや電源ユニットについてはセミファンレス仕様のものがある。これは一定以下の負荷のなるとファンの稼働が停止するというものだ。静音ゲーミングPCにとって理想的だ。その上でストレージにはHDDではなくSSDを採用する方が好ましい。

静音PCケース

Silent-Master NEO Z390-Mini
内部の音を外に出さないために静音ケースを採用するのは効果的だ。静音モデルを構築する上でこの静音ケースはとても重要だと言える。上記はサイコムの静音ゲーミングPCで採用されている「CoolerMaster Silencio S600」だ。その他パソコンショップセブンで採用されている「Fractal Design Define 7 Compact Black TG Light Tint」も人気が高い。デザインも優れているように思う。

静音を謳うケースでは吸音シートを内部に敷き詰めてできる限り音が外に逃げない工夫がされているものが多い。正面がケースでカバーで閉められるタイプもある。ゲーミングPCとして販売されているBTOメーカーのケースは基本的に高品質で静音性も高いが、静音ゲーミングPCに採用されている静音ケースはそれよりもさらに静音性が高い。コストが掛かっている分高級感のある仕上がりになっている点も見逃せない。

空冷CPUクーラー

Noctua NH-U12A
CPUクーラーの選択も静音ゲーミングPCを構築する上で重要だ。特に性能の向上に伴い消費電力・発熱量も増えている。最近は水冷CPUクーラーが増えているが、独特な音(水の流れる音)がするため静音ゲーミングPCでは必ずしも好ましいとは言えない。空冷ファンと比べて採用されているパーツが多く故障リスクも高くなってしまう。デメリットを理解した上で選択しよう。

空冷クーラーで対応できるならそれに越したことはない。Core Ultra 9 285KやRyzen 9 9950X3Dなどのハイエンドモデルでもオーバークロックをしないのであれば空冷クーラーでも対応可能だ。もちろん高性能なものを選択する必要がある。ファンが大きればファンの回転数を抑えても一定の風量を確保できるため静音化につながる。

ケースファン

Noctua NF-A14 FLX

ケースファンもエアフロー確保において重要な役割を果たすパーツだ。CPUクーラーよりもシンプルで本体内部から熱を逃すことに特化している。大手のBTOメーカーでは一般的なケースファンが採用されることが多いが、高品質なケースファンを選択すれば音を抑えることが可能だ。スペース内部に余裕があるのであれば大型のケースファンを搭載することも効果的だと言える。例えば、Noctua製のケースファンが静音性が高く人気がある。一部中小のBTOメーカーでもカスタマイズできることもあるのでぜひチェックして欲しい。

GPU(セミファンレス機能付き)

MSI GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 3X 12G OC

ゲームプレイを行う上でグラフィックボードは必須だ。ハイエンドクラスのグラフィックボードでも「MSI GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 3X 12G OC」のようにセミファンレス機能を搭載しているモデルもある。低負荷時に冷却ファンを停止させて静音化させることができる。50番台や60番台のグラフィックボードなら発熱量も小さくファン稼働の音が軽減される。

最近はエントリークラスのモデルでも完全なファンレスモデルはなくなってしまったようだ。Ampere世代ではケースファンで有名なNoctuaとグラボのベンダーであるASUSのコラボモデルとして「RTX3080-O10G-NOCTUA」が発売された。これは静音性を重視したグラフィックボードとなる。こういったモデルがリリースされることを期待した。

電源(セミファンレス機能付き)

Ion+ 2 Platinum 860W
高品質な電源ユニットを選ぶのも効果的だ。高品質とは80PLUS認証の上位グレードのことでその上で有名ブランドの電源ユニットを選択するとよい。80PLUS認証とは最低80%の電源効率を実現できるということになる。上位のGOLDやPLATINUMになると90%前後となる。電源ユニットに記載されている消費電力全てをそのままの電源供給を行えるということではない。

低品質な電源だと効率が悪く発熱量が増えてしまうことになる。500Wの電源で80PLUS GOLDなら450W以上の電力を安定して供給できるということだ。電源効率が良くなると消費電力を下げることができるので、発熱を抑えることができる。結果的にケースファンの数を減らしたり、負担を減らしたりできるので静音化につながるというわけだ。グラフィックボードと同様に低負荷時にファンを停止させるセミファンレス機能付きのモデルもある。静音化において盲点とも言えるので意識して選んで欲しい。

SSD

WD Blue SN570 NVMe WDS100T3B0C
静音を考えた場合ストレージにはSSDを使用するのが好ましいと言える。SSDは、HDDとは異なり電子的にデータの書き込みや読み込みを行うため音を発しにくい。HDDは物理的にディスクに書き込んだり読み込んだりするため意外と音が大きく気になってしまう方も多いだろう。最近はM.2 SSDが主流で発熱量も抑えやすい。

人気の静音ゲーミングPC特集【2025年】

静音モデルに強いのは中小のBTOメーカーだ。具体的にはサイコムやパソコンショップセブンがおすすめだ。大手BTOメーカーとは異なり様々なPCケースを選択できるのが強みになっている。大手の場合は販売台数確保のためにどうしても固定されてしまうからだ。

ZEFT R60ADB(セブン)

ZEFT G15B価格:248,380円(送料込)
CPU:Ryzen 7 7700(水冷)
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

CPUにはZen 4アーキテクチャ採用のRyzen 7 7700を搭載した一台だ。8コア16スレッドと最近のインフレ傾向から見ると控え目だが、ゲーム性能はまずまず高い。Core i9-12900Kと同等だ。グラフィックスにはミドルクラスのGeForce RTX 4060を搭載していて高解像度でのゲームプレイにも対応可能だ。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も平均以上だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。PCケースは静音ケースの定番である「Antex P10 FLUX」を採用している。防音素材をたっぷりと使い静音性を重視している。フロント・両サイド・トップの計4面に防音パネルを採用している。フロントパネルは右開きと左開きを切り替えることが可能だ。12cmのファンが標準で5基(リア1基+フロント3基+電源チャンバー上に1基)搭載されている。カスタマイズでもう1基増やすことが可能だ。

Silent-Master NEO B550A(サイコム)

Silent-Master NEO Z390-Mini価格:245,050円+送料2,920円
CPU:Ryzen 5 5600X
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

公式サイト

サイコムが誇る至高の一台だ。PCケースは「Cooler Master SILENCIO S600」を採用している。冷却性能と静音性にこだわり抜いたモデルとなっている。Ryzen 5 5600X×RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。ベースモデルとしても選びやすいのではないかと思う。グラフィックスのSycom Silent Master Graphics RTX4060Ti 8GBはサイコムオリジナルのセミファンレス仕様の静音設計となる。メモリDDR4-3200 8GB、SSD 1TB Gen4 NVMeという構成だ。メモリについては16GBへアップグレードしておくべきだろう。電源ユニットは650W GOLDを採用している。ケースファンにはNoctua NF-A14 FLXとNoctua NF-S12A FLXが選択されている。世界的にも人気の高い高品質ファンだ。GeForce RTX 4060 Ti搭載モデルとしては価格が高いものの、静音性の高さを評価すれば100点満点だ。

ZEFT Z55GS(セブン)

ZEFT G15B価格:373,780円(送料込)
CPU:Core Ultra 5 235(水冷)
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5-5600 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

PCケースにはセブンの静音モデルでは定番の「Antex P10 FLUX」を採用している。ケースの4面に防音パネルを装着したこだわりのケースだ。標準で5基のファンを搭載していてエアフローも優れている。このモデルの魅力はCPUとGPUにもある。いずれも希少性の高いモデルで注目している。Core Ultra 5 235はBTOパソコンではあまり選択されない。14コア14スレッドと下位モデルのCore Ultra 5 225よりも性能は上だ。グラフィックスのGeForce RTX 4060 Tiは入手困難となっている人気モデルだ。フルHD環境でのゲームプレイに適している。CPUとGPUのバランスもよくおすすめだ。

ZEFT R61E(セブン)

ZEFT G15B価格:373,780円(送料込)
CPU:Ryzen 7 9700X(水冷)
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

公式サイト

最新のRyzen 7 9700Xを搭載したゲーミングPCだ。Zen 5アーキテクチャになりより高いパフォーマンスを発揮する。省電力性にも長けたCPUだ。メモリはDDR5-5600 16GBと高クロックなモデルが選択されている。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMe搭載で必要十分だろう。重量級タイトルを保存しても余裕がある。電源ユニットは650W BRONZEだ。PCケースには定番の「Antex P10 FLUX」が選択されている。システムノイズを抑えるために緻密に設計されたミドルタワーケースだ。フロント、再度、トップパネルに防音パネルを搭載していて動作音を閉じ込めてくれる。シンプルなデザインで万人受けしそうだ。PSUチャンバー上に逆手回転の120mmファン搭載でGPUを直接冷やすことができる。

Silent Master PRO Mini B860(サイコム)

Silent Master PRO Z790 MiniD4価格:331,040円+送料2,920円
CPU:Core Ultra 7 265T
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5-5600 32GB DDR5-5600 64GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:660W 80PLUS PLATINUM
コスパ:調査中

公式サイト

静音を突き詰めていくとこのモデルにたどり着く。PCケースには、評判の高いSilencio S400を採用し土台は完璧だ。音が漏れがちな本体前面に開閉式ドアを搭載することで静音性を高めている。CPUには低消費電力版のCore Ultra 7 265Tを搭載している。ゲーミングPCでは珍しいチョイスだ。CPUクーラーはファンレスのNoctua NH-P1が標準搭載となる。6本のヒートパイプとヒートシンクフィンを採用した無音モデルだ。デフォルトの構成ではグラフィックスにはGeForce RTX 4060 Tiが選択されている。セミファンレス機能付きの「ASUS TUF-RTX4060Ti-O8G-GAMING」だ。フルHD環境でのゲームプレイに最適だ。もちろん、この土台があるのでグラフィックボードをグレードアップしても音が気になることはない。電源ユニットにはFractal Design ION+2 Platinum 660Wを搭載している。ケースファンにはNoctua NF-A14 FLXとNoctua NF-S12A FLXが選択されている。まさに至高の一台だと言っても過言ではない。

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