画像引用元:https://www.ark-pc.co.jp/
当ページでは、Core i5-10600Kのスペックレビュー&性能ベンチマークを検証している。Core i5-9600Kの後継モデルだ。Core i5シリーズで最強のゲーミング向けCPUが登場した。 ゲーム向けCPUに新たな選択肢が加わったと言える。第10世代最上位のCore i5シリーズはゲーミング用途でどこまで高みを目指せるのか、Core i5シリーズ最上位モデルに掛かる期待値を超えられるのかについて注目したい。
これまでも主流となることはなかったが知る人ぞ知る高パフォーマンスモデルだ。現時点ではCore i5-10600Kを搭載したゲーミングPCは販売されていない。基本的に自作ユーザー向けのCPUで今後はカスタマイズなどで搭載モデルを選択できる可能性がある。後継モデルは、Rocket Lake世代の「Core i5-11600K」だ。最大クロックが引き上げられてより高い性能を持っている。
コードネーム | Comet Lake |
---|---|
プロセス | 14nm |
コア/スレッド数 | 6コア/12スレッド |
定格/最大クロック | 4.1 GHz/ 4.8 Ghz |
L3キャッシュ | 12MB |
TDP | 125W |
発売日 | 2020年05月20日 |
MSRP | $262 |
中古価格 | 17,980円~ *2024/7時点 (15,980円/Fモデル) |
コメント | ゲーミングPC搭載CPUとしてのポテンシャルが高い 高コストパフォーマンスが魅力のCPU 消費電力が高くワットパフォーマンスに劣る |
評価 | ・総合評価 6.5 ・ゲーム評価 6.5 |
当ページの目次
Core i5-10600Kの基本情報
総合性能
実は比較対象のCore i7-9700Kの総合的な性能はそこまで高くない。Core i7-9700Kの凄さはゲーム性能の高さである。Ryzen 9シリーズを凌駕し、Core i9シリーズにも並ぶゲーム性能こそが魅力である。総合評価ではCore i7-9700Kと同等でも、ゲーム性能で超えていなくてはあまり意味がない。
第10世代のCore i9は世界最速のゲーム向けCPUとして登場した。同じ第10世代のCore i5も当然ゲーム性能の高さが特徴である。Core i7-9700Kにどこまで迫る事ができるのか。それこそがCore i5-10600Kの評価を左右する部分だ。まず、Core i7-9700KとCore i5-10600KではゲーミングPCに搭載された時の価格に差がある。最新とは言えCore i5シリーズは価格的に優位である。
もしもゲーム性能でCore i7-9700Kに並ぶ事ができれば、ゲーミングPCに搭載されるCPUの中で確固たる地位を築くことができる。前世代のCore i5-9600Kは非常に優れたCPUだった。それでも取り扱うBTOショップはかなり限られていた。Core i5-10600Kも同じ道を辿るのだろう。Core i7-9700Kを超えても、Core i7-10700などの最新i7シリーズがある。その大きな壁に挑むためにも、i5-10600Kを選択するメリットを示さなければならない。
Core i5-10600Kは第9世代のCore i7を超え、第10世代のi7に匹敵するゲーム性能を持っているのかどうか。つまるところ、そこが問題なのである。CPUがゲームに与える影響は徐々に小さくなっている。Core i7-9700KとCore i7-10700Kのスコアに差がでていないように、上限が見え始めている。性能で優位に立ちにくいi5-10600Kにとっては、その上限というものが有利に働く可能性がある。
個人的に最も注目している最新CPUなだけに、しっかりとした存在感を示して欲しいものだ。最新のRocket Lake世代のCore i5-11600KになるとCore i7-9700Kを超えてRyzen 5 5600Xと同程度になる。
基本スペック
i5-10600K | i7-9700 | i5-9600K | |
---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel |
プロセス | 14nm | 14nm | 14nm |
コードネーム | Comet Lake | Coffee Lake | Coffee Lake |
CPUコア数 | 6 | 8 | 6 |
スレッド数 | 12 | 8 | 6 |
定格クロック | 4.1 GHz | 3.0 GHz | 3.7 GHz |
最大クロック | 4.8 GHz | 4.7 GHz | 4.6 GHz |
L3キャッシュ | 12MB | 12MB | 9MB |
対応メモリ | DDR4-2933 | DDR4-2666 | DDR4-2666 |
内蔵グラフィックス | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 |
TDP | 125W | 65W | 95W |
TBM3.0 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
TVB | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
価格 | $262 | $323 | $262 |
発売日 | 2020/05/20 | 2019/06/13 | 2018/10/20 |
これまでの性能を超える12スレッドでありながら、コア辺りの処理性能はアップしている。これは性能に関わることだ。Core i5-9600Kと比べて定格クロックが11%、最大クロックが5%引き上げられている。このことを取って見ても性能が格段に良くなっているのが分かる。L3キャッシュはCore i7-9700と並ぶ12MBでメモリ規格もアップグレードされている。
ただ、14nmを採用する第10世代は省電力性とはかけ離れているのがデメリットだ。Core i9-9900KSの次点に付ける125Wはかなり厳しい。電源ユニットなどの排熱対策にコストが掛かってしまいコストパフォーマンスが悪化してしまう。Core i5はCore i9以上の消費電力ともなればワットパフォーマンスが悪い事が明白だ。搭載する電源を考慮すると、Cpre i5-10600KとCore i9-10900Kが同じ構成になる。
いかにCore i5最上位と言えど、第10世代のメインストリーム最上位と同等の消費電力はシャレにならない。Core i5-10600Kは考えられない性能の高さを予感させると同時に、消費電力という弱点を持っている。価格辺りの性能は優秀でも、それなりの電源が求められる。そのため、搭載モデルになるとややコストパフォーマンスが落ちてしまう。
オーバークロックに対応するためには余裕を持った電源容量を選択しなければならない。消費電力が従来と同等であれば間違いなくi5最強のCPUだった。そして第10世代最強のコストパフォーマンスを持つCPUとして注目を集めていただろう。仮にCore i7-9700に性能が並ぶのであれば、Core i5-10600KではなくCore i7-9700にメリットがありそうだ。
ただ、スペックを見る限りCore i5-10600Kの方が性能が高くなるだろう。定価$61安いi5-10600Kはi7-9700に代わる選択肢となり得る。一方で、Core i7-10700の存在も忘れてはならない。純粋にCore i7-9700の上位互換であるCore i7-10700は消費電力が据え置きの65Wだ。第9世代のCore i7-9700を超えても第10世代のi7が立ちふさがる。この関係性はCore i5最上位の宿命である。性能が大きく伸びていれば、選択の余地は残るはずだ。
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Core i5-10600Kの最新評価【2024年】
エントリークラス相当のゲーム性能を持つ
Core i5-10600Kはおよそ3年前に発売されたIntel第10世代の倍率ロックフリーモデルだ。ゲーム性能スコアは22,841とまずまずのスコアとなる。60番台までのグラフィックボードとであればバランスを取りやすい。現行のIntel第13世代のエントリークラスであるCore i3-13100に届かないのは驚きだ。3世代後になれば一気にCPU性能は向上する。ただし、Core i3-13100は4コア8スレッドとスペックが低くタイトルによっては逆転してしまうこともある。6コア12スレッドのCore i5-10600Kの方が有利になる場面もあると考えておこう。
Core i5-10600Kはオーバークロックができる点でもポテンシャルは高い。Core i7-9700と比べても性能が高く省電力性も優れている。当然新しい方が故障率も下がるので、Core i5-10600Kは魅力的な選択肢となる。性能的にはCore i5-10400やCore i5-10500を選ぶよりもCore i5-10600Kを選択する方がよいのではないかと思う。これから数年先までは問題なく通用するだろう。
コストパフォーマンスは悪くない
製品名 | コア/スレッド | ゲーム性能 | 価格 | コスパ | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
Core i3-13100F | 4/8 | 23,381 | 17,780 | 1.315 | 2023/01/03 |
Core i3-12100F | 4/8 | 23,258 | 14,480 | 1.606 | 2022/01/05 |
Core i5-10600K | 6/12 | 22,841 | 17,980 | 1.270 | 2020/05/20 |
Core i5-10600KF | 6/12 | 22,841 | 15,980 | 1.429 | 2020/05/20 |
Core i5-11400F | 6/12 | 22,473 | 13,980 | 1.608 | 2021/03/30 |
Core i7-9700KF | 8/8 | 21,394 | 18,980 | 1.127 | 2018/10/20 |
Core i7-9700 | 8/8 | 21,271 | 20,980 | 1.014 | 2019/09/06 |
2024年7月時点では数は少ないものの入手できる状況だ。価格はCore i5-10600Kが17,980円~で、Core i5-10600KFが15,980円~となる。コスパ指標的には悪くない。6コア12スレッドかつオーバークロック対応モデルであることを考慮すれば十分選択肢に入れてもよいだろう。
Core i5-10600Kのベンチマーク一覧
Cinebench R20
総合的な性能ではまだまだRyzenシリーズに遠く及ばない。ただ、Core i5-9600Kから見るとマルチコア性能は大幅に伸びているのが分かるだろう。Ryzenに及ばないながらも食らいつく性能は、ゲーム性能への高い期待が募るばかりだ。
Adobe Photoshop 2020
期待以上とも取れるが、ここはしっかり超えていて欲しかった。コア性能が求められる性質なのか、6コアのCore i5-10600Kでは8コアのCore i7-9700Kには太刀打ちするのは難しいのだろうか。ここまでは「Core i5にしては」性能が高い程度である。
Adobe After Effects 2020
Core i5-10600Kはここでもそこそこなスコアだ。i5として見れば突出している程度である。もう少し高いスコアが残せるのではないかと考えていただけに残念だ。12スレッドにアップしたと言っても、基本は6コアだ。この辺りが6コアの限界なのだろう。
Core i5-10600Kのゲームプレイ時のフレームレート
Far Cry New Dawn 1080p
Core i9-10900K | |
Core i7-9700K | |
Core i7-10700K | |
Core i9-9900K | |
Core i5-10600K | |
Core i5-10400 | |
Ryzen 7 3700X |
スコアで言えば近い位置にいる。ただ、同等と言うには明確な差がある。贔屓目に見てもワンランク落ちる性能だ。Ryzenシリーズに対しては性能的な優位を築いている。Ryzenのスコアが一定であることから、Ryzenの上限はIntelより低くなっているのだろう。
Far Cry New Dawn 1440p
Core i9-10900K | |
Core i7-10700K | |
Core i7-9700K | |
Core i9-9900K | |
Core i5-10600K | |
Core i5-10400 | |
Ryzen 7 3700X |
Borderlands 3 1440p
Core i5-10600K | |
Core i7-9700K | |
Core i9-9900K | |
Core i7-10700K | |
Core i9-10900K | |
Core i5-10400 | |
Ryzen 7 3700X |
数値上のこととは言え、60fpsを切るというのは少し気になるところだ。Borderlands3でのベンチマークでCore i5-10600Kは存在感を示すことができた。一応は面目が保たれたと言ったところだろう。ただ、少し出来すぎな結果なのが気になる。Core i5-10600Kが優秀というよりも、他CPUが思うように性能を出せなかったというのが本質だと言える。
Ghost Recon Breakpoint 1440p
Core i9-10900K | |
Core i7-10700K | |
Core i7-9700K | |
Core i9-9900K | |
Core i5-10600K | |
Core i5-10400 | |
Ryzen 7 3700X |
このことから、CPUによる影響の小さいゲームである事が分かるだろう。CPUによる影響が小さければCore i7-9700KどころかCore i9-9900Kにも並ぶことができる。参考記録のようなもので、CPU性能が求められるゲームではこうはいかないことは他のベンチマークで証明されている。
Total War : Three Kingdoms 1080p
Core i9-10900K | |
Core i7-10700K | |
Core i7-9700K | |
Core i9-9900K | |
Core i5-10600K | |
Core i5-10400 | |
Ryzen 7 3700X |
最小と平均との差が大きいほど負荷を感じやすい。安定感という意味では流石に第10世代だ。もしも、第10世代に最適化されるゲームが増えるようなことがあれば、ある程度の地位は確立できるだろう。
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Intel Core i5-10600Kの特徴&評価【2020年時点】
優秀なコストパフォーマンスが魅力
Core i5シリーズはCPU全体でもコストパフォーマンスの高いCPUだ。ゲーム用途で見れば最低限として扱われていることもあるが、実際にはCore iシリーズの上位モデルと比べても遜色のないレベルとなっている。低価格で高性能を体現したCPUは他にもある。しかし、ゲーム用途に限っては、そのコストパフォーマンスは他の追随を許さない。
第10世代ではCore i5-10400に次ぐ2位のコストパフォーマンスの高さを誇る。性能に重きを置くならCore i5-10600KはNo.1のコストパフォーマンスと言えるだろう。性能辺りの価格は2位でも、快適にゲームをプレイ出来る性能を持つCPUの中では1位という意味だ。価格と性能のバランスが実に素晴らしい。
Core i5シリーズの中でもi7の影に隠れる最上位モデルは、第10世代になってようやく注目を集めた。海外では主流の最上位i5は、何故か国内ではあまり話題にならない。ただ、Core i5-10600Kは自然と人気が高まる性能と価格を持ち合わせている。本格的なゲームプレイにも対応できる性能だ。
最も人気の価格帯である15万円台のモデルに搭載できる価格とその高い性能から人気のグラフィックボードとも幅広くバランスが取れる。これらの要素を持って、人気が出ないわけがない。多くのゲーマーにとってベストなCPUとなるだろう。
高リフレッシュレート、高解像度への対応力も魅力だ。ただ、4Kはやや苦手なようで、WQHDまでに留めたい。基本はフルHDかWQHDでの高リフレッシュレートだろう。フルHD環境では144hz以上にも対応可能だ。競技性の強いゲームでは必須とも言える高リフレッシュレートをi5で最大限活かすことができる。
これまで、本格的なゲームプレイにはCore i7-9700以上が求められた。それがi5で実現出来るとなると、Core i7よりも選択しやすくなるだろう。結果として、快適なゲームプレイが可能なゲーミングPCの価格を下げることに繋がる。CPUのみならずゲーミングPC全体に波及するその影響力は、コストパフォーマンスという枠に留まらないのかもしれない。
価格次第ではCore i7シリーズに代わる選択肢となる
ゲームではCore i7-9700Kには届かなかったが、ベンチマーク上には記録の無いCore i7-9700は上回っている。Core i7-9700より安く、性能の高いCPUの登場である。Core i7-10700の価格が落ち着くまではCore i7-9700は市場に残るだろう。その期間はi7-9700よりも優れた選択肢として注目を集めそうだ。
問題はこれまでもi5シリーズはCore i5-9400のような低価格モデルが採用されてきたことだ。Core i5-9600K搭載モデルの取り扱いがほとんどなかったように、Core i5-10600Kを取り扱うショップがどれほど出てくるのか。ユーザー視点で見ればCore i7-9700よりも優れたCPUは歓迎だ。
ショップとしてはCore i7-9700の方が扱いやすいかもしれない。旧世代のCPUは価格が大きく下がる。キャンペーンやセールで大幅な値引きが適用される可能性が高い。結果として、Core i5-10600Kよりも安く展開されるかもしれない。その点だけが懸念材料である。
現状の評価ではCore i7-9700を上回り、主力として見れるCPUだ。取り扱い価格が安くなればゲーミングPCの勢力図を変える存在である。ベンチマークの結果を見て分かる通り、CPUの性能がゲームに与える影響は徐々に小さくなっている。
ゲームの要求スペックが高くならない限りはCore i5-10600Kでもトップクラスのスコアを出せる事に他ならない。ハイエンドなCPUが必要無いというわけではない。Core i5-10600Kが既にハイエンドなCPUの領域に踏み入れているのだ。もちろん、それはゲームにおいてのみである。ゲーム以外の用途では上位CPUとの差は明確にある。ゲーム主体で考えるならCore i5-10600Kでも十分過ぎる性能だ。
ワットパフォーマンスの悪さが不安
Core i5-10600Kは、性能と価格という2大要素を満たすCPUとして評価が高いモデルだ。その一方で、消費電力の高さが指摘されている。TDP 125Wは主流のCore iシリーズの中で2位の高さである。Core i9-10900Kに並び、Core i9-9900KSに次ぐ2番目の消費電力の高さは褒められたものではない。
これはCore i7-9700やCore i7-10700の65Wに対して倍近い。ワットパフォーマンスでは最悪の部類である。TDPは消費電力そのものを示す数値ではないが、それに準拠するものとして記載している。電源の品質が高くなった現在では、あまり消費電力を重視するユーザーはいないかもしれない。それも自然なことだろうと思う。
ただ、ゲーミングPCではそうもいかない。例えば、これまで500W BRONZEで対応できていたものが、650Wや700W搭載モデルになってしまう。そうなると価格が少し上がることになる。コストパフォーマンスが魅力のi5-10600Kの良さを削ってしまうことになるのだ。
このデメリットはメリットを削るという意味でマイナス要素が非常に強い。比較的性能が控えめのGTX 1660搭載モデルで言えば、Core i7-10700搭載とCore i5-10600K搭載で価格差が小さくなる。性能差ははっきりあるにも関わらず、価格差は1万円を切る程度になるかもしれない。
数千円の差なら、上位のCore i7を選択した方がよい。また、搭載モデルではi7もそれなりに価格が抑えられている傾向にある。仮に、価格差が5,000円程度にまで縮まるとモデルの評価は逆転してしまうだろう。こういった状況も考えられるのがワットパフォーマンスの影響である。
Core i5シリーズ最上位モデルが注目されにくい理由はこの辺りにある。Core i5-9600KもCore i7-9700より消費電力が高かった。省電力性を主軸にするには、オーバークロック機能が余計なのかもしれない。その証拠に、オーバークロック機能を持たないCore i5-10600は65Wである。ただ、性能もそれなりに下がっているのでCore i5-10600の方がよいということにはならないのが難しいところだ。
管理人による総評(Core i5-10600K)
(+) ゲーミングPC搭載CPUとしてのポテンシャルが高い
(+) コストパフォーマンスが高く人気が出るかも!?
(-) 消費電力が高くワットパフォーマンスに劣る
Core i5-10600Kは個人的に非常に注目しているCPUだ。ゲームに対する性能の高さと価格の安さが最大の魅力だ。ワットパフォーマンスが悪いというデメリットはあるが、これはショップ側の対応で大きく変わってくるものだ。
例えばドスパラなら標準搭載の電源容量が上がっても、BRONZEクラスなら価格差がほとんどない。パソコン工房にしても同じことだ。Core i5-10600K搭載モデルはショップのカラーが出やすいCPUと言える。取り扱いの難しいCPUでもあるので、やはり搭載モデルは少ないかもしれない。
自作となるとワットパフォーマンスの悪さは大きく影響を及ぼす。消費電力が上がればその分優れた電源を購入しなくてはならなくなるのはデメリットだろう。オーバークロックを活かすためにはチップセットZ490も必要だ。活かさないなら別の選択肢を考えた方がよい。
こういった関係から、単純な選択肢とならないのは歴代通して同じである。価格が近いならCore i7の方がよいという前提が常にある。Core i5-10600Kはシビアな価格の勝負が求められる。Core i5-10400のようなCore i5シリーズ最低ランクのCPUであれば、Core i7との価格差が割合で見ると微妙であっても安いことで差を着けられる。
人気CPUになれる素質はあっても、それを上手く運用できない。Core i5-10600Kはあまり一般受けしにくいのかもしれない。Core i5-10600K搭載モデルを選択の際はCore i7-10700搭載モデルの価格もチェックしておきたい。
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