当ページでは、Core i5-13400の性能レビュー&搭載ゲーミングPCを紹介している。2023年1月のCES 2023でようやくIntel第13世代CPUの無印モデルが発表され1月5日に早速Core i5-13400が発売された。Core i5シリーズの下位モデルでもハイブリッドコアアーキテクチャが採用されている。旧世代のCore i5-12400の6コア12スレッドから10コア16スレッドへとスペックが引き上げられているのがハイライトだ。
2022年もっとも売れたCPUはIntel第12世代のCore i5-12400F(BCN+R, 2023)だ。CPU内蔵グラフィックス搭載のCore i5-12400も第4位にランクインしている。第12世代のCore i5-12400の人気が高かったこともあり、その後継モデルであるCore i5-13400も注目されている。手頃な価格で十分なゲーミング性能を得られるのかどうか検証していく。搭載モデルは「Core i5-13400搭載おすすめゲーミングPC」で紹介しているので参考にして欲しい。一つ上のCore i5-13500にも注目したい。
競合モデルはRyzen 5 7600XやRyzen 5 7600ではなく、旧世代のRyzen 7 5700Xだ。最新のRyzen 5シリーズよりも性能は劣るが、価格が底値でかなり安く購入できる。単体価格は26,980円と破格でCore i5-13400と同等のゲーミング性能を持つ。搭載ゲーミングPCも安価だ。Core i5-13400はマルチコア性能も重視したいユーザー向けとなる。後継モデルはIntel第14世代のCore i5-14400だ。Raptor Lake-Refreshで性能はほとんど同じだ。
Core i5-13400の基本情報
コードネーム | Raptor Lake |
---|---|
プロセス | 10nm |
コア/スレッド数 | 10コア(6P+4E)/ 16スレッド |
定格/最大クロック(P) | 2.5 GHz / 4.6 Ghz |
定格/最大クロック(E) | 1.8 GHz / 3.3 Ghz |
L2キャッシュ | 9.5MB |
L3キャッシュ | 20MB |
PBP | 65W |
MTP | 154W |
発売日 | 2023年01月04日 |
MSRP | $221 |
国内価格 | 35,840円~/通常 31,750円~/Fシリーズ |
特徴 | (+)ハイブリッドコアアーキテクチャを採用している (+)i5-12400よりも25%以上処理性能が向上している (+)省電力性の高いモデルとなる (+)搭載BTOパソコンに掛かる期待は大きい (-)ゲーミング性能は旧モデルからそれほど伸びていない (-)組み合わせ次第ではボトルネックになる可能性がある |
評価 | ・総合評価 7.5 ・ゲーム評価 7.0 |
当ページの目次
Core i5-13400の基本情報
旧世代のモデルと比較
i5-13400 | i5-12600K | i5-12400 | |
---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel |
コードネーム | Raptor Lake | Alder Lake | Alder Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 10nm |
トランジスタ数 | - | - | - |
ダイサイズ | 257 mm² | 215 mm² | 163 mm² |
トータルコア数 | 10コア | 10コア | 6コア |
トータルスレッド数 | 16スレッド | 16スレッド | 12スレッド |
CPUコア数(P) | 6コア | 6コア | 6コア |
スレッド数(P) | 12スレッド | 12スレッド | 12スレッド |
CPUコア数(E) | 4コア | 4コア | - |
スレッド数(E) | 4スレッド | 4スレッド | - |
定格クロック(P) | 2.5 GHz | 3.7 GHz | 2.5 GHz |
最大クロック(P) | 4.6 GHz | 4.9 GHz | 4.4 GHz |
定格クロック(E) | 1.8 GHz | 2.8 GHz | - |
最大クロック(E) | 3.3 GHz | 3.6 GHz | - |
L2キャッシュ | 9.5MB | 9.5MB | 7.5MB |
L3キャッシュ | 20MB | 20MB | 18MB |
内蔵GPU | UHD Graphics 730 | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 730 |
グラフィックスコア | 24 | 32 | 24 |
グラフィックス周波数 | 300MHz-1550MHz | 300MHz-1450MHz | 300MHz-1450MHz |
CPUクーラー | ○ | なし | ○ |
PCI-Express | Gen 5, 20 Lanes | Gen 5, 20 Lanes | Gen 5, 20 Lanes |
PBP | 65W | 125W | 65W |
MTP(PL2) | 148W | 150W | 117W |
MSRP | $221 | $318 | $211 |
国内価格 | 35,840円~/通常 31,750円~/Fシリーズ | - | 25,980円~/通常 21,880円~/Fシリーズ |
搭載モデル価格 (RTX 4060) | 154,800円~ | - | - |
発売日 | 2023/01/03 | 2021/11/04 | 2022/01/04 |
消費電力を低くするためにCore i5-12600Kと比べるとクロック周波数は抑えられている。Pコアの定格クロックは32%低く、最大クロックも6%低い。Eコアも定格クロックが35%低く、最大クロックも7%低い。L2キャッシュ及びL3キャッシュはCore i5-12600Kと共通だ。
内蔵GPUはUHD Graphis 730が選択されている。これはCore i5-12400と同じだ。Core i5-13400はCPUクーラーが同梱となっている。Core i5-13400は消費電力が65W-148Wと抑えられている。国内価格は34,480円~とCore i5-12600Kよりも15%程度安く購入できる。オーバークロックができないためCore i5-12600Kの方がポテンシャルが高い。省電力性を重視するならCore i5-13400は魅力的な選択肢となる。
Core i5-12400は6コア12スレッドというスペックだ。ハイブリッドコアアーキテクチャには対応しておらずCore i5-13400で一気にスペックが引き上げられた。Pコアの定格クロックは変わっていないが、最大クロックが5%高くなった。また、L2キャッシュ・L3キャッシュ共に少しだけ増えている。内蔵GPUはUHD Graphics 730と同じだが、グラフィック周波数が高くなっている。
CPUクーラー同梱は共通だ。PCI-ExpressもGen 5, 20 Lanesとなる。PBPは65Wだ。MTPは28%高くなり148Wだ。やはりハイブリッドコアアーキテクチャを採用したことで消費電力を抑えることは難しいのだろう。MSRPは$10高くなっていて、国内の販売価格は10,000円程度の差がある。参考としてRTX 3060搭載モデルの価格では1万円程度の差が付けられていた。
現行上位の13500/i5-13600Kと比較
i5-13400 | i5-13500 | i5-13600K | |
---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel |
コードネーム | Raptor Lake | Raptor Lake | Raptor Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 10nm |
トランジスタ数 | - | - | - |
ダイサイズ | 257 mm² | 257 mm² | 257 mm² |
トータルコア数 | 10コア | 14コア | 14コア |
トータルスレッド数 | 16スレッド | 20スレッド | 20スレッド |
CPUコア数(P) | 6コア | 6コア | 6コア |
スレッド数(P) | 12スレッド | 12スレッド | 12スレッド |
CPUコア数(E) | 4コア | 8コア | 8コア |
スレッド数(E) | 4スレッド | 8スレッド | 8スレッド |
定格クロック(P) | 2.5 GHz | 2.5 GHz | 3.5 GHz |
最大クロック(P) | 4.6 GHz | 4.8 GHz | 5.1 Ghz |
定格クロック(E) | 1.8 GHz | 1.8 GHz | 2.6 GHz |
最大クロック(E) | 3.3 GHz | 3.5 GHz | 3.9 GHz |
L2キャッシュ | 9.5MB | 11.5 MB | 20MB |
L3キャッシュ | 20MB | 24MB | 24MB |
内蔵GPU | UHD Graphics 730 | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 770 |
グラフィックスコア | 24 | 32 | 32 |
グラフィックス周波数 | 300MHz-1550MHz | 300MHz-1550MHz | 300MHz-1500MHz |
CPUクーラー | ○ | ○ | なし |
PCI-Express | Gen 5, 16 Lanes | Gen 5, 16 Lanes | Gen 5, 16 Lanes |
PBP | 65W | 65W | 125W |
MTP(PL2) | 148W | 154W | 181W |
MSRP | $221 | $242 | $319 |
国内価格 | 35,840円~/通常 31,750円~/Fシリーズ | 37,670円 | 48,980円~/通常 45,200円~/Fシリーズ |
発売日 | 2023/01/03 | 2023/01/03 | 2022/10/20 |
PCI-ExpressはGen 5, 16 Lanesと共通だ。PBOも65Wと同じだが、MTPは154Wと4%程度高くなる。MSRPでは+21だ。Core i5-13500にはCPU内蔵グラフィックス非搭載のFシリーズはない。国内の販売価格は37,670円で、Core i5-13400と比べて1,830円高い程度だ。これならCore i5-13500のコスパの高さが光る。BTOパソコンではマイナーな存在なのが悲しい。
Core i5-13400は、Raptor Lake世代の倍率ロックモデルだ。2022年10月に発売されたCore i5-13600Kの下位モデルとなる。上位モデルのCore i5-13600Kになると、14コア20スレッドとより高いスペックを得られる。Pコアは6コアと共通だが、Eコアが倍の8コアとなった。Pコアの最大クロックは5.1GHzと高い数値となっている。EコアもCore i5-13400よりも定格クロック・最大クロックがそれぞれ45%・18%高い。
Core i5-13600KではL2キャッシュが20MBと21%多い。L3キャッシュも20%増えて24MBとなる。ゲームプレイなどではCore i5-13600Kが上だ。内蔵GPUはUHD Graphics 770だ。Core i5-13600KではCPUクーラーが非同梱で別途用意する必要がある。国内価格は48,980円~だ。コスト面を考えるとやはりCore i5-13400は魅力的な選択肢となる。CPUクーラーが同梱なのも魅力的だ。
Core i5-13400の特徴&注意点
10コア16スレッドと従来モデルから大幅スペックアップ
Core i7-13700K | |
Ryzen 9 7900X | |
Core i9-12900K | |
Core i5-13600K | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i5-13500 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Ryzen 5 7600X | |
Ryzen 7 5800X | |
Core i7-11700K | |
Core i5-12400 | |
Core i7-11700 | |
Core i5-11400 |
Core i5-13400は、Core i5シリーズの無印モデルとして初めてハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。初めてとは言ってもハイブリッドコアアーキテクチャ自体が2世代目だが、それでも進化としては順当だ。6コア12スレッドから10コア16スレッドへとコア・スレッドがそれぞれ66%・33%増えた。それはパフォーマンスにも現れていてCore i5-12400と比べて25%程度性能が高い。やはりEコアが増えたことで性能の底上げが行われている。
一方で、ゲーミング性能については従来モデルのCore i5-12400から飛躍的に伸びているわけではない。Core i5-12400から数%アップしただけに留まる。Core i5-13400のPコア部分はRaptor Cove(2.0MB×コア)ではなく、Intel第12世代のGolden Cove(1.25MB×コア)を採用しているのではないかと考えられる。それはL2キャッシュ容量にも現れている。
Core i5-13400のL2キャッシュ容量は1.25MB×6(Pコア)+2.0MB(Eコア)=9.5MBだ。L3キャッシュ容量も20MBにとどまる。Core i5-12400がそれぞれ7.5MB・18MBだったので伸びていることは伸びているが、それはあくまでEコアが増えた分だけだ。つまり、アーキテクチャ的にはそれほど変わっていないということになる。ゲーミング性能がそれほど伸びていないのはこの部分にあるのかもしれない。
上位モデルであるCore i5-13600Kでは、L2キャッシュが20MB・L3キャッシュが24MBと大容量だ。特にL2キャッシュ容量は2倍以上だ。Core i5-13600Kとの性能差は大きく、アーキテクチャの違いがあると考えるのがしっくり来る。Core i5-13400はハイブリッドコアアーキテクチャを採用したものの上位モデルとの差別化のためにIntel第12世代のリフレッシュモデルでしかない。
なお、Core i5-13400と同じリフレッシュモデルであるCore i5-13500と比べても6%程度性能で劣る。Eコアが増えている分だけCore i5-13500が有利だ。アーキテクチャ的には変わらずCore i5-13600Kとの差は大きい。
無印モデルとしてしっかり消費電力が抑えられている
Core i5-13400は、無印モデルとして省電力性の高いCPUとなっている。従来モデルのCore i5-12400と比べても消費電力が5%弱上がったぐらいで、性能が25%以上高くなっていることを考えると評価は高い。Core i5-12400と同じ電源ユニットを流用しても問題ない。
上位モデルであるCore i5-13600Kになると207Wと消費電力が一気に上がる。そういう意味では省電力性の高いCore i5-13400に魅力を感じる方は多いだろう。競合モデルのRyzen 5 7600Xと比べても40%程度消費電力が抑えられている。その後登場したRyzen 5 7600になるとCore i5-13400よりも省電力性が高い。プラットフォームコストが掛かるとは言え単体のCPUとして見ればRyzen 5 7600は優秀だ。
i5-12400の後継として搭載モデルに掛かる期待が大きい
Core i5-13400は、Core i5-12400の後継モデルとして搭載ゲーミングPCへ掛かる期待は大きい。当然Core i5-13400もその流れを引き継いでいるはずで、搭載モデルも人気になるだろう。ゲーミングPCのサイトを運営している筆者も大きな期待を寄せている。旧世代であるIntel第12世代のCore i5-12400が想定以上の人気を得た。
それは世代が変わって性能が引き上げられたことが大きい。残念なところは、Core i5-12400がCore i7-11700と同等のゲーム性能を持っていたが、Core i5-13400はCore i7-12700を超えていないということだ。それでもCore i5-12400よりも性能は高いので大きなマイナスではない。
Core i5シリーズのメリットは価格だ。Core i7シリーズに比べて価格が安くまずまずの性能を持ちコストパフォーマンスが高い。今はまだCore i5-12400搭載モデルも販売されていて価格差があることから選びづらさがあるが、今後Core i5-13400へと完全に切り替えられれば各BTOメーカーのランキングでも上位に食い込むはずだ。2023年1月の後半になってCore i5-12400からCore i5-13400への切り替えは進んでいるようだ。価格もかなり落ち着いて来ていて購入しやすい状況だ。
本来競合モデルであるRyzen 5 7600は、プラットフォームコストが高いということもあってやや厳しい状況だ。代わりに第4世代RyzenシリーズのRyzen 7 5700Xが台頭している。Core i5-13400よりも30%程度安く26,980円~購入できる。ゲームだけを考えるならRyzen 7 5700Xは魅力的な選択肢となる。両モデルの特性をしっかり吟味することを推奨する。
Core i5-13400のゲームベンチマーク一覧
Far Cry 6
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Ryzen 7 7700X | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
Hitman 3
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
Cyberpunk 2077
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Ryzen 7 7700X | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
Red Dead Redemption 2
Ryzen 7 7700X | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
Watch Dogs: Legion
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
>>>Core i7-13700を確認(Amazon)<<<
その他アプリケーションのベンチマーク
Cinebench R23
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i5-12400 |
7-Zip
Core i7-13700 | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i5-13600K | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
Handbrake
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
ここからわかるとことはHandbrakeではクロック周波数よりもコア・スレッド数を重視した方がよい結果が生まれるということだ。価格帯が上のRyzen 5 7600Xと比べても見劣りしないパフォーマンスは圧巻だ。コア・スレッドの多いCore i7-13700やCore i5-13600Kは強力なCPUとなっている。
Adobe Lightroom and Premiere Pro
Ryzen 7 7700X | |
Ryzen 5 7600X | |
Core i7-13700 | |
Core i5-13600K | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Core i5-12400 |
Core i5-13400搭載おすすめゲーミングPC
LEVEL-M77M-134F-RLX(パソコン工房)
CPU:Core i5-13400
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Core i5-13400×RTX 3060搭載のミドルクラスのゲーミングPCとなる。コストパフォーマンス指標はMAXの10だ。アーリーサマーセール限定特価モデルとして販売されていて価格は139,800円だ。RTX 3060搭載モデルで13万円台は素晴らしい。CPUにはIntel第13世代のCore i5-13400を搭載している。10コア16スレッドとマルチコア性能が高く動画編集などのクリエイター作業にも対応しやすい。数世代前のCore i5シリーズからの買い替えでもメリットは大きい。コンパクトなミニタワーケースを採用していて使い勝手も良好だ。拡張性なども必要十分で将来性も高いと言える。ゲーミングブランドのLEVEL∞でこれだけ価格が抑えられているのは評価できる。光学ドライブが標準搭載の珍しいモデルだ。映画鑑賞などでPC使用を考えていなくても意外とあると便利なこともあるだろう。
G-Tune PG-I5G1B(G-Tune)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce GTX 1650 GDDR6
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
キューブ型ケースを採用したモデルだ。本体上部にハンドルが付いていて持ち運びがしやすい。グラフィックスにはTuring世代のエントリークラスであるGeForce GTX 1650 GDDR6を搭載している。フルHD環境で設定を落とすことが前提だ。Core i5-13400Fだとオーバースペック気味だ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成は充実している。電源ユニットは550W BRONZEを採用している。
G-Tune DG-I5G6T(ホワイトカラーモデル)(G-Tune)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Core i5-13400F×RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。フルHD環境でなら余裕を持って対応できる。タイトル次第ではWQHDにも対応可能だ。Core i5-13400Fは、Core i5シリーズながら従来モデルのCore i5-12600Kと同等のパフォーマンスを発揮する。GeForce RTX 4060 Tiとのバランスもとりやすい。メモリDDR5-4800 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと価格帯を考えると控えめだ。電源ユニットは750W BRONZEを採用している。
Magnate MT 第13世代Core搭載(ドスパラ)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.9
Core i5-13400F×GTX 1660 SUPER搭載のローエンドクラスのビジネスモデルだ。フルHD環境で設定調整を行えばある程度のゲームに対応できる。現行モデルで言えばRTX 3050相当の性能を持つ。RTX 3050は、レイトレーシング・DLSSには対応していないので、その点は注意しよう。Intel第13世代になってCore i5がより心強い存在となっている。バランスを考えるとCPU寄りだ。ドスパラのMagnateシリーズは本来ビジネス向けモデルだが、最近はゲーミングブランドにカテゴライズされることもある。ガレリアブランドよりもコストパフォーマンスの高いモデルが揃っている。ケースデザインこそ劣るもののパフォーマンスだけを見れば魅力的な選択肢となるはずだ。
Magnate MV 第13世代Core搭載(ドスパラ)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.5
Core i5-13400F×RTX 4060搭載のミドルクラスのビジネスモデルとなる。旧世代のCore i5-12400×RTX 3060搭載モデルと同等の価格で販売されていてコストパフォーマンスが高い。ドスパラのビジネスモデル部門No.2だ。ビジネスモデルとは言ってもグラフィックボードを搭載していてゲームプレイにも対応できる。RTX 4060はRTX 3060よりも20%程度性能が高くフルHD環境でのゲーム適性が向上している。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も必要十分だと言える。ケースデザインさえ受け入れられるなら検討する価値がある。
Core i5-13400搭載のゲーミングPC一覧
製品名 | 価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | HDD |
---|---|---|---|---|---|---|
LEVEL-M76M-134-RBX | 144,800 | i5-13400F | RTX3060 | 16GB | 500GB | × |
LEVEL-M77M-134F-TLX | 217,800 | i5-13400F | RTX4070 | 16GB | 1TB | × |
参照外部サイト
その他あなたにおすすめの記事はこちら!
- おすすめゲーミングPCランキング
- ゲーミングノートPCおすすめランキング
- 当サイト紹介ゲーミングPC一覧表
おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。
イチオシのゲーミングノートPCを紹介している。外出先でもゲームを楽しみたいという方はぜひ参考にしてほしい。
当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。
あなたにぴったりのゲーミングPCを探す
ゲームPC選び方 | セール情報 | 安いゲームPC |
ゲーム推奨 | BTOショップ比較 | グラボ比較表 |