
当ページでは、Ryzen 7 7700の性能比較&ベンチマーク検証を行った。Zen 4アーキテクチャ採用の高性能モデルだ。同じ8コア16スレッドというスペックでゲーミングCPUとして十分な性能を有している。すでに登場しているRyzen 7 7700Xとほぼ同等のゲーム性能を持ちながらMRRP(定価)で17%も安く購入できる。CPUクーラーも同梱でコストパフォーマンスの観点から魅力的なモデルだと言える。クロック周波数を少し落とした形だ。
販売元のAMDからすると、AM5への切り替えでユーザーの負担が大きくなってしまうため、安価なモデルが必要となったというわけだ。すでにRyzen 7 7700は新品で購入できない。手に入れたい場合は中古ショップで探す必要がある。搭載モデルは今でも販売中だ。「Ryzen 7 7700搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。競合はCore i7-14700あるいは次世代のCore Ultra 7 265となる。搭載モデルの価格で見ればRyzen 7 7700の方が20,000円程度安く購入できる。Core Ultra 5 225の方が搭載モデルの価格は近い。
| コードネーム | Zen 4(Raphael) |
|---|---|
| プロセス | 5nm |
| コア/スレッド数 | 8コア/16スレッド |
| 定格/最大クロック | 3.8 GHz/ 5.3 Ghz |
| L2キャッシュ | 8MB |
| L3キャッシュ | 32MB |
| TDP | 65W |
| PPT | 88W |
| 発売日 | 2023年01月14日 |
| MSRP | $329 |
| 中古価格 | 34,980円~ *2025/12時点 |
| 特徴 |
(+)8コア16スレッドの省電力モデル (+)用途次第ではRyzen 7 7700Xと同等の性能を発揮する (+)CPUクーラー同梱でコスパが高い (+)搭載ゲーミングPC価格が底値まで落ちている (-)Intel製CPUと比べるとスペックが低い (-)単体CPUの価格は高め |
| 評価 |
・総合評価 7.0 ・ゲーム評価 7.5 |
Ryzen 7 7700のスペック
Ryzen 7 7700/7 5700Xと比較
| Ryzen 7 7700 | Ryzen 7 7700X | Ryzen 7 5700X | |
|---|---|---|---|
| メーカー | AMD | AMD | AMD |
| イメージ | ![]() |
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| コードネーム | Zen 4 (Raphael) |
Zen 4 (Raphael) |
Zen 4 (Raphael) |
| トランジスタ数 | 65.7億 | 65.7億 | – |
| プロセス | 5nm | 5nm | 7nm |
| ダイサイズ | 71 mm² | 71 mm² | 74 m㎡ |
| I/Oダイプロセス | 6nm | 6nm | 12nm |
| I/Oダイサイズ | 122 mm² | 122 mm² | 125 mm² |
| トータルコア数 | 8コア | 8コア | 8コア |
| トータルスレッド数 | 16スレッド | 16スレッド | 16スレッド |
| 定格クロック | 3.8 GHz | 4.5 GHz | 3.4GHz |
| 最大クロック | 5.3 GHz | 5.4 GHz | 4.6GHz |
| オーバークロック | 〇 | 〇 | 〇 |
| L2キャッシュ | 8MB | 8MB | 4MB |
| L3キャッシュ | 32MB | 32MB | 32MB |
| 対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
| 内蔵グラフィックス | Radeon Graphics | Radeon Graphics | 非搭載 |
| 実行ユニット | 2 | 2 | – |
| グラフィックス周波数 | 2.20 GHz | 2.20 GHz | – |
| CPUクーラー | 同梱 | 非同梱 | 非同梱 |
| PCI-Express | Gen 5, 24 Lanes | Gen 5, 24 Lanes | Gen 4, 20 Lanes |
| TDP | 65W | 105W | 65W |
| PL2 | 88W | 142W | 88W |
| MSRP | $329 | $399 | $299 |
| 新品価格 | 56,480円~ | 45,832円~ | 22,800円~ |
| 中古価格 | 34,980円~ | 34,980円~ | 20,980円~ |
| 搭載BTOパソコン価格 (RTX 5070) |
219,980円~ | – | 179,980円~ |
| 発売日 | 2023/01/14 | 2022/09/27 | 2022/04/04 |
*価格は2025/12時点
Ryzen 7 7700も、Ryzen 7 7700Xと同じZen 4(Raphael)アーキテクチャを採用したCPUとなっている。チップレットテクノロジーを採用しているのも共通だ。つまり、CCD(コアコンプレックスダイ)とI/Oダイがあって、GMI(Global Memory Interconnect)及びUMC(Universal Memory Controller)で接続されている。チップレットテクノロジーを採用するメリットは歩留まりの向上とそれに伴うコスト削減だ。一つ一つのダイが小さくなればより効率的にウェーハを活用できるのはイメージしやすいだろう。
Ryzen 7 7700は、8コア16スレッドというスペックを持っている。これもRyzen 7 7700Xと変わらない。定格クロックは0.7GHz(15%)低く、最大クロックも0.1GHz(2%)低い。どちらのモデルもオーバークロックに対応している。L2キャッシュ及びL3キャッシュ容量に変わりはなしだ。対応メモリもDDR5-5200をサポートしている。内蔵GPUのスペックも共通だ。
Ryzen 7 7700ではCPUクーラーが同梱となっている。ここはRyzen 7 7700の強みだ。PCI-ExpressはGen 5, 24 Lanesだ。クロック周波数の引き下げによってTDPが40%、PL2も35%も抑えられている。価格差は$70だ。国内の中古価格ではほとんど差がない状況となる。それだけ性能差が大きくないことを意味しているのだ。Ryzen 7 7700の新品価格が高いのは在庫が僅少でプレミアムが付されているからだ。
従来モデルのRyzen 7 5700Xと比べると製造プロセス及びI/Oダイプロセスが微細化されアーキテクチャが進化している。コア・スレッドは8コア16スレッドと共通だ。定格クロックが0.4GHz(12%)高く、最大クロックも0.7GHz(15%)高くなっている。オーバークロック対応は共通だ。L2キャッシュ容量が倍増の8MBとなっている。L3キャッシュ容量は32MBが維持された形だ。
対応メモリはDDR4-3200からDDR5-5200とより高クロックなメモリをサポートしている。Ryzen 7 570Xは内蔵グラフィックス非搭載だ。CPUクーラーも非同梱となる。PCI-ExpressはGen 4, 20 Lanesとなる。TDP・PL2も変わらない。MSRPは$299から$329へと引き上げられている。Ryzen 7 5700Xは新品価格が22,800円とかなり安く購入できる。搭載BTOパソコンの価格も安い。
Intel製CPUと比較
| Ryzen 7 7700 | Core i7-14700 | Core Ultra 5 225 | |
|---|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
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| メーカー | AMD | Intel | Intel |
| コードネーム | Zen 4 (Raphael) |
Raptor Lake-R | Arrow Lake |
| トランジスタ数 | 65.7億 | – | 178億 |
| プロセス | 5nm | 10nm | 3nm |
| ダイサイズ | 71mm² | 257m㎡ | 234m㎡ |
| SoCタイル | – | – | 6nm |
| グラフィックスタイル | – | – | 5nm |
| I/Oダイプロセス | 6nm | – | 6nm |
| I/Oダイサイズ | 122 mm² | – | – |
| トータルコア数 | 8コア | 20コア | 10コア |
| トータルスレッド数 | 16スレッド | 28スレッド | 10スレッド |
| CPUコア数(P) | 8コア | 8コア | 6コア |
| スレッド数(P) | 16スレッド | 16スレッド | 6スレッド |
| CPUコア数(E) | – | 12コア | 4コア |
| スレッド数(E) | – | 12スレッド | 4スレッド |
| 定格クロック(P) | 3.8 GHz | 2.1GHz | 3.3GHz |
| 最大クロック(P) | 5.3 GHz | 5.4GHz | 4.7GHz |
| 定格クロック(E) | – | 1.5GHz | 2.7GHz |
| 最大クロック(E) | – | 4.2GHz | 4.4GHz |
| オーバークロック | 〇 | × | × |
| L2キャッシュ | 8MB | 25MB | 22MB |
| L3キャッシュ | 32MB | 33MB | 20MB |
| 対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
DDR5-6400 |
| 内蔵グラフィックス | Radeon Graphics | Intel UHD Graphics 770 | Intel Graphics |
| 実行ユニット | 2 | 32 | 2 |
| グラフィックス周波数 | 2.20 GHz | 1.6GHz | 1.8GHz |
| CPUクーラー | 同梱 | 同梱 | 同梱 |
| PCI-Express | Gen 5, 24 Lanes | Gen 5, 16 Lanes | Gen 5, 20 Lanes |
| TDP | 65W | 65W | 65W |
| PL2 | 88W | 219W | 121W |
| MSRP | $329 | $384 | $246 |
| 新品価格 | 56,480円~ | 52,980円~(49,797円) | 28,480円~(26,900円) |
| 中古価格 | 34,980円~ | 44,980円~(38,980円) | – |
| 搭載BTOパソコン価格 (RTX 5070) |
219,980円~ | 229,800円~ | 232,980円~ |
| 発売日 | 2023/01/14 | 2024/01/08 | 2025/01/07 |
*価格は12/14時点
競合のCore i7-14700及びCore Ultra 5 225と比較していく。Core i7-14700はIntel第14世代の高性能モデルだ。MSRPで見るとRyzen 7 7700よりも$55高い。中古価格もCore i7-14700の方が5,000円~10,000円程度高い。搭載BTOパソコンも10,000円以上の差がある。Core i7-14700は20コア28スレッドと驚異的なスペックを誇る。8基のPコアと12基のEコアを組み合わせたハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。
Pコア(パフォーマンスコア)は性能をクロックを重視したコアで、Eコア(エフィシエント)は省電力性を重視したコアだ。Pコアの最大クロックは5.4GHzに到達する。対してEコアの最大クロックは4.2GHzと抑えられていることがわかる。Core i7-14700はオーバークロックに対応しておらず、ここはRyzen 7 7700と比べて不利な点だ。L2キャッシュは25MBで、L3キャッシュは33MBだ。対応メモリはDDR5-5600とDDR4-3200をサポートしている。コストを抑えたい方にとってDDR4メモリに対応しているのは嬉しいポイントだ。
内蔵グラフィックスはIntel UHD Graphics 770だ。32基の実行ユニットを持つ。グラフィックス周波数は1.6GHzだ。CPUクーラー同梱となる。PCI-ExpressはGen 5, 16 Lanesだ。TDPは65WとRyzen 7 7700と同じだが、PL2は219Wとかなり高く設定されている。製造プロセスの差が出ているのだろう。Zen 4の5nmプロセスから遅れを取っている。
Core Ultra 5 225をピックアップしたのは搭載モデルの価格が近いからだ。新しいプラットフォームということで搭載モデルの価格を抑えづらい状況にある。Core Ultra 5 225は複数のタイルを組み合わせたチップレット設計となる。Ryzen 7 7700と近いといえるだろう。スペックは10コア10スレッドとなる。6基のPコアと4つのEコアを持つ。今世代からPコアのハイパースレッディングは廃止されている。
L2キャッシュは22MB、L3キャッシュは20MBだ。対応メモリはDDR5-6400とかなり高クロックなメモリをサポートしている。内蔵グラフィックスはIntel Graphicsだ。実行ユニットは2基となる。CPUクーラー同梱だ。PCI-ExpressはGen 5, 20 Lanesとなっている。グラフィックボードとSSDの両立が実現した。TDPは65Wで、PL2は121Wだ。Ryzen 7 7700よりも高くなっている。新品価格は28,480円と安いが、搭載ゲーミングPCの価格はRyzen 7 7700と変わらない。

Ryzen 7 7700は、Core i7-14700に近いゲーム性能を持つ。マルチコア性能はCore Ultra 5 225が近い。GeForce RTX 5070搭載モデルの組み合わせとして割安感がある。マルチコア性能を重視しないなら十分選択肢に入る。
Ryzen 7 7700の最新評価【2025年】
ゲーム性能は30,000オーバーで高め
| 型番 | ゲーム性能 | 価格 | コスパ |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D | 45,025 | 72,600 | 0.620 |
| Ryzen 7 7800X3D | 42,174 | 57,800 | 0.730 |
| Core i7-14700KF | 38,356 | 49,780 | 0.771 |
| Core i7-14700F | 38,098 | 49,800 | 0.765 |
| Ryzen 7 9700X | 36,936 | 49,900 | 0.740 |
| Core Ultra 7 265KF | 35,283 | 46,981 | 0.751 |
| Ryzen 5 9600X | 34,904 | 37,700 | 0.926 |
| Core Ultra 7 265F | 34,219 | 55,620 | 0.615 |
| Core Ultra 5 245KF | 34,180 | 35,313 | 0.968 |
| Ryzen 7 7700X | 33,366 | 43,400 | 0.768 |
| Ryzen 7 7700 | 33,317 | 47,720 | 0.698 |
| Core Ultra 5 225F | 30,496 | 26,900 | 1.134 |
| Core i5-14400F | 29,045 | 24,980 | 1.134 |
| Ryzen 7 5700X | 27,036 | 22,800 | 1.186 |
Ryzen 7 7700のゲーム性能スコアは33,317だ。前世代のRyzen 7 5700Xよりも23%程度性能が高いのは頼もしい。Zen 3からZen 4への進化は目を見張るものがある。今だと上位のRyzen 7 7700Xの方が安く購入できるのでRyzen 7 7700を選ぶ理由は小さい。
場合によっては次世代のRyzen 7 9700XやRyzen 5 9600Xを候補に入れるべきだろう。コストパフォーマンスの数値も優秀だプラットフォームはAM5ソケットと共通となる。競合のCore i7-14700と比べると12%程度低くなっている。Core Ultra 7 265FやCore Ultra 5 245KFと比べてもわずかにパフォーマンスは劣る。
BTOパソコンのコスパも上々

Ryzen 7 7700を搭載したBTOパソコンはコストパフォーマンスが高く注目度が高い。Ryzen 7 5700Xも人気があるが、次世代アーキテクチャになりワンランク上の性能を得られる。AM5プラットフォームを採用しているのも強みだ。将来的にCPU性能に物足りなさを感じてもアップグレードがしやすい。

マウスコンピューターではRyzen 7 5700X搭載モデルに+10,000円~30,000円といったところだ。次世代のRyzen 7 9700Xと比べて20,000円~45,0000円も安くなっている。価格帯的にも狙いやすいように思う。GeForce RTX 5060 Ti 16GBやGeForce RTX 5060との組み合わせが人気だ。
パソコン工房でもRyzen 7 7700搭載モデルは割安だ。Core i7-14700F搭載モデルと比べて20,000円程度安く購入できる。下位モデルであるRyzen 5 7500F搭載モデルに+15,000円、Ryzen 7 5700X搭載モデルに+30,000円といったところだ。他のモデルとの差別化がしっかりと行われている。

ドスパラでもRyzen 7 7700搭載モデルは人気だ。特にGeForce RTX 5070との組み合わせの「Lightning-G AF7W」は長らくドスパラの売れ筋ランキングNo.1に輝く。当サイトのゲーミングPCおすすめランキングでも上位に君臨している。
発売当初こそ搭載BTOパソコンの売れ行きはイマイチだったと思うが、今は価格も下がり販売台数が伸びているように思う。モデルによってはCore i5-14400F搭載モデルと同等でお買い得感がある。Geforce RTX 5070搭載モデルに限って言えばRyzen 5 7500Fと同じで、Core Ultra 5 225F搭載モデルよりも安価だ。これならRyzen 7 7700のお得感が高まる。Ryzen 7 7700の性能を考えればGeForce RTX 5070との組み合わせでも問題はないだろう。
Ryzen 7 7700の特徴&注意点【2023年時点】
省電力性に優れた高パフォーマンスCPU
| 型番 | 総合性能 |
|---|---|
| Ryzen 7 7800X3D | 42,174 |
| Core i7-14700 | 38,098 |
| Core i7-13700 | 37,022 |
| Ryzen 7 5800X3D | 36,384 |
| Core i5-14600K | 36,291 |
| Core i5-13600K | 35,582 |
| Ryzen 7 5700X3D | 34,488 |
| Ryzen 9 7900 | 33,464 |
| Ryzen 7 7700X | 33,366 |
| Ryzen 7 7700 | 33,317 |
| Ryzen 5 7600X | 31,968 |
| Core i7-12700 | 30,937 |
| Ryzen 5 7600 | 30,030 |
| Core i5-12600K | 29,686 |
| Core i5-14400 | 29,045 |
| Core i5-13400 | 28,926 |
| Ryzen 9 5900X | 27,257 |
| Ryzen 7 5700X | 27,036 |
| Ryzen 7 3700X | 21,811 |
Ryzen 7 7700は、TDPが65Wに抑えられた高パフォーマンスモデルとなっている。最近は消費電力がインフレ傾向にあるため非常に魅力的なモデルだと言えるだろう。上位モデルであるRyzen 7 7700Xと同様に8コア16スレッドというスペックを持ち、定格クロック・最大クロック周波数が引き下げられている。Ryzen 7 7700Xと比べて消費電力が33%-40%程度抑えられているにも関わらず性能差は2%前後だ。
Ryzen 7 7700Xよりもコストパフォーマンスも優れている。旧世代のRyzen 7 5700Xと比べて23%程度ゲーム性能が向上している。Intel第13世代のCore i5-13600Kと比べると6%程度パフォーマンスが低くなっている。2024年2月に発売されたRyzen 5 5700X3Dも魅力的なモデルだ。ゲーム性能だけを見ればRyzen 7 7700よりも4%弱上回っている。
競合モデルと比べるとスペックが劣る
Ryzen 7 7700は競合モデルと比べるとスペック的に見劣りしてしまうのも事実だ。コア・スレッド数がかなり控え目となっている。動画のエンコードや3D CADなどのCPU負荷の高い作業も行いたいなら競合モデルと合わせてじっくり吟味する必要がある。Intel製CPUは第12世代モデルからハイブリッドコアアーキテクチャを採用してコア・スレッド共に大幅に増えている。Ryzen 7 7700の8コア16スレッドというのは物足りなさがある。
例えば、同じ価格帯のCore i5-13600Kなら14コア20スレッドというスペックだ。その上位モデルCore i7-13700なら16コア24スレッドと驚異的なスペックを持つ。もちろんコア・スレッドだけですべてが決まるわけではないが、動画のエンコードなどでは明らかな差がある。また、ゲーム適正でも大きく劣ってしまっている。ここはIntel製CPUがL2キャッシュを増やしたことがプラスに働いているのだろう。
AMDはRyzen 7000シリーズのリリースに当たって新しいAM5ソケットを導入した。これにより、最大230Wまでの電源供給が可能となる。AM4では最大140Wまでだったので、65%程度高くなったということだ。これは将来的により高いクロック周波数を実現したり、より多くのコアを増やしたりすることを前提としている。次世代モデル以降では競合モデルと同等のスペックを期待できるかもしれない。
搭載ゲーミングPCの価格が高すぎておすすめしづらい
すでにRyzen 7 7700を搭載したゲーミングPCが販売されているが、かなり割高でおすすめしづらい状況となっている。当サイトのコスパ指標で6.0(10段階)を超えるモデル自体ないのではないかと予想している。まだまだ登場したばかりとは言っても発売のタイミングで言えばIntel第13世代のCore i7-14700Fと変わらない。性能で劣るモデルよりも高いのは厳しい。
ドスパラのラインナップで見るとワンランク上の価格帯であるCore i7-14700搭載モデルと比べてもほとんど変わらない価格設定だ。Core i7-14700F×GeForce RTX 4060 Ti搭載の「GALLERIA RA7C-R46T」が189,979円に対して、Ryzen 7 7700×GeForce RTX 4060 Ti搭載の「GALLERIA RM7R-R46T 7700搭載」は242,980円だ。確かにメモリ規格がDDR5-4800だったり、マザーボードもまだまだ高価だったりと仕方がない部分があるが、それはあまりユーザーにとって関係のない話だ。さすがにより高性能なCore i7-14700F搭載モデルよりも価格が高いと選びづらいと言わざるを得ない。
Ryzen 7 7700のテスト環境

| モデル | ベンチマーク検証機AMDソケットAM5 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 etc. |
| CPUクーラー | DEEPCOOL LS520 WH R-LS520-WHAMNT-G-1 |
| GPU | GeForce RTX 4090 or RTX 5070 |
| メモリ | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB(Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP) |
| マザーボード | ASUS ROG STRIX X670E-A GAMING WIFI |
| 電源 | 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ |
専用のベンチマーク機で計測している。各設定はPPT:165、EDC:130、EDC:190だ。CPUクーラーに240mmラジエーター搭載の高性能水冷クーラーのおかげである程度PPTを引き上げても対応できる。グラフィックボードはAda LovelaceのハイエンドであるGeForce RTX 4090とGeForce RTX 5070だ。
GeForce RTX 4090ではCPUボトルネックが発生しやすい環境でCPUの性能差を把握しやすい。当然組み合わせるグラフィックボードの性能が下がればボトルネックは発生しづらくなる。例えば、GeForce RTX 5070やGeForce RTX 5060 Ti 8GBとの組み合わせだとCPUによるフレームレートの差は縮まる。
Ryzen 7 7700のゲームベンチマーク一覧【RTX 50700】
BTOパソコンで人気のGeForce RTX 5070との組み合わせを中心にパフォーマンスを見ていく。
フォートナイト
フォートナイトではRyzen 7 9700Xと変わらない水準にある。Core i7-14700搭載モデルと比べるとやや劣るぐらいだ。3D V-Cache搭載のRyzen 7 7800X3D搭載モデルと比べると最大で30%程度フレームレートが低くなる。
モンスターハンターワイルズ
モンスターハンターワイルズでは十分なCPU性能を発揮している。Core Ultra 7 265やCore i7-14700との組み合わせと比べると2%-3%程度低くなるが、このフレームレートの差を体感できる人はいないはずだ。Ryzen 7 5700X搭載モデルだとワンランクパフォーマンスが落ちてしまう。CPUボトルネックが発生していると考えられる。
FF14
FF14でもRyzen 7 9700X搭載モデルと同等だ。Core i7-14700搭載モデルと比べると2%-5%フレームレートが低くなっている。Ryzen 7 5700X搭載モデルとの性能差は大きく16%程度フレームレートが高い。
Forza Horizon 5(CPUシミュレーション)
物理演算の処理速度をまとめている。数値が低いと重さを感じたり、ラグが発生したりして不快さが出てしまう。Ryzen 7 7700はFULL HD環境で変な落ち込み方をしているものの全体で見れば悪くない推知だ。次世代のRyzen 7 9700Xと比べると2%-13%低くなっている。Core i7-14700F搭載モデルよりも上だ。
Forza Horizon 5(CPUレンダリング)
CPUレンダリングはGPUへの指示を出す速度と考えるとわかりやすい。この数値が低いとGPUが待ちぼうけ状態になりいわゆるボトルネックが発生していることになる。Ryzen 7 7700は十分な数値が出ていてボトルネックの心配は不要だ。GeForce RTX 5070になるとRyzen 7 5700Xではやや物足りなさがある。
Cyberpunk 2077
Ryzen 7 9700X搭載モデルよりも2%弱フレームレートが低い。Core i7-14700搭載モデルよりはパフォーマンスは落ちるが、次世代のCore Ultra 7 265搭載モデルよりは上だ。やや歪な形となっている。もっともRyzen 7 5700X搭載モデルを除けば誤差の範囲に収まる。
Ryzen 7 7700のゲームベンチマーク一覧【RTX 4090】
フォートナイト
フォートナイトでは低設定こそCore i7-14700に劣るもののCore Ultra 7 265を上回り高いパフォーマンスを発揮している。次世代のRyzen 5 9600と同程度のパフォーマンスだ。Core Ultra 5 225と比べると最大で24%もフレームレートが高くなっている。
モンスターハンターワイルズ
今回はプリセット「高」でベンチマークを計測した。モンスターハンターワイルズはGPU負荷の高いタイトルでCPU性能の差は現れづらい。Core i5-14400やRyzen 7 5700Xを除けば横並び状態だ。
FF14
FF14は比較的AMD製CPUとの相性がよいタイトルだ。フルHDではCore i7-14700搭載モデルを上回っている。WQHDでは6%低く、4Kでは6%低い。高解像度でこれだけの差が出るということはやはりCore i7-14700のポテンシャルが高いといえる。Core Ultra 5 225と比べるとフルHD環境では37%も差がある。どうやらCore Ultraシリーズ2との相性は最悪なようだ。
Forza Horizon 5(CPUシミュレーション)
物理演算の速度をまとめている。数値が低いと重さを感じてしまったり、ラグが発生してしまったりする可能性が出てくる。基本的にはGPUスコア(218.4fps)を超えていれば問題ない。Ryzen 7 5700X以下のモデルだと性能不足だ。Core Ultr 5 225と比べて10%-22%もフレームレートが高い。
Forza Horizon 5(CPUレンダリング)
グラフィックボードへの情報伝達がいかに効率よく行えるかを表している。こちらもGPUスコア(218.4fps)を超えていることが好ましい。Ryzen 7 7700でぎりぎりだ。数値が低いとCPUボトルネックが発生してフレームレートが伸びづらくなってしまう。Core i7-14700になると最大で15%もフレームレートが高い。Core Ultra 5 225と比べると最大で8%弱フレームレートが高い。
Cyberpunk 2077
Cyberpunk 2077ではCore i7-14700を上回っている。Core Ultra 5 225と比べてもフルHDなら20%以上もフレームレートが高く、上位モデルであるCore Ultra 7 265と同等だ。Ryzen 7 5700X搭載モデルはぐっとフレームレートが落ち込む。CPUがボトルネックとなっている。
その他アプリケーションのベンチマーク
Cinebench 2024
マルチコアスコアは1,092ptで、シングルコアは112ptだ。Ryzen 7 7800X3Dよりもマルチコアが3%弱高く、シングルコアも2%高い。Core i7-14700と比べるとマルチコアは43%低く、シングルコアも6%弱低い。レンダリング性能では大きな差がある。コア・スレッドの差が現れている形だ。もちろん、実際のPC環境においてすべてのコアに負荷が掛かる場面は少なくこの通りになるわけではない。用途によってはRyzen 7 7700とほとんど変わらないこともあるかもしれない。Core Ultra 5 225と近いことがわかる。
Cinebench R23
Cinebench R23は、Cinebench 2024の前バージョンとなる。実用性を見るというよりもデータ量が豊富なことを活かして過去との比較用として見ていただければと思う。Ryzen 7 7700のマルチコアは18,716ptで、シングルコアは1,888ptだ。Ryzen 7 5700Xよりもマルチコアが39%高く、シングルコアも24%高い。Core Ultra 5 225と比べてもマルチコアが17%高く、シングルコアも2%高い。一方で、Core i7-14700と比べるとマルチコアが43%低く、シングルコアも8%低い。おおよそCinebench 2024と変わらない結果だ。
Handbrake
動画のエンコードにかかる時間をまとめている。H.264で3分27秒、H.265で7分35秒という結果だ。Ryzen 7 5700Xと比べるとH.264が58秒速く、H.265でも3分12秒も速くなった。一方で、Core Ultra 5 225に劣る結果となったのは驚きだ。Core i7-14700と比べるとさらに性能差は大きくH.264で1分33秒速く、H.265で2分9秒も速い。
7-Zip
Zipファイルの解凍速度をまとめている。Core i7-14700が圧倒的なパフォーマンスを見せつけている。解凍速度が46%速く、圧縮速度も36%速い。従来モデルのRyzen 7 5700Xと比べて解凍速度が21%速く、圧縮速度も47%速い。Core Ultra 5 225は意外とパフォーマンスが伸びずRyzen 7 7700が大幅に上回っている。
Photoshop
PugetBenchでベンチマークを計測した。Ryzen 7 7700のスコアは10,598と正直物足りない。Core Ultra 5 225よりも9%弱低く、Core i7-14700よりも24%低い。Ryzen 5 7500Fと比べてスコアが伸びなかったのは気になるところだ。
温度
FF14のベンチマーク測定時の温度を計測した。平均温度は47.8℃で、最大温度は53.5℃だ。環境によって変わりやすい部分なので一つの参考にしていただければと思う。Core i7-14700と同低度だ。
消費電力
FF14プレイ時の消費電力をまとめた。平均消費電力が68.1Wで、最大消費電力は76.7Wだ。Core i7-14700よりも平均消費電力が13%低く、最大消費電力も17%低くなっている。Ryzen 7 5700Xと比べると消費電力は上がっているが、性能アップ分を考えれば納得できるはずだ。
システム消費電力
FF14プレイ時のシステム消費電力は489Wだ。Core i7-14700よりもフレームレートが高いにもかかわらず、温度が13W低くワットパフォーマンスに優れていることがわかる。次世代のRyzen 9000シリーズは性能が高くなった分消費電力も上がっていることがわかる。
Ryzen 7 7700搭載おすすめゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A7G60(ホワイト)(マウスコンピューター)
価格:169,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 7700(水冷)
GPU:GeForce RTX 5060
メモリ:DDR5-5200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットA620
コスパ:8.6
Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5060搭載のミドルクラスのゲーミングPCだ。CPUクーラーは水冷式で高い冷却性能を持つ。PPT(Package Power Tracking)の引き上げにも対応可能だ。このPPTを引き上げることで高いパフォーマンスを期待できる。GeForce RTX 5060ならフルHDで快適にゲームを楽しめる。VRAM容量が8GBと最近のゲーム事情からするとやや控えめでタイトルによっては最高設定でのゲームプレイは難しい。フォートナイトやマイクラなどなら余裕がある。構成はメモリDDR5-5200 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと充実している。電源ユニットは750W BRONZE搭載だ。コスパ指標は8.6と上々だ。GeForce RTX 5060搭載モデルとしてみれば価格は高めだが、充実の構成や基本3年保証など魅力的な一台だ。
NEXTGEAR JG-A7A6X 7700搭載(マウスコンピューター)
価格:189,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 7700(水冷)
GPU:Radeon RX 9060 XT 16GB
メモリ:DDR5-5200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットA620A
コスパ:9.5
ブラックカラーがかっこいいゲーミングPCだ。CPUにはRyzen 7 7700を搭載している。Zen 4アーキテクチャの8コア16スレッドモデルで高いパフォーマンスを発揮する。Core i5-14400やRyzen 5 7500Fを上回る。CPUクーラーは240mmラジエーター搭載の水冷式で心強い。電力制限の解除にも対応しやすい。メモリDDR5-5200 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは750W BRONZEを搭載している。マザーボードのチップセットは廉価グレードのA620Aだ。
LEVEL-M1A6-R77-SS4X(パソコン工房)
価格:194,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:Geforce RTX 5060 Ti 16GB
メモリ:DDR5 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットA620
コスパ:10.0
パソコン工房のミニタワーモデルだ。Ryzen 7 7700搭載モデルとしては比較的価格が抑えられている。超ボーナス還元祭対象モデルで10,000円分相当のポイント還元を受けられる。グラフィックスにはミドルハイクラスのGeForce RTX 5060 Ti 16GBを搭載している。コストパフォーマンスの高さからゲーミングPC市場で人気のあるグラフィックボードだ。フルHD環境でのゲームプレイに適している。タイトル次第では高解像度にも対応可能だ。メモリDDR5 16GB・SSD 500GB NVMeと構成は平均的といえる。電源ユニットは650W BRONZEを採用していて必要十分だ。メモリやストレージのカスタマイズはできるが、電源ユニットのカスタマイズに対応していないのは残念だ。
Lightning-G AV-Ti7W Ryzen7 7700/RTX5060Ti 8GB搭載 (ドスパラ)
価格:202,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:GeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットA620A
コスパ:7.9
Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。CPUとGPUのバランスも良好だ。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。チップセットは廉価グレードのA620Aだ。ここはコストカットが図られている部分だが、一般的な運用で大きなデメリットはない。+3,000円でケースファンをARGBファン3基に変更可能だ。
Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 (ドスパラ) おすすめ!
価格:229,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
マザボ:チップセットA620
コスパ:10.0
GPUにGeForce RTX 5070を搭載して229,980円は悪くない。値上げが適用となっても高評価を維持している。ゲーム性能は高くWQHD環境でのゲームプレイにも対応できる。DLSSの使用で高リフレッシュレート環境も実現しやすい。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成はやや平凡だが、価格が安いので特に問題はないだろう。電源ユニットは750W GOLDだ。コスパ指標は8.4となる。完成度の高いモデルでおすすめしやすい。
GALLERIA XA7R-R57 7700搭載 冬の大感謝祭第1弾モデル(ドスパラ)
価格:313,279円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS TITANIUM
マザボ:チップセットB850
コスパ:調査中
ガレリアのハイクラスのゲーミングPCとなっている。グラフィックスにはBlackwell世代で人気の高いGeForce RTX 5070を搭載している。WQHD環境でのゲームプレイを考えている方に最適だ。VRAM容量が多く高設定にも対応しやすい。モンハンワイルズをプレイしたい方にもおすすめできる。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 2TB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源ユニットは850W TITAIUMを採用している。BTOパソコンでTITANIUM規格は珍しい。マザーボードのチップセットは現行のB850だ。現在クーポン発行中で10,000円OFFとなる。
\ 10,000円OFFクーポン発行中 12/26 10:59まで /
GALLERIA FPR7A-R57-WCL Ryzen 7 7700搭載 (ドスパラ)
価格:319,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 7700(水冷)
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
マザボ:チップセットB850
コスパ:6.0
BTOパソコンでは珍しいピラーケース+白色パーツで統一されたこだわりのゲーミングPCだ。メモリ・マザーボード・グラフィックボードまで白パーツで統一されているのは評価できる。Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5070搭載のハイクラスモデルだ。価格は319,980円と高めだが、昨今のゲーミングPC価格高騰の影響が小さく評価は悪くない。構成はメモリDDR5-4800 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと平均以上だが、性能帯からするとメモリは32GBにカスタマイズしたいところだ。電源ユニットは750W BRONZEとなる。マザーボードのチップセットは高コスパなB850となる。
Ryzen 7 7700搭載のゲーミングPC一覧
| 製品名 | イメージ | 価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 電源 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| GALLERIA XPR7A-R56T16G-GD 7700搭載 | ![]() |
274,980 | 7 7700 | RTX5060Ti 16GB | 16GB | 1TB | 650W(B) |
| GALLERIA XPR7A-R57-GD 7700搭載 | ![]() |
254,980 | 7 7700 | RTX5070 | 16GB | 1TB | 750W(G) |
| GALLERIA FPR7A-R57-WCL 7700搭載 | ![]() |
319,980 | 7 7700 | RTX5070 | 16GB | 1TB | 750W(G) |
| GALLERIA RM7R-R57 7700搭載 | ![]() |
224,980 | 7 7700 | RTX5070 | 32GB | 1TB | 750W(G) |
| Lightning-G AV-Ti7W 7 7700/RTX5060Ti 8GB | ![]() |
169,980 | 7 7700 | RTX5060Ti 8GB | 16GB | 500GB | 650W(B) |
| Lightning-G AV-Ti7W 7 7700/RTX5060Ti 16GB | ![]() |
174,980 | 7 7700 | RTX5060Ti 16GB | 16GB | 500GB | 650W(B) |
| Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 | ![]() |
229,980 | 7 7700 | RTX5070 | 16GB | 500GB | 750W(G) |
| NEXTGEAR JG-A7G60(7 7700×RTX 5060) | ![]() |
179,800 | 7 7700 | RTX5060 | 16GB | 1TB | 750W(B) |
| LEVEL-M1A6-R77-SSX | ![]() |
184,800 | 7 7700 | RTX5060Ti 16GB | 16GB | 500GB | 650W(B) |
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