ASUS TUF Gaming VG279QMsyoumen


2020年4月24日に、ASUSから240hzを超えるモニター「TUF Gaming VG279QM」が発売されます。360hz対応モニターのニュースが出てからしばらく時間が経ちようやく第一歩を踏み出しました。少し前までは120Hz対応モニターがあったと思ったら144Hz対応モニターが登場して120Hzモニターは市場から姿を消しました。

そして165Hzなど刻みながら240Hzに到達したというわけです。360Hzモニターに近づいてきています。なお、TUF Gaming VG279QMは発売されてから2年以上の月日が経過していますが、今でも現役のモニターです。高リフレッシュレートに対応したモデルはまだまだ希少性が高いということです。

ASUS TUF Gaming VG279QMのスペック詳細

ASUS TUF Gaming VG279QM

メーカーASUS
製品名TUF Gaming VG279QM
サイズ27インチ
パネル仕様ノングレア IPSパネル
対応解像度1920×1080(フルHD)
応答速度1ms
対応リフレッシュレート280Hz
VESA規格100mmx100mm対応
重さ5.6kg
価格推定価格55,000円
発売日2020年4月24日

280Hzという世界最速のリフレッシュレートこそが目玉です。何を持って来ようとこれを上回る特徴なんてありません。より滑らかな映像描写でゲームへの没入感が得られるでしょう。あと気になるところは価格がぐらいでしょう。推定価格は55,000円と価格が高めですが、これは仕方がないでしょう。

対応リフレッシュレート以外はオーソドックスなゲーミングモニターです。27.0インチフルHDディスプレイを搭載しています。大画面モニターでよりゲームに没頭できると思います。今はIPSパネルを採用したゲーミングモニターも多く目新しさがあるわけではありません。

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ASUS TUF Gaming VG279QMの特徴と注意点

世界最速の280hzは高リフレッシュレートの試金石

280Hz対応ゲーミングモニターは、360hzへの繋ぎだと考えるのが妥当です。いきなり360Hzではなく280Hzを登場させたのは高リフレッシュレートがもっと一般的になってからでよいと判断したのでしょう。当然開発コストも掛かりますし市場調査の一貫だと言えます。360Hz対応モニターのために市場で様々なデータを集めるのが「TUF Gaming VG279QM」です。

そして、240Hzを超えるリフレッシュレート対応モニターの試金石でもあります。IPS採用の280hz対応モニターTUF Gaming VG279QMは55,000円ほどで展開されることが予想されています。現在手に入る240Hzから40Hzアップしただけでは正直その差を体感することは難しいです。性能の凄さを称賛するのではなく、240hzを超えるリフレッシュレートに対応したモニターが登場したことを称賛すべきです。

ゲームプレイに活かせる豊富な機能を持つ

  • Dynamic Shadow Boost
  • ゲーム画面の影となる部分をはっきりと映し出すことができます。その他のエリアについても最適化が行われ暗い場所に隠れている敵を見つけやすくなります。

  • GamePlus
  • プロゲーマーの声を元に搭載されている機能です。スナイパー機能、クロスヘアの表示、タイマー機能、fpsカウンター、ディスプレイアライメントなどを利用できます。

  • GameVisual
  • ゲームタイトルあるいはジャンルに合わせて7つ用意されているプリセットから最適な表示モードを選択することができます。ホットキーやOSDメニューから切り替えることが可能です。

  • リッカーフリー技術
  • ゲーミングモニターの定番の機能です。ちらつきを軽減してくれますので、より快適にゲームをプレイすることが可能になります。

  • ブルーライト軽減機能
  • 液晶のブルーライトを抑えることができます。レベルを調整することが可能です。

ゲーム側と対応と相応のコストが必要

対応しているタイトルが限定的

280Hz対応ゲーミングモニターを活かせる環境はほとんどなく一般的なゲーマーには無縁の存在です。240Hz対応モニターですらまだ十分に普及しているとは言えないのが現状です。その要因の一つが、240Hzモニターを活かせるゲームがかなり限定的ということが挙げられます。高リフレッシュレートでのプレイにゲーム側が対応しなくてはなりません。

例えばCounter Strike :GlobalOffensive(以下CS:GO)は240hz対応モニターを活かせるゲームの一つです。プロゲーマーもその環境でプレイしています。CS:GOは負荷が軽くゲームの最適化もしっかりと行われています。つまり、240hzを出すために必要な性能が非常に低くなっています。

CSGOは、ゲームの性質上フレームレートを稼ぐ設定が広く認識されています。高画質にすると視認性の問題で不利になってしまうからです。WQHDや4K、次は8Kだという時代に800×600のような低解像度+最低設定でプレイするユーザーやプロゲーマーが非常に多いです。

導入コストが高い

普及しないもう一つの要因が高リフレッシュレート対応モニターを活かすには高性能なゲーミングPCが必要だということです。これだけでもハードルが高くなりますね。現状、特定のゲームのためだけに何十万円とする高価なゲーミングPCを用意する事になります。黒い砂漠やFF14のようなゲームで安定して240fpsを出すにはハイエンドクラスの性能が求められます。

また、高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターの価格もネックとなります。現在販売されている240Hzモニターでも4万円以上と高価です。144Hzモニターが2万円以下で購入できることを考えるとその差は歴然です。280Hz対応ゲーミングモニターの登場は喜ばしいことです。しかし、それが普及されるまでには長い年月が掛かるでしょう。

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高リフレッシュレートは一般的ではなかった

今でこそ高リフレッシュレートモニターが一般的になってきていますが、数年前までは特定のゲーマーの方だけが重視していました。当時は液晶モニターの対応リフレッシュレートが75Hzと今では考えられないほど数値が低くなっています。75Hzとは言ってもコンパクトで使い勝手のよい液晶モニターということでゲーマーの間に一気に普及しました。

それまで一般的に使用されていたブラウン管のCRTモニターは大きくて見にくいということで徐々にその数を減らしていました。ところが、FPSゲーマーなどの一部のコアなゲーマーはCRTモニターを使用し続けていたという経緯があります。それは120hzと当時としては高いリフレッシュレートに対応していたからです。液晶モニター(75Hz)の方が価格が安くなってもそれは変わりませんでした。

現時点で360hzに対して少し冷ややかな目があります。しばらくするとこれが一般的なゲーミングモニターとなるかもしれません。過去から学べば必ずそうなるでしょう。ゲーミングPCの性能の底上げが行われているのも追い風です。フルHD+60hzの用途ではほとんどがオーバースペックとなるほどです。

120hz対応モニターの普及はノートパソコンにまで及んでいます。当時から高リフレッシュレートは高い性能が要求されていましたが、今ではミドルクラスでも対応できる程度です。CPUやグラフィックボードの性能が上がっていけば普及は時間の問題だと思います。

最後に-将来の360Hz対応モニターの普及に期待

280Hz対応リフレッシュレートを始めとして今後登場するであろう360Hz対応モニターが普及するまでには一定の期間が必要となることは間違いありません。それでも特定のユーザーにのみ使われてきた高リフレッシュレート対応モニターが当たり前になってきています。

今ある常識は、数年後には廃れているでしょう。144hzが選びやすくて扱いやすいという時代は、120hzがそうであったように意外とすぐに終わるかもしれません。360hzが少し広まると500hzなんてものが出て来る可能性があります。今、必要としていなくてもこの技術の大きな進化は次代のゲームの形を変えていくのかもしれません。

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