GALLERIA RM5C-G60S 13thtop


当記事では、ドスパラのゲーミングPCである「GALLERIA RM5C-G60S」の詳細レビューをまとめている。Core i5-13400F×GTX 1660 SUPER搭載のゲーミングPCだ。他のシリーズに比べてやや割高になるのが弱みとなる。GTX 1660 SUPER搭載モデルで税込144,980円という価格はいただけない。RTX 3060・RTX 3050搭載モデルが視野に入る価格帯だ。今は比較対象モデルを確認しておこう。

クーポンコード:Um6Lk 10,000円引き(4/21~5/8 10:59まで)

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性能と価格の控えめなGALLERIA RM5C-G60Sにとって、5,000円でも価格が下がるのは大きな変化となる。特にGTX 1660 SUPERのような、少し古いGPUを搭載したモデルは価格がギリギリに設定されている。通常では何の変化もないモデルだ。ゴールデンウィークのキャンペーンで恩恵を受けるのは、高性能なモデルよりも価格が控えめなGALLERIA RM5C-G60Sのようなモデルだ。

コストパフォーマンスを始め、評価が伸びるというよりも選びやすくなることが大きい。GTX 1660 SUPER搭載モデルはほぼ2世代前のGPUとなるため、理想を言えば12万円台前半にはなっておきたい。現在では取り扱いのあるショップの方が少なくなっている。相対的に評価を伸ばしているに過ぎず、おすすめ度はそれほど高くない。

13万円台に突入したものの、これ以上の値下げには期待できないのが現状だ。ここからの期待値が低いのは少し残念な点だろうか。GTX 1660 SUPER搭載モデルには価格を追求したモデルが幾つかある。そのため、GALLERIA RM5C-G60Sは少し中途半端さが残る。性能を求めず、価格も求めなければたどり着くような存在になっている。

安さを重視するなら比較対象となるモデル、性能を重視するなら別のモデルになる。GALLERIA RM5C-G60Sをおすすめする場面が少なく、もしかすると変化を期待して待つユーザーも少なかったのではないだろうか。今後の変化にもあまり期待できないのは痛い。

それでも、キャンペーンが適用された事実だけを見れば、まだまだこれからと言えなくもない。もっとも、次のセールやキャンペーンの頃には販売が終了しているかもしれない。GALLERIA RM5C-G60Sを候補に入れるなら、比較の項目のモデルをチェックしてほしい。同価格帯でおすすめしやすいモデルをピックアップしている。

GALLERIA RM5C-G60Sのスペック

RM5C-G50

ブランド名GALLERIA
製品名GALLERIA RM5C-G60S
価格144,980円(税込)
CPUCore i5-13400F
グラフィックボードGeForce GTX 1660 SUPER
メモリDDR4-3200 16GB
SSDNVMe 500GB
HDD非搭載
電源550W BRONZE
マザーボードチップセットB760
おすすめ度Cランク
評価・コスパ
6.5

・構成
6.0

・品質/サポート
10.0

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各タイトルの対応表

Final Fantasy 15
4K High
Apex Legends
240Hz
Apex Legends
144Hz
フォートナイト
240Hz
フォートナイト
144Hz
Final Fantasy 15
★☆☆☆☆
Apex-Legends
★☆☆☆☆
Apex-Legends
★★☆☆☆
fortnite
★★☆☆☆
fortnite
★★★★☆

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA RM5C-G60S 13thseinou

GALLERIA RM5C-G60SはCore i5-13400FとGTX 1660 SUPERを搭載したロークラスのゲーミングPCだ。ゲーム性能はそれほど高くない。Apex Legendsを144Hz環境で快適にプレイするには設定を標準以下にしなくてはならない。フォートナイトでも少し下げる必要がある。一方でCPU性能は非常に優秀であるため、ゲーム以外の用途に適している。作業を中心に、簡単なゲームプレイを想定しているユーザー向けの性能だ。

GALLERIA RM5C-G60Sのゲーミング性能まとめ

Core i5-13400F(CPU)

Core i7-13700K38,343
Ryzen 9 7900X37,541
Core i9-12900K34,518
Core i5-13600K30,159
Core i7-12700K30,046
Core i7-1270028,961
Ryzen 7 7700X27,183
Core i5-1350027,009
Core i5-12600K25,507
Core i5-1340025,345
Ryzen 5 7600X24,962
Ryzen 7 5800X24,001
Core i7-11700K23,705
Core i5-1240020,146
Core i7-1170020,009
Core i5-1140016,019

Core i5-13400Fは、Intel第13世代CPUの高コスパモデルだ。Alder Lake世代のCore i5-12400の後継モデルとなる。Core i5-12400を搭載したゲーミングPCが売れ筋モデルだったこともあってCore i5-13400Fに掛かる期待は大きい。6コア12スレッドから10コア16スレッドへとスペックが引き上げられてCPU性能が高くなった。Core i5-12400と比べて25%以上もパフォーマンスが高い。

競合モデルのRyzen 5 7600Xと比べても性能は上回っている。動画編集や動画のエンコードなどの作業にも適している。一方で、ゲーミング性能についてはCore i5-12400とそれほど変わらない。これはCPUコアが新しいRaptor Coveではなく、Alder Lake世代のGolden Coveを使用していることが要因だろう。ゲーム目的だとCore i5-12400搭載モデルとほとんど変わらないと考えてよい。

GeForce GTX 1660 SUPER(GPU)

RTX 3060 Ti24,213
RTX 306020,322
RTX 2060 SUPER19,366
RTX 206017,012
RTX 305014,734
GTX 1660 Ti14,522
GTX 1660 SUPER14,113
GTX 166013,645
GTX 1650 SUPER12,238
GTX 1060 6GB12,009
GTX 1060 3GB11,144
GTX 16509,506
GTX 9607,405

当該モデルではグラフィックスにGeForce GTX 1660 SUPERを搭載している。旧世代のグラフィックボードで登場時こそミドルクラスのモデルとして人気があったが、今ではロークラスの性能を持つに留まる。Ampere世代の50番台であるGeForce RTX 3050と同等だ。レイトレーシング・DLSSには対応していない。過度な期待はしない方がよいだろう。基本的には設定を下げたゲームプレイが前提となる。高解像度でのゲムプレイには不向きだ。

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GALLERIA RM5C-G60Sの特徴まとめ

価格が高めでおすすめしにくいモデル

GALLERIA RM5C-G60Sは、Core i5-13400F×GTX 1660 SUPER搭載のゲーミングPCだ。残念ながらゲーム性能がそれほど高くない。GTX 1660 SUPERは2世代前のGTX 16・RTX 20シリーズのGPUだ。当時はミドルクラスとして非常に人気を博していたが、現行のGPUと比べると性能が弱みとなりそうだ。その分だけ価格が抑えられているなら選択するメリットはある。

GALLERIA RM5C-G60Sは14万円台中盤と、あまり安い部類に入るモデルではない。それこそ、Core i5-12400FとRTX 3060搭載モデルが14万円台で展開されている。14万円台はRTX 3050搭載モデルの価格帯だ。さすがにこの価格ではおすすめすることはできない。コストパフォーマンスの評価はCore i5-13400FとチップセットB760の最新パーツによる影響が大きい。

性能と価格のコストパフォーマンスで言えばあまりおすすめしたいモデルではない。GTX 1660 SUPERの性能であればCore i5-13400Fでなく、Core i5-12400Fで十分だ。もっと言えば12万円台を切れるかどうかで評価が分かれる性能帯だ。それが14万円台であるなら選択するメリットはほとんどない。GALLERIA RM5C-G60Sを候補に入れているなら、上位の性能を持つモデルも候補に入ってくるはずだ。

性能で下回るモデルを選ぶほどの強みもない。GALLERIAシリーズの最安値クラスというで注目は集まっている。現時点では相場を超える割高感は否めない。この性能帯のモデルは価格が非常に重要になる。せめて上位モデルと被らない価格帯にならなければおすすめすることはない。

CPU性能重視なら選択肢として悪くないが…

当該モデルはグラフィックボードに対してCPU性能はそれなりに高性能だ。作業を行うには十分過ぎる処理性能を有している。10コア16スレッドとスペックが引き上げられたのが大きい。作業を中心とするならGTX 1660 SUPERである必要がなくなってしまう。ゲームの頻度にもよるが、より安価なGTX 1650やRTX 3050を搭載したモデルを候補に加えたい。

GALLERIA RM5C-G60Sの価格が12万円台であるならおすすめできていた。性能と価格と用途が合致していれば避ける理由もない。おそらくGALLERIA RM5C-G60Sを候補に入れているのは性能と予算が合っているからだ。用途と価格を重要視していないように感じる。このくらいの性能であればもっと安くてもいい。

割高で購入しても、安く購入しても性能は変わらない。それならあえて高く購入するメリットがない。どれだけ高くても13万円台で留めておきたい。他製品を見ても、Core i5-13400Fに掛かるコストはCore i5-12400Fとそこまで大きく変わらない。せめてもう少し価格が下がるまでは様子を見てほしいモデルである。

予算がこの辺りであるなら、いくらでも優秀なモデルはある。比較の項目では同価格帯の優れたモデルではなく、類似した性能のモデルをピックアップしている。GALLERIA RM5C-G60Sを候補に入れているなら、比較対象のモデルもチェックしておいてほしい。

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似ているモデルとの比較

ブランド名GALLERIAMagnate
イメージGALLERIA RM5C-G60Smagnatemh
製品名GALLERIA RM5C-G60S
第13世代Core搭載
Magnate MV
価格144,980 円(税込)
*クーポン利用で5,000円OFF
144,980円(税込)
CPUCore i5-13400FCore i5-13400F
GPUGTX 1660 SUPERRTX 3060
メモリDDR4-3200 16GBDDR4-3200 16GB
SSDNVMe 500GBNVMe 500GB
HDD非搭載非搭載
電源550W BRONZE550W BRONZE
マザーボードB760H610
公式公式公式
レビュー当ページレビュー
比較対象は同じドスパラのMagnate MVだ。一般向けモデルとなるが、価格は非常に近い。クーポンを適用前なら同じ価格だ。それでいてGPU性能が2ランクアップするため、ゲーム性能に関してはかなり高くなる。
その一方でチップセットは現行最低クラスのH610になり、採用されるケースも汎用ケースになるなどマイナス面も多い。

見た目や機能よりも、価格と性能を重視するユーザー向けのモデルだ。確かに落ちる箇所はある。しかし、5,000円安いだけではGALLERIA RM5C-G60Sをおすすめしにくい。矛盾しているかもしれないが、この性能帯は価格を、この価格帯は性能が求められやすい。それを両立しているのはGALLERIA RM5C-G60S ではなくMagnate MVだ。GALLERIA RM5C-G60S の価格がもう少し下がらなければ、Magnate MVをおすすめしたい。

パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA RMsyoumenドスパラの新ケースとなっている。デザインハウスが設計したケースだけあってデザイン性が高い。ミニタワーケースとなっているが、従来のミニタワーよりは一回り大きくなっていてミドルタワーの差が縮まっている。違うのは高さだけで奥行きと幅はミドルタワーと共通だ。

右サイド

GALLERIA RMright右サイドはシンプルで吸気口だけが設けられている。高さ分の吸気口があるのでエアフロー改善には効果的だ。ガンメタリックのケースが高級感を演出している。

左サイド

GALLERIA RMleft左サイドにも吸気口がある。また、一部クリアガラスパネルを採用していて中身が見えるようになっている。最近のモデルらしいデザインだと言える。

背面パネル

GALLERIA RMlefthaimen背面パネルについてはオーソドックスなものになっている。前面の両サイドから取り入れられた空気が上部及び後ろから排出してくれる。本体内部に熱がこもらないような工夫が見られる。140mmサイズの冷却ファンを搭載しているのも後押ししてくれる。

I/Oパネル

GALLERIA RMlefthaimeniopanel前面に斜めにI/Oパネルが配置されている。電源ボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A x4、ヘッドフォン端子が設けられている。USBが4つもあるのは使い勝手が良い。

本体上部

GALLERIA RMlefthaimeniopaneljyobu本体上部にもメッシュ加工が施されていてここから熱を放出する仕組みだ。高性能なグラフィックボードやCPUを搭載していても発熱が問題とならない工夫がある。

本体内部

GALLERIA RMlefthaimeniopanelinside*GALLERIA RM5R-R36 5600X搭載ではないため一つの参考として欲しい
内部にはある程度の余裕がある。ガレリアブランドの場合ミニタワーケースでもサイズは大きめであることがわかる。

正面-LED

GALLERIA RM5C-G50-ledケースの枠組みにLEDが配置されている。オシャレな演出だ。このLEDについては専用のソフトウェアからコントロールすることができる。

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管理人による総評(GALLERIA RM5C-G60S)

RM5C-G50

GALLERIA RM5C-G60Sは、Core i5-13400F×GTX 1660 SUPER搭載のローエンドクラスのゲーミングPCだ。GTX 1660 SUPER搭載モデルで14万円台は高いと言わざるを得ない。結果的におすすめ度の指標はそれほど伸びない。ゲーミング性能はそれほど高くなくフルHDでもある程度設定を下げる必要が出てくる。この価格帯ならRTX 3050搭載モデルやRTX 3060搭載モデルが視野に入る。いろいろなモデルを見ることを推奨する。メモリ16GB、SSD 500GBと構成は平均的だ。

価格CPUグラボ
144,980円(税込)i5-13400FGTX1660S
メモリSSDHDD
DDR4 16GB500GB非搭載

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