当記事では、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載」についてレビューを行っている。Core i7-13700F×RTX 3060 Ti搭載のミドルエンドクラスのゲーミングPCだ。2023年1月に発売されたばかりのCore i7-13700Fを搭載しているのが特徴となっている。普通新しいモデルは価格が高めになる傾向にあるが、GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載では旧世代の「GALLERIA XA7C-R36T」と比べて価格差が5,000円しかなくコストパフォーマンスも良好だ。Core i7-12700よりも性能が格段に伸びていることを考えると+5,000円支払う価値があると言える。
当ページの目次
GALLERIA XA7C-R37 第12世代Coreのスペック解説
ブランド名 | GALLERIA |
---|---|
製品名 | GALLERIA XA7C-R37 |
価格 | 214,980円(税込) |
CPU | Core i7-13700F |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 1TB |
HDD | 非搭載 |
電源 | 650W BRONZE |
マザーボード | チップセットB760 |
おすすめ度 | Aランク |
評価 | ・コスパ ★★★★★★★☆☆☆ 7.1 ・構成 ★★★★★★★☆☆☆ 7.0 ・品質/サポート ★★★★★★★★★★ 10.0 |
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各タイトルの対応表
Final Fantasy 14 4K | Apex Legends 144Hz | Apex Legends 60Hz | フォートナイト 240Hz | フォートナイト 144Hz |
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★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載はCore i7-13700FとRTX 3060 Tiを搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。非常に高いCPU性能が特徴で、RTX 3060 Tiのパフォーマンスを最大限引き出せる。ややオーバースペック気味ながら、対応力の高さが魅力だ。高リフレッシュレートでのゲームプレイも高負荷な作業にも対応できる。
Apex LegendsやFortniteでも240Hzを目指すことも可能で、FF14程度の負荷なら4K解像度でのゲームプレイもできる。作業もゲームも幅広く対応できるのがこの性能帯の魅力だ。
GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載の性能レビュー
Core i7-13700F(CPU)
Core i9-13900K | |
Core i9-13900 | |
Core i7-13700K | |
Ryzen 9 7900X | |
Core i7-13700 | |
Core i9-12900K | |
Core i5-13600K | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i5-12600K | |
Core i5-13400 | |
Ryzen 7 5800X | |
Core i5-12400 | |
Core i7-11700 |
Core i3-13700Fは、Intel第13世代の高パフォーマンスモデルとなっている。末尾のFはCPU内蔵グラフィックスが非搭載であることを意味する。グラフィックボードを搭載しているGALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載であればFシリーズでも問題はない。CPUの処理性能的にはCore i7-13700と同じだ。Core i7-12700では12コア20スレッドだったが、Core i7-13700では16コア24スレッドとスペックが引き上げられた。
結果的に処理性能は25%以上も高く、Core i9-12900Kでさえも上回るパフォーマンスを発揮している。ゲーム実況・動画編集・画像編集などの作業も得意としている。ゲーミングCPUとしてのパフォーマンスも高くハイエンドクラスのグラフィックボードとのバランスを取れるほどだ。L2キャッシュが増えたことがゲームプレイにおいてプラスになっている。CPU性能のボトルネックは気にしなくてもよいだろう。
GeForce RTX 3060 Ti(GPU)
RTX 4070 Ti | |
RTX 3090 | |
RTX 3080 10GB | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RX 6750 XT | |
RTX 2080 Ti | |
RX 6700 XT | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 2080 SUPER | |
RTX 2080 | |
RTX 2070 SUPER | |
RTX 2070 | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 SUPER | |
RTX 2060 |
当該モデルでは、グラフィックスにAmpere世代のミドルエンドクラスのRTX 3060 Tiを搭載している。WQHD環境にも対応できるポテンシャルを持つグラフィックボードだ。Ampere世代のラインナップの中でも最も人気の高いモデルの一つだと言える。旧世代のRTX 2080 SUPERを上回る性能は圧巻だ。RTX 2060 SUPERと比べても20%以上も処理性能が高い。60番台ながら70番台寄りの性能を持っているのが心強い。
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GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載の特徴
登場間もない最新モデルでもおすすめ度は高い
GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載は、最新のCPUであるCore i7-13700Fを搭載していながら価格が抑えられていておすすめ度が高いモデルだ。GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載は従来モデルに対して5,000円しか差がない。本来CPUやGPUは登場したばかりの時期は単体の製品として定価よりも高い価格で展開されることが一般的だ。それらを搭載するゲーミングPCは最新モデルであれば当然割高であることが珍しくない。
既存のモデルと比べて2万円~3万円高いのが通例だ。Core i7-13700とCore i7-12700の性能差ははっきりとある。Core i7-13700Fは、16コア24スレッドと従来モデルの12コア20スレッドから大きく進化した。それで価格に大きな差がないとなれば、Core i7-13700F搭載モデルを選ぶべきだ。
Core i7-12700とRTX 3060 Tiを搭載したモデルの多くは20万円を切れないでいるので、Core i7-13700FとRTX 3060 Tiで21万円台はマイナスではない。ほとんど価格差のない完全な上位モデルとなれば避ける手はないはずだ。ただ、完全な上位モデルというのは少し誤りがある。まだチップセットのH770が登場していないこともあり、GALLERIA XA7C-R36Tに採用されているチップセットはB760だ。
従来のH670から一つ下のグレードのB660の後継機にあたるチップセットだ。もしかすると価格差を抑えられている要因として、チップセットがダウングレードしたことも影響しているかもしれない。B760が登場するまではZ790しか選択肢がなかったので、B760になったことはむしろプラスに捉えたいところだ。従来モデルとほとんど価格差がない。これだけでGALLERIA XA7C-R36Tを選ぶ理由としては十分に思える。
CPU性能の高さが魅力となる
GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載の魅力は何と言ってもCPU性能の高さだ。Core i7-13700FはCore i9-12900Kを超える処理性能とゲーム性能を有している。つまり、Core i7-13700FであればRTX 4080ともバランスが取りやすいということだ。ここまで低価格に抑えながら、旧世代の最高峰CPUよりも性能が高い。これは代々Core i7の無印が引き継いできたものだ。
言い換えるとCore i7の無印までは既存の性能と重なっているとも言える。Core i7のオーバークロックに対応したKモデルからその世代にしかない性能となる。その点でCore i7-13700Fは総合的に見れば素晴らしいが、類似した性能を持つCPUが前世代にあるということで評価が少し低いように見える。もっとも、価格や消費電力まで加味すれば唯一無二とも言えるので、性能以外にも目を向けると最新モデルらしさがある。
類似した性能と言っても、今回のCore i7の無印であるCore i7-13700(F)は、Core i9-12900Kよりも10%程度性能が高い。これまでのCore i7とは一味違う。どんな用途でも高い水準で対応できるため、用途の幅はかなり広がった。今はまだ第12世代が現役で残っているので、処理性能の高さに注目が集まっている状態だ。市場から第12世代が消えれば、ほとんどの性能帯でCore i7-13700Fは主役の扱いとなるだろう。その先駆けとも言えるモデルなので、GALLERIA XA7C-R36Tは長く使用できるモデルであることは間違いない。
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似ているゲーミングPCとの比較
ブランド名 | GALLERIA | OMEN by HP |
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製品名 | GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載 | 25L Gaming Desktop GT15-0765jp パフォーマンスプラスモデル価格.com限定 |
価格 | 214,980円(税込) | 195,000円(税込) |
CPU | Core i7-13700F | Core i7-12700F |
GPU | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 1TB | NVMe 1TB Gen4 |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 650W BRONZE | 500W BRONZE |
マザーボード | B760 | H670 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
価格差はあっても、覆せない性能差は魅力的だ。総合的なパフォーマンスを優先するならGALLERIA XA7C-R36Tを、少しでも予算を抑えたいなら価格.com限定モデルを選択しよう。今の内にCore i7-13700Fを選択しておけば、将来グラフィックボードを交換するようなことになっても使い続けやすい。将来性を加味して、今選ぶならGALLERIA XA7C-R36Tをおすすめしたい。
パソコンケースレビュー
正面
ゲートのようにLEDが張り巡らされていてオシャレだ。ソフトウェアからカラーを任意で変更することが可能だ。デザイン自体はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが担当している。無骨なデザインからより万人受けするデザインになったと言える。
I/Oパネル
右側面
右側面は非常にシンプルだ。
左側面
管理人による総評(GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載)

GALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載は、Core i7-13700F×RTX 3060 Ti搭載のゲーミングPCだ。Core i7-12700搭載モデル+5,000円で最新のモデルが購入できるのでおすすめしやすい。RTX 3060 Tiとのバランスを考えるとCPU寄りだが、将来的にグラフィックボードの換装を行いやすいというのもメリットだ。16コア24スレッドと旧世代のフラグシップモデルであるCore i9-12900Kと同じスペックを持ち、処理性能では上回っている。ゲームプレイ+αで考えているユーザーの方にもおすすめだ。少しでも価格を抑えたいなら比較対象に挙げたモデルをチェックしておこう。旧世代のCore i7-12700Fを搭載していて20万円を切っている。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
214,980円 (税込) | i7-13700F | RTX3060Ti |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 1TB | 非搭載 |
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