
パソコン工房が販売する「LEVEL-M1AM-R77-TKX」のレビューを行った。Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5070搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。値上げはされたものの274,800円は相場よりも安い価格設定といえる。しかも無料会員登録で送料がかからないのも大きい。当該モデルでネックとなるのは最大5週間での出荷という納期の長さだろう。1ヶ月半程度待てるかどうかが本機の肝となりそうだ。
コストパフォーマンスは9.3と非常に優秀な評価だ。ゲームへの対応力が高く、ジャンルを問わず幅広いゲームスタイルに適した性能を有している。価格が抑えられていて性能が高い。価格あたりの性能という単純なコストパフォーマンスに特化したモデルである。初心者から上級者まで、人を選ばずおすすめできる。
カラーバリエーション

- 長所
-
- GeForce RTX 5070搭載モデルとして安価
- CPUにハイクラスのRyzen 7 7700を搭載
- 将来性の高いAM5プラットフォーム採用
- ケース2色+LEDカラー8色と豊富なラインナップ
- SSDのカスタマイズ費用が抑えられている
- 短所
-
- 納期が最大5週間と極端に長い
- 電源ユニットの容量が控え目
- カスタマイズの選択肢が少ない
- こんな方におすすめ
-
- 購入後手元に届くまで長期間待てる方
- RTX 5070搭載モデルをお得に購入したい方
- WQHD環境でのゲームプレイを想定している方
- 予算を300,000円以下で組んでいる方
LEVEL-M1AM-R77-TKXのスペック解説

| メーカー | パソコン工房 |
|---|---|
| ゲーミングブランド | LEVELθ |
| 製品名 | LEVEL-M1AM-R77-TKX |
| 価格 | 274,800円(税込) |
| CPU | Ryzen 7 7700(レビュー) |
| CPUクーラー | 空冷式 |
| GPU | GeForce RTX 5070(レビュー) |
| メモリ | DDR5 16GB |
| SSD | 500GB NVMe |
| 電源 | 650W BRONZE |
| マザーボード | チップセットA620 |
| おすすめ度 | Sランク |
| 評価 | ・コスパ 9.7 ・ショップ評価 9.6 |
おすすめカスタマイズを解説
| パーツ | おすすめ度 | 詳細 |
|---|---|---|
| 「プラチナITパスポート」会員加入 (店舗受け取り限定) |
月額750円~ | |
| 延長保証 | 3年保証 +27,479円 | |
| OS | 変更なし | |
| 表計算 ワープロソフトウェア |
変更なし | |
| アンチウィルス セキュリティ対策ソフト |
変更なし | |
| カラーバリエーション | 好みで選択 +0円 | |
| CPU冷却グリス | 【熱伝導率: 16W/m・K】 ナノダイヤモンドグリス JP-DX1 塗布サービス +2,500円 |
|
| CPUクーラー | 変更なし | |
| メインメモリ | 32GB(16GB×2) [DDR5 / デュアルチャンネル] +44,900円 | |
| 1stストレージ [OSインストール] |
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4] +6,000円 | |
| ゲーミングデバイスキット | 【ホワイト】ゲーミングデバイスキット キーボード・マウス・ヘッドセットの3点セット 【キーボードのみ別送】 +10,500円 |
|
| 外付けカードリーダー | 変更なし | |
| ネットワーク機器 | 【無線LAN子機】Wi-Fi 5対応/Bluetooth® 4.2/USB接続 Wi-Fi子機 [TP-Link Archer T2UB nano] +1,900円 |
|
| オプション | 変更なし |
おすすめカスタマイズをイエローのマーカーで示している。LEVEL-M1AM-R77-TKXのカスタマイズはメモリとSSDがおすすめだ。性能を支えるメモリと利便性を高めるSSDは、ハイクラスのゲーミングPCであるLEVEL-M1AM-R77-TKXにとって恩恵が大きい。
メモリは悩ましいところだ。Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5070の組み合わせでは、メモリ16GBで不足する可能性はある。理想的なメモリ容量は32GBだ。カスタマイズを検討したい。ただ、カスタマイズにかかる費用は44,900円とかなり高めだ。価格が高くなるとコストパフォーマンスが悪化してしまう可能性がある。それ以上に、価格帯が変わってしまい選びにくくなる。
メモリのカスタマイズは確かに恩恵が大きいが、価格が高くなるというデメリットもある。このマイナス要素をどこまで受け入れられるかでおすすめ度は変わる。予算に余裕があるなら、メモリは32GBに変更しておきたい。優先度はSSDより下回るものの、実用面で言えばメモリの方が恩恵は大きい。予算的に厳しいなら無理してカスタマイズする必要はない。
SSDの容量は、様々な場面で役立つはずだ。標準の500GBだとシステムなどに100GB使用すれば、空き容量は400GBになる。容量の大きいゲームでは300GBを超えるものもあり、場合によってはプレイしたいゲームをインストールするために、その都度アンインストールを行わなければならない。こういった手間をなくす意味でも、SSDの容量には余裕を持たせておきたい。
特定のゲームしかプレイしないにしても、システムの復元ポイントやキャッシュ、キャプチャー系のソフトのスペースは必要になる。ダウンロードやインストールを行わなくても、容量を圧迫することはある。他メーカーと比べてパソコン工房のSSDアップのカスタマイズは費用が控えめだ。6,000円で1TBに容量アップし、さらに接続規格もGen4にアップグレードされるのでカスタマイズしておきたい。
LEVEL-M1AM-R77-TKXは電源のカスタマイズができない。Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5070の組み合わせで650Q 80PLUS BRONZEは最低限の容量だ。理想を言えば、電源に750W 80PLUS GOLDを搭載してほしかった。せめてカスタマイズで電源を選択できればよかったというのが本音だ。動作自体は問題ないので気にする必要はないかもしれないが、将来的にパーツ交換を行う際には電源の交換も行わなければならない点は注意してほしい。
LEVEL-M1AM-R77-TKXのゲーミング性能まとめ
ゲーミングPCは、CPUやグラフィックボードなどのパーツの集合体だ。とくにグラフィックボードはゲームに大きな影響を与えるパーツだ。CPUはゲームはもちろん、ゲーム以外の用途にも使用される重要なパーツだ。初心者の方は、CPUやグラフィックボードの型番やスペックから性能をイメージしにくいはずだ。それぞれの性能をよく知ることで、理想的な環境を整えることができるようになる。CPUとグラフィックボードの性能をグラフとスコアでわかりやすく解説している。
Ryzen 7 7700(CPU)
Ryzen 7 7700は、Zen 4アーキテクチャを採用した高パフォーマンスモデルだ。従来モデルのRyzen 7 5700Xと比べて23%もゲーム性能が高い。競合のCore Ultra 7 265と比べてもパフォーマンスは上だ。70番台や60番台のグラフィックボードとの組み合わせがおすすめだ。マルチコア性能はIntel製CPUに劣るものの最低限必要な性能を持つ。オールラウンドに対応できるモデルだといえるだろう。
GeForce RTX 5070(GPU)
GeForce RTX 5070は、Blackwell世代のハイクラスモデルだ。従来モデルのGeForce RTX 4070と比べて15%弱高く、GeForce RTX 4070 SUPERを上回る。DLSS 4.0あるいはマルチフレーム生成という新しい武器を手に入れて高いパフォーマンスを期待できる。ソフトの面でも強化され従来モデルとは数字以上の差があると考えてよい。競合のRadeon RX 9070と比べると4%弱低くなっているが、ターゲット的にはWQHD環境と共通だ。
LEVEL-M1AM-R77-TKXの特徴&注意点
価格が抑えられていて、おすすめしやすい一台
LEVEL-M1AM-R77-TKXの特徴はコストパフォーマンスの高さにある。GeForce RTX 5070搭載モデルで274,800円は相場よりも抑えられていて選びやすい。2025年12月以降、メモリおよびSSD価格高騰の影響もありゲーミングPCの価格は上昇傾向にあり、Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5070の組み合わせでは300,000円を超えるモデルも展開されている。相場よりも10%程度安いことになる。送料がかからないのもプラスだ。
BTOパソコン業界全体で断続的な値上げ状況にあるが、パソコン工房の製品はそこまで値上げされていない。ゲーミングPCのコストパフォーマンスは相対的に変化していくものなので、もしかすると今後大幅な値上げが待っているかもしれない。LEVEL-M1AM-R77-TKXの価格は異常なまでに安い。コストパフォーマンスに特化したパソコン工房の廉価ブランドだからこその価格設定だ。
実用面に影響がない部分のコストカットが中心で評価を下げることがない。コストパフォーマンスに優れるモデルの多くは価格を抑えるために構成を削る傾向にある。また、カスタマイズの費用は割高であることが多く、カスタマイズを行うと評価が大きく下がることも珍しくない。カスタマイズ費用が比較的安価なことも、LEVEL-M1AM-R77-TKXをおすすめする理由になる。SSD 1TBへのアップグレードが+6,000円は破格だ。
標準の構成は平凡だが、カスタマイズによってより理想的な構成を構築できる。理想を追う費用が抑えられていれば満足度は高くなるはずだ。2026年1月現在で、間違いなくLEVEL-M1AM-R77-TKXはトップクラスの評価だ。予算が300,000円以下であるなら、最もおすすめできるモデルである。
ゲームへの対応力が高い
| Apex Legends | フォートナイト | モンハンワイルズ | マイクラ |
|---|---|---|---|
![]() ・200fps ・144fps |
![]() ・200fps ・144fps |
![]() ・120fps ・30fps |
![]() ・影Mod ・通常 |
LEVEL-M1AM-R77-TKXの性能は高く、解像度がフルHD(1920×1080)であれば、ほぼすべてのゲームを高いフレームレートで快適にプレイできる。高いフレームレートを求めなければWQHD(2560×1440)や4Kでのゲームプレイも十分可能だ。多くのゲーマーが理想に掲げる環境を構築できる性能を有している。高コストパフォーマンスであることも魅力だが、やはり性能の高さこそが選択する最大の理由になる。
競技性の高さでプレイヤーを熱狂させる「Apex Legends」や「フォートナイト」は、設定を下げれば200fps以上で安定させられだろう。部分的には240fpsの張り付きも十分目指せる性能だ。性能の高さが操作しやすい環境の構築を実現し、勝利と僅かに近づける要因になる。これだけの性能があれば、もっとゲームを楽しく感じられるはずだ。
2025年2月に登場した「モンスターハンターワイルズ」も快適にプレイできる。誰かと競う競技性の高いゲームではなくても性能は重要だ。要求スペックの高いゲームであっても、Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5070の組み合わせなら問題なく対応できる。今後登場する最新ゲームもスペックを気にせず遊べるのは大きなアドバンテージと言える。ハイクラスのゲーミングPCの性能は、そのまま安心感につながる。
世界一の販売本数の「マインクラフト」は要求スペックが低い。当然余裕を持って対応できる。画質を大幅に向上させる影Modが人気であることは押さえておく必要がある。負荷も大幅に増大するが、安定した動作が期待できる。
開発の進んだマルチサーバーで影Modを導入すると、負荷のかかる建築物などの影響でカクつくことも多い。マルチサーバーで影Modを導入しても問題なくプレイできるだろう。ゲームジャンルを選ばず、環境もあまり気にしなくてよい。性能を気にせずゲームプレイができるというのは、ゲーマーにとっての理想そのものだ。
構成はやや物足りなさがある
CPUとグラフィックボードの組み合わせから見れば割安なモデルであることは間違いないが、構成面はやや貧弱な印象を受ける。メモリDDR5 16GB・SSD 500GB NVMeと平凡だ。もっともどちらもカスタマイズで対応できる。カスタマイズ費用も割安なのは素晴らしい。問題は電源ユニットだ。GeForce RTX 5070搭載モデルで650W BRONZEは物足りなさがある。せめて750W BRONZEを選択できればいいのだが、カスタマイズ自体ができなくなっている。
将来的にCPUやグラフィックボードの換装を考えていると対応できない可能性が高い。ご自身で電源ユニットの交換するのは手間もコストもかかってしまう。マザーボードのチップセットも廉価グレードのA620となる。ここはどこのBTOメーカーでも一緒なのでそこまで気にしなくてもいい。最低限の拡張性は持ち不便さを感じる場面は少ないはずだ。
納期がかなり長くなっている
納期が25営業日(最大5週間)とかなり長期化している点は注意が必要だろう。この記事を執筆している2026年1月18日(日)に購入してもおそらく受け取りは2026年3月以降になる。これだけ先になってしまうのであれば少しぐらい高くても納期が短いショップで購入する方がよいのではと思ってしまう。購入前は必ず納期を確認しておこう。反対に納期さえ受け入れられるのであれば買いのモデルだといえる。トップクラスのコストパフォーマンスを誇っているからだ。
同じパソコン工房のゲーミングPCと比較
| ブランド名 | LEVELθ | LEVELθ |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
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| 製品名 | LEVEL-M1AM-R77-TKX | LEVEL-M17M-147F-TK4X |
| ケース | ミニタワー | ミニタワー |
| 価格 | 274,800円 | 284,700円 |
| 送料 | 2,200円 (会員無料) |
2,200円 (会員無料) |
| CPU | Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
Core i7-14700F (20コア26スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 5070 | RTX 5070 |
| メモリ | DDR5 16GB | DDR5 16GB |
| SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe |
| 電源 | 650W BRONZE | 650W BRONZE |
| マザボ | A620 | B760 |
| 納期 | 25営業日程度 (最大5週間程度) |
20営業日程度 (最大4週間程度) |
| 保証(延長) | 1年間 (最長4年間) |
1年間 (最長4年間) |
| 電話サポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
同じパソコン工房のLEVEL-M17M-147F-TK4Xと比較していく。価格差は9,900円でLEVEL-M1AM-R77-TKXの方が安い。違いは搭載されているCPUで、Core i7-14700Fを搭載している。ゲーム性能はCore i7-14700Fの方が少し高いか同等だが、マルチコア性能では大きく上回っている。20コア28スレッドとスペックが高く、おおよそ30%もパフォーマンスで上回っている。
動画編集やイラスト制作など、ゲーム以外の用途も視野に入れるならCore i7-14700Fを搭載したLEVEL-M17M-147F-TK4Xの方が適している。ゲーム性能は同等程度であるため、選択の基準はわかりやすい。ゲームをメインに考えるならRyzen 7 7700を搭載したLEVEL-M1AM-R77-TKXがおすすめだ。また、同じマザーボードで搭載できるCPUの選択肢が多いLEVEL-M1AM-R77-TKXは将来性にも優れている。Ryzen 7 9800X3DやRyzen 7 7800X3Dにもアップグレード可能だ。
現行モデルだけではなく次世代のCPUも搭載可能だ。将来を見据えるならLEVEL-M1AM-R77-TKXがおすすめだ。LEVEL-M17M-147F-TK4Xは、旧世代のB760(ソケットLGA1700)採用であるため、Intel第13世代かIntel第14世代のCPUしか搭載できない。CPUの性能不足を感じても大幅なスペックアップができないといえる。
競合モデルとの比較
| ブランド名 | LEVELθ | Lightning-G |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| 製品名 | LEVEL-M1AM-R77-TKX | Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 |
| ケース | ミニタワー | ミニタワー |
| 価格 | 274,800円 | 279,980円 |
| 送料 | 2,200円(会員無料) | 3,300円 |
| キャンペーン | 20,000pt | なし |
| CPU | Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 5070 | RTX 5070 |
| メモリ | DDR5 16GB (デュアルチャネル) |
DDR5-4800 16GB (シングルチャネル) |
| SSD | 500GB NVMe | 500GB NVMe Gen4 |
| 電源 | 650W BRONZE | 750W GOLD |
| マザーボード | A620 | A620 |
| 納期 | 8週間(40営業日) | 3週間 |
| 基本保証 (延長保証) |
1年間 (最長4年間) |
1年間 (最長5年間) |
| 電話サポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | レビュー |
ドスパラのLightning-G AF7Wと比較していく。価格差は送料を含めてLEVEL-M1AM-R77-TKXが8,480円安い。Lightning-G AF7Wは構成に優れており、SSDの接続規格と電源が上回っている。一方で、メモリは16GB×1のシングルチャネル構成だ。LEVEL-M1AM-R77-TKXは8GB×2のデュアルチャネル構成であるため、性能は僅かに上回る。
どちらも特徴的なモデルで一長一短ある。しかし、LEVEL-M1AM-R77-TKXはSSDを1TBへカスタマイズすると、接続規格もアップグレードされる。このため、構成の差は電源とメモリ枚数ということになる。Lightning-G AF7Wはデュアルチャネル変更に5,000円かかり、LEVEL-M1AM-R77-TKXは電源のカスタマイズができない。構成ではカスタマイズまで含めるとLightning-G AF7Wがリードしているということになる。
価格差を考えるとLEVEL-M1AM-R77-TKXの方がおすすめしやすい。構成の差は価格差ほど大きな問題にはならないからだ。ただし、LEVEL-M1AM-R77-TKXは出荷に25営業日程度(最大5週間程度)かかってしまう。Lightning-G AF7Wは3日程度で出荷だ。すぐに欲しいならLightning-G AF7Wの方がおすすめだ。購入から1ヶ月以上かかるLEVEL-M1AM-R77-TKXは少し選びにくいかもしれない。
パソコンケースレビュー
LEVELθは2023年12月7日に登場した新しいシリーズだ。ミニタワーケースを採用しており、ゲーミングPCらしいデザインが特徴だ。最大240mmの水冷クーラーも搭載可能で、拡張性にも優れたケースである。画像はLEVEL-M1P5-R45-NAX-WHITEのものだ。実機は画像のものとは異なる点に留意して欲しい。
梱包

発泡スチロールで固定されて届けられる。ダンボールにぴったりと収まっていて隙間はない。輸送中の故障リスクはかなり軽減されているはずだ。

届いたら付属品も確認しておこう。今回は先着順のデジタル時計が付属となっていた。
正面

これまでのLEVEL∞シリーズを踏襲したような、真ん中にLEVELθのロゴがあるシンプルなデザインだ。下部にThermaltakeのロゴがあるように、Thermaltake製のS100 TGシリーズをベースとしている。白色に溶け込むような目立たないロゴが、ケースのよさを引き出しているように見える。
左側面

左側面は中身を全て確認できる大きなガラスパネルを採用している。LEDファンとの相性もよく、5割程度がガラスパネルのケースと違って見栄えがよい。白色ケースではLEDファンは青色発光になる。光を反射する白色によく合うカラーだ。

Ver.2になりブラックの縁がホワイトへ変更されている。より統一感が出たように思う。
左側面カバー

左側面はスウィングドアになっており、簡単に開閉ができる。増設などで内部を触る機会が多い方にとっては、有用な開閉システムと言える。一方で、スライド方式と違い、カバーを開くスペースが必要になる。PCワゴンのようなところに設置すると、開閉に一手間あるかもしれない。設置場所に少し気を遣う必要があるのはデメリットとなるかもしれない。

カバーの内部もホワイトカラーとなる。
右側面

右側面にはとくに何もない。フロント側にエアホールがあるくらいだ。
天板

本体上部の天板には2基のLEDファンと防塵フィルターがある。フロントファンは増設できるが、主なエアフローはこの天板部分のファンから行う。少し特殊な構造ながら、冷却性能の評価は高い。I/Oパネルも天板部分に設置されている。天板のほとんどはフィルターに覆われていることからわかるように、比較的大きめのファンも取り付けられそうだ。

メッシュカバーもホワイトで統一されている。ここはかなり気になった部分なのでこの変更は評価できる。
I/Oパネル

天板のI/Oパネルには、電源・リセットボタン・USB3.0 x1・USB 2.0 x2・イヤホンマイクの入出力端子がある。構成は標準的だ。気になるのはフロント部分に横一列に設置されているところだ。パソコンの設置場所によっては少し邪魔になるかもしれない。とくに、上部にスペースのない場所では、USBを接続することが難しくなる。ケース正面はすっきりするが、利便性は少し落ちるかもしれない。
背面

LEVELθの白色ケースの魅力は、この背面部分も白に統一されている点だ。多くの白色ケースは、普通に設置すると見えない背面部分の色が黒や銀色である。しっかりと白く塗装されているのは評価したい。排気ファンのあるメッシュ部分も白く、PCIeスロットカバーも白い。背面I/Oパネルと電源部分は搭載するマザーボードと電源の色となる。背面I/Oパネルは銀色、電源は黒になりやすい。それを差し引いても、背面全体が白色に統一されているのは素晴らしい。
底面

本体底面はよくある構造だ。電源部分は天板と同じハニカム構造に防塵フィルターだ。四隅の足に滑り止めがついているので、設置面を気にしなくていい。基本に忠実といったところだろうか。
管理人による総評
GeForce RTX 5070搭載モデルの購入を考えているなら第一に考えて欲しいモデルだ。本体価格が割安なことに加えて送料もかからない在庫切れや値上げの可能性があると考えている。ゲーム性能は高く高解像度でのゲームプレイにも対応できる。構成もメモリDDR5 16GB、SSD 500GB NVMeと平均的だ。デュアルチャネル構成のメモリ採用も強みになる。問題は納期が長いことだ。最大で8週間、2ヶ月程度待たなければいけない。我慢できる方は購入してしまってよい。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 274,800円 | Ryzen 7 7700 | RTX5070 |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR5 16GB | 500GB | A620 |

















