当記事では、パソコン工房が販売するLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xの評判とレビューを紹介している。Core i7-13700KF×RTX 4070 Ti搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。4K環境にも余裕を持って対応できる性能が心強い。この土台を支えるのに電源ユニットは800W GOLDが採用されていて万全だ。税込35万円前後の予算があるという方はぜひチェックしておきたい。PCケースデザインもリニューアルされてより洗練されたモデルとなっている。
当ページの目次
LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xのスペック
ブランド名 | LEVEL∞ |
---|---|
製品名 | LEVEL-R779-LC137KF-UL2X |
価格 | 314,800円(税込) |
CPU | Core i7-13700KF(水冷) |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe |
HDD | 非搭載 |
電源 | 800W GOLD |
マザーボード | チップセットZ790 |
おすすめ度 | Sランク |
評価 | ・コスパ 8.3 ・構成 8.5 ・品質/サポート 10.0 ・総合評価 8.9 |
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各タイトルの対応表
FF15 | Apex Legends | FORTNITE |
---|---|---|
・4K ・WQHD | ・240fps ・144fps | ・240fps ・144fps |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
LEVEL-R779-LC137KF-UL2XはCore i7-13700KFとRTX 4070 Tiを搭載したハイエンドクラスのゲーミングPCだ。圧倒的なGPU性能でどんな環境でも快適にゲームプレイができる。それを支えるCPU性能が素晴らしく、ハイエンドクラスの名に恥じない性能を有している。Apex LegendsやフォートナイトはフルHDで360Hzを超える環境を構築できる。FF15に限らず、最新ゲームも4K環境でプレイできるだけの圧倒的な性能がある。
LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xのゲーミング性能
Core i7-13700KF(CPU)
Core i9-13900K | |
Ryzen 9 7950X | |
Core i9-13900 | |
Ryzen 9 7950X3D | |
Core i7-13700K | |
Ryzen 9 7900X | |
Core i7-13700 | |
Core i9-12900K | |
Ryzen 9 5950X | |
Core i9-12900 | |
Core i7-12700K | |
Core i7-12700 | |
Ryzen 9 5900X | |
Ryzen 7 7700X | |
Core i9-11900K | |
Core i5-12600K | |
Core i7-11700K |
LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xで搭載されているのは、現行モデルの中でも高性能なCore i7-13700KFだ。Intel第13世代の上位モデルはTOP 5に入る高い性能を誇る。16コア24スレッドスペックが引き上げられて、Core i9-12900Kと比べても11%もパフォーマンスが高くなった。これだけの性能があればゲーム実況・動画編集・動画エンコード・3D CADなどのCPU負荷の高い作業への適性もある。もちろん、ゲーミングCPUとしても十分通用するモデルだ。Ada Lovelaceの上位モデルとの組み合わせでもある程度バランスを取れる。オーバークロックの余力を残すためCPUクーラーにはお金をかけておきたい。その点水冷CPUクーラーを採用しているLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xなら安心だ。
GeForce RTX 4070 Ti(GPU)
RTX 4090 | |
RX 7900 XTX | |
RTX 4080 | |
RX 7900 XT | |
RTX 3090 Ti | |
RTX 4070 Ti | |
RTX 3090 | |
RX 6950 XT | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 3080 12GB | |
RX 6900 XT | |
RTX 3080 10GB | |
RX 6800 XT | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 2080 Ti |
当該モデルではグラフィックスにGeForce RTX 4070 Tiを搭載している。70番台と侮ることなかれ。従来モデルのGeForce RTX 3090を上回る高い性能を持つモデルだ。テーブルで言えば上から6番目に性能の高いグラフィックボードとなる。4K環境あるいはWQHD環境で高リフレッシュレートを目指したい方向けだ。フルHD環境だけなら宝の持ち腐れとなる。レイトレを思う存分堪能したいという方にもおすすめだ。
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LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xの概要
大幅値引きでお得になったRTX 4070 Ti搭載モデル
LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xは、約25,000円の値引きが適用された。RTX 4070 Ti搭載モデルも徐々に価格を下げているが、おすすめしやすい価格にまでなっている。このままの勢いで30万円も切ってほしいものだ。RTX 4070 Ti搭載モデルは性能と価格のバランスが取りにくいのか、どこのショップでも低価格路線の構成は人気モデルにはなっていない。
LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xは性能・構成・価格のバランスが素晴らしい。RTX 4070 Tiの性能を活かすCPU、利便性を高めたり性能を高められる構成そしてしっかり抑えられた価格だ。最高峰の性能を求めたり、最安値モデルを求めたりしなければ、LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xはかなりおすすめできるモデルだ。値引き前は構成こそ素晴らしいものの、もう一歩という印象だった。
今回の25,000円の値引きはLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xにとって最も求められていた変化と言えるだろう。価格が全てとは言わないが、その価格によりおすすめしやすくなったのは間違いない。大きな弱点を持たない完成度の高さも魅力と言える。セールやキャンペーンでの値引きではないので、セールやキャンペーンの対象になれば30万円台を切ることも夢ではない。いつ選んでもお得なモデルとして注目したい。
とくにRTX 4070 Ti搭載モデルは、RTX 4060 TiやRTX 4070に比べて少し影が薄い。性能を求めるならRTX 4080、価格を求めるならRTX 4070があるからだ。30万円を切るかもしれないという価格にまで下げたことで、予算内に収まるという方も多くなったのではないだろうか。
RTX 4070 Tiはミドルハイクラスというには性能が高く、ハイエンドクラスというには少し性能が足りない。どこか中途半端さはある。しかし、これがミドルハイクラス並の価格、ハイエンドクラス並の性能となれば一気に見方が変わる。そうなれるポテンシャルがLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xにはある。
用途を選ばない汎用性の高さが魅力
LEVEL-R779-LC137KF-UL2XをRTX 4070 Ti搭載最強クラスのモデルと呼ぶのは決して大げさではない。それはCPUの恩恵が大きい。Core i7-13700Fではなく、Core i7-13700KFを搭載していることで、ゲーム以外の用途での汎用性が高くなっている。さらに、メモリ容量が32GBであることも大きい。CPUとメモリはどんな用途でも必要となる部分だ。そこがしっかりしているからこそ、用途を選ばない汎用性がある。
今はゲームのためだけにゲーミングPCを選ぶというようなことはない。動画の撮影・投稿・配信は身近な存在になった。誰でも簡単に始められる。そのハードルは性能が高ければ高いほど低くなる。Core i7-13700KFとRTX 4070 Tiの組み合わせなら、最新のゲームでも配信や動画撮影を快適に行える。負荷の高いソフトもCPU性能の高さで負荷を感じにくい。CPUに高い負荷がかかっても、360mmの大型ラジエーター搭載の水冷CPUファンが冷却できる。
Adobe系のソフトでもCPU負荷は高まりやすい。そういった用途やゲームも作業も、LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xで完結できるオールラウンドな性能が魅力だ。このクラスになるとできないことを探す方が難しい。ただし、ゲームをプレイするということは前提だ。ゲームに適したグラフィックボードを搭載しているため、ゲーム以外のために選択するならおすすめはできないゲームをメインに、様々なことを行う方にもおすすめできる。
4K解像度・WQHD解像度・高リフレッシュレートなど環境を選ばないのもポイントだ。ゲームなら環境を選ばず、ゲーム以外なら概ね用途を選ばない。それがLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xを選ぶメリットと言える。よっぽど専門的なパーツが必要な用途には適さないが、ゲーミングPCでできることは大体できる。新しいことにもチャレンジしやすい環境になるので、ゲーム目的で選択しても、やりたいことができたときに対応できるのは大きい。
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似ているモデルとの比較
ブランド | LEVEL∞ | GALLERIA |
---|---|---|
イメージ | ||
製品名 | LEVEL-R779-LC137KF-UL2X | GALLERIA ZA7C-R47T |
ケース | ミドル | ミドル |
価格 | 314,800円(税込) | 314,980円(税込) |
CPU | Core i7-13700KF(360mm水冷) | Core i7-13700KF(240mm水冷) |
GPU | RTX 4070 Ti | RTX 4070 Ti |
メモリ | DDR5-4800 32GB | DDR5-4800 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | NVMe 1TB Gen4 |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 800W GOLD | 850W GOLD |
マザボ | Z790 | Z790 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
派手さやゲーミングPCらしさを求めるならGALLERIA ZA7C-R47Tがおすすめだ。LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xのケースもデザイン性はありつつも、派手さが抑えられている。カスタマイズしなければ左サイドパネルが強化ガラスパネルではない。また、水冷式CPUファンはRGBライティングのできないタイプとなっており、光で派手さを演出することもできない。これはカスタマイズでも変更できないので派手さを求めるのには適していない。
ただ、水冷式CPUファンに360mmラジエーターを搭載しており、GALLERIA ZA7C-R47Tの240mmよりも大きい。冷却性に関してはLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xがリードしている。簡潔にまとめると、見た目のGALLERIA ZA7C-R47T、冷却性能のLEVEL-R779-LC137KF-UL2Xだろうか。ここまで来ると好みだ。見た目を重視するのも、冷却性能を重視するのも好みで選ぶくらいがいい。
パソコンケースレビュー
正面
2022年2月17日にLEVEL∞のR-Classに採用されるケースデザインがリニューアルされた。ここ数年はゲーミングブランドのケースリニューアルが続く。スタイリッシュで落ち着いたデザインを採用していて万人受けしそうだ。RGB対応ケースを選択できるのも特徴だ。本体前面に吸気口が設けられている。
左側面
左側面は非常にシンプルだ。
右側面
右側面と左側面と同様にシンプルな形となっている。
I/Oパネル
I/Opパネルは本体上部にまとめられている。使い勝手も良好だ。USB 3.0×2、ヘッドフォン端子×1、マイク端子×1が配置されている。
背面
背面は上記のとおりだ。搭載するグラフィックボードと電源によってI/Oパネルは変わる。後方からも排気が行われている。
本体上部
本体上部からは大型のファンが2基見える。メッシュ加工をしていてたっぷりと内部の空気を排気できる。
本体下部
本体下部は上記のとおりだ。
管理人による総評(LEVEL-R779-LC137KF-UL2X)
LEVEL-R779-LC137KF-UL2Xは、RTX 4070 Ti搭載モデルとしてもっとも評価の高いモデルの一つだ。税込35万円以下で充実の構成を実現しているのは大きい。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと必要十分だ。電源ユニットも800W GOLDを採用していて余裕がある。競合不在の価格帯で予算が合うなら購入を検討しても後悔しないはずだ。ゲーミング性能は高く4K環境にも対応できるポテンシャルを持つ。初期投資としてはやや額が大きいが、長い目で見ればお得感がある。当該モデルのコストパフォーマンス自体も高い。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
314,800円(税込) | i7-13700KF | RTX4070Ti |
メモリ | SSD | HDD |
DDR5 32GB | 1TB | 非搭載 |