サードウェーブ(ドスパラ)が販売しているTHIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載のレビューを行った。グラフィックボードに、ハイクラスのGeForce RTX 5070を搭載していて高いパフォーマンスを発揮する。ゲーム環境を選ばず、高フレームレートを目指すスタイルから画質を求めるスタイルも高水準で対応できる。最新のゲームから少し古いゲームまで、ジャンル問わずプレイできるのは心強い。
廉価ブランドらしく価格を抑え、現時点では同性能帯最安値クラスと言える低価格を実現した。さらに、+555円でメモリ32GB、850W GOLDへアップグレードできるキャンペーンを実施中だ。競合を圧倒する内容となっている。ケースデザインもよく、目立った弱点がない。初心者の方から上級者の方まで幅広いゲーマーにおすすめだ。「当サイトのおすすめランキング」で第2位となっている。
- 長所
- こんな方におすすめ
-
- 最新のゲームでも高いフレームレートを維持したい方
- ゲーム以外の用途も想定している方
- コストパフォーマンスの高いモデルを探している方
- 25万円以下の予算で購入を考えている方
THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載のスペック解説

| メーカー | サードウェーブ(ドスパラ) |
|---|---|
| ブランド名 | THIRDWAVE |
| 製品名 | THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載 |
| 価格 | 227,980円(+送料3,300円) |
| キャンペーン | カスタマイズ優遇 (メモリ/電源) |
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| CPUクーラー | 12cmサイドフロー大型CPUファン |
| グラボ | GeForce RTX 5070 |
| メモリ | DDR5-4800 16GB (16GBx1) |
| SSD | 500GB Gen4 NVMe |
| 電源 | 750W 80PLUS GOLD |
| マザーボード | チップセットA620A |
| 光学ドライブ | 非搭載 |
| カードリーダー | 搭載不可 |
| おすすめ度 | Sランク |
| 評価 | ・コスパ 10.0 ・ショップ評価 9.6 ・納期 翌日出荷 |
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THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載のカスタマイズ評価 注目!!
| OS | 変更なし |
|---|---|
| メモリ | 32GB (32GBx1) (DDR5-4800) +555円 |
| 電源 | 850W 電源 (80PLUS GOLD) +555円 |
| ケースファン | 12cm ARGBライティング対応ファンに変更 (変更箇所:フロントx2, トップx2, リアx1) +5,000円 |
| LEDカラー変更 | 変更なし |
| CPU | AMD Ryzen 7 9700X (3.8GHz-5.5GHz/8コア/16スレッド) +22,000円 |
| CPUファン | (空冷式) PCCOOLER K6-WH ホワイト (ARGBライティング対応) +4,900円 |
| CPUグリス | (熱伝導率: 13.4W/m・K) ナノカーボングリス (BA-GS01V) +2,800円 |
| SSD | 1TB SSD (NVMe Gen4) +18,000円 |
| 無線LAN | Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 |
| セーフティサービス | 月額980円 |
| 延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年)+20,798円~ |
キャンペーン中はメモリと電源のカスタマイズは必須と考えてよい。トータル1,110円でメモリ16GB→32GB、電源750W GOLD→850W GOLDへと構成が強化される。メモリはシングルチャネルのままだがゲームプレイにおいてそこまでパフォーマンス低下はない。チャネル構成が気になる方は後から32GBメモリを増設すれば解決だ。電源も100W容量が増えるのはメリットといえる。
光るゲーミングPCが好きならケースファンとCPUファンを変更するとよい。特にケースファンのARGBライティング対応ケースファンに変えればインパクト抜群だ。ケースデザイン的にCPUファンのARGB化もおすすめだ。Ryzen 7 9700Xへのアップグレードが+22,000円良心的だ。この金額なら検討してもよいように思う。併せてCPUグリスをナノカーボングリスに変更すればなおよしだ。
最もおすすめしたいのはSSDだ。標準の500GBは容量に余裕があるとは言えない。余裕を持たせる意味でも1TB以上の容量をおすすめしたい。価格が抑えられたモデルなのでカスタマイズもしやすいように思う。最新のゲームは200GBを超えるゲームも多い。基本無料のオンラインゲームでも、アップデートの度に容量が底上げされる。少し古いゲームだからといって容量が少ないとは限らない。
複数のゲームをインストールすると容量に余裕がなくなってしまうだろう。プレイしたいゲームをインストールするために、インストール済みのゲームをアンインストールしなければならなくなる。パソコンは使用しているだけでキャッシュなどが容量を圧迫していく。ゲーム以外にもストレージの容量が必要だ。セーフティサービスと延長保証は好みだ。パソコンにもしものことがあった際に有用だが必須ではない。
ARGBファン搭載イメージ

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THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載のゲーミング性能
AMD Ryzen 7 7700(CPU)
Zen 4アーキテクチャ採用のRyzen 7 7700を搭載している。8コア16スレッドというスペックを持つ。ゲーム性能はまずまずで従来モデルのRyzen 7 5700Xと比べると23%程度処理性能が向上している。Ryzen 5 7500FやCore i5-14400と比べてもワンランク上のモデルだ。一方で、次世代モデルであるRyzen 7 9700Xや競合のCore i7-14700と比べると10%弱落ちてしまう。70番台のグラフィックボードとの組み合わせならそこまで問題はない水準にある。旧世代のモデルだが、AM5ソケット採用でアップグレードしやすいということもありデメリットはそこまでない。何よりも価格が安く選びやすいのが強みになっている。
GeForce RTX 5070(GPU)
グラフィックスはBlackwell世代のハイクラスであるGeForce RTX 5070を搭載している。従来モデルのGeForce RTX 4070 SUPERよりも5%弱性能が向上している。競合のRadeon RX 9070には3%程度届かない。メインターゲットはWQHDとなる。DLSS 4.0あるいはDLSS 4.5を活用すればレイトレーシングを有効化しても快適にゲームを楽しめる。上位モデルであるGeForce RTX 5070 Tiとの性能差は18%程度とやや大きくなっている。
CPUとGPUのバランス考察

Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5070の組み合わせは良好だ。ベストマッチとは言えないものの最低限必要なゲーム性能を持ち極端なボトルネックにはなりにくい。ゲーム以外の用途にも対応しやすいことから、総合的に優れたCPUと言える。高性能なグラフィックボードに対してバランスが取れるのは心強い。コストパフォーマンスにも優れているため、組み合わせやすいCPUと考えてよい。
THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載の特徴
THIRDWAVEシリーズ人気No.4モデル

THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載は、ドスパラの通販スタッフおすすめランキングNo.4のモデルとなっている。しかもこれは一過性のものではない。本機はランキングの常連で、常に高い順位を維持している。選ばれている理由は間違いなくコストパフォーマンスの高さだろう。ランキング上位のモデルはドスパラが力を入れる傾向にある。価格が優遇されやすく、キャンペーン対象にも選ばれやすい印象だ。結果的に常にお得な状態になる。
この循環により、ランキング上位を維持しやすくなる。ドスパラは他社と比べて特定のモデルが長期間ランキング上位を守る。その理由は選ばれやすい循環が出来上がっているからだ。言い換えれば、ランキング上位に入れなかったモデルは選ばれるような変化が少ない。同じドスパラのモデルでも格差が生じる環境だ。上位モデルが下位モデルと同じ価格になるなど、ひと目でわかる優遇のようなものがある。
ドスパラのゲーミングPCはランキング上位であれば、それだけで選択する理由になる。過去に知る限り1年間、1位をキープしたモデルがある。ほぼすべてのキャンペーンの対象となり、常にお得な変化があった。THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wもいちはやく値下げを行っており、人気モデルの系譜をしっかり受け継いでいる。THIRDWAVEシリーズのランキング入りは、間違いなくシリーズ内で最もお得なモデルの一つとなる。
最近はGeForce RTX 5060 Ti 8GBやそれに近いミドルハイクラスのゲーミングPCに力を入れているようだ。ランキングの上位がミドルハイクラスであることからもわかる。THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wは4位を維持する結果となったが、ドスパラ内で1位に君臨するポテンシャルはある。過去に何度か1位を獲得していたため、いつ下剋上が起きてもおかしくない。ランキング4位でも、常に1位を脅かす強力な存在だ。なお、当サイトの「コスパ最強のゲーミングPCおすすめランキング10選」でも第2位にランクイン中だ。

他のモデルとの価格差を見る限りかなり優遇されているように感じる。グレード・性能の近いCore i7-14700F搭載モデルである「THIRDWAVE AD-C7F57A-04W」の方が7,000円高い。一時は30,000円にまで広がっていた差は小さくなったものの、依然として価格差がある状態だ。確かに性能はCore i7-14700Fを搭載したTHIRDWAVE AD-C7F57A-01Wの方が高いが、THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wはメモリと電源のカスタマイズ優遇があるので価格差以上に魅力的といえる。
最近はRyzenに最適化が進んでいるのか、プレイするゲームによってはRyzen 7 7700が上回るタイトルも目立つ。また、将来性の観点からも優秀だ。マザーボードを交換せずにそのまま現行や次世代のCPUへ変更できる。対して、Core i7-14700F搭載のTHIRDWAVE AD-C7F57A-04WはチップセットB760搭載のマザーボードだ。現行や次世代のCPUに交換するためにはマザーボードの交換も必要になる。性能不足を感じたとき、交換にかかるコストがIntel製CPUの方が高くなる傾向にある。
下位モデルの「THIRDWAVE AD-R7X57A-01W Ryzen7 5700X搭載」よりも価格が安い。本来価格の安さが武器のRyzen 7 5700X搭載モデルには差をつけられるはずが、価格差は逆転していてRyzen 7 7700搭載モデルの方が1,000円安くなっている。これはTHIRDWAVE AD-R7A57A-01Wに力を入れているというよりも、Ryzen 7 7700搭載モデル全般に力を入れているということだ。
加えて、THIRDWAVEシリーズ最上位のRyzen 7 7800X3D搭載モデルとの価格差にも注目したい。GeForce RTX 5060 Ti 8GBなど下位のグラフィックボードは、Ryzen 7 7700とRyzen 7 7800X3D搭載モデルの価格差が36,000円~44,000円だ。対してGeForce RTX 5070搭載モデルは50,000円もの価格差が開いている。THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wは明らかに同じRyzen 7 7700搭載モデルよりも価格が抑えられている。
購入のタイミングを見極めようと長くラインナップを見ている方は、本モデルの異常とも言える変化に気づいているかもしれない。他のモデルは値上げしても、THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wは値下げされていることもあるくらいだ。キャンペーンのタイミングによっては他のモデルが輝いて見えるが、いつ選んでもお得なモデルとしてTHIRDWAVE AD-R7A57A-01Wを挙げたい。
RTX 5070搭載でゲームへの対応力が高い

THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wをおすすめする最大の理由はゲーム性能の高さだ。Ryzen 7 7700はゲームも作業もこなせる万能タイプで、GeForce RTX 5070の性能に対してボトルネックになりにくい。グラフィックボードの性能も引き出しやすい組み合わせと言える。
サイバーパンク2077の発売当時は、その負荷の高さから快適にプレイするのは困難だった。そんな高負荷のゲームに対しても快適にプレイできる性能がある。レイトレーシングとDLSSを有効にして計測した。フルHDは367.8fpsという高いフレームレートを記録している。360Hz対応モニターの性能を活かせる。WQHDでも264.5fpsと高く、4Kであっても158.4fpsだ。フルHDで圧倒的なフレームレートを実現することも、高解像度・高画質で快適な環境を構築することも可能だ。
競技性の高さで人気のフォートナイトは解像度ではなく、フルHDのプリセット最高・中・低で計測した。ゲームの性質上、高解像度でのゲームプレイは一般的とは言えないからだ。プリセット低では223.0fpsを実現する。240fpsの張り付きがプロの環境とされている。張り付きこそむずかしくても、それに近い環境を構築できる。プリセット中で183.0fps、最高でも128.0fpsと高い数値を出せる。プリセット低から好みの設定に変更して視認性を調整する余裕がある。フォートナイトをプレイするには十分すぎる性能だ。
あまり一般的ではないが、最高設定で画質重視のカジュアルに遊ぶことも可能だ。他のモードでも同様の数値を出せるため、バトルロイヤルモードに興味がなくてもフレームレートは重要だ。60fps以上の安定を目指せる性能は、フォートナイトのプレイスタイルを限定しない。ゲームモードの多いフォートナイトをメインにするには優秀なモデルと言える。
登場から12年以上経過したFF14は、最高品質でフレームレートを計測した。フルHDで181fps、WQHDで140.1fps、4Kで79.5fpsと優秀だ。フレームレートが重要なゲームではないため、フルHDで144fps、WQHDと4Kでは60fps以上あればよい。理想的なフレームレートをクリアしており、快適なゲームプレイが可能だ。
WQHDで140.1fpsということは、同程度の負荷となるUWFHD(ウルトラワイドフルHD。2560×1080)でも快適に動作するということだ。FF14はワイド解像度になれば視野が広がり、通常の解像度では見えない場所も見えるようになるので有利になる。THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wは、FF14で環境を選ばずプレイできるモデルだ。本格的にFF14を始める方にも安心の性能と言える。
登場から1年が経ったモンスターハンターワイルズは、プリセット:高・フレーム生成:オンに設定して計測した。フルHDで146.6fps、WQHDで129.1fps、4Kで96.7fpsと快適な数値だ。フルHDで120fpsを実現できるかどうかがひとつの基準だ。120fpsを超え、144Hz対応モニターの性能を活かせる。プリセット:高で解像度を選ばないのは、高性能なゲーミングPCであることの証明だ。
本モデルの性能は高い。負荷の高い既存のゲームを高い水準のフレームレートでプレイ可能だ。今後登場するゲームにも高い対応力が期待できる。DLSSを有効化できるゲームであれば、当面スペックを気にしなくてもよさそうだ。
Ryzen 7 7700搭載でクリエイティブ作業にも対応しやすい
Ryzen 7 7700はゲーム性能だけではなくマルチコア性能もまずまず高いCPUだ。Core i7-14700と比べると見劣りしてしまうが、Core Ultra 5 225と同等以上のパフォーマンスを期待できる。8コア16スレッドとスペック自体も高めだ。Cinebench 2024のスコアが実際のアプリケーションのパフォーマンスを表しているわけではないが、一つの参考になることは間違いない。ゲーム配信や動画編集などのクリエイティブ作業にも適している。
今は、動画投稿や配信が誰でも簡単に行える時代だ。ゲーム以外の用途も想定している方も多いはずだ。今は興味がなくても、長くパソコンを触っていると興味が出てくるかもしれない。そのときに、ゲーム性能にのみ優れたパフォーマンスを持つCPUを使用していると対応しにくい。Ryzen 7 7700の性能は、ゲーム以外の用途にも対応できる。ゲームをプレイできることは大前提で、他の用途にも対応できる性能は長くパソコンに触れるゲーマーにこそ必要だ。
様々なものに興味が出ても、性能が不安で諦めなくてよい。高性能なゲーミングPCとは、用途を選ばない汎用性があってこそのものだ。Ryzen 7 7700のマルチコア性能は突出して高いわけではない。ただ、多くの用途に必要となる性能を上回っている。コストパフォーマンスを重視したRyzen 7 5700Xに対して34%以上マルチコア性能が向上する。似たような特性を持つCore Ultra 5 225よりも18%以上高い。ゲーム以外の用途へ標準的なCPUよりもワンランク上の性能を有している。
ゲーミングPCとしては軽視されがちだが、マルチコア性能は無視できない。動画を視聴しながらのゲームプレイや攻略情報をブラウザで表示しながらのゲームプレイだ。デュアルモニターが身近になり、フルスクリーンウィンドウが主流となっている現在、一般的なプレイスタイルと言える。これらの用途ではCPUの性能が影響する。
もちろんゲームプレイそのものにも影響をもたらすが、バックグラウンドで動作するアプリは、CPU性能が低ければゲームやアプリの動作が重くなる。ゲームのプレイ中に特定のアプリを起動するとフレームレートが著しく落ちる場合、様々な原因がある中のひとつにCPUの性能不足が挙げられる。CPUはマルチコア性能とゲーム性能の両立が理想だ。たとえ、ゲームしかプレイしないとしても、両方の性能が優れていることに越したことはない。
ゲーミングCPUとして注目を集めるRyzen 7 7800X3Dに比べてゲームが苦手という印象はあるはずだ。ゲームによっては求められるCPU性能がマルチコア性能なこともある。たとえばシミュレーションゲームだ。シングルスレッド性能に特化したRyzen 7 7800X3Dに対して、Ryzen 7 7700はマルチコア性能でわずかに上回る。プレイするジャンルによってはゲーミングCPUと同程度のパフォーマンスに期待できる。
Ryzen 7 7700は幅広い用途に対応できるバランスのよいCPUだといえる。突出した性能はなくても、苦手な用途のない汎用性に優れるCPUだ。初めてのゲーミングPCでCPU選びに困っている初心者の方から、CPUの重要性を理解している上級者の方までおすすめできる。
ハイクラスモデルとしては構成に物足りなさがある
構成とはメモリやストレージなどCPUとグラフィックボード以外の部分を表している。ハイクラスのモデルとしては平凡な印象を受けるのが本音だ。THIRDWAVEにおいてすべてのモデルがメモリやストレージなどの主要パーツの構成が統一されている弊害だ。エントリーモデルでもハイクラスモデルでも変わらない。随時カスタマイズで対応していきたいところだが、カスタマイズ費用が高額化していて選びづらさがある。項目を絞って変更を検討するとよいかもしれない。
本機のメモリはDDR5-4800 16GBと平均的だ。デュアルチャネル(8GB×2枚)からシングルチャネル(16GB×1枚)へとダウングレードされてしまったのも痛い。基本的にはデュアルチャネルの方がパフォーマンスは高くなる。メモリの容量は同じでも帯域幅に2倍の差が出る。同じ量の車を通行させる場合、1車線(シングルチャネル)と2車線(デュアルチャネル)では2車線の方がスムーズだ。これと同じ原理が生じる。
ゲームプレイではあまり影響のないものだが、ゲーム以外の用途では差が出やすい。動画の書き出しやブラウザのタブを多く開くと体感できる差が出る。何かをしながらのゲームプレイでは影響が出るので注意してほしい。シングルチャネルへの変更は最近のPCパーツ高騰の影響を受けて調整されたものだ。長らくBTOパソコンではデュアルチャネルが当たり前だったので違和感を覚えてしまうかもしれない。ここはカスタマイズで変更できるものの、費用を考えるとおすすめしにくい。
ストレージもSSD 500GB Gen4 NVMeと平均的だ。重量級タイトルをプレイしたいと考えているなら500GBだとすぐにいっぱいになってしまう。積みゲーを一気に消化したいと考えている方も要注意だ。ストレージもカスタマイズ費用が高額なのでアップグレードを行いづらい。メモリのデュアルチャネル化とほぼ同じなので、メモリよりもSSDを重視したい。それでも費用を考えると外付けのストレージやクラウドストレージを活用してカバーする方がよさそうだ。
注意点として、クラウドストレージにゲームを保存することはおすすめしない。セーブデータをクラウドに保存するプラットフォームは多くある。SteamやRiot Gamesでも採用している。しかし、ゲームそのものをクラウドにダウンロード・インストールはどこのプラットフォームも推奨していない。クラウドとの同期が頻発するとラグが発生したり、セーブと同期のタイミングが重なるとセーブデータが破損したりする可能性があるからだ。
あくまでもクラウドストレージの利用は、ゲーム以外のファイルの保存を目的としている。パソコンに搭載されたストレージはゲームをメインにし、ゲーム以外のファイルはクラウドストレージを活用してカバーするという意味だ。ゲームをクラウドに保存するトラブルは意外と多いため、Steamなどでは保存できないように設定されている。
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競合他社のゲーミングPCと比較
| ブランド名 | THIRDWAVE | NEXTGEAR | LEVELθ |
|---|---|---|---|
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| 製品名 | THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載 |
NEXTGEAR JG-A7G70 (ホワイト) |
LEVEL-M1AM-R77-TKX |
| ケース | ミニタワー (通常×5基) |
ミニタワー (ARGB×6基) |
ミニタワー (LED×3基) |
| 価格 | 229,090円+送料3,300円 *メモリ/電源カスタマイズ適用 |
299,800円(送料込) | 274,800円+送料2,200円 |
| CPU | Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 水冷(240mm) | 空冷 |
| GPU | RTX 5070 | RTX 5070 | RTX 5070 |
| メモリ | DDR5-4800 32GB (32GB×1枚) |
DDR5-5200 16GB (16GB×1枚) |
DDR5 16GB (8GB×2枚) |
| SSD | 500GB NVMe Gen4 | 1TB NVMe Gen4 | 500GB NVMe |
| 電源 | 850W GOLD |
750W BRONZE | 650W BRONZE |
| マザボ | A620A | A620A | A620 |
| 納期 | 翌日出荷 | 約6営業日 | 2~7日後 (最大1週間) |
| 保証(延長) | 1年間 (最長5年間) |
3年間 (延長なし) |
1年間 (最長4年間) |
| 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | レビュー | レビュー |
THIRDWAVE AD-R7A57A-01Wは、ゲーミングPCに求められる高いパフォーマンスと、手に取りやすい価格設定を両立させた注目モデルだ。いわゆる格安ブランドの中でこれほどの支持を集めているのは、単に性能が高いからではない。徹底したコスト管理による抜群のコストパフォーマンスこそが、選ばれる最大の理由だろう。
なお、メモリと電源のカスタマイズを適用した価格とした。競合よりも45,000円以上も安く購入でき、さらにメモリは倍増の32GBだ。電源も850W GOLDとワンランク上のモデルが採用されている。これだけで本機を選ぶ理由になるはずだ。NEXTGEARもLEVEL∞もTHIRDWAVEシリーズと同様に廉価ブランドに位置しているものの全く歯が立たない状況だ。
ケースファンをARGBライティング対応ファンへの変更が+5,000円、水冷CPUクーラーが+11,800円、SSD 1TBが18,000円でトータル34,800円で価格差が逆転することはない。メモリ価格が高騰している今、555円でメモリが倍増になるのは大きすぎる。参考までにマウスコンピューターの場合は86,900円、パソコン工房の場合は44,900円だ。比較すればいかに優れたモデルであるかがわかる。
THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載のベンチマーク【ゲーム】
当該モデルと同等の構成を持つベンチマーク機「AMDソケットAM5」でのベンチマークをまとめている。全く同じパフォーマンスとはならないかもしれないが、近似値は得られるはずだ。一つの参考としてみていただければ幸いだ。
モンハンワイルズ


Ryzen 7 5700XとRyzen 7 9800X3Dを除けばどのCPUでも同等のフレームレートが出る。もしかしたら最適化が進みRyzen 7 9800X3Dのフレームレートは高くなっているかもしれない。GeForce RTX 5070搭載モデルは、4K環境にも対応できる高い性能を持っていることがわかる。フルHD環境なら高リフレッシュレートを実現できる。
FF14 黄金のレガシー


フルHD環境においてCore i5-14400F搭載モデルよりも9%程度フレームレートが高い。おおよそRyzen 5 7500Fと同等だ。次世代のRyzen 7 9700Xになるとさらに5%程度高い。Ryzen 7 5700Xはやはりワンランクパフォーマンスが落ちてしまう。価格を重視したいユーザー向けだ。Ryzen 7 7700は価格と性能のバランスがよくおすすめしやすい。
Forza Horizon 5


Forza Horizon 5はIntel性CPUとの相性がよい。Core i5-14400F搭載モデルよりもフルHDで11%、WQHDで9%、4Kで30%低くなっている。Ryzen 7 7700はなぜか極端に4K環境でのパフォーマンスが落ち込んでいるが原因は不明だ。Ryzen 7 5700Xと比べると最大で32%もフレームレートが高くなっている。
Cyberpunk 2077


Cyberpunk 2077でも高いフレームレートが出ている。Ryzen 7 7700とGeForce RTX 5070のバランスのよさがわかる。Core i5-14400F搭載モデルよりも最大で13%高くなっている。WQHDと4Kではやや劣っているものの何度か計測すれば逆転する可能性がある。誤差と考えてよいはずだ。Ryzen 7 5700X搭載モデルと比べてもパフォーマンスは上だ。
Cyberpunk 2077 RT+DLSS 4.0


レイトレーシング及びDLSS 4.0の有効化でのフレームレートを計測した。Core i5-14400FやRyzen 5 7500F搭載モデルとほとんどフレームレートは変わらない。Ryzen 7 5700X搭載モデルと比べると最大で18%程度上回っている。下位グレードのGeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルではWQHD環境以上の高解像度では極端にフレームレートが落ち込んでしまう。ここはGeForce RTX 5070を選ぶ理由となる。
フォートナイト


フォートナイトではCore i5-14400Fよりも低設定で22%、中設定で26%、最高設定で22%高くなっている。フォートナイトのようなGPU負荷の軽いタイトルにおいてはCPU性能が果たす役割が大きくなる。Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5060 Ti 8GBの組み合わせよりもフレームレートが低くなっている。最高設定では10%弱高くなっていることからそこまで気にしなくてもよいだろう。計測時の環境などで変わる可能性がある。
THIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載のケースレビュー
正面

シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。

PS5と比較すると幅は広い。

奥行きも一回り大きいといえる。
背面

背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。
I/Oパネル

I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。
左側面

左側面がクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ取ればすぐに空けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。
底面

底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。
右側面

右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。
右側面内部

ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。

右下には電源ユニットが収められている。

左下部分にはドライブベイが用意されている。
本体上部

本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。
上面ファン

上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。
背面ファン

背面ファンは1基だ。
前面ファン

前面には2基のファンが搭載されている。
グラフィックボード

グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。
付属品

付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。
管理人による総評
(+)メモリ/電源のカスタマイズが555円と破格
(+)THIRDWAVEシリーズのランキング第4位の人気モデル
(+)ほぼすべてのゲームに対応しやすい性能を持つ
(+)用途を選ばない無難なCPU性能を持つ
(+)他社製品と比べてコストパフォーマンスが高い
(+)翌日出荷対応で納期が短い
(-)メモリがシングルチャネル採用など構成が平凡
(-)初期構成ではファンが光らない
THIRDWAVEシリーズランキング4位のハイクラスのゲーミングPCだ。完成度が高く1位でもいいのではないかと思ってしまうほどだ。高いゲーム性能で、環境を選ばず快適にゲームをプレイできる。今後登場する新作ゲームにも対応しやすい性能で、ハイクラスのゲーミングPCらしい対応力が頼もしい。同性能帯の他社モデルに価格差をつけ、コストパフォーマンスの高さ圧倒する。
評価が高いだけではなく、しっかり価格が抑えられており選びやすさも特徴だ。5月15日までメモリ16GB→32GB、電源750W GOLD→850W GOLDがそれぞれ555円と破格のキャンペーンを実施中だ。この機会を逃さないようにしたい。メモリは32GBでもシングルチャネルとなるが、ゲームプレイにおいてはそこまでのパフォーマンス低下は見られない。翌日出荷に対応しており、納期が短いことも強みになる。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 227,980円 | 7 7700 | RTX5070 |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR5 16GB | 500GB | A620A |
テスト環境

| モデル | ベンチマーク検証機AMDソケットAM5 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 etc. |
| GPU | GeForce RTX 5070 etc. |
| メモリ | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
| マザーボード | ASUS ROG STRIX X670E-A GAMING WIFI |
| 電源 | 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ |


















