Magnate-G MV-TiW

公式サイト

サードウェーブ(ドスパラ)が販売しているMagnate-G MV-TiWのレビューを行った。GeForce RTX 4060 Ti搭載モデルは値上げが続く。ショップによっては取り扱いがないので在庫があるだけよいのかもしれない。下位モデルのGeForce RTX 4060搭載モデルの次がGeForce RTX 5070になってしまい価格差は大きいからだ。当該モデルは159,980円→174,980円→184,980円と25,000円も高くなっている。

それでも今の情勢を考えれば十分評価に値する。当サイトのおすすめランキングでも第二位にランクイン中だ。ガレリアブランドよりも価格が抑えられていて選びやすい。ケースデザインもよくカスタマイズでARGB対応(光る)への変更も可能だ。ちなみにMagnate-GシリーズはIntel製CPUを、Lightning-GシリーズはAMD製CPUを搭載している違いがありケース自体は共通だ。

Magnate-G MV-TiW Windows 10 Pro搭載版

Magnate-G MV-TiW Windows 10 Pro

公式サイト

実は裏メニューとしてMagnate-G MV-TiWのWindows 10 pro搭載モデルが販売されている。価格はWindows 11搭載モデルより5,000円安い179,980円で購入できる。少し前まではゲーミングPC価格が高騰している中でも30,000円も安く購入できていたが、大幅値上げとなってしまった。Windows 11搭載モデルよりもコスパは高い。OSの在庫処分ということだろう。

購入後Windows 11 Proへ無償アップグレードができるのでユーザーにとってほとんどデメリットはない。少し手間が掛かるぐらいだ。それで5,000円も浮くなら悪くない。Proとなっているのもポイントだ。基本的な機能はHomeと同じだが、Proではビジネス用途に適した機能やセキュリティがある。Homeと同じ感覚で使用できる点は押さえておこう。使用感はそのままに価格を安くしたのがWindows 10 Pro搭載モデルだ。

サポート期間終了が迫っているせいか、Windows 10搭載モデルの価格を下げているようだ。ドスパラの一部製品は「Windows 10 Pro在庫限りの処分特価」というセールのようなものが開催されている。おそらく、Magnate-G MV-TiWのWindows 10 pro搭載モデルも同じ形で値下げになっているのだろう。メーカー側からするとサポート終了となるWindows 10は早く処分してしまいたい。

ユーザーは無償アップグレードで対応できるのでデメリットがない。アップグレードの手間も微々たるもので、30,000円も安くなるなら大きなメリットと言える。構成も通常モデルと同じなので、コストパフォーマンスの評価は圧倒的に高くなる。元々優れたコストパフォーマンスを有していたモデルなだけに、この5,000円引きは評価に表せないほど影響を与えている。

加えて、GeForce RTX 4060 Ti搭載モデルは高騰中だ。高騰する前に近い価格で選択できるなら迷うことなくおすすめできる。はっきり言って、Magnate-G MV-TiWのWindows 10 pro搭載モデルにマイナス要素はない。今だけのお得なキャンペーンだと思って選んでしまいたい。

Magnate-G MV-TiWのスペック解説

Magnate-G MTRW

メーカー サードウェーブ(ドスパラ)
ブランド名 Magnate-G
製品名 Magnate-G MV-TiW
価格 184,980円(+送料3,300円)
CPU Core i5-14400F(レビュー)
グラボ GeForce RTX 4060 Ti(レビュー)
メモリ DDR5-4800 16GB
SSD 500GB Gen4 NVMe
電源 650W 80PLUS BRONZE
マザーボード チップセットB760
光学ドライブ 非搭載
カードリーダー 搭載不可
おすすめ度 Sランク
評価 ・コスパ
8.4

—–内訳—–
・ショップ評価
8.5

サードウェーブが取り扱う高コスパブランドMagnate-GシリーズのGeForce RTX 4060 Ti搭載モデルだ。税込184,980円で販売されている。送料3,300円を含めると188,280円だ。CPUにはCore i5-14400Fを搭載している。王道の組み合わせだ。メモリはDDR5-4800 16GBと高規格なモデルが採用されている。ストレージもSSD 500GB Gen4 NVMeだ。電源ユニットは650W BRONZEとなる。チップセットはコスパの高さから人気のあるB760だ。

光学ドライブは非搭載で必要な方はカスタマイズで選択する必要がある。カードリーダーは搭載できず外付けタイプで対応しなければいけない。コストパフォーマンスは8.4とかなり高めだ。ゲーミングPCに採用されるパーツ全体で品薄・高騰が続く中で低価格を実現している。これだけでコストパフォーマンスのよいモデルと言える。さらに、妥協のないパーツの採用はMagnate-G MV-TiWの評価を高めている。値上げが続いているが今の状況なら選択する価値のあるモデルである。

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おすすめカスタマイズ

  • CPU ×
  • CPUファン ×
  • CPUグリス ×
  • ケースファン 〇
  • LEDカラー 〇
  • グラフィック機能 ×
  • メモリ △
  • SSD 〇
  • 電源 △

カスタマイズは幅が広い。性能・構成・見た目に関するカスタマイズとなるため、何を伸ばしたいかで選択肢が変わる。価格が重要なモデルなだけに、すべてをカスタマイズするのは非推奨だ。あくまでも、価格の安さを活かしつつ、求めるものに応じたカスタマイズを行いたい。

CPUの変更はおすすめしていない。CPUはCore i5-14400へ変更できるが、性能自体は変わらない。CPUの内蔵GPUが使用可能となるだけだ。これはグラフィックボードを搭載しているとあまり意味がない。進化を発揮するのはグラフィックボードを取り外したときだ。故障などでグラフィックボードの機能が停止したり、外したりするとCore i5-14400Fではモニターへの出力ができなくなる。

そのときにCore i5-14400ならモニターに出力できるくらいのものだ。保険としては悪くないが、カスタマイズしてまで必要とは言いにくい。CPUファン・CPUグリスも同様に非推奨だ。Core i5-14400Fの発熱量的に、標準のもので冷却性能は問題ない。強いこだわりがない限りはカスタマイズしなくていい。グラフィック

Magnate-G MV-TiWはケースファンを変更できる。LEDファンに変更すれば、LEDカラーも変更できるようになる。これで内部の発光色を好みのものに変更できるというものだ。今やゲーミングPCはケースカラーだけでなく、内部の発光色を変更できる時代になった。一見すると無意味に感じるかもしれないカスタマイズである。しかし、デザインや見た目のこだわりはモチベーションの向上にもつながる。価格も控えめなので、見た目にこだわりたい方にはおすすめのカスタマイズだ。

グラフィック機能のカスタマイズは、グラフィックボードをGeForce RTX 4060 Ti 16GBが選択できる。GPUメモリが倍増するので、ゲーム性能の向上を考えてしまう。実際には性能は大きく変わらず、スコアで言えば0.1%程度である。このくらいの数値なら同等の性能だ。ゲームへの対応力が大きく変わることもないので、変更はおすすめしていない。詳しくはグラフィックボード比較表を確認してもらいたい。

メモリはおすすめしたいが、価格に見合っているかが微妙なカスタマイズだ。メモリ容量は多くて困る場面がない。使い方によってはすぐに16GBくらい使い切ってしまう。ブラウザのタブを多く開きながらゲームをプレイすれば、メモリクラッシュでブルースクリーンが発生することもある。パソコンをハードに使用するなら、メモリのカスタマイズはおすすめしたい。もう少しカスタマイズ費用が抑えられていればというのが本音だ。必要になったら後から増設するくらいに考える方が無難だ。

SSDの容量をカスタマイズはおすすめだ。ストレージ容量が増加すれば、ゲームやアプリを都度アンインストールしなくてよくなる。ストレージが500GBから1TBになることは、保存できる容量が2倍になるだけではない。パソコンを稼働させるために必須となるOSやシステム、必ずプレイするゲームや起動するアプリを合わせると100GBは余裕で必要だ。そうなると、500GBは400GB、1TBは900GBの容量を確保できることになる。この余裕のある保存容量の差は2.25倍だ。必須のアプリ・ゲームが増えれば、その差はさらに広がっていくだろう。何をするにもストレージを使用するだけに、容量を増やしておくことは間違いなく利便性に関連してくる。何をカスタマイズするかで迷ったら、間違いなくSSDだろう。

電源のカスタマイズは好みだ。650W 80PLUS BRONZEであれば、Core i5-14400FとGeForce RTX 4060 Tiの組み合わせでも余裕がある。仮にサウンドカードなどを増設しても、消費電力が跳ね上がるわけではない。このままの構成を使用するなら変更しなくてよい。ただ、CPUやグラフィックボードをより性能の高いものに交換する可能性があるなら変更しておいた方がいい。電源は様々なパーツに接続されていること、取り外しや取り付けが手間であることが理由だ。先を見据えた選択となるので、必要かどうかは人によるところが大きい。

ARGBファン搭載イメージ
Lightning-G AT5Wargbfan

各タイトルの対応表

Apex Legends フォートナイト マイクラ モンハンワイルズ
Apex-Legends
・240Hz


・144Hz
fortnite
・240Hz


・144Hz
palworld
・影Mod


・通常
monsterwilds
・4K(DLSS)


・FHD(DLSS)

対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解であることをご了承いただきたい。

Core i5-14400FとGeForce RTX 4060 Tiを搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCだ。扱いやすい性能であることが特徴で、ゲームに対して安心感がある。最高設定で高負荷な環境というよりも、理想の環境のために設定を落としても問題ないという方に適している。今も高い人気を誇るApex Legendsは設定を下げることで200fps程度に安定させられる。240fpsの張り付きは難しいものの、240Hz環境には対応できると言える。負荷のかかる場面ではフレームレートが不安定になりやすい。完璧な安定を目指すなら、144Hz環境でのゲームプレイがおすすめだ。

同じバトロワ系で高い人気を誇るフォートナイトでは、最高設定でのゲームプレイは性能的に厳しい。こういったゲームはグラフィックを求めるものではないこともあり、最低設定やそれに近い設定で安定すればよいと考える方も多い。その点では、設定を下げれば144fps~200fpsでの完全な安定は目指せる。240Hz環境への対応力はApex Legendsよりも上だ。フォートナイトをプレイするなら当該モデルは最適なモデルと言えるかもしれない。グラフィックも求めるとハイエンドクラスが必要となるので注意したい。

今も高い支持を得るMinecraftは、基本的に負荷の低いゲームに分類される。そのため、ミドルハイクラスのMagnate-G MV-TiWなら快適にプレイできる。注意点として人気のModである影Modを導入すると少し負荷が高まる傾向にある。性能的にはそれでも問題はない。しかし、トラップタワーなどの負荷が高まりやすい場所ではまともに動作しなくなる可能性もあるので注意が必要だ。2025年2月末に登場したモンハンワイルズは、推奨環境が下がったこともあってある程度快適にプレイできる。比較的安価と言えるMagnate-G MV-TiWでも高リフレッシュレートを実現可能だ。ただし、最高設定は避けた方がよい。アップデートで負荷のかかり方が軽減される可能性もある。ゲームプレイ自体は少し様子を見てもいいかもしれない。ただ、今Magnate-G MV-TiWを選んでも満足できるはずだ。

Magnate-G MV-TiWのゲーミング性能

Intel Core i5-14400F(CPU)

i5-14400gamescore20240417

Core i5-14400Fはミドルクラスで人気のあるCPUだ。従来モデルのCore i5-13400とそこまでゲーム性能は変わらないが、性能自体はまずまず高く同価格帯のRyzen 7 5700Xよりも8%弱高くなっている。Ryzen 5 7500Fと同等のゲーム性能を持つ。上位モデルであるCore i7-14700との性能差は20%以上とやや大きい。GeForce RTX 4060 Tiとの組み合わせならCore i5-14400Fで問題ない。ボトルネックの可能性は低く高いパフォーマンスを発揮できる。ハイクラス以上のグラフィックボードを選択するならCore i7シリーズを選択するのがよいだろう。

GeForce RTX 4060 Ti(GPU)

rtx4060tinew

Ada Lovelace世代で人気のミドルハイクラスのグラフィックボードだ。次世代モデルであるBlackwell世代では60番台のラインナップが揃うのはまだまだ先になるだろう。それまでこのGeForce RTX 4060 Tiが天下を取りそうだ。フルHD環境でのゲームプレイに適している。ほとんどのユーザーにとって十分な性能を有しているといえる。従来モデルのGeForce RTX 3070に匹敵する性能は圧巻だ。DLSS 3.0をサポートするなど機能面でも強化されている。

CPUとGPUのバランス考察

i514400f-rtx4060ti

Core i5-14400FとGeForce RTX 4060 Tiの組み合わせは抜群によい。まさにベストマッチと言える。Core i5-14400FがGeForce RTX 4060 Tiのボトルネックになりづらく、ゲームに関して言えば何の心配もない。ゲーム以外に目を向けるとCPU性能の高さが求められるが、あくまでもグラフィックボードありきの用途なのでここでは評価していない。CPU負荷の高まるような環境であっても、GeForce RTX 4060 Tiに対応できる負荷なら問題がない。ハイクラス以上のグラフィックボードになるとCore i5-14400Fでは心もとないが、ミドルハイクラスならベストマッチである。

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Magnate-G MV-TiWの特徴&強み

コスパの高さが魅力のゲーミングPC

Magnate-G MV-TiWは、その名の通りドスパラの一般向けモデルであるMagnateをベースにしたモデルだ。一般向けのMagnate/Lightningシリーズにもゲーミングブランドが登場した。GALLERIAシリーズとはまた違った特色がある。その一つが価格の安さだ。一般向けのMagnateシリーズより高く、ゲーミングブランドのGALLERIAよりも安いという位置づけだ。

まだ登場したばかりでブランドが定着していないこともあってか、価格の自由度が高いように感じる。GALLERIAシリーズはラインナップされているモデルが多く、上下のモデルが障壁となって価格を下げにくい。下のモデルが値上げされれば上のモデルも自動的に値上げされるような状況だ。ある程度性能帯を絞っているMagnateシリーズは価格を変更しやすい印象を受ける。

2025年1月以降GeForce RTX 4060 Ti搭載モデルは高騰が続き、場合によっては在庫切れで入手困難な状況だ。一時よりは価格が高くなったとは言え184,980円は悪くない。Core i5-14400FとGeForce RTX 4060 Tiの組み合わせでも20万円近くなっているのが現状だ。購入できるだけでうれしいはずだ。GeForce RTX 4060搭載モデルの次はGeForce RTX 5070搭載モデルとなり価格も25万円以上の予算が必要だ。その間を埋めてくれるGeForce RTX 4060 Ti搭載モデルが再評価されている。

コストパフォーマンスの高いモデルは数多くあっても、今のMagnate-G MV-TiWを超えるモデルはそう多くない。コストパフォーマンスの高さは相場に影響されるものだ。価格が高騰すると必然的に値上げされるため、相場が10,000円高くなれば、10,000円値上げしても評価は維持されるということだ。今回の値上げは相場に沿うものではなく、相場より控えめだ。コストパフォーマンスの評価が大きく崩れないのは、絶妙な価格設定によるものである。

ゲーミングPCで最も人気の価格帯は150,000円前後だ。これはこのあたりを予算とする方が多いということでもある。その枠からは外れてしまったが、人気のミドルハイクラスのゲーミングPCの中でもおすすめしやすい。Magnate-G MV-TiWは知名度の低さからあまり注目されているようには見えない。これだけ優秀なモデルであっても、なかなか選ばれないというのは残念だ。価格が不安定になっている今こそ選んでもらいたいモデルである。

内も外も優秀でおすすめ度が高い

Magnate-G MV-TiWが属するMagnate-Gシリーズは、単純にGALLERIAシリーズの廉価版というわけではない。Magnate-Gシリーズでも構成はGALLERIAシリーズと同じである。パソコン工房のLEVELθシリーズ、マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズとは一味違う。価格を意識しているという点ではそれぞれ同じ立場かもしれないが、よりゲーム特化型のように思える。

Magnate-G MV-TiWと同じ性能のGALLERIA RM5C-R46Tを比べると一目瞭然だ。多くのモデルで削られがちなSSDもGen4接続であり、メモリの規格も同じだ。これら2製品の違いはケースだけだ。ケースが違うといっても、Magnate-Gシリーズの方が洗練されていると受け取る方も多いだろう。GALLERIAシリーズの重厚なケースと違い、大きめのガラスサイドパネルを採用し、LEDで派手さも演出できる。むしろケース自体はMagnate-Gシリーズの方が見た目は今風に感じられる。

構成はGALLERIAシリーズと同じで見た目だけが違う。それがMagnate-G MV-TiWの強みであり特徴だ。お得な価格設定と、それを感じさせないゲーミングPCらしい見た目は万人に受け入れられるはずだ。相場通りの価格設定で、安いという印象を持てないGALLERIAシリーズに比べて、より魅力的に映るのは間違いない。構成が削られているわけでもなく、見た目が一般向けモデルのように劣るわけでもない。

内も外も優秀なゲーミングPCだ。これからのドスパラのゲーミングPCを支える一柱になっていくだろう。ブランドが認知され、確立されていけばお得さは鳴りを潜めるかもしれない。まだまだ認知度の低い今だからこそお得に選べる。ブランドが確立されると、価格はもちろん中身もGALLERIAシリーズと差別化を図る可能性がある。

そうなると、今ほどおすすめしにくくなる状況になりそうだ。GALLERIAシリーズのケース違いというわかりやすい状況だからこそシンプルにおすすめできる。内部も変わってしまえば関係は複雑になり、一長一短のような存在となる。そうなる前の今の状況こそがMagnate-G MV-TiWをおすすめできる最良のタイミングと言えるだろう。

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他社メーカーの同等モデルとの比較

ブランド名 Magnate-G Victus
イメージ Magnate-G MTW12th Victus 15L
製品名 Magnate-G MV-TiW Victus 15L (AMD)
アドバンスプラスモデル
ケース ミニタワー ミニタワー
価格 184,980円 149,800円
送料 3,300円 送料無料
CPU Core i5-14400F
(10コア16スレッド)
Ryzen 7 5700G
(8コア16スレッド)
CPUクーラー 空冷 空冷
GPU RTX 4060 Ti RTX 4060 Ti
メモリ DDR5-4800 16GB DDR4-3200 16GB
SSD 500GB Gen4 NVMe 512GB NVMe
電源 650W BRONZE 500W BRONZE
マザボ B760 B550
納期 10日 5営業日
保証
(延長)
1年間
(最長5年間)
1年間
(最長3年間)
電話サポート 24時間365日 Café de OMEN
平日9:00-21:00
土9:00-17:00
公式 公式 公式
チェックポイント!!

比較対象はHPのVictus 15L(AMD)アドバンスプラスモデルだ。価格は149,800円とMagnate-G MV-TiWよりも35,180円も安く購入できる。送料が掛からないので実質の価格差は38,480円だ。両モデルの一番の違いはCPUだ。Victus 15L(AMD)アドバンスプラスモデルではRyzen 7 5700Gを搭載している。高性能な内臓グラフィックスを搭載したAPUだ。

APUの弱点はグラフィックボードを搭載した時のパフォーマンスが低いことだ。それでもこれだけ価格が安ければ候補に入れてもよいだろう。あとはメモリの規格がDDR4であることや電源ユニットが500W BRONZEであることなどMagnate-G MV-TiWより劣ることは理解しておこう。もっともメモリについてはRyzen 7 5700GがDDR5をサポートしていないので仕方がない。

ここからは製品そのものの評価というよりもショップの評価だ。納期はHPの方が少し早くなっている。基本保証はどちらも1年間だ。追加費用を支払えば延長保証に加入できる。ドスパラの保証が最長延長保証期間が長くなっている。電話サポートもドスパラの方が優れている。24時間365日いつでもサポートを受けられるのは心強い。HPのサポートはゲーム特化型でCafé de OMENと名付けられている。時間の指定はあるもののパソコン本体だけではなくゲームの設定やデバイスに関する相談も行える。どちらのショップも初心者におすすめだ。

Magnate-G MV-TiWのPCケースレビュー

Lightning-Gシリーズは、これまでのドスパラにはないゲーミングPCらしいケースを採用している。それこそ、Lightningシリーズと比べれば、圧倒的にケースデザインは優れている。LEDファンの搭載数からしても、派手さは他のメーカー製品よりもリードしていると言える。

一方で、デザインに関しては、多くのメーカーが展開しているコストパフォーマンス重視のECサイト限定モデルと大差がない。むしろ、後追いと言えてしまうほど酷似している。ドスパラの中で見れば珍しい形状のケースでも、ゲーミングPCとしては一般的なケースデザインだ。個性的なケースのはずが、よく見かけるゲーミングPCらしいケースになっている。ここまでくれば没個性なデザインだ。登場があと1年早ければ全く違った印象を受けていただろう。

正面

Lightning-G AT5Wsyoumen
シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。

Lightning-G AT5Wps5
PS5と比較すると幅は広い。

Lightning-G AT5Wps5hikaku
奥行きも一回り大きいといえる。

背面

Lightning-G AT5Whaimen
背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。

I/Oパネル

Lightning-G AT5Wiopanel
I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。

左側面

Lightning-G AT5Wright
左側面がクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ取ればすぐに空けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。

底面

Lightning-G AT5Wsoko
底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。

右側面

Lightning-G AT5Wleft
右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。

右側面内部

Lightning-G AT5Wright
ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。

Lightning-G AT5Wpower
右下には電源ユニットが収められている。

Lightning-G AT5Wstorage
左下部分にはドライブベイが用意されている。

本体上部

Lightning-G AT5Wupper
本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。

上面ファン

Lightning-G AT5Wupperfan
上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。

背面ファン

Lightning-G AT5Wrearfan
背面ファンは1基だ。

前面ファン

Lightning-G AT5Wfrontfan
前面には2基のファンが搭載されている。

グラフィックボード

Lightning-G AT5Wgpu
グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。

付属品

Lightning-G AT5Whuzoku
付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。

管理人による総評(Magnate-G MV-TiW)

Magnate-G MTRW

品薄状態が続くGeForce RTX 4060 Tiを搭載したゲーミングPCだ。184,980円とやや高くなってしまったが、相場から見れば割安感がある。CPUには高性能なCore i5-14400Fを搭載している。10コア16スレッドと高いスペックを持つ。ゲーム以外の用途への適正もある。構成もDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと不足はない。ケースファンをARGBファンへカスタマイズすればよりゲーミングPCらしさが出て所有欲を満たしてくれる。

価格 CPU グラボ
184,980円 Core i5-14400F RTX4060Ti
メモリ SSD チップセット
DDR5 16GB 500GB B760