tera

当記事では、TERA推奨ゲーミングパソコン&必要スペックを紹介している。TERAは韓国のゲーム開発会社であるBluehole Studioが、多額の資金を投入して開発・リリースを行ったタイトルになっている。世界中でリリースされていて高い人気がある。「TERA推奨PC」については最後にまとめている。

TERAの必要環境及び推奨環境まとめ

必要環境(公式)

OS Windows VISTA、7、8、8.1
CPU Intel Pentium 4 3.20GHz以上
GPU GeForce 7600GT以上 又は 
Radeon X1600XT以上
メモリ 2GB
ストレージ空き容量 60GB

推奨環境(公式)

OS Windows VISTA、7、8、8.1
CPU Intel Core2 Duo E6750 2.66GHz以上
GPU GeForce 8800GT以上 又は 
Radeon HD 3870以上
メモリ 4GB
ストレージ空き容量 60GB

徹底解剖推奨スペック

  • OS:Windows 10 64bit
  • CPU:Intel Core i5-14400/Ryzen 7 5700X
  • グラボ:GeForce GTX 1650以上
  • メモリ:8GB以上
実際にプレイしたところ、CPUとグラフィックボードの性能はどれだけ高くなろうと一定の水準以上にはならないのがTERAだ。ゲームの最適化のせいか現行のハイエンドで前世代のミドルクラスがほぼ同じ負荷となる。違いがあるとすれば最高設定でも最低設定でも同じ程度のフレームレートになるのが高性能の魅力。

ただし、最高設定で安定するには現行のハイクラス程度の性能が必要であり、それ以上はTERAにとってオーバースペックである。フレームレートは不安定になりがちでカクつく場面も多いのがTERAが重いと言われる所以だ。ゲーム全体でみてもやや扱いづらいと言えるかもしれない。

TERA推奨パソコン選びのポイント

CPU性能について妥協しない

TERAをプレイする上でCPUは非常に重要で、CPUの性能が低いとグラフィックボードの性能が高くてもカクつきの原因となる。そしてCPUとグラフィックボードのバランスを考える必要があり、どちらかが低いと上手く性能を発揮することができない。

TERAはインスタンスダンジョン(ID)のボスを繰り返し攻略することになり、難易度が上がれば即死攻撃が当たり前となってくる。ボスが即死攻撃を行う前にモーションが入り、そのモーションを見てタイミングを合わせて回避するのが通例だ。

しかし、ゲームの設定を下げているとこのモーションが正しく表示されず、いきなり即死攻撃を放ってくることがある。高難易度のIDを攻略するユーザーにとってこれは致命的だ。標準設定とまでは言わずとも一部の設定を上げられるくらいの性能を持たなくては厳しいだろう。

では、その性能とはどのくらいか。理想で言えばCPUがCore i7-14700以上、グラフィックボードはGeForce GTX 1660以上としたい。このくらいあればフルHD環境なら余裕だろうと判断した。多少の前後や設定次第ではもう少し下げても快適と言える範疇だ。TERAは最適化が不十分であり、サーバーもそこまで強く無いのかGeForce RTX 2080 TiとCore i9-9900KSでも街中は時々50fpsを切ることがある。この性能で安定しないのであればゲーム側の問題なのでユーザー側ができることは少ない。

ずっと50前後のfpsで安定していてくれればまだ我慢できる。TERAはfpsが一桁まで下がったり急激に80超えしたりと不安定な挙動をする。一定のフレームレートまで下がると強制的に設定を変更し負荷を下げ、フレームレートが一定まで戻ると設定を元に戻すというシステムが原因である。

これにより、負荷が高くてカクついたから設定を下げたのに、フレームレートが戻ったらまた負荷が高くなる設定に戻すという無限ループのようなことを繰り返し常時カクついたような挙動を見せる。よって、性能を疑う前にゲームを疑ってみるのも重要だ。意外と買い替えて性能アップしたのに何も変わらないということがある。

プレイヤースキルが必要で性能が低いと対応しにくい

TERAはノンターゲティングシステムを採用したMMORPGで、装備の力よりもプレイヤースキルが求められる。しかし、ボスの動きを覚えるまでは死んで覚えるしかない。さらに高難易度ダンジョンになると即死攻撃が当たり前になり、覚えゲーの即死ゲーと化す。そこがまた緊張感があって楽しめるポイントとも言える。

実装されたてのIDは何度も繰り返し突撃することで進行を覚え、より効率的な攻略方法を考えたりと頭も使うゲームだ。ただし、TERAの不安定さは街とIDが特にひどく、定期的に再起動やリログを行わなければカクつきが強くなり、まともなゲームプレイが難しくなる。性能に自信があってもIDに入ってからリログしたり再起動したりしなくてはならないこともあり、長時間のプレイではほぼ必須となっている。

性能が高ければこの症状が起きにくく、起こるまでの時間が伸びるため性能は高いに越したことはない。不可避の負荷と言われるTERAの理不尽な負荷はユーザー側ではなくゲーム側にある。何故このタイミングで…と思うようなところでクライアントが落ちる。ピーク時は性能が高くても最高設定で街中をウロウロしていると20分に1回は落ちる。

これらは性能である程度回避できるものの、完全な回避はできないようだ。かと言って設定を下げれば即死攻撃のタイミング見えなくなったり、避けたはずが突然死んだり、自分にだけラグがあったりもする。
これらの不可避の負荷は仕方ないにしても性能不足による負荷は風当たりが強いのも否めない。ノンタゲでプレイヤースキルが問われるゲーム性であるため、場合によっては責任を追求されたりもする。

性能はTERAを快適に、そして楽しくプレイするために必須と言えるだろう。今性能不足で買い替えを検討しているのであれば、現行のミドルクラス以上をおすすめしたい。パソコンの性能が高いことがプレイヤースキルを支える重要な要素なのである。

TERA向けのおすすめゲーミングPC

NEXTGEAR JG-A5G5A (マウスコンピューター)

nextgear価格:119,900円(送料込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 3050
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 5 4500×GeForce RTX 3050搭載のローエンドクラスのゲーミングPCだ。税込11万円台で購入できる低価格のモデルとなっている。この価格帯で購入できるモデルが激減しているため希少性が高い。当サイトの検証での最小条件を満たすモデルだ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 1TB NVMeという構成となっている。電源ユニットは550W BRONZEを搭載している。

Magnate MV 決算ポイント大還元祭モデル(ドスパラ)

Magnate MV価格:129,980円+送料3,300円(キャンペーン時無料)
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイト詳細

低価格帯最強のゲーミングPCだ。GeForce RTX 4060搭載モデルとして最安値クラスとなっている。GeForce RTX 4060まで性能を上げれば余裕を持ってゲームを楽しむことができる。CPUには高コスパなCore i5-14400Fを搭載している。旧世代のCore i5シリーズとは一線を画すゲーム性能を有しGeForce RTX 3060との組み合わせもおすすめだ。メモリDDR5-4800 16GB、SSD 1TB NVMeと構成も十分だろう。

FRGKB760/WSA/NTK(フロンティア)

FRGKB760WS1201価格:249,800円+送料2,200円
CPU:Core i7-14700F
GPU:GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

公式サイト

非常に高い性能で最高設定でのゲームプレイに適している。TERAは5年以上前のゲームにしてはグラフィックも綺麗で、TERA独自の世界を上手く表現しており、設定を上げることで楽しみ方も増えてくる。それ以外にもボスのモーションがハッキリ見えるようになったりするため、性能が高いことでゲームを有利に進められるようにもなる。高すぎる性能は無駄になるのでFRGKB760/WSA/NTKが上限だろう。これ以上はフルHD環境では確実にオーバースペックとなる。4K解像度でのゲームプレイも想定できる。

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