ryzen75800xtop
Ryzen 7 5800X3Dのスペックレビュー&性能ベンチマーク検証を行った。2022年4月20日に登場したCPUだが、突如2026年6月26日にSocket AM4 10周年記念としてRyzen 7 5800X3D 10th Anniversary Editionが復刻・再販され注目を集めている。AM4ソケットで最高峰のゲーム性能を追求したいユーザーにとっては待望のモデルといえるだろう。

ネックとなるのは価格で国内定価は75,334円と次世代のRyzen 7 7800X3Dどころか現行のRyzen 7 9800X3D/Ryzen 7 9700Xよりも高く設定されている。あくまでもAM4ソケットプラットフォームにこだわりたいニッチなユーザー向けモデルだ。搭載モデルもラインナップはそれほど多くないものの復活している。詳細は「Ryzen 7 5800X3D搭載おすすめゲーミングPC」のセクションで紹介している。

2022年4月執筆

2022年4月20日に新しいAMD製CPUが登場した。スペック的には既存のRyzen 7 5800Xと酷似している。一番のポイントは、L3キャッシュ容量を32MBから96MBへと引き上げたことだ。これによって大きくゲーミング性能が向上しているというわけだ。コアよりもL3キャッシュの方がゲームプレイに与える影響が大きい(TECHSPOT, 2021)と言われていてこのL3キャッシュ容量の増量は理にかなっている。

追加の64MBのL3キャッシュはAMD 3D V-Cache Technologyと呼ばれる新しい技術によって実現した。”現行最速のゲーミング向けCPU”を謳うその実力を見ていこう。2024年2月に下位モデルであるRyzen 7 5700X3Dがリリースされた。この3D V-Cache Technologyは、次世代のZen 4アーキテクチャ採用のRyzen 7000シリーズでも採用された。Ryzen 9 7950X3DRyzen 9 7900X3DRyzen 7 7800X3Dなどが2023年1月のCESで発表された。ちゃんと次に繋がる画期的な技術を開発したのは評価できる。

長所
  • 2026年6月26日に再販(2022年4月22日以来4年ぶり)
  • Core i9シリーズを上回るゲーミング最強CPUの登場
  • 省電力性に優れていて扱いやすい
  • Ryzen 7 5800X登場時と同じ価格設定
短所
  • ゲーム以外の用途ではRyzen 7 5800Xよりも性能が劣る
  • オールラウンド性ではCore i7-12700Kに負けてしまう
  • オーバークロックには対応していない
  • 搭載モデルのラインナップがほとんどない
Ryzen 7 5800X3D

Ryzen 7 5800X3D

現時点での国内販売価格は68,200円と高価だ。Carbice製のカーボンナノチューブを利用したサーマルパッド「Ice Pad」が付属する。AM4ソケットにこだわりがない方はRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9700Xを候補に入れるとよい。

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AMD 3D V-Cache Technologyとは

3dc-cachecomponents出典:(マイナビニュース, 2022)

3D V-Cache Technologyは、日本語では3D積層技術と呼ばれる。つまり、Zen 3のCCD(8つのコアと32MBとL3キャッシュ)・L3 Die・Structual Dieの3層からなる。驚くべきことはRyzen 7 5800Xよりも層が増えているにも関わらず厚さは同じだということだ。製造プロセスの見直しによってCCDを薄くすることに成功した。これによって旧世代のマザーボードやCPUクーラーとの互換性も維持されている。

amdchiplet出典:(PCMAG, 2022)

上記がAMD 3D V-Cache Technologyのイメージだ。Zen 3 CCDの上に64MBのL3 Cache Dieがあってその横にStructural siliconがある。

3dvcache-hybridbonding出典:(マイナビニュース, 2022)

CCDの上にL3 Cache Dieを結合するのにハイブリッドボンディング技術が使用されている。低消費電力及び広帯域化を実現できるのだ。

Ryzen 7 5800X3Dの基本情報

かんたん解説

3行でわかる Ryzen 7 5800X3D の立ち位置

  • Ryzen 7 5800Xのリニューアルモデル。Zen 3・7nmプロセス・8コア16スレッドは共通のまま、3D V-CacheによりL3キャッシュが3倍の96MBに増量。そのぶん定格クロックは10%・最大クロックは4%低い
  • 新品価格は 68,200円〜 で中古のRyzen 7 5800Xよりも38,400円も高い。Ryzen 7 5800X3Dはプレミア価格だ。
  • 競合のCore i7-12700Kは8P+4Eの12コア20スレッドでクロックも高く、DDR5・PCIe Gen 5対応と新しさで優位。一方、省電力性は7nmプロセスのRyzen 7 5800X3Dが優勢だ。
ひとことで:大容量L3キャッシュを活かせるゲーム用途なら Ryzen 7 5800X3Dが本命。マルチコア性能や最新規格を重視するならCore i7-12700Kが選択肢に入る。

VSRyzen 7 5800X

Ryzen 7 5800X3Dは、Ryzen 7 5800Xのリニューアルモデルと考えるとよい。どちらもZen 3アーキテクチャを採用していてプロセスは7nmだ。トランジスタ数・ダイサイズ・トータルコア・トータルスレッド数は共通だ。定格クロックがRyzen 7 5800Xよりも10%低く、最大クロックが4%低い。これは3D V-Cacheの導入で発熱量が増えてクロック周波数を下げざるを得ないのではないかと思う。

L3キャッシュ容量は3倍の96MBだ。Ryzen 7 5800X3Dのハイライトと言える部分だ。対応メモリはDDR4-3200で変わっていない。PCI-Expressも同じだ。TDPは105Wと同等だが、実際のパフォーマンスではクロック周波数が下げられている分Ryzen 7 5800Xよりも消費電力が抑えられている。Ryzen 7 5800X3Dの実売価格は68,200円で、Ryzen 7 5800Xよりも38,400円高い。再販にあたり大幅に値上げされている。

VSCore i7-12700K

競合モデルであるCore i7-12700Kの実売価格は中古で36,980円〜でRyzen 7 5800X3Dよりも31,220円安い。CPU内蔵グラフィックス非搭載のCore i7-12700KFであれば数千円安く購入できる。Alder Lake世代のCPUで10nmプロセスを採用している。ダイサイズは215mm²とRyzen 7 5800X3Dよりも2.6倍だ。Core i7-12700Kは2つのコアを搭載したハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。8つのPコアと4つのEコアを搭載していてトータルコアは12だ。スレッド数は20(Pコアのみハイパースレッディング対応)となる。8コア16スレッドのRyzen 7 5800X3Dよりもスペックが高い。

Pコアのクロック周波数は3.6 GHz、最大クロックは5.0 GHzだ。Ryzen 7 5800X3Dのクロック周波数と比べるとそれぞれ6%・12%高い。L3キャッシュ容量は25MBだ。Core i7-12700Kは上位規格のメモリであるDDR5-4800にも対応している。DDR4-3200のみ対応のRyzen 7 5800X3Dと比べて優位に立っている。CPUクーラー非同梱は共通だ。Core i7-12700Kは内蔵グラフィックスを搭載している。また、PCI-ExpressはGen 5に対応していて最新モデルらしさがある。TDPは125WでPL2は190Wだ。省電力性については7nmプロセスを採用しているRyzen 7 5800X3Dが優勢だ。

徹底解剖サイト管理人
管理人
Ryzen 7 5800X3Dは3D V-CacheでL3キャッシュを3倍の96MBに増量したのが最大の特徴だ。クロックは5800Xより控えめだが、キャッシュが効くゲーム用途では強力な選択肢となる。マルチコア性能やDDR5・PCIe Gen 5といった最新規格を重視するならCore i7-12700Kも十分に狙える。

Ryzen 7 5800X3Dの最新評価【2026年】

型番 総合性能 価格 コスパ
Ryzen 7 9800X3D(8/16) 45,025 62,799 0.717
Ryzen 9 9900X3D(12/24) 42,620 88,990 0.479
Ryzen 7 7800X3D(8/16) 42,174 49,800 0.847
Ryzen 7 7700X3D(8/16) 41,967 63,980 0.656
Ryzen 9 7900X3D(12/24) 40,579 48,980 0.828
Core Ultra 7 270K Plus(24/24) 37,980 59,800 0.635
Ryzen 7 9700X(8/16) 37,776 42,526 0.888
Ryzen 7 5800X3D(8/16) 36,384 68,200 0.533
Ryzen 7 5700X3D(8/16) 35,488
Core Ultra 5 250K Plus(18/18) 35,337 40,980 0.862
Core i5-14600KF(14/20) 34,182 44,980 0.760
Ryzen 7 7700X(8/16) 33,366 37,800 0.883
Ryzen 7 7700(8/16) 33,317 53,800 0.619
Core Ultra 7 265KF(20/20) 33,283 44,580 0.747
Core i7-12700KF(12/20) 31,305 36,980 0.847
Core Ultra 5 225F(10/10) 30,496 24,370 1.251
Core i5-14400F(10/16) 29,045 27,980 1.038
Ryzen 7 5800X(8/16) 27,331 29,980 0.912
Ryzen 7 5700X(8/16) 27,036 34,800 0.777

Ryzen 7 5800X3Dの再販にあたって再評価を行った。今でも高いゲーム性能を発揮するCPUだ。ゲーム性能スコアは36,384と高い水準にある。発売当時同価格帯だったCore i7-12700Kと比べると20%近くもゲーム性能で上回っている。現行のCore i5-14600K(44,980円)に匹敵するほどだ。辞せぢ亜のRyzne 7 7800X3Dと比べると15%弱パフォーマンスが劣ってしまう。ここはアーキテクチャの限界だろう。

Ryzen 7 7800X3Dの68,200円という価格は明らかにいきすぎだ。他のモデルと戦える土台にはいない。下位モデルであるRyzen 7 5700X3Dとの性能差は3%とそれほど大きくない。コストパフォーマンスの観点からは次世代のRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9700Xを選ぶほうがいいだろう。マルチコア性能を重視するならCore Ultra 7 270K PlusやCore i5-14600KF辺りを選ぶのがおすすめだ。

Ryzen 7 5800X3Dの特徴&注意点【2022年】

最強のゲーミング向けCPUという謳い文句は本物だ

Ryzen 7 5800X3Dは、現行最強のゲーミングPCという謳い文句を引っ提げて登場したCPUだ。Ryzen 7 5800Xと同じZen 3アーキテクチャを採用したモデルでL3キャッシュ容量を3倍に増やした。ベンチマークを見る限りこのキャッチコピーに偽りはなくこれまで最強の座に君臨していたCore i9-12900Kを上回っている。このRyzen 7 5800X3Dの発売に合わせてIntelがリリースしたCore i9-12900KSと比べても遜色ない。当然Ryzen 9 5950XやRyzen 9 5900Xをも上回る。

L3キャッシュ容量の増やすというアイデアは斬新だ。コアを増やしたり、クロック周波数を引き上げたりするよりも効果が大きい。当然単純にL3キャッシュを増やすということはできず、技術的な苦労もあったはずだ。その解決策の一つがハイブリッドボンディング技術となっている。AMD 3D V-Cache Technology実現の要と言えるだろう。結果的にこのRyzen 7 5800X3Dが2023年最強のゲーミングCPUと見てよいだろう。

現時点でソケットAM4のマザーボードを持っているならアップグレードを検討してもよいかもしれない。注意すべき点は次世代の第4世代RyzenシリーズではソケットがAM5になるため互換性がなくなってしまう。つまり、今Ryzen 7 5800X3Dに手を出したら次世代モデルが購入しづらくなってしまうのだ。Zen 4アーキテクチャ採用のRyzen 7000シリーズ(Raphael)を待つのも悪くない。

ゲーム以外のパフォーマンスが低い

Ryzen 7 5800X3Dは最強のゲーミングCPUとして疑いの余地がない。L3キャッシュ容量を増やして、クロック周波数を引き落とすということは功を奏したように思えるが、ゲーム以外の用途では代償も大きい。要はL3キャッシュ容量を活かせない用途ではパフォーマンスが低いということだ。クロック周波数を引き下げた分だけ不利になってしまうこともある。

例えば、Cinebench R23ではRyzen 7 5800Xよりもスコアが低くなっている。他の用途でもRyzen 7 5800Xと同程度の水準に収まる。Ryzen 7 5800Xよりも価格が高いことを考えると物足りなさがある。12コア20スレッドのCore i7-12700Kにも完敗だ。価格的にはこのCore i7-12700Kよりも高く総合的に見るとコスパは低い。

Cinebenchだけではなく動画のエンコード・Adobeソフトでも劣ってしまう。AMDが好きでどうしてもAMD製CPUから選びたいという方でないと選びづらさがある。これならゲーム性能・マルチスレッド性能が高いCore i7-12700Kの方がオールラウンド性が高く扱いやすいのではないかと思う。

成熟したZen 3アーキテクチャのおかげで省電力性が高い

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Ryzen 7 5800X3Dは省電力性に長けたCPUだ。7nmプロセスを採用したZen 3アーキテクチャの優れた部分だと言える。Ryzen 7 5800Xと比べても5%-15%程度消費電力が抑えられている。これはクロック周波数を落としたことによる恩恵だ。L3キャッシュに振り切ったことは省電力性の観点からでは正解だった。

競合モデルのCore i7-12700Kと比べても40%以上も消費電力が抑えられていてここがZen 3アーキテクチャの凄さだと言える。熟成されていて省電力性に関してはIntelの10nmプロセスよりも優秀だ。もちろん、ゲーミングCPUとしても優れている。

消費電力が低いということはPCケース・CPUファン・ケースファン・電源ユニットなどにコストを抑えることができる。その分グラフィックボードにお金を掛けられるということになる。もっともゲーミングPCを構築する上で消費電力を気にする方は少ないかもしれない。

搭載モデルはTSUKUMOで少し販売されているだけ

Ryzen 7 5800X3Dを搭載したモデルは希少性が高い。2023年01月時点でRyzen 7 5800X3D搭載モデルを購入できるのはTSUKUMOだけだ。元々パソコンショップセブンとTSUKUMOでしか販売されておらず多くのゲーマーの方にとって選択肢に入らなかったのではないかと思う。今は価格もある程度下がり購入しやすくなっている。

やはり、ゲーム特化型モデルということで扱いづらさがあるのかもしれない。なお、Ryzen 7 5800X3Dの販売価格は税込48,000円程度まで下がっている。競合モデルのCore i7-12700Kが56,000円程度なので、妥当な価格で落ち着いているように思う。搭載BTOパソコンでは選びづらくても単体のCPUとしては意外と悪くない選択肢と言えるかもしれない。

Ryzen 7 5800X3Dのゲームベンチマーク一覧

Far Cry 6

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Far Cry 6では、Core i9-12900Kと比べて平均フレームレートが4%程度高い。最小fpsも1%程度上回っている。Ryzen 7 5800Xと比べると、平均fpsが32%高く最小fpsが35%高い。L3キャッシュ容量が増えるだけでこれだけフレームレートが向上するのは驚きだ。AMDのアイデアの勝利だと言える。Ryzen 9 5900Xと比べても27%高く圧倒的だ。

Hitman 3

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Hitman 3でもCore i9-12900KSを押さえてNo.1となった。フレームレートの差は5%程度だ。ただし、最小fpsについてはCore i9-12900KSの方が10%高い。Ryzen 7 5800Xと比べると40%程度フレームレートが向上している。最小fpsも44%高くL3キャッシュ容量による恩恵が大きい。Ryzen 9 5900Xと比べても27%高くこれまでのZen 3アーキテクチャを一掃している。

Horizon Zero Dawn

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Horizon Zero Dawnでもトップのフレームレートを叩き出している。Core i9-12900KSと比べて3%程度高いフレームレートだ。最小fpsもわずかながら上回っている。オリジナルのRyzen 7 5800Xと比べると平均fpsが8%程度高い。同価格帯のCore i7-12700Kと比べても4%程度上回っていて実力の高さを見せつけている。

Red Dead Redemption 2

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Red Dead Redemption 2ではCore i9-12900KSに大きく差を付けている。平均fpsが9%高く、最小fpsも15%高い。Red Dead Redemption 2など明らかにL3キャッシュ容量が多いことでより高いフレームレートを出せるタイトルをメインにプレイすることを考えているならRyzen 7 5800X3Dは魅力的な選択肢となるだろう。従来モデルのRyzen 7 5800Xと比べても12%-29%もフレームレートが高い。L3キャッシュ容量が増えるだけでこれだけパフォーマンスが変わるのは驚きだ。

Watch Dogs: Legion

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Watch Dogs: Legionでも二位以下に差を付けてトップに踊り出ている。Core i9-12900KSと比べて8%フレームレートが高い。Ryzen 7 5800Xとの差は39%とかなり大きい。全く別物CPUとなってしまっている。今現在Ryzen 7 5800Xを所有している方でも買い替えのメリットがある。

その他アプリケーションのベンチマーク

Cinebench R23

cinebenchryzen75800x3d-cinebenchr23

Cinebench R23は定番のベンチマークソフトでCPUのレンダリング性能をスコア化できる。Ryzen 7 5800X3Dは、Ryzen 7 5800Xと比べてマルチスレッド性能が4%低く、シングルスレッド性能も6%低い。Cinebench R23ではL3キャッシュ容量よりもコア数やクロック周波数が重視されるのだろう。競合モデルであるCore i7-12700Kと比べると35%低く、シングルスレッド性能は22%劣る。これは要注意だろう。

7-Zip

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7-Zipの解凍及び圧縮ではややイレギュラーな形となった。他の用途に比べると比較的優れた結果だ出ている。解凍速度はRyzen 7 5800Xに2%程度劣るものの圧縮速度ではRyzen 7 5800X3Dの方が11%上だ。この結果を説明できるのはL3キャッシュ容量が増えたことだろう。圧縮速度ではRyzen 9 5900Xに次いで高いパフォーマンスを発揮している。

Handbrake

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動画のエンコードに掛かる時間を計測している。Ryzen 7 5800Xと比べてx264では7%高く、x265では少しだけ高い。クロック周波数を落としても同等以上のパフォーマンスを発揮している。L3キャッシュがうまく効いているようだ。

ただし、Ryzen 7 5800Xと価格差があるためこれでは納得できないだろう。Core i7-12700Kと比べるとx264では34%低く、x265では40%低い。やはりコア/スレッド数が少ない分だけパフォーマンスが伸びづらいようだ。

Adobe Lightroom and Premiere Pro

Adobe Premiere Pro CCadobe-ryzen75800x3d

Adobeソフトでのベンチマークを見ていこう。LightroomではRyzen 7 5800Xと比べて7%高く、Premiere Proではわずかに劣る。Core i9-12900KSとの差は16%-18%もパフォーマンスが低くなっている。やはりコア数が少ないこととクロック周波数が低いことがネックだ。ゲーム以外の用途でも使いたいと考えている方は吟味する必要がある。

Corona 1.3

corona1.3ryzen75800x3d

Corona 1.3でもRyzen 7 5800Xを2%程度上回るパフォーマンスを発揮している。Core i7-12700Kとの性能差は27%だ。やはりコア/スレッドが少ないことが不利になっている。Ryzen 9 5900Xになると28%程度パフォーマンスが高い。Alder Lake世代のフラグシップモデルのCore i9-12900Kになると41%も上回る形だ。

Ryzen 7 5800X3D

Ryzen 7 5800X3D

現時点での国内販売価格は68,200円と高価だ。Carbice製のカーボンナノチューブを利用したサーマルパッド「Ice Pad」が付属する。AM4ソケットにこだわりがない方はRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9700Xを候補に入れるとよい。

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GPU RTX 5060 Ti 16GB
メモリ DDR4 16GB16GB×1枚
SSD 500GB Gen4 NVMe
電源 650W 80PLUS BRONZE
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長所
  • Socket 4対応の3D V-Cache搭載モデル登場
  • キャンペーン中は20,000pt還元あり
短所
  • プレミアム価格で価格が高い
  • メモリがシングルチャネル構成
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管理人

ドスパラではRyzen 7 5800X3D搭載モデルが販売されている。GPUにはGeForce RTX 5060 Ti 16GB搭載だ。GPUとのバランスは良好だ。大容量VRAMのおかげで高画質への適性が高い。メモリはDDR4-3200 16GBのシングルチャネル構成だ。ストレージはSSD 500GB Gen4 NVMeとなる。構成面はやや平凡といえるかもしれない。キャンペーン中は20,000pt還元を受けられる。クーポン利用も忘れずに!

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CPU Ryzen 7 5800X3D
GPU RX 9070 XT
メモリ DDR4 32GB16GB×2枚
SSD 1TB Gen4 NVMe
電源 750W 80PLUS PLATINUM
マザボ B550
長所
  • RX 9070 XT搭載でコスパ良好
  • 大容量メモリ・SSD搭載
  • 3年保証付き
短所
  • 旧世代のAM4プラットフォーム
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管理人

Ryzen 7 5800X3D搭載モデルの中でもコストパフォーマンスの高い一台だ。GPUには現行のRadeon RX 9070 XTを搭載している。ハイエンドGPUとのバランスもとりやすい。メモリDDR4-3200 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと抜群の構成を持つ。電源も750W PLATINUMだ。フロンティアのFREX∀Rは基本保証が3年間と長く設定されている。

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価格 339,980 +送料 3,300円
CPU Ryzen 7 5800X3D
GPU RTX 5070
メモリ DDR4 16GB16GB×1枚
SSD 500GB Gen4 NVMe
電源 750W 80PLUS GOLD
マザボ B550
長所
  • 希少なAM Socket対応の3D V-Cache搭載モデル
  • CPUとGPUのバランスが最適
短所
  • Ryzen 7 9700Xよりも高く設定されている
  • メモリがシングルチャネル構成
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管理人

Ryzen 7 5800X3D×GeForce RTX 5070搭載のハイクラスモデルだ。BTOパソコンで人気のRyzen 7 5700Xとは別物で高いゲーム適性を誇る。ハイクラスGPUとのバランスもとりやすい。構成はメモリDDR4-3200 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと平均的だ。電源は750W GOLDと余裕がある。価格が高くガレリアのラインナップを見てもあえてRyzen 7 5800X3D搭載モデルを選ぶ理由はないように思う。

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