画像引用元:https://www.dospara.co.jp/
最短当日出荷対応の即納ゲーミングPCを紹介していく。今すぐゲーミングPCを手に入れたいという方必見だ。通常ゲーミングPCを購入しても発送されるまで2営業日から5営業日ぐらい掛かることが多い。最近は2025年2月以降からのグラフィックボードの供給不足の影響で納期が長期化している。これまで以上に即納モデルに価値があるように思う。今候補に入れるならドスパラ・パソコン工房・TSUKUMO・Dellのいずれかだ。パソコンショップセブンやマウスコンピューターなど他のメーカーの多くは即納モデルの販売が停止されている。
納期を重視するゲーマーは多い!
ゲーミングPCを購入する時に手元に届くまでの早さを重視している方もいるのではないだろうか。私自身もショップを選ぶ基準として即納に対応しているかどうかは重要だ。購入したら一日でも一時間でも早く手に入れたくなるものだ。いつになっても子どもの時のように待ちきれない。
少し前までであれば、BTOショップでゲーミングPCを購入したら届くまで2~3週間かかるというのが普通だった。しかし、今やゲーミングPCの即納あるいは翌日出荷は当たり前のサービスだ。待っている間も楽しめる方なら楽しみ半減といったところか。早さでショップを決めるという顧客の要望に応えている形だ。誰だって遅いよりも早い方がいいだろう。
BTOパソコンは通常顧客からパソコンの注文を受けてから組み立てを行う。その仕組み上、発送までに時間がかかるというデメリットがあった。BTOだからこそ在庫リスクを抑え、ゲーミングPCの価格を抑えられるのだ。今となってこの仕組み自体一般的になり多くのユーザーが理解していると思うが、数年前までは非常に画期的なシステムだったと言える。
コロナ渦以降ゲーミングPC市場が大きくなり、販売台数も増え業界が盛り上がっている。在庫管理システムの改善、流通システムの見直し、専用工場の建設など企業努力の結果だ。基本的には大手BTOメーカーが率先して納期を短縮を意識しているように思う。納期を短縮しにくい中小BTOメーカーにとっては不利な状況だ。
各ショップでの在庫管理システムの向上や汎用性の高い部品の活用などで在庫を抱えることのリスクが軽減されている。今までのメリットはそのままにさらに即納が可能になった。これは顧客にとってとてもメリットが大きいことだと考えている。反対に納期が長めのショップにとっては不利な状況だ。
なお、即納モデルだからといって品質面で通常モデルよりも劣るということはない。即納モデルであってもしっかりと動作確認を行い品質面で問題がないことを確認しているからだ。BTOメーカーからしても品質面で納得できない状態で出荷することはない。納期を急ぐあまり評判が悪くなってしまっては本末転倒だからだ。
各BTOメーカーの納期スピードを比較
ショップ名 | 即納モデル(当日出荷) | 通常納期 | 備考 |
---|---|---|---|
ドスパラ | 9台 | 3日出荷 | 翌日出荷は全158モデルある |
パソコン工房 | 3台 | 2-3週間 | 数は少ないがコスパは良好 |
TSUKUMO | 2台 | 18営業日 | コスパの高いモデルが揃う |
Dell | 1台 | 10-14営業日 | ゲーミングPCが少ない |
セブン | 0台 | 1-5営業日 | ゲーミングPCの即納モデルはなし |
STORM | 0台 | 10-12営業日 | ラインナップが増加中 |
マウスコンピューター | 0台 | 21営業日 | +2,200円で翌営業日出荷となる |
*即納モデルの台数は2025/4時点
2025年4月は特殊な環境にあると考えておこう。グラフィックボードの供給不足が続き即納モデルが激減中だ。ドスパラで9台あるぐらいで他のBTOメーカーでは3台以下だ。即納モデルは通常モデルよりも価格が高く設定されていることが多くコストパフォーマンス的には見劣りしてしまう。全体的に納期が長期化していて仕方がないのかもしれない。「国内外のBTOショップ一覧【完全保存版】」で最新納期をまとめているので合わせて確認して欲しい。
即納モデルを選ぶ際の注意点
最近は即納モデル自体が少ない
ここ最近即納モデルが極端に減ってきている。即納モデルが充実していたドスパラも最短当日出荷対応モデルは多くない。マウスコンピューターでも一時的にオプションの翌営業日出荷を選択できなくなっていたことがある。これはおそらく各BTOメーカーの販売台数が伸びた結果すぐに出荷することが難しくなったのではないかと思う。2025年4月時点ではグラフィックボードの品薄が要因となる。
仕入れが安定していないのだろう。今後も即納モデルのラインナップが増えることは少ないかもしれない。それでも通常のパソコンショップに比べて出荷が早いことに変わりはない。今すぐゲーミングPCを購入したいのであれば店頭に行くのが手っ取り早いと言える。一般的なBTOメーカーの場合は5営業日程度は見ておく必要がありそうだ。
基本的にカスタマイズはできない
即納モデルは基本的にはそのままの状態で購入する必要がある。メモリやストレージなどは初期構成のままとなってしまう。例えば、以前紹介していた「LEVEL-15FX152-i5-NASXM」はメモリが8GBと控えめだ。最近のゲーミング市場を考えると16GBは最低でもほしい。こういったモデルの購入を検討している方はご自身で追加するなど対策を考える必要がある。
即納モデルはカスタマイズを前提としないからこそすぐに出荷できるとも言える。また、通常ラインナップにはない構成を持つモデルもある。一長一短というわけだ。なお、ドスパラの即納モデルはカスタマイズしても納期は変わらず当日出荷となる。カスタマイズを考えているならドスパラのモデルを選択肢に入れてもよいのではないかと思う。
旧世代のCPU・GPUを搭載したモデルも多い
即納モデルは在庫処分的な立ち位置となっていることが多い。TSUKUMO・パソコン工房・Dellはその傾向にある。PCケースについても旧型が採用されることがあるので、事前に確認しておこう。もちろん旧世代とはいってもせいぜい一世代前で性能的に大きく劣るというわけではない。安くかつスピーディーに購入できる分メリットがあるといえる。
台数限定モデルがほとんど
即納モデルのほとんどが台数限定モデルであることを理解しておこう。通常ラインナップではないので、そのモデルがなくなれば販売終了となる。在庫状況については確認しておく必要がある。即納モデルのラインナップは頻繁に更新されることからもわかるだろう。
当ページで紹介しているゲーミングPCについても購入しようと思っても少し考えている間に売り切れになってしまう可能性もある。TSUKUMOの場合在庫が少なくなるとそういった記載がされるのでどのぐらい在庫があるのか予想することができる。基本的にはなくなったら終わりだと理解しておくとよい。
即日発送対応のおすすめゲーミングPCランキング
G-GEAR GP5A-C251B/A/CP1(TSUKUMO)
価格:199,980円(送料込)
CPU:Ryzen 5 7500F(水冷)
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Ryzen 5 7500F×GeForce RTX 4060搭載のミドルクラスゲーミングPCだ。TSUKUMOでは豊富な即納モデルが用意されているが、その中でも高いレベルにまとまっている一台だと言える。PCケースにはThermaltake製ミニタワーにオリジナルカスタマイズを施した「View 170 TG ARGB Snow TSUKUMO CUSTOM」が選択されている。5基のARGB LEDファン搭載で光るゲーミングPCに仕上がっている。消灯にも対応しているのは嬉しい。CPUには高コスパが魅力のRyzen 5 7500Fを搭載している。6コア12スレッドとスペックはやや控えめだが、まずまずのゲーム性能を持つ。GeForce RTX 4060とのバランスも良好だ。メモリDDR5-5600 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。
GALLERIA RM7C-R46 当日出荷特選モデル(ドスパラ)
価格:210,879円+送料3,300円
CPU:Core i7-14700F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
ドスパラの売れ筋モデルの一つだ。午前中の注文確定で当日出荷となる。ドスパラの場合は即納モデル=売れているゲーミングPCと考えてよい。ドスパラの売れ筋ランキングNo.1の「GALLERIA RM7C-R46」の派生モデルだ。価格は20,900円アップでメモリとSSD容量がそれぞれ倍増だ。Core i7-14700F×GeForce RTX 4060搭載のミドルイクラスの一台となる。フルHDでのゲームプレイに適している。パルワールドやモンハンワイルズにもプレイ可能だ。メモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。
LEVEL-M8A6-R97X-SLSXM-BLACK(パソコン工房)
価格:249,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 9700X
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
リニューアルされたばかりのPCケースを採用している。ブラックカラーにRGBファンが映える。クリアガラスパネルがオシャレだ。Ryzen 7 9700X×GeForce RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。60番台のグラフィックボードながら高いグラフィックス処理性能を持ち高解像度にも対応できるポテンシャルを持つ。メインターゲットはフルHD環境となる。Ryzen 7 9700XはZen 5アーキテクチャ採用の最新モデルで高いパフォーマンスを発揮する。GeForce RTX 4060 Tiの性能を引き出すのに十分だ。メモリDDR5 16GB・SSD 1TB NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは750W BRONZEを搭載している。
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