出典:https://dayz.com/
当記事では、DAYZにおすすめのゲーミングPC&必要スペックを検証している。DAYZは広大なマップで繰り広げられるゾンビサバイバルゲームだ。対人要素もあり、単純に生き残るだけでも難易度が高いのが特徴となる。物資を集め、敵から逃れ、時には襲いかかる。ゾンビの存在がより緊張感を産み、サバイバルゲームとしてよくできていると感じる。アップデートで人気も再燃傾向にあるので、注目したいゲームである。
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DAYZの要求スペック検証
出典:https://dayz.com/
必要環境 | 推奨環境 | 徹底解剖推奨環境 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 7/8.1 64-bit | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit |
CPU | Core i5-4430 | Core i5-6600K | Core i5-13400以上 |
GPU | GTX 760 | GTX 1060 | GTX 1660 SUPER/ RTX 3050以上 |
メモリ | 8GB RAM | 12GB RAM | 16GB RAM |
HDD空き容量 | 25GB | 30GB | 41GB |
DAYZは広大なオープンワールドを探索するタイトルで全体的に負荷が高い。グラフィック自体はそれほど作り込まれているわけではない。無駄なオブジェクトというものが極端に少ない特徴があってそれが負荷に繋がっているようにも感じる。当サイト基準では最低限のゲームプレイ(60fps)においてGPUにGTX 1660 SUPERかRTX 3050以上を推奨している。手に入るのであればGTX 1660でもOKだ。
高リフレッシュレートでのゲームプレイを想定しているなら相応の性能が要求される。144HzであればRTX 4060 Ti、240HzならRTX 4070やRTX 4070 Tiあたりを目指そう。DAYZには対人要素があり、リフレッシュレートによる恩恵が大きい部分がある。どういったプレイスタイルにせよ、最低限を当サイトの推奨環境に見ておくと、今後のアップデートにも対応しやすいはずだ。
必要メモリは最低8GBでそれなりの容量となっていてDAYZがスタンドアローン版として登場した2018年のゲームとしては異例だ。オープンワールドという性質上、メモリ消費もそれなりに激しいということだろう。もっとも最近は低価格帯のモデルでも16GB搭載が当たり前になっているのでそこまで心配はしなくてよいだろう。
CPU負荷もそれなりに高い。推奨環境はCore i5-6600Kが指定されている。2018年の頃に主流だったIntel第8世代Core iシリーズのCore i5-8400やCore i5-8500と同等の性能を持つモデルだ。実際にプレイしてみると、様々な場面でCPUによる演算処理が行われることに気付く。ゾンビの量が増えるとCPU負荷が高まるのだ。DAYZにはゾンビが存在していて、音などに反応して追いかけてくるゲーム性だ。
バージョンによっては無限湧きなのではないかと思うほど詰めかけ、籠城することも難しいこともある。このゾンビの量が増えるとCPU負荷が高まる。それぞれが移動するオブジェクト扱いであり、当たり判定ももちろんあることから、設定によっては倒したゾンビの量によって負荷も変わってくる。
GPU負荷は設定で下げやすく、CPU負荷の方が下げにくいのでCPUにこだわりたいところではある。現行のCPUであればCore i5-6600Kを軽く超えていくものばかりだ。CPU負荷の高さに驚きもしたが、今となってはCPUについてはそれほど心配しなくてもよい。ただし、Ryzen 5 4500のような安くてゲーム向けの最低限の処理では厳しい場面もある。現行モデルならCore i5-13400以上をおすすめしたい。
DAYZの概要&特徴
サバイバル系の人気に火を付けたゲーム
DAYZは元々ARMA 2のModとして登場した異色のタイトルだ。そこからCounter Strikeのように、独立したスタンドアローン版となり、現在の形として展開されている。Mod時代のDAYZ Modは凄まじい人気を誇り、ARMA2の販売を大きく加速させたと言っても過言ではない。ジャンルとしては珍しくもないゾンビサバイバル系のゲームだったが、そのゲーム性に多くのゲーマーが惹かれた。
食べ物や水分がなくては餓死や脱水症状になる。血液が不足すれば倒れ、骨折すれば動きが遅くなる。こういった当たり前のことが斬新だったように感じる。また、ゾンビを倒すことにメリットがなく、単純に襲われると厄介なので駆除することになるだけで、できるだけ関わりたくない存在だったのも大きい。ゾンビサバイバル系のゲームでは、ゾンビを倒すことで得られるものがあり、ゾンビを倒しながら進むというのが常道だった。
DAYZのゾンビは倒したり、関わることが大きなデメリットだ。ゾンビを銃で倒すと、その音で周辺のゾンビが群がってくる。更に、食べ物や食料は入手が困難で、銃は更に入手難易度が高かった。せいぜいハンドガンを拾えるくらいなもので、アサルトライフルのような強力な装備はなかなか入手できない。特に弾薬に関しては滅多に手に入らず、無駄撃ちができない状況であることが多い。
ゾンビを倒しても得られるものがなく、更にゾンビを呼び寄せて弾を消費させられる。加えて、ゾンビが急いで移動していたり、群がっている場所にはプレイヤーがいる。それを周りのプレイヤーに知らせてしまうことになり、襲撃を受ける可能性も高くなる。ゾンビを倒しても得られるものはないが、プレイヤーを倒せば持っている物資を奪うことができる。
この要素がPvPvEの形を生み出し、単にゾンビを駆逐して生き残るというサバイバルからは一線を画するものとなった。非常にシビアな世界で、武器どころか生き残るための物資も必死に捜索しなければ見つからない。ようやく見つけたらプレイヤーに襲われ奪われる。まさに世紀末のような世界だった。さっきまで一緒に戦っていた味方が突如裏切るようなこともある。動いているものは全員敵というような究極のサバイバルだ。
人気は下火も、受け継がれたゲーム性
DAYSは圧倒的な人気を獲得して多くのサーバーやModのModも登場した。スタンドアローン版の発表がされた時、多くのプレイヤーが胸を躍らせたはずだ。しかし、その人気がピークとなった時の発表から、実際に登場するまで1年以上の月日が流れた。その間に徐々に人気を下火となり、いつしかDAYZの話を聞かなくなってきた。登場したスタンドアローン版は、思っていたほどのゲーム性はなかったのだ。
今でこそ自由度が高くなり、武器にも種類が増えたが、当時は劣化DAYZ Modと揶揄されていた。その後、DAYZに熱中していたプレイヤーがModの開発から「H1Z1」のバトルロワイアルモードや「PUBG」の開発に携わった。そして、DAYZをベースにしたPUBGは現在まで続くバトロワ系と呼ばれる人気の一大ゲームジャンルを築いた。
DAYZをプレイしていたゲーマーなら、PUBGの初期挙動がDAYZによく似ていると感じたはずだ。DAYZはDAYZだけではなく、様々な人気ゲームを生み出したと言える。PUBGの登場でフォートナイトやApex Legendsが登場したように、今最も勢いのあるゲームジャンルを生み出したのは、間違いなくDAYZである。人気が下火となってしばらく、DAYZは人気が徐々に再燃し始めているように感じる。
Steamのプレイヤー数が一時は70位近くにまで落ちていたが、現在では40位、35位とプレイヤー数が伸びている。Steamだけでなく、コンシューマーゲーム機でも展開されていることを考えれば、かなりの人数がいると考えられる。少し古いデザインのゲームながら、ゲーム性で勝負をしてきただけに時代を感じさせないのかもしれない。
また、バトロワ系の人気が増大する中で、PvE要素のある協力型のサバイバルゲームにそれほど種類がない。プレイヤー数がそれなりに多く、ソロでもマルチでも遊びやすいDAYZが再度注目を集めているとしてもおかしくない。ゾンビサバイバル系のゲームを語る上で、DAYZの存在は外せない。そのゲーム性が受け継がれ、ゲーム自体も長く遊ばれているのであれば、不朽の名作と言っても過言ではないだろう。
DAYZにおすすめのゲーミングPC
Magnate MV 第13世代Core搭載(ドスパラ)
価格:134,979円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
Core i5-13400F×RTX 3060搭載のビジネスモデルでその性能は当サイト基準の推奨環境を上回っている。ゲーミングPCではないもののグラフィックボードを搭載していてゲームプレイにも対応できる。GTX 1660 SUPER搭載モデルやRTX 3050搭載モデルと比べてコストパフォーマンスが高い。まずはこのクラスの性能をおすすめしたい。Magnate MVがあれば、DAYZ以外の多くのゲームも快適にプレイすることができる。幅広くゲームをプレイするなら選んでおいても損のないモデルだ。
LEVEL-M76M-134-SAX(パソコン工房)
CPU:Core i5-13400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
DAYZを144Hz環境でプレイするならLEVEL-M76M-134-SAXぐらいの性能が欲しい。非常に優秀なGPU性能が特徴で、価格的にも選びやすい。コストパフォーマンスを重視しつつ、性能も両立したいならおすすめだ。設定次第では240Hz環境でも快適にプレイできる。ただし、240fpsを目指すのは少し厳しいので、240Hz環境を活かすくらいに考えておこう。
GALLERIA XA7C-R47(ドスパラ)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:5.2
ガレリアブランドのミドルタワーモデルだ。デザイン性の高さから人気がある。DAYZを240fps環境でプレイするなら、このくらいの性能を持っておくとよいだろう。最新のミドルハイクラスとなるので、最新のゲームでも240fps環境を構築しやすい。負荷を感じにくく、戦闘時にもスムーズな視点移動ができる。負荷によるラグなどを感じなくなるため、ストレスもなくなり有利に立ち回れる。240Hzよりも低い環境ならややオーバースペックとなる。それでも、他のゲームで活かせるので、全くの無駄というわけではない。
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