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当記事では、Tank Mechanic Simulatorの必要スペックと推奨PCを検証している。戦車を整備するというマニアックなタイトルだ。Car Mechanic Simulatorの派生タイトルとなっている。ページの下部で「Tank Mechanic Simulator推奨おすすめゲーミングPC」をまとめているので、ぜひ参考にして欲しい。
当ページの目次
Tank Mechanic Simulatorの動作&推奨スペック
最低環境
OS | Windows 7 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i3-2100以上 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 570以上 |
推奨環境
OS | Windows 8.1 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i5-8400以上 |
メモリ | 16GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 980以上 |
ゲーミングPC徹底解剖サイトの検証推奨スペック
CPU:Core i5-11400/Core i5-12400以上
第8世代のCore i5-8400が推奨環境になっていて最新のゲームの要求スペックが現行世代に近づいてきた。これを踏まえてCPU性能はCore i5-11400を最低ラインに考えたい。この手のゲームはアップデートで負荷が高くなることはないので、負荷を感じない程度の性能があれば十分だろう。高リフレッシュレートや高解像度でのゲームプレイの場合は余裕がある方が良い。基本的にはプレイ環境によって性能を合わせよう。
メモリ:16GB
推奨環境がメモリ16GBになっていてメモリが推奨モデルのハードルを高めている。メモリ自体は増設やカスタマイズで対応できるため、条件としてはそれほど難しいものではない。今後のゲームでは16GBが標準になる可能性が高いことを考えれば買い替えのタイミングで次世代ゲームをプレイできる性能を手にしておくのは悪くないだろう。
グラボ:GeForce GTX 1660以上
グラフィックボードの要求スペックはGTX 980となっている。前世代ではGTX 1060シリーズ、現行ではGTX 1660が同等の性能となるのでGTX 1660以上を推奨したい。現行モデルならRTX 3050以上だ。理想はTank Mechanic Simulatorの要求スペックから一つ、二つ上のモデルを選択し、安定性と快適性を手にしておきたい。
Tank Mechanic Simulator向けおすすめのゲーミングPC
LEVEL-M066-124-RBX(パソコン工房)
価格:159,980円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:700W BRONZE
パソコン工房の”高コスパパソコン”となっている。推奨環境を大きく上回る性能であるため、Tank Mechanic Simulatorを始め多くのゲームを快適にプレイすることが可能だ。Core i5-12400とRTX 3060の組み合わせはミドルクラスの定番だ。あらゆるタイトルで通用する一台に仕上がった。カスタマイズの必要もなく、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるモデルである。コストパフォーマンスを重視するユーザーにも選びやすい構成となっている。
G-GEAR GA5J-B221/B2(TSUKUMO)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:750W GOLD
高リフレッシュレートや高解像度での安定を求めるなら、ハイクラスのG-GEAR GA5J-B221/B2も選択肢に入る。Tank Mechanic Simulatorをプレイしていては謎の負荷を感じる箇所がある。そこはG-GEAR GA5J-B221/B2でも対応できない可能性はある。それでも基本的には性能面での負荷を感じることは一切なくなるため、パーツの外し間違えなどのミスも少なくなりストレスの軽減に繋がるはずだ。性能も無駄にならない。
Tank Mechanic Simulatorの概要とゲーミングPC選びのポイント
ニッチなニーズに応えるゲームの造り込みが印象的
Tank Mechanic Simulatorは、Car Mechanic Simulatorシリーズの戦車バージョンである。車の整備を行うCar Mechanic Simulatorもニッチなニーズに応えたゲームだったが、Tank Mechanic Simulatorはその上をいくニッチさだ。車の整備は車好きなら興味を持つかもしれない。しかし、戦車となると需要は限りなく限られてくるだろう。また、このシリーズは細部までよく造り込まれており、実物より抽象的な部分はあるものの限りなく本物に近い。
何故ここまでこだわって作ったのかという疑問は、そもそも何故戦車整備のゲームを作ったのかという疑問に繋がるので無意味である。好きな人は本当に好きになるゲームで、時間を忘れて延々楽しむことができることは間違いない。製作側の強いこだわりとロマンを感じられるTank Mechanic Simulatorは2020年2月21日に登場したばかりで、これからDLCなどの登場に期待が持てる。自分の好きな戦車が登場していなくても今後追加される可能性は十分にあると言えるだろう。
戦車というジャンル自体は某戦車アニメやWorld of Tanksのようなゲームの影響で意外と身近になりつつある。その中で、整備士視点でプレイするゲームの登場は想像もしていなかった。メカメカしいゲームが好きだったり、構造が気になったりするユーザーにはおすすめのゲームだ。
最適化は完璧ではなくハイエンドでもカクつくことがある
対人要素のないゲームなので、グラフィックも最高設定にすることでより楽しむことができる。それだけに推奨環境より余裕のあるスペックが人気だ。Tank Mechanic Simulatorを購入するユーザーは戦車が好きか、整備が好きかだろう。状態をよりリアルに描写していることが特徴のゲームだ。臨場感のようなものを感じるためにある程度推奨環境を高く設定している可能性もある。
ただ、戦車付近で動き回るとRTX 2080 Tiでもカクつく瞬間があることが気になる。やはりゲーム側の問題はまだまだ改善されきってはいない。そういった負荷は瞬間的なものだけなので、ミドルクラス程度あればゲームプレイ中に性能的な負荷を感じる場面は無いだろう。ただ、前述の通りグラフィックは綺麗でなくても、最高設定で雰囲気を味わうことも醍醐味の一つと言えることからハイクラスを目指すのも悪くない。
DLCにより要求スペックが高くなることもない。つまり、当サイト基準の推奨スペックを満たす程度の性能は最低限用意しておけば大きな問題にはならないだろう。シミュレーター系のゲームは負荷がそのままストレスに直結し、ゲームの楽しさを半減させてしまい、本来の良さを引き出せずに終わってしまうこともある。
MMORPGやFPSのようなゲーム性を重視したゲームでは設定はサブ要素でしかなく、シミュレーター系のようなグラフィックを含めて一つの生活系ジャンルでは設定はメインコンテンツであると言える。Tank Mechanic Simulatorを購入したユーザーは間違いなくシミュレーター、シミュレーション系のゲームが好きなはずだ。今後のことも考えて性能にはあまり妥協をしないほうが深く楽しめるだろう。
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