当ページでは、Ryzen 7 5700Gのスペックレビュー&性能ベンチマークを検証している。Ryzen 5000シリーズにおけるフラグシップモデルのAPUだ。Zen 3アーキテクチャを採用していて従来モデルよりも高いCPU・グラフィックス処理性能を持つ。Ryzen 5 3400G(Zen +)以来2年ぶりのリリースとなる。Zen 2アーキテクチャを採用したRyzen 7 PRO 4750Gが発売されたが、このモデルはOEM供給向けで一般向けには販売されていなかった。
Zen 3アーキテクチャ採用のフラグシップAPUだ。ゲーミングCPUとしての評価は最低クラスとなるので積極的に推奨はしない。当初当サイトではこのRyzen 7 5700Gを扱う予定はなかった。その理由はゲーミングPCとして見るとCPU性能・グラフィックス性能共に物足りないからだ。ただ、BTOメーカーのパソコンショップセブンで搭載モデルがゲーミングPCとして販売されていたためゲーミングPC総合情報サイトとして取り扱うことにした。ゲーミング性能を重視するならZen 3アーキテクチャを採用したRyzen 7 5800XやRyzen 7 5700Xがおすすめだ。
当ページの目次
よくわかる!!Ryzen 7 5700Gの特徴まとめ
アーキテクチャー | Zen 3 |
---|---|
プロセス | 7nm |
コア/スレッド数 | 8コア/16スレッド |
定格/最大クロック | 3.8 GHz/ 4.6 Ghz |
L3キャッシュ | 16MB |
TDP | 65W |
発売日 | 2021年04月13日 |
MSRP | $359 |
中古価格 | 22,980円~ *2024/7 |
コメント | (+)Zen 3アーキテクチャ採用の最高峰APU (+)CPU内蔵グラフィックスとしては高い性能を誇る (-)内蔵GPUでの本格的なゲームプレイは難しい (-)外付けグラボ搭載時のパフォーマンスは低い |
評価 | ・総合評価 5.0 ・ゲーム評価 4.0 |
Ryzen 7 5700Gの概要
基本スペック
Ryzen 7 5700G | Ryzen 7 5800X | Ryzen 7 PRO 4750G | |
---|---|---|---|
メーカー | AMD | AMD | AMD |
アーキテクチャ | Zen 3 | Zen 3 | Zen 2 |
プロセス | 7nm | 7nm | 7nm |
コードネーム | Cezanne | Vermeer | Renoir |
トランジスタ数 | 107億 | - | - |
ダイサイズ | 180 m㎡ | - | - |
CPUコア数 | 8コア | 8コア | 8コア |
スレッド数 | 16コア | 16コア | 16コア |
定格クロック | 3.8 GHz | 3.8 GHz | 3.6 GHz |
最大クロック | 4.6 GHz | 4.7 GHz | 4.4 GHz |
L3キャッシュ | 16MB | 32MB | 8MB |
PCIe | PCIe 3.0 24レーン | PCIe 4.0 24レーン | PCIe 3.0 24レーン |
対応メモリ | DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR4-3200 |
内蔵グラフィックス | Radeon Graphics 8 | 非搭載 | Radeon Graphics 8 |
グラフィックス周波数 | 2000 MHz | - | 2100 MHz |
TDP | 65W | 105W | 65W |
MSRP | $359 | $449 | - |
発売日 | 2021/04/13 | 2020/11/05 | 2020/07/21 |
Ryzen 7 PRO 4750Gから大きく変わったのはアーキテクチャだ。Zen 2からZen 3になったことでIPCの改善・省電力性の向上に繋がっている。スペック的には同じコア/スレッド数だ。定格クロックはRyzen 7 5700Gの方が6$高く、最大クロックもRyzen 7 5700Gの方が5%高い。L3キャッシュ容量も倍の16MBとなった。
Radeon Graphicsについてはいずれも8コアを搭載している。基本的にはRenoirベースのものを流用していて新しいRDNAベースのデザインは採用していない。Ryzen 7 PRO 4750Gと比べてグラフィックス周波数が100MHz引き下げられているが、Renoirアーキテクチャのマイナーチェンジでコンピュータユニットあたりのパフォーマンスは向上している。つまり、Ryzen 7 PRO 4750Gよりもグラフィックス性能は向上したということだ。
上位モデルのRyzen 7 5800Xと比較していく。Ryzen 7 5700Gは、このRyzen 7 5800Xの無印モデル的な位置づけでもある。Ryzen 7 5800Xも同じZen 3アーキテクチャを採用した新しいCPUだ。8コア16スレッドと基本的なスペックも同じだ。定格クロックはどちらも3.8GHzだが、最大クロックはRyzen 7 5800Xの方が3%高い。
Ryzen 7 5700Gでは上位モデルの差別化のためにL3キャッシュ容量がRyzen 7 5800Xの半分の16MBとなっている。また、Ryzen 7 5700GはPCIe 4.0には対応しておらずPCIe 3.0のままだ。PCIe自体はゲーミング性能に影響は与えないが、NVMe対応SSDなどでの快適性に関わる部分だ。対応メモリはDDR4-3200と共通だ。Ryzen 7 5800XはTDPが105WとRyzen 7 5700Gよりも60%大きい。価格差は$90でRyzen 7 5800Xの方が高価だ。
Intel製CPUと比較
Ryzen 7 5700G | Core i7-11700K | |
---|---|---|
メーカー | AMD | Intel |
アーキテクチャ | Zen 3 | - |
プロセス | 7nm | 10nm |
コードネーム | Cezanne | Rocket Lake |
トランジスタ数 | 107億 | - |
ダイサイズ | 180 m㎡ | - |
CPUコア数 | 8コア | 8コア |
スレッド数 | 16コア | 16コア |
定格クロック | 3.8 GHz | 3.6 GHz |
最大クロック | 4.6 GHz | 5.0 GHz |
オーバークロック | ○ | ○ |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB |
対応メモリ | DDR4-3200 | DDR4-3200 |
PCIe | PCIe 3.0 24レーン | PCIe 4.0 20レーン |
内蔵グラフィックス | Radeon Graphics 8 | UHD Graphics 750 |
グラフィックス周波数 | 2000 MHz | 1300 MHz |
TDP | 65W | 95W |
価格 | $359 | $399 |
発売日 | 2021/04/13 | 2021/03/16 |
いずれもオーバークロックに対応していてより高みを目指すことが可能だ。Core i7-11700KはPCIe 4.0に対応しているという強みがある。内蔵グラフィックスについてはRadeon Graphicsの方が圧倒的に性能が高い。TDPはRyzen 7 5700Gの65Wに対してCore i7-11700Kは95Wと50%近く高い。10nmプロセスを採用しているデメリットだと言える。クロック周波数の引き上げでパフォーマンスを引き上げていると考えることもできる。
価格差は$40だ。CPU内蔵グラフィックス非搭載モデルのCore i7-11700KFだと価格は$349となる。コストパフォーマンスの観点からはCore i7-11700Kの方が優勢だ。特にゲーミングCPUとして考えているならCore i7-11700Kを選ぶべきだと言える。
Ryzen 7 5700Gの最新評価【2024年】
ゲーム性能はRyzen 5 5600Xにも劣る
各モデルのゲーム性能を表す
Ryzen 7 5700Gは純粋なCPU性能だけを見ればまずまずのパフォーマンスを発揮する。一方で、ゲーム適性はCore i7-12700やCore i5-12600Kには大きく劣ってしまう。上記のゲーム性能をまとめたテーブルを見てわかる通りCore i3-12100と比べても性能は下だ。同じAMD製モデルで言えばRyzen 7 5700Xと比べて15%以上低く、Zen 2アーキテクチャ採用のRyzen 7 3700Xと変わらない。
下位モデルのRyzen 5 5500よりも低いのは厳しい。外付けのグラフィックボードを搭載したときのパフォーマンスは伸びないと考えておこう。AMD製CPUにこだわりたいならRyzen 7 5800XやRyzen 7 5700Xを選択した方がより高いゲーミング性能を得られる。CPU内蔵グラフィックス目的で選択するべきモデルと言える。
コスパの低さはワーストクラス
製品 | コア/スレッド | 性能 | 価格 | コスパ | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|
Core i7-12700 | 12/20 | 30,937 | 37,980 | 0.815 | 2022/01/05 |
Ryzen 7 5800X | 8/16 | 27,331 | 25,980 | 1.052 | 2020/10/09 |
Ryzen 7 5700X | 8/16 | 27,036 | 22,704 | 1.191 | 2022/04/04 |
Core i5-12400 | 6/12 | 26,448 | 18,980 | 1.393 | 2022/01/05 |
Core i5-12400F | 6/12 | 26,448 | 17,480 | 1.513 | 2022/01/05 |
Ryzen 5 5600 | 6/12 | 25,000 | 16,980 | 1.472 | 2022/03/22 |
Core i3-12100 | 4/8 | 23,258 | 14,480 | 1.606 | 2022/01/05 |
Core i3-12100F | 4/8 | 23,258 | 11,980 | 1.941 | 2022/01/05 |
Ryzen 7 5700G | 8/16 | 22,866 | 28,980 | 0.789 | 2021/06/02 |
Core i5-11400 | 6/12 | 22,473 | 15,980 | 1.406 | 2021/03/30 |
Core i5-11400F | 6/12 | 22,473 | 13,980 | 1.608 | 2021/03/30 |
Ryzen 5 5600G | 6/12 | 21,860 | 16,800 | 1.301 | 2021/06/02 |
Ryzen 5 5500 | 6/12 | 21,713 | 13,999 | 1.551 | 2022/03/22 |
Ryzen 5 3600 | 6/12 | 21,467 | 9,480 | 2.264 | 2019/07/07 |
Ryzen 7 5700Gはゲーム性能を基準にすると非常にコストパフォーマンスの低いモデルとなる。コスパ指標は0.789だ。同性能帯で見てもかなり見劣りするだろう。ゲーミングPCに搭載するCPUとして選ぶならRyzen 5 5500やRyzen 5 3600がよい。Ryzen 5 5600Gもゲームプレイが得意というわけではないが、Ryzen 7 5700Gと比べて価格が安くコスパは良好だ。Intel第12世代のCore i3-12100(F)も魅力的なモデルとなる。4コア8スレッドとスペックは控えめだが、ゲーム適正はまずまずだ。
Ryzen 7 5700Gの特徴&強み【2021年時点】
Ryzen 7 5800XとRyzen 5 5600Xの間を埋める
価格 | 製品名 |
---|---|
$449 | Ryzen 7 5800X |
$374-$349 | Core i7-11700K |
$359 | Ryzen 7 5700G |
$323-$298 | Core i7-11700 |
$299 | Ryzen 5 5600X |
$262-$237 | Core i5-11600K |
$259 | Ryzen 5 5600G |
$182-$157 | Core i5-11400 |
Ryzen 7 5700Gは、これまでリリースされていたRyzen 7 5800XとRyzen 5 5600Xの差を埋めるCPU(APU)として期待されている。両者の間には$150とかなり差があった。Ryzen 7 5700Gは$359という価格設定でややRyzen 5 5600X寄りながらうまく間を埋めている。これまではAMD製CPUはコストパフォーマンスに注目されることが多かったが、第4世代になってそれは当てはまらない。
Intel製CPUのコストパフォーマンスの高さが光る形だ。例えば、Core i7-11700KFはRyzen 7 5700Gよりも少し価格は高いがCPU性能は飛躍的に向上する。下位モデルのCore i7-11700もCPU性能はRyzen 7 5700Gと同等以上だ。Ryzen 7 5700GがなくてもIntel製CPUで間を埋められていたと考えることもできる。いずれにしてもユーザーからすれば選択肢が多くメリットがある。
Zen 3アーキテクチャ採用の完成度の高いAPU
Ryzen 7 5700Gは、Zen 3アーキテクチャを採用した完成度の高いAPUとなっている。Zen 2アーキテクチャを採用したOEM向けのRyzen 7 PRO 4750Gと比べてもしっかりと性能の底上げが行われている。8コア16スレッドというスペックでRyzen 7 5800Xに次いで高いマルチスレッド性能を持っている。Intel Core i7-11700と同等のマルチスレッド性能があると考えてよい。
Radeon Graphics性能についてもCPU内蔵グラフィックスとして過去最高の性能を持つ。GeForce GT 1030よりも40%程度グラフィックス処理性能が高い。IntelのCPU内蔵グラフィックスとの差は年々広がっていてAMDの一人勝ちだ。CPU内蔵グラフィックスでゲームをしたいと考えているライトゲーマーの方にはぴったりだ。HD環境ならある程度対応できる。
ゲーミングCPUとして見ると落第点
Ryzen 7 5700Gは、CPU内蔵グラフィックスの評価は高いが、外付けのグラフィックボード搭載時のゲーミングCPUとしての評価は低い。単純にフレームレートが伸びないのだ。Ryzen 7 5700Gは$359という価格にもかかわらず、$299のRyzen 5 5600Xばかりではなく$157のCore i5-11400よりもパフォーマンスは低くなってしまう。タイトルによるものの15%前後の差が生じている。
L3キャッシュ容量が少ないことが大きな壁として立ちはだかる。コストパフォーマンスの観点からもRyzen 5 5600Gの方が好ましい選択肢となる。Ryzen 7 5700Gが輝くにはもう少し価格を下げる必要があるだろう。もっともゲーミングCPUとして見るならCore i5-11400やCore i5-11600Kを選択した方が満足度が高くなる。Core i5-11400+GTX 1650を購入するのも手だろう。当然ゲーミング性能は格段に高くなる。
Ryzen 7 5700Gのベンチマーク一覧
Cinebench R23
Ryzen 7 5800Xとの差はマルチスレッド性能は16%、シングルスレッド性能は7%となっている。Core i7-11700Kとの差はマルチスレッド性能で8%、シングルスレッド性能で6%だ。価格差を考えてもRyzen 7 5800XもCore i7-11700Kも魅力的CPUだと言える。
Handbrake
Ryzen 7 5700GとRyzen 7 5800Xの価格差を考えると妥当な範囲に収まる。また、x264ではCore i7-11700Kがトップとなっている。x265でもRyzen 7 5700Gよりも13%高性能だ。下位モデルのRyzen 5 5600Xと同等なのも注目ポイントだ。L3キャッシュ容量が限定的なのがボトルネックとなると考えるのが自然だろう。
7-Zip
Ryzen 7 5700Gのゲーミング性能(iGPU)
Ryzen 7 5700Gに搭載されているRadeon Graphicsのパフォーマンスを見ていこう。HD環境及びフルHD環境でのフレームレートをまとめている。基本的に設定は低設定だ。高設定でのゲームプレイはかなり厳しいと考えて間違いない。外付けのグラフィックボードと比べると性能差は歴然だ。
Far Cry 5
Ryzen 7 5700G | |
Ryzen 7 PRO 4750G | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 5 3400G | |
Core i5-11400×GT 1030 | |
Core i5-11600K | |
Core i5-10600K |
Shadow of the Tomb Raider
Ryzen 7 5700G | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 7 PRO 4750G | |
Ryzen 5 3400G | |
Core i5-11400×GT 1030 | |
Core i5-11600K | |
Core i5-10600K |
Grand Theft Auto V
Core i5-11400×GT 1030 | |
Ryzen 7 5700G | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 7 PRO 4750G | |
Ryzen 5 3400G | |
Core i5-11600K | |
Core i5-10600K |
Ryzen 7 5700Gのゲーミング性能
外付けのグラフィックボードを搭載した場合のゲームプレイ時のフレームレートを計測している。Ryzen 5 5600XやCore i5-11400との性能差に注目したい。
Far Cry 5
Core i5-11600K | |
Ryzen 7 5800X | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 7 5700G | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 5 3600 | |
Ryzen 7 PRO 4750G |
Shadow of the Tomb Raider
Ryzen 7 5800X | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i5-11600K | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 7 5700G | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 5 3600 | |
Ryzen 7 PRO 4750G |
Borderlands 3
Core i5-11600K | |
Ryzen 7 5800X | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 5 5600X | |
Ryzen 5 3600 | |
Ryzen 7 5700G | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 7 PRO 4750G |
Ryzen 7 5700G搭載のBTOパソコン一覧
STYLE-M0P5-R75G-EZ4X(パソコン工房)
CPU:Ryzen 7 5700G
GPU:Radeon Graphics
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:350W 80PLUS BRONZE
グラフィックス非搭載モデルとなっている。APUのRyzen 7 5700Gがグラフィックス処理を担う。それほど性能が高いわけではないので、ゲーミングPCとしてではなくビジネスPCとして見る方が良さそうだ。ゲームプレイにおいてはすでに見てきたとおりHD環境が基本となる。設定もできる限り下げる必要があることを理解しておこう。メモリ16GB、SSD 500GBと構成は必要十分だろう。カスタマイズをせずにそのまま使用したい。
STYLE-M0P5-R75G-DNX(パソコン工房)
CPU:Ryzen 7 5700G
GPU:Radeon RX 6500 XT
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:500W 80PLUS BRONZE
Ryzen 7 5700G×RX 6500 XT搭載のゲーミングPCとなる。RX 6500 XTはNVIDIA GTX 1650 SUPERと同等のゲーミング性能を持つ。設定調整次第で十分ゲームプレイに対応できる。高解像度でのゲームプレイは苦手だ。また、グラフィックボードを搭載したときのRyzen 7 5700Gには期待できない。素直にRyzen 5000シリーズを選択した方が満足度が高そうだ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと構成は十分だろう。電源ユニットは500W BRONZEを採用している。
ZEFT R57G5(セブン)
CPU:Ryzen 7 5700G
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR40-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:750W 80PLUS GOLD
PCケースに「Cooler Master MASTERBOX CM694」を採用した一台だ。Ryzen 7 5800Xを搭載した「ZEFT R33X(現在終売)」よりも3万円程度安く購入できた。グラフィックスにRTX 3060を搭載したゲーミングPCだ。当然Radeon Graphicsと比べるとゲーミング性能は高くなるが、Core i5-13400×RTX 3060搭載モデルに比べるとフレームレートは低くなってしまう。コストパフォーマンスを考えるとイマイチだと言える。AMDが好きな方向けだ。
ZEFT R57G9(セブン)
CPU:Ryzen 7 5700G
GPU:GeForce RTX 3070 Ti
メモリ:DDR40-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:750W 80PLUS GOLD
Ryzen 7 5700G×RTX 3070 Ti搭載のモデルだ。ハイクラスのゲーミング性能を持っている。ここまでグラフィックス性能を上げるとやはりRyzen 7 5700Gでは物足りない。CPUにお金をかけてグラフィックスを落とした方がフレームレートは高くなる。L3キャッシュ容量が少ないことがボトルネックとなりRTX 3070 Tiの性能を引き出せない。メモリ16GB、SSD 500GBという構成だ。
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