gamesuisyoupc人気PCゲームの推奨スペックを検証している。プレイしたいタイトルが決まっている方はぜひ参考にして欲しい。「掲載タイトル一覧表」を見ればすぐに該当のタイトルが見つかるはずだ。ゲームタイトルをあいうえお順で並べた。ゲームカテゴリーで検索したり、要求スペックの高いタイトル順(重いPCゲーム)に並べ替えたりもできる。「ゲーミングPCの選び方」でも記載したとおりゲーム推奨PCから選ぶと初心者の方でも決めやすいのではないかと思う。

当サイトで紹介しているゲーム推奨PCは、できる限り「コスパ最強のゲーミングPCおすすめランキング15選」からピックアップするようにしている。当然コストパフォーマンスが高いモデルの方がいいはずだ。ゲーム推奨あなたの知りたいタイトルがあるかチェックして欲しい。もし、希望のタイトルがない場合はお問い合わせフォームより連絡していただければ、要望の多いタイトルから随時対応していく。




1. 人気のあるゲームタイトルをチェック

モンハンワイルズ Escape From Tarkov 原神
MonsterHunterWILDStop
Core i5-11600K
RTX 4060
efttop
Core i5 3.6GHz以上
VRAM 2GB以上
gensin1
Core i7(第7世代以降)
GTX 1060 6GB
Apex Legends フォートナイト マイクラ
apexlegends
Core i5-3570T
GTX 970
fortnite
Core i5 2.8GHz
GTX 660
minecraft
Core i3
オンボード
Cities: Skylines II パルワールド Ark
citiesskylines2top
Core i7-9700K
RTX 2080 Ti

Core i9-9900K
RTX 2070
ARK Survival Evolved
Core i5-2400
GTX 670

多くのユーザーに人気があるタイトルをピックアップしている。基本的に新しいタイトルは要求スペックが高い傾向にある。最近だとCities: Skylines 2やパルワールドは負荷が高めだ。早期アクセス中のタイトルも最適化が進んでおらず極端に負荷が高くなることがある。モンハンワイルズはアーリーアクセス時の負荷が高いといわれていたが、スペック要件を引き下げる可能性があるということだ。Apex Legendsは標準的で、フォートナイトやマイクラは負荷が軽めだ。もちろん解像度や目指すフレームレートによって異なる。




2. 掲載タイトル一覧(あいうえお順)

・各項目は降順/昇順の並び替えに対応
→ゲーム負荷を並び替えれば”要求スペックが高く重いPCゲームランキング”を確認できる
・ゲームタイトルとジャンルを合わせて掲載
→並び替えればジャンル別のタイトルを確認しやすくなる
・各タイトルの負荷の度合いや公式の推奨環境との乖離状況を掲載
→負荷が高い順からA>B>C>D>E>F>Gとなる。
・公式発表の推奨CPU、グラフィックボード、メモリ、HDDを掲載
→実際の状況と乖離していることもあるので参考程度に留めよう

タイトル ジャンル 負荷 乖離 CPU GPU メモリ 容量
ARK: Survival Evolved(アーク) サバイバル B Core i5-2400 GTX 670/HD 7870 8GB 60GB
Archeage(アーキエイジ) MMO D Core i5 GTS 250/HD 4850 4GB 40GB
Arma 3 TPS D Core i5-4460 GTX 660 6GB
Unturned サバイバル G 3.0 GHz オンボード 8GB
ICARUS ONLINE(イカロスオンライン) MMO F Core i5-2500K/FX-6200 GTX 460/HD 6870 4GB 30GB
Warframe(ウォーフレーム) TPS F Core 2 Duo E6400 8600GT/HD 3600 2GB 10GB
Apex Legends(エーペックスレジェンズ) バトルロワイヤル F Core i5-3570T GTX 970 8GB 22GB
X4: Foundations 経営シミュレーション C Core i7-6700 GTX 1070 16GB 12GB
ECHO OF SOUL(エコーオブソウル) MMO G Core 2 Quad Q9550 GTS 250 2GB 20GB
Escape From Tarkov サバイバル F Core i5 3.2GHz VRAM 2GB(DirectX 11) 8GB 8GB
EL SWORD(エルソード) MO G Pentium4 2.7GHz GeForce 7 Series 2GB 3GB
The Elder Scrolls Online ソロRPG D Quad Core 2.3GHz GTX 560 Ti 3GB 85GB
オーバーウォッチ2 FPS D Core i7 GTX 1650 8GB 50GB
Only Up! アクション C Core i5-10400 RTX 3060 16GB
Counter-Strike 2 FPS G Core i5-750 VRAM 1GB 8GB 85GB
艦これ 戦略シミュレーション G Intel第8世代 オンボード 4GB
GUNDAM ONLINE(ガンダムオンライン) TPS D Core i7 GTX 285/HD 5850 4GB 8GB
KillingFloor2(キリングフロア2) FPS G Core 2 Quad Q9550 GTX 560/HD 6950 4GB 10GB
Grand Theft Auto V アクション B Core i5-3470 GTX 660 8GB
黒い砂漠 MMO B Core i5 GTX 650 / GTX 550Ti 6GB 17GB
kenshi(ケンシ) ソロRPG F Quad Core Pixel shader 3.0対応 16GB 14GB
原神(げんしん) アクションRPG C Core i7(Intel第7世代) GTX 1060 6GB 16GB 150GB
幻想神域-Another Fate- MMO G Pentium4 2.8GHz GeForce 6600 1.5GB 12GB
Call of the Wild: The Angler シミュレーター D Core i7-4770 GTX 1070 16GB
Contraband Police アクション C Core i7-9700 RTX 2060 16GB
サイバーパンク2077 FPS B Core i5-3570K GTX 780 8GB 70GB
THE CREW(ザ・クルー) アクション G Core i7-2600K GTX 670 8GB
三國志14 戦略シミュレーション D Core i7-3770 GTX 1060 8GB
Cities: Skylines 経営シミュレーション D Core i5-3470 GTX 660 6GB 4GB
Cities: Skylines II 経営シミュレーション B Core i7-9700K RTX 2080 Ti 16GB
Sid Meier’s Civilization Ⅵ(civ6) 戦略シミュレーション C Core i5 2.5GHz GTX 770 8GB 12GB
Shadow Arena バトルロワイヤル E Core i5 GTX 970 8GB 10GB
Supermarket Simulator シミュレーター D Core i5-7600K GTX 1060 8GB
Stardew Valley 戦略シミュレーション F 2.0 GHz 0.256GB
777.net(スリーセブン) シミュレーター D Core i5(Intel第3世代) NVIDIA GTS/HD6500 1GB 4GB
STAR WARSバトルフロント FPS C Core i5-6600 GTX 970/R9 290 16GB 40GB
ストリートファイター6 格闘 B Core i7-8700 RTX 2070 16GB
スローン・アンド・リバティ MMORPG A Core i5-11600K GTX 1660 16GB
Sekiro ソロRPG D Core i5-2500K GTX 970/RX 570 8GB 25GB
SEVENTH DARK(セブンスダーク) MMO F Core 2 Duo 2.66GHz GeForce 9500 6GB 6GB
Tank Mechanic Simulator シミュレーター C Core i5-8400 GTX 980 16GB
Team Fortress 2 FPS F 1.7 GHz GTX 1060 16GB 15GB
Tree of Savior(ツリーオブセイヴァー) MMO G Core i3 GTS 450 4GB 10GB
DAYZ サバイバル D Core i5-6600K GTX 1060 12GB 30GB
TemTem(テムテム) MMO E Core i3-6100T GTX 970 8GB 5GB
TERA(テラ) MMO E Core2 Duo E6750 2.66GHz GeForce 8800GT/HD 3870 4GB 60GB
Terraria アクション G Dual Core 3.0 Ghz VRAM 256MB 4GB
Tropico 6(トロピコ) 経営シミュレーション C 3.3 GHz VRAM 4GB 16GB
Hearts of Iron IV 戦略シミュレーション G Core i5-750 GTX 570 4GB 2GB
PowerWash Simulator シミュレーター F Core i5-760 GTX 760 4GB
House Flipper シミュレーター C Core i5-8400 GTX 970 8GB
House Flipper 2 シミュレーター B Core i5-10400 GTX 1060 3GB 8GB
パルワールド(Palworld) サバイバル A Core i9-9900K RTX 2070 32GB
PSO2(ピーエスオー) MMO G Core 2 Duo E6300 7800GT 2GB 20GB
Foundation(ファウンデーション) 経営シミュレーション F Quad Core 3.2GHz GTX 1060 8GB
FF14(ファイナルファンタジー) MMO D Core i5 2.66GHz GTX 660/HD7950 4GB 30GB
Factorio(ファクトリオ) 経営シミュレーション G Quad Core 3GHz VRAM 2GB 8GB
VALORANT(ヴァロラント) FPS G Core i5-4460 GTX 1050 Ti 4GB
FORTNITE(フォートナイト) バトルロワイヤル D Core i5 2.8GHz GTX 660/HD 7870 8GB 2GB
Fallout4(フォールアウト) ソロRPG D Core i7-4790 GTX 780 8GB 30GB
Fall Guys FPS G Core i5/同等のAMD CPU GTX 660 8GB 2GB
プラネットコースター 経営シミュレーション C Core i7-4770 GTX 980 12GB
BLUE PROTOCOL MMO B Core i7-11700 RTX 2070 SUPER 16GB 4GB
Blade & Soul(ブレイドアンドソウル) MMO F Core i5 GTX 650 4GB 30GB
PUBG バトルロワイヤル C Core i3-4340/FX-6300 GTX 660/HD 7850 6GB 30GB
PAYDAY 3 FPS C Core i7-9700K GTX 1080 16GB
崩壊:スターレイル RPG D Core i7 GTX 1060 3GB 8GB 20GB
Borderlands 3 FPS C Core i7-4770 GTX 1060 6GB 16GB 75GB
MineCraft(マインクラフト) アクション G Core i3 オンボード 4GB 1GB
Mount & Blade II: Bannerlord 戦略シミュレーション C Core i5-9600K GTX 1060 3GB 8GB 60GB
Master of Epic(マスターオブエピック) MMO G Core2 Duo E6600 2.4GHz GeForce 8600 GT 2GB 10GB
METAL GEAR SOLID V アクション E Core i7-4790 GTX 760 8GB 28GB
Monster Hunter WILDS アクション A Core i5-11600K RTX 4060 16GB 140GB
Monster Hunter: World アクション D Core i7-3770/Ryzen 5 1500X GTX 1060 3GB 8GB 20GB
Euro Truck Simulator 2 シミュレータ E Quad core CPU 3.0GHz GTX 760 6GB 3GB
League of Legends MOBA E Core i5-3300 GTX 560 4GB -
Rust サバイバル C Core i7-3770 GTX 670 10GB 25GB
Raft サバイバル E Core i5-6600 GTX 1050 8GB
Ring of Elysium バトルロワイヤル G Core i5-2500 GTX 1050 6GB 10GB
World of Warships TPS D Core i3 2.4GHz GTX 460 4GB 30GB
World of Tanks TPS D Core i5-3330 GTX 660 4GB 30GB
World of Warplanes TPS D Core i5(Intel第2世代) GTX 660 8GB

 




3. 公式が発表する動作環境の考察

3.1 推奨動作環境と必要動作環境の定義

ゲームごとにそれぞれ必要動作環境と推奨動作環境のどちらか、あるいは両方が公表されている。最近は推奨環境、必要環境と省略されているので、ここでの記載もそのようにしていく。ほとんどのタイトルでは両方の環境が公表されているが、少し古いゲームでは必要環境のみ、推奨環境のみというのもある。とくに海外のゲームに多い印象だ。この必要環境と推奨環境については、少し誤解を生みやすい言葉なので解説していこうと思う。

まず、必要環境は「ゲームを動作させるために必要な環境」である。ゲームを起動し、動かすことができる最低限の環境だ。これを下回ると、スペック不足で起動することができない。必要環境が低めになっているのは、動作を基準にしているからだ。必要環境はゲームをプレイするために必要な性能を示しているわけではない。

そして推奨環境は「ゲームをプレイするために推奨する環境」だ。ゲームプレイを前提としているので、注意したいのは推奨環境の方だ。推奨環境を満たしていても、ギリギリだと高リフレッシュレートや高解像度には対応しにくい。この推奨環境は、基本的にフルHD、標準設定、60fps程度を基準にしている。ゲームによっては最高設定推奨環境、標準設定推奨環境、144Hz推奨環境など、細かく設定されていることもある。

こういった部分が明記されていない場合は、「フルHDの標準設定で60fpsが出すために必要な性能」ということになる。推奨環境を必ずしも満たす必要はない。推奨環境よりも性能が低くても、標準競ってより下げればフルHDで60fps出せるくらいにはできるはずだ。プレイしたい環境にもよるが、ゲームの推奨環境ギリギリを攻めるよりも少し余裕を持った性能をおすすめしている。間違っても必要環境を基準としたゲーミングPC選びをしてはいけない。

3.2 ゲームによって意味が異なることもある

かなりややこしい話ではあるが、必要環境と推奨環境はゲームや登場した年代で意味が違ってくる。例えば、2010年以前のゲームは推奨環境を満たしていれば快適にプレイできたし、必要環境があればゲームある程度快適にプレイすることもできた。CPUとGPUの性能が向上したことで、必要環境と推奨環境が大きく解離したことが要因だろうか。

長くゲームをしていると、今の必要環境に疑問を抱いてしますはずだ。ゲームの推奨モデルに指定されているゲーミングPCは、かなりの期間必要環境を基準となっていた。その頃は推奨モデルを選んでも快適にゲームがプレイできないという声に溢れていた。これは当サイトを始めようとした動機でもある。2010年頃までは必要環境を基準にしていても問題なかった。

Intel第4世代あたりから徐々に解離が見られ、推奨環境を基準にしなければまともにゲームをプレイできないタイトルが増えた。推奨環境よりも少し余裕を持った方がいいというのは、こういう経緯があるからだ。快適の基準は個人差がある。標準設定で60fps出れば快適と感じる人もいれば、最高設定で144fps出なければ快適ではないと考える人もいる。全ての人の快適に対応することは難しい。

ただ、推奨環境よりもある程度性能が高ければ、少なくとも不満は生まれにくい。2015年以降のゲームは、おおむね「フルHDの標準設定で60fpsが出すために必要な性能」が推奨環境になっているように感じる。これもアップデートで実際の推奨環境が上がっていくこともある。海外のゲームは推奨環境が更新されにくい。Modなどの追加要素もあり、表記されている環境よりも上を目指す方が無難である。




4. BTOメーカーのゲーム推奨PCもチェックしよう

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BTOメーカーが各タイトルごとに推奨ゲーミングPCを販売していることがある。上記はマウスコンピューターが販売するファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー推奨ゲーミングPCに特典としてついてきた初代でぶチョコボぬいぐるみだ。このようなそこでしか手に入らない特典がついているなら積極的に狙いたい。

一方で、魅力的な特典がないのであればあえて選ぶ理由はないだろう。基本的にはBTOメーカーが販売するゲーム推奨PCは通常販売されているモデルの中から推奨環境を満たしたモデルをピックアップして”推奨”の文言を付け足しているだけだ。明らかにオーバースペックではないかと思うモデルや、性能不足ではないかと思うモデルも普通に販売されている。

また、ベースとなったモデルが販売終了しても、継続して販売されることがあるのも悩ましい。つまり、旧型モデルになってもしばらくは販売が続くのだ。あまり知識がない方だと知らずに古いモデルを購入してしまうことにもなりかねない。当初決められた推奨モデルのラインナップが残ることになる。それはより安価で優れた通常モデルが発売されても変わらない。

価格が安くて性能が低いモデルと価格が高くて性能の高いモデルが同じ推奨モデルとして展開されているのは問題だ。どのような環境でのゲームプレイを想定しているのかについての一切の記述がない。ユーザーからするとやはり選びづらいし勘違いをしてしまう可能性がある。価格からおおよその性能を予想するしかない。ゲーム推奨モデルは、そのゲームを快適にプレイできることを前提としている。程

度の違いはあっても、快適かどうかの判断基準がわからない。結果的に選択する基準が価格でしかない。以前はどんなゲーム推奨モデルにも、そのゲームで使えるアイテムやクーポンなどが発行されていた。いつの頃からか、そういったものがほとんど付属されなくなった。これでは、ただ推奨モデルと名のついたゲーミングPCだ。

どんな環境でプレイできるかもわからない、本当に快適にプレイできるかもわからない状態で並べられている。ショップで販売されているゲーム推奨モデルはざっくりと決められているように見える。ゲームに必要な性能と自分の目指したい環境から、選ぶべき性能を導くべきだ。144Hzのような高リフレッシュレートなのか、4Kのような高解像度なのか、60Hzでの安定を目指すのかによって選択肢は変わってくる。

そういった選択肢がはっきりとしていないところに不親切さを感じる。昔のように、推奨モデルなのに推奨環境を満たせないモデルが販売されているよりはマシだが、推奨モデルと冠しているのだから詳細な情報があってもいいはずだ。裏の事情であまり深く解説できないのかもしれない。




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