25万円以上のおすすめゲーミングノートPCを紹介していく。当然最高峰のモデルが手に入る価格帯だ。海外メーカーを中心に高価なモデルが揃っている。Ada Lovelace世代の登場でハイエンドのCPUが選ばれるようになり国内BTOメーカーからもいくつか高価なモデルがリリースされている。この価格帯は青天井だが、予算に余裕がある方は一度目を通してもらえればと思う。デスクトップパソコンに近いゲーム環境を構築することが可能だ。搭載モデルは、「25万円以上のおすすめゲーミングノートPC紹介」で紹介している。
25万円以上という価格帯について
GeForce RTX 4070 Mobile以上のモデルが選択できる
Ada Lovelace世代のモバイル向けハイクラスであるGeForce RTX 4070 Mobileを搭載したゲーミングノートPCを選択できる。旧世代のGeForce RTX 3080 Mobileに近いパフォーマンスを得られる。もちろん予算次第ではGeForce RTX 4090 MobileやGeForce RTX 4080 Mobileを選択することもできる。
最近は240Hz対応の高リフレッシュレートモニターが搭載されたゲーミングノートPCも一般的でゲーム環境にこだわりたい方に最適だ。ここまでくればデスクトップのゲーミングPCにぐっと近付く。CPUについてはメインストリームのHシリーズではなく、ハイエンドのHXシリーズが選択できる。Core i7-14900HXやCore i7-14700HXなどが該当する。
40万円以上の予算となるとフラグシップモデルのCore i9-13980HX/Ryzen 9 7945HXを搭載したモデルもある。少し前まではデスクトップ向けのCPUを搭載したモデルもあったが、ハイエンドのHXシリーズが選ばれるようになってラインナップは消滅した。Metor Lake世代のCore Ultra 9プロセッサー185Hを搭載したモデルもリリースされている。省電力性が高く軽量モデルを探している方は要チェックだ。
犠牲になる部分が大きい点は注意が必要
高性能なゲーミングノートPCには注意すべき点も多い。まず本体が大きく持ち運びには適していないということだ。性能が高いモデルの場合発熱量が大きく排熱対策のために大型のファンを搭載したり、高性能な冷却システムを搭載したりと本体が大きくそして重くなる傾向にある。特にRTX 4090 Mobile/RTX 4080 Mobile搭載モデルの場合本体重量2.5kgを超えてしまう。3.0kg超えのモデルも珍しくない。さすがに2.5kg以上となると気軽に持ち運びができる重さとは言えない。鞄に入れて持ち運ぶのも億劫になるだろう。
もう一つのデメリットが、性能が高いが故にバッテリー駆動時間が極端に短くなるということだ。ゲームプレイ時のバッテリー駆動時間は1時間未満と考えておこう。そうなるとやはり持ち運びをしてゲームを存分に楽しむということは難しい。もっとも省電力モードでゲームをしてもパフォーマンスが落ちてしまうためやはり電源のある自宅などでのゲームプレイがメインとなる。この価格帯に限ったわけではない。
国内BTOメーカーにもラインナップがある
これまで25万円以上のゲーミングノートPCとなると、Dell(エイリアンウェア)・ASUS・MSI・Razer・GIGABYTEなどの海外メーカーが中心だった。ところが、今ではドスパラ・パソコン工房・マウスコンピューターなど国内大手BTOメーカーからも高価なモデルがリリースされている。サポート面でも国内BTOメーカーで選びたいと考えているゲーマーもいるはずだ。もちろんラインナップ数では海外メーカーには及ばないが、国内BTOメーカーにとっては大きな一歩となる。ゲーマーからすると選択肢が増えること自体メリットがある。
25万円以上のおすすめゲーミングノートPC紹介
LEVEL-15WR173-i7-TLX(パソコン工房)
価格:289,800円+送料2,200円
液晶:15.6インチWQHD 240Hz
重量:約2.40kg
CPU:Core i7-13700HX
GPU:GeForce RTX 4070 Mobile
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:ACアダプター
コスパ:調査中
パソコン工房が販売する高性能ゲーミングノートPCだ。CPUにはCore i7-13700HXを、グラフィックスにはGeForce RTX 4070 Mobileを搭載している。Core i7-13700HXはIntel第13世代のハイエンドモデルで16コア24スレッドと高いスペックを持つ。ゲーム実況・動画編集などのクリエイター作業にも最適だ。GeForce RTX 4070 Mobileなどのハイクラスのグラフィックボードとのバランスも取りやすい。高リフレッシュレートでのゲームプレイにも余裕がある。今後登場するタイトルへの対応力も高いと考えてよい。マルチに通用するゲーミングノートPCだと言える。メモリDDR5-4800 16GB、SSD 500GB NVMeと構成はやや平凡だ。バッテリー駆動時間は約3.4時間と短い。会員登録をすれば送料が無料となる。
GALLERIA ZL9C-R47-6B (ドスパラ)
液晶:16.0インチWQXGA 240Hz
重量:約2.30kg
CPU:Core i9-14900HX
GPU:GeForce RTX 4070 Mobile
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:240W ACアダプター
コスパ:調査中
Core i9-14900HX×GeForce RTX 4070 Mobile搭載の高性能ゲーミングノートPCだ。240Hzモニターを活かせる性能の高さが魅力となっている。CPUにはIntel第14世代のCore i9-14900HXを搭載していてバランスも良好だ。24コア32スレッドとハイエンドモデルらしいスペックを持つ。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も十分だ。キーボード品質が高く打鍵感に優れて満足感を得られる。本体重量が2.30kg~と重さがネックとなるので、そこだけは理解しておいて欲しい。バッテリー駆動時間にも期待できない。電源は240W ACアダプター付属だ。
ROG Strix G16 G614JZR(ASUS)
液晶:16.0インチWQXGA 240Hz
重量:約2.50kg
CPU:Core i9-14900HX
GPU:GeForce RTX 4080 Mobile
メモリ:DDDR5-5600 32GB
ストレージ:1TB Gen4 NVMe
電源:330W ACアダプター
コスパ:調査中
Core i9-13980HX×GeForce RTX 4080 Mobile搭載のゲーミングノートPCだ。現行最強の性能を持つ一台となっている。16.0インチ240Hz対応モニターを搭載している。ディスプレイはWQXGAで高解像度でのゲームプレイを追求するための一台だ。ゲーミングノートでも一切の妥協をせずにゲームを楽しめるだろう。Tri-Fanテクノロジー採用で冷却性能も高い。7つのヒートパイプ搭載で効率的に冷やすことが可能となる。背面全体と側面に通気孔を設け熱の排出も効率的に行える。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も充実している。本体重量は約2.50kgと重いが、16.0インチモデルとしては及第点だ。
Stealth-16-MercedesAMG-A1VGG-063JP (MSI)
液晶:16.0インチWQXGA 240Hz
重量:約1.99kg
CPU:Core Ultra 9 プロセッサー 185H
GPU:GeForce RTX 4070 Mobile
メモリ:DDR5 64GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:240W ACアダプター
コスパ:調査中
メルセデスAMGモータースポーツとのコラボレーションモデルだ。ポーチ・USBドライバー・専用ACアダプター・ケーブル対・ゲーミングマウス・ゲーミングマウスパッド・ポストカード・限定デザインカラーボックスなど豪華特典が付属となる。16.0インチWQXGAディスプレイを搭載している。240Hz対応で滑らかなゲームプレイが可能だ。FPSなどの対戦ゲームで有利になる。本体重量は約1.70kgと軽量だ。軽量化ができるのは次世代のCore Ultra 9プロセッサー185H搭載によるものだ。旧世代のCore i9シリーズと比べて大きく性能が伸びているわけではないが、省電力性が向上している。16コア22スレッドの高パフォーマンスモデルだ。AI専用プロセッサーを搭載しているのも特徴と言える。クリエイティブな作業にも対応しやすい。グラフィックスにはハイクラスのGeForce RTX 4070 Mobileを搭載している。高解像度でのゲームプレイにも対応可能だ。メモリDDR5 64GB・SSD 1TB NVMeと充実した構成を持つ。キーボードはsteelseries製の高耐久RGB対応モデルだ。こだわりが感じられる一台といえる。
ROG Zephyrus G16 GA605WV(ASUS)
液晶:16.0インチWQXGA 240Hz
重量:約1.85kg
CPU:Ryzen AI 9 HX 370
GPU:GeForce RTX 4070 Mobile
メモリ:LPDDR5X-7500 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:200W ACアダプター
コスパ:調査中
ASUSが販売するハイエンドクラスのゲーミングノートPCだ。Ryzen AI 9 HX 370×GeForce RTX 4070 Mobile搭載で高いパフォーマンスを期待できる。Ryzen AI 9 HX 370は最新のRyzenシリーズのフラグシップモデルで12コア24スレッドと驚異的なスペックを誇る。GeForce RTX 4070 Mobileの性能を引き出すなら高いCPU性能は心強い。WQXGA(2,560×1,600)モニターを活かせる。MMORPGを高解像度で楽しむことも容易だ。高リフレッシュレートでのゲームプレイを考えているならCPUのボトルネックを避けるためにもRyzen 9シリーズの採用は理にかなっている。メモリLPDDR5X-7500 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。本体重量も約1.85kgと軽くて持ち運びもしやすい。
Stealth-16-AI-Studio-A1VHG-3003JP (MSI)
液晶:16.0インチ4K+ 120Hz
重量:約1.99kg
駆動時間:最大5時間(動画再生)
CPU:Core Ultra 9 プロセッサー 185H
GPU:GeForce RTX 4080 Mobile
メモリ:DDR5 32GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
コスパ:調査中
16.0インチ4K+ディスプレイを搭載したハイエンドモデルだ。本体重量が約1.99kgと軽い。CPUにはMeteor Lake世代のCore Ultra 9 185Hを搭載している。16コア22スレッドと高いスペックを誇る。グラフィックスにはAda Lovelace世代のハイエンドモデルであるGeForce RTX 4080 Mobileを搭載している。4K環境でのゲームプレイにも対応可能だ。解像度を落とせば高リフレッシュレートでのゲームプレイも現実的といえる。メモリDDR5 32GB・SSD 1TB NVMeと価格帯にふさわしい構成となっている。バッテリー駆動時間は約6時間だ。税込50万円と高価なモデルだが性能や構成を考慮すれば納得できるだろう。
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