
フルタワーケースを採用したゲーミングPCを紹介していく。BTOメーカーが販売するモデルは落ち着いたデザインが多く物足りなさを感じる方もいるだろう。市販品でもできるだけPCケースにこだわりたいと考えている方はこのフルタワーケースをチェックして欲しい。高級感があり、デザイン性に優れたモデルが多い。
フルタワーケースのデメリットは本体の大きさと価格の高さだ。フルタワーではGeForce RTX 5090やGeForce RTX 5080などハイエンドモデルが中心となることもあって価格が高くなるのは仕方がない。搭載モデルは、「人気のフルタワーゲーミングPCランキング【2026年】」で紹介している。2025年1月31日にマウスコンピューターのゲーミングブランドG TUNEのフルタワーケースが一新された。クリアガラスパネル採用の今風のデザインで注目している。
BTOパソコンのラインナップはそれほど多くない
BTOメーカーでのフルタワーケースの取り扱いは少ないと考えておこう。各メーカーのラインナップを見るとわかるはずだ。大手BTOメーカーのTSUKUMOではフルタワーケースが消滅してしまった。ケースの主流はミドルタワーやミニタワーであることがわかる。マウスコンピューターやドスパラならフルタワーモデルが複数用意されている。
マウスコンピューターでのミニタワーモデルは60種類を超える。それに対してフルタワーモデルは30種類のみだ。今は新フルタワーケースが登場したことで旧フルタワーも併売されているが、旧フルタワーの販売が終了とあんればさらに数は少なくなるはずだ。フルタワーになると高性能なパーツを採用したモデルのみとなってしまうのでどうしても数は少なくなってしまう。ゲーマー全体で見ると90%以上の方(ノートパソコンは除く)はミドルタワーあるいはミニタワーを購入していると考えている。
自作PCでも主流はミドルタワーとミニタワーで、販売されているフルタワーケース自体種類が少ない。そう考えると仕方のないことだ。それでもマウスコンピューターやドスパラなど大手メーカーでもフルタワーのモデルを選択できるのでぜひチェックして欲しい。他の人があまり選ばないからこそこだわりを持ったゲーミングPC選びをしよう。
フルタワーケースを選べるBTOメーカーを紹介
- マウスコンピューター(G TUNE FG/FZ・NEXTGEAR HD)
- ドスパラ(GALLERIA Sシリーズ・EATX対応EXケース)
- サイコム(カスタマイズでFractal Designなどのフルタワーケースを選択可)
PCケースにこだわりたい方向けに、フルタワーを選べる主要メーカーをまとめた。2026年はマウスコンピューター(G TUNE FG/FZ)とドスパラ(GALLERIA Sシリーズ)が二強で、どちらも最新ケースにARGBファンと強化ガラスを採用している。サイコムはケース自体を選べるので、Fractal DesignやLian Liなどお気に入りのフルタワーで組みたい方に向く。価格はマウス→ドスパラ→サイコムの順に高くなる傾向だ。
BTOメーカーが販売するフルタワーケース一覧
G TUNE新フルタワー(G TUNE)幅240mm×奥行500mm×高さ510mm 349,800円~ |
G TUNE旧フルタワー(G TUNE)幅220mm×奥行490mm×高さ501mm 339,900円~ |
NEXTGEAR新フルタワー(マウスコンピューター)幅205mm×奥行427.5mm×高さ470mm 179,800円~ |
Cooler Master MasterFrame 600 Silver(セブン)幅261mm×奥行531mm×高さ544mm 589,380円~ |
ASUS ROG Strix Helios(セブン)幅250mm×奥行591mm×高さ565mm 350,680円~ |
Cooler Master COSMOS C700M(セブン)幅306mm×奥行650mm×高さ651mm 384,780円~ |
ASUS ROG Hyperion GR701(セブン)幅268mm×奥行659mm×高さ639mm 592,680円~ |
MSI Aegis(MSI)幅240mm×奥行551mm×高さ511mm 423,000円~ |
我王(アプライドネット)幅230mm×奥行447mm×高さ447mm 269,800円~ |
Konaotoshi(アプライドネット)幅266mm×奥行556mm×高さ612mm 798,800円~ |
IKAZUCHI BEAST(アプライドネット)幅225mm×奥行525mm×高さ640mm 253,000円~ |
LIGHTNING(アプライドネット)幅225mm×奥行580mm×高さ450mm 149,800円~ |
GALLERIA UE-Series(ガレリア)幅235mm×奥行き628mm×高さ593mm 699,980円~ |
G-Gear neo(TSUKUMO)幅235mm×奥行512mm×高さ548mm 209,800円~ |
どれもデザインのインパクトが強い。高さが500mmを超えるとフルタワーケースとしてもよいかもしれない。マウスコンピューターのNEXTGEARブランドの新フルタワーは高さが470mmとなっているが、公式サイトでもフルタワーとして販売されているためここで紹介している。ミドルタワーケースと比べて一回り大きいためスペースの問題はしっかりと考える必要がある。参考までにミドルタワーケースのサイズを記載しておく。ガレリアシリーズは幅220mm×奥行き440mm×高さ480mmだ。パソコン工房のミドルタワーケースのサイズは幅220mm×奥行き493mm×高さ465mmとなる。
フルタワーの特徴&強みを解剖
とにかくかっこいい!
フルタワーになると玄人向けの要素が出てくるためデザインにもこだわりが見られる。とにかくオシャレでかっこいいので部屋のインテリアとしても映えること間違いなしだ。SNSなどでも注目されるだろう。オーソドックスなケースでは満足できない方は要チェックだ。BTOメーカーが販売しているオリジナルのミドルタワーやミニタワーはいい意味で万人受けするデザインになっている部分がある。
これは潜在的な顧客の数が最も多く奇抜なデザインにすることが難しいから仕方がない。また、安く販売するためにコストをカットせざるを得ないだろう。ただし、BTOメーカーが販売するパソコンでも上位モデルになるとコストを考える必要がなくなりデザイン性の高い社外のケースが採用されていることもある。
機能性&拡張性がずば抜けている
フルタワーになると機能性や拡張性は圧倒的になる。本体が大きいので内部の余裕も多くなるし、機能面でも自由度が高くなるので当然だろう。中には複数のラジエーター搭載にも対応するケースもある。エアフローがしっかりしているため排熱性能も高くハイエンドなパーツを組み合わせても問題ない。オーバークロックをする場合でもたくさんのファンを搭載して対応できる。
将来性の高さに繋がる部分だ。GeForce RTX 4070 Ti以上、Core i9シリーズ/Ryzen 9シリーズといったハイクラスのパーツを選択したいと考えているならフルタワーも選択肢に入るのではないだろうか。オーバークロック対応の倍率ロックフリーモデルに最適だ。反対にミドルクラスのパーツではフルタワーは宝の持ち腐れとなる。機能性・拡張性を生かした最適なゲーミングPC選びをしよう。
価格が高い
| メーカー | マウスコンピューター | マウスコンピューター |
|---|---|---|
| ブランド名 | G TUNE | G TUNE |
| イメージ | ![]() |
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| 製品名 | G TUNE FG-A7A7X | G TUNE DG-A7A7X |
| ケース | フルタワー | ミニタワー |
| 価格 | 429,800円 | 399,800円 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D | Ryzen 7 9800X3D |
| CPUクーラー | 水冷(360mm) | 水冷(240mm) |
| GPU | RX 9070 XT | RX 9070 XT |
| メモリ | DDR5-5600 32GB | DDR5-5600 32GB |
| SSD | 2TB Gen4 NVMe | 2TB Gen4 NVMe |
| 電源 | 850W GOLD | 850W GOLD |
| チップセット | B650 | A620A |
| 公式 | 公式 | 公式 |
フルタワーになるとどうしても価格が上がってしまう。
構成のミニタワーやミドルタワーと比べて数万円高いということもある。上記はG TUNEブランドの価格を比較したものだ。GPU及び構成に差はあるものの同じ70番台のグラフィックボードを搭載したモデルで95,000円もの価格差がある。ケースにコストが掛かるのでそれが反映されている形だ。
ハイエンドモデルのラインナップが中心となる
BTOパソコンの場合はフルタワー=ハイエンドモデルとなるのが一般的で、必然的に価格の高いモデルしかラインナップにないとも言える。例えば、GeForce RTX 5090・GeForce RTX 5080・GeForce RTX 5070 Ti・Radeon RX 9070 XTなどだ。
CPUは上位モデルであるCore Ultra 9 285K・Core Ultra 7 265K・Ryzen 7 9800X3D・Ryzen 9 9950X・Ryzen 7 9700Xなどが選択されることが多い。さすがにこれらのCPUとの組み合わせとなると価格は上がる。予算がある方であれば魅力的な選択肢となることは間違いない。少しでも安くゲーミングPCを購入したいならミニタワーやミドルタワーを選択するべきだろう。

G-Tuneブランドのフルタワーケースのラインナップでは、GPUはGeForce RTX 5090やGeForce RTX 5080を、CPUはCore Ultra 9 285KやRyzen 7 9800X3Dなどのハイエンドが選べる。

対してミニタワーモデルでは最上位のGPUはGeForce RTX 5070で、CPUもCore Ultra 9 285やRyzen 79 800X3Dまでとなる。明らかに差別化が図られている。
人気のフルタワーゲーミングPCランキング【2026年】
フルタワーは各メーカーの最上位ケースに採用されることが多く、価格は40万円前後からとなる。ここでは国内BTOメーカーの現行フルタワーモデルを製品マスタから選んだ。価格・在庫は自動更新している。ゲーム性能だけで選ぶなら同じ構成のミドルタワーの方が安いので、「40万円以上のおすすめゲーミングPC」も合わせて確認して欲しい。
| モデル | リンク | 価格(税込) | コスパ | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
マウスコンピューターカスタマイズで光るG TUNE FG-A7G7T(TGS2026出展記念モデル第2弾)ハイエンド | 399,800円 | 9.5 | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 Ti | DDR5 32GB | 1TB Gen4 NVMe | |
マウスコンピューターNEXTGEAR HD-A7A7X(ホワイト)ハイエンドクーポンあり | 474,800円 | 7.8 | Ryzen 7 9800X3D | RX 9070 XT | DDR5 32GB | 1TB Gen4 NVMe | |
マウスコンピューターカスタマイズで光るG TUNE FZ-I7G7T(TGS2026出展記念モデル第1弾)メモリ64GB搭載の限定モデルハイエンド納期 4営業日 | 499,800円納期 4営業日 | 9.4 | Core Ultra 7 270K Plus | RTX 5070 Ti | DDR5 64GB | 1TB Gen4 NVMe | |
マウスコンピューターG TUNE FG-A7G80ハイエンド | 704,800円 | 7.9 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 | DDR5 32GB | 2TB Gen4 NVMe | |
ドスパラ標準で光るGALLERIA SMR9E-R58-GL Ryzen 9 9950X3D搭載フルタワー(EATX)・ガレリア最上位Sシリーズハイエンド | 824,980円 | 7.2 | Ryzen 9 9950X3D | RTX 5080 | DDR5 64GB | 2TB Gen5 NVMe | |
マウスコンピューターG TUNE FZ-A9G90スタンダード | 1,479,800円 | 6.7 | Ryzen 9 9950X3D2 Dual Ed. | RTX 5090 | DDR5 64GB | 2TB Gen4 NVMe |
※ 価格・スペックは製品マスタから自動反映。コスパは当サイト独自指標。横にスクロールすると全項目を確認できます。「公式」で販売サイトへ、「詳細」で各モデルの解説へ移動します。
G TUNE FG-A7G7T(マウスコンピューター)
コスパ
9.5
- RTX 5070 Ti搭載の高コスパモデル
- メモリ32GB、SSD 1TBと十分な構成
- 水冷クーラー・無線Wi-Fiと充実装備
- 期間限定モデルとなる
- CPUとGPUのバランスはそこそこ
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NEXTGEAR HD-A7A7X(マウスコンピューター)
コスパ
7.8
- 水冷クーラーなど充実の構成
- 基本保証が3年間と長い
- 価格が高め
- サイズ感はミドルタワー相当
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G TUNE FZ-I7G7T(マウスコンピューター)
コスパ
9.4
- 7 270K Plus×RTX 5070 Ti搭載のハイエンドモデル
- メモリDDR5 64GB、SSD 1TBとずば抜けた構成
- 水冷クーラー・Wi-Fi対応と装備充実
- 期間限定モデルで購入可能時間が短い
- 499,800円と絶対価格が高い
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G TUNE FG-A7G80(マウスコンピューター)
コスパ
7.9
- メモリ32GB・SSD 2TBのずば抜けた構成
- 1000W PLATINUM電源で万全
- 70万円台と価格は高め
- マルチコア性能は8コアで平凡
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GALLERIA SMR9E-R58-GL Ryzen 9 9950X3D搭載(ドスパラ)
コスパ
7.2
- EATX対応の大型フルタワー「EXケース」で拡張性・冷却性が最上級
- Ryzen 9 9950X3D×RTX 5080・64GBメモリ・2TB Gen5 SSDと全部入り
- 360mm水冷・1000W GOLD電源が標準
- 価格が高くゲーム性能だけなら半額のミドルタワーと変わらない
- 幅235×奥行628×高さ593mm・約28kgと巨大で設置場所を選ぶ
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G TUNE FZ-A9G90(マウスコンピューター)
コスパ
6.7
- 2基のCCDに3D V-Cache搭載の希少モデル
- メモリ64GB・SSD 2TBの圧倒的構成
- プレミアム価格でコスパ度外視
- 従来モデルとの性能差は大きくない

G TUNE旧フルタワー(G TUNE)
NEXTGEAR新フルタワー(マウスコンピューター)
Cooler Master MasterFrame 600 Silver(セブン)
ASUS ROG Strix Helios(セブン)
Cooler Master COSMOS C700M(セブン)
ASUS ROG Hyperion GR701(セブン)
MSI Aegis(MSI)
我王(アプライドネット)
Konaotoshi(アプライドネット)
IKAZUCHI BEAST(アプライドネット)
LIGHTNING(アプライドネット)
GALLERIA UE-Series(ガレリア)
G-Gear neo(TSUKUMO)






