当ページでは、Cities: Skylines(シティーズスカイラインズ)の必要スペックと推奨PCを検証した。おすすめモデルについては、「Cities: SkylinesにおすすめのゲーミングPC」で解説している。新しい「Cities: Skylines II」は別記事でまとめているので参考にしていただければと思う。
当ページの目次
Cities: Skylinesの必要環境と推奨環境
公式の必要動作環境及び推奨動作環境はモデルが古くわかりづらい。推奨動作環境のCore i7-2700K自体それほど性能が高いCPUではない。GeForce GTX 580も性能は低い。正直新しめのモデルであればどれでも問題はなさそうに思える。やや不安が残る構成だ。当サイトとしてはCPUはCore i5-13400、グラフィックスはRTX 3050を推奨している。DLS・Modを使うならもう少し余裕を持った方がよい。メモリについては16GB以上がおすすめだ。
Cities: Skylinesの必要スペックを検証
CPUとメモリを重視するのが吉
Cities: Skylinesにおいては街の進捗によって負荷が変わる。序盤は何もなく、マップも狭いことからロークラス程度の性能でもキビキビ動作する。しかしながら、徐々に街が発展し、マップが広がることで負荷も大きくなってくる。渋滞の発生や工場などの小さなエフェクトによりCPU負荷が非常に高くなりやすい。また、DLCはともかく、Modの中には負荷が増大するものがある。
GPU負荷もそれなりに大きくなるものの、性能に関してはCPUとメモリを中心考えよう。グラフィックの負荷はある程度抑えられるが、CPUやメモリ消費に関しては設定で対応しにくい部分があるからだ。Cities: Skylinesの必要動作環境と推奨動作環境はここ数年で大きく変化した。特にCPUは世代が進み、メモリ容量は倍増している。このことから、アップデートやDLCによりCPUとGPUの負荷は大きくなりやすいことが分かる。
CPUとメモリの要求スペックが大きく伸びたと言っても、CPUはCore i5-13400F、メモリは16GBあればいい。これは今あるゲーミングPCでは最低限の性能でもおおむねクリアできる。対して、GPU性能はそれほど大きく伸びていない。いや、むしろ下がっているのではなかと思える程度だ。必要となるグラフィックパフォーマンスは変わらず、CPUの処理性能とメモリの消費が大きくなっていることが推奨環境からも分かる。
DLCやModを使うなら性能に余裕をもたせよう
登場した2015年から変わらずアップデートがあり、DLCも追加され続けている。ただ、アップデートにしても、DLCのような追加コンテンツにしても、今あるシステムの中に追加していくものだ。グラフィックが突如綺麗になるというようなことはない。今までなかった建築物が増えるというだけなので、GPUの要求スペックが上がらないのも納得だ。どのような状況でCities: Skylinesをプレイしたいのかを基準にスペックを考えるべきだ。
DLCやワークショップのアイテムを含むModなどを使用するなら当サイト基準の推奨スペックよりも少し余裕を持たせていく方がいい。当サイトの推奨環境はある程度快適にプレイできることを前提にしたミドルクラスだ。そのミドルクラスでは終盤30fpsにまで下がる可能性がある。設定を大きく下げれば60fpsに届かない程度になる。Cities: Skylinesは街を走る車が増えてくると負荷が高まる。街づくり系のゲームは序盤と終盤での負荷の差は非常に大きい。
GPU性能はRTX 3070を上限程度に考えるくらいでいいが、CPUとメモリはハイエンドクラスを目指してもよさそうだ。具体的に言うとCore i9、メモリ32GBあたりまでは腐りにくいように思う。WQHDや4KでのゲームプレイではGPU性能も必要になる。メモリはカスタマイズや増設で対応しよう。Cities: Skylinesを快適にプレイするには、一定の性能とメモリ容量が必要だ。
Core i7以上、RTX 3060 Ti以上を搭載したモデルであれば、メモリは32GBあっても腐ることはない。快適にプレイすることを考えれば32GBある方がよいこともある。このあたりは同時に起動するアプリケーション等にも影響する。一切何も起動させず、Cities: Skylinesのみであるなら16GBでも対応できる。標準で32GB搭載したモデルは高い性能を有したモデルが中心で価格が高くなりやすい。必要だと考えるならカスタマイズや増設で対応することになる。
少しずつスペックアップを図るのも一つの方法
最初からカスタマイズするよりも、必要に応じて増設する方がよいように思う。増設したものの不要だったということがないようにしたい。もちろん、メモリ容量はあっても困ることはない。注意したいのはMagnateシリーズのようなミニタワーモデルはメモリスロットが2つしかないことだ。例えば、Magnate MVの場合はメモリ8GBx2でメモリスロットを専有している。この場合、メモリ容量を16GB以上にするには最低でもどちらか一方のメモリを外すことになる。
こうなると余りが生じてしまい、無駄なパーツとなってしまう。GALLERIA XA7R-R36Tのようなモデルになるとメモリスロットが4つあり、8GBx2であっても2スロット空いているので増設は容易だ。ここで紹介しているMagnateシリーズは性能的にメモリを持て余してしまうので増設するようなことはない。それでも、メモリ容量を増設するなら、カスタマイズで対応する方が無駄がなくていい。
性能が不足していると中盤以降、カクつきが目立ち出す。動かなくなることはないが、1桁fps付近にまで落ちるとまともにゲームプレイは難しい。これを配信やDiscordの共有を用いると特にフレームレートが落ちる。最高設定で快適にプレイとなると、本格的にハイエンドクラスが要求されることになるだろう。高リフレッシュレートでのゲームプレイに恩恵があるわけではないジャンルだ。60fpsを基準に考えた方がいい。
Cities: Skylinesの概要
シンプルなが奥深い街づくり
Cities: Skylinesは建てる家を細かく指定するようなことはできない。消防署や警察署などの役割を持つ建築物は指定できるが、基本的には住宅地・商業地・工業地を範囲で指定する。そこに何が建つかまでは指定できないので、この点ではシンプルなゲーム性に見える。注意点として消防署や警察署やゴミ収集の範囲でカバーしなくてはならず、街の大枠をしっかり作らなければ一気に崩壊することもある。
また、それらに掛かる経費から赤字なりやすく、建てまくればよいという単純なものでもない。特にゴミ収集は多ければカバーできる範囲も増えるものの、同時に渋滞を引き起こす可能性も出てくる。Cities: Skylinesはいかに渋滞を緩和していくかを考えるゲームになっていきがちだ。消防署等が1つでカバーできる範囲に街を築くと渋滞で商業や工業が上手く進まなくなり、分散させ過ぎると経費が掛かる。
常にバランスとの戦いがある。警察署が無ければ治安が悪くなり、住宅地から家が消えていく。これはゴミ収集でも同じだ。消防署がカバーできなければ、火事で建物が消えていく。どこからどこまでが範囲内か道沿いに表示されるので親切設計である。ただし、常にその範囲をカバーできるわけではない。
道が混んでいるとそこで詰まり、緊急車両やゴミ収集車は目的地にたどり着くことができない。幅広くカバーさせ過ぎると手が足りず、結局は崩壊が始まる。余裕を持たせつつバランスを維持することがCities: Skylinesでは重要なテーマである。建物を細かく建設するシムシティとは違い、街全体の枠組みを作ることがCities: Skylinesである。
インフラ整備がゲームの醍醐味
Cities: Skylinesはインフラが全てと言っても過言ではない。上下水道・電気・道だ。下水を排出するパイプの下流に水道に使うパイプを使用すると下水が上ってくる。これはそれほど難しいことではない。ただ、街が大きくなるにつれて、水の供給源が重なりやすくなり、いつの間にか下水道と上水道が繋がってしまうことがある。基本的なことながら、見落としやすい要素でもある。
次に重要なのは電気だ。電気が通っていないと住宅や工場などの建築物は稼働しなくなる。放置が長くなると、一帯で住民や会社が消えていく大幅な収入減となる。新しい区画を作る時は電力や水が足りているか、常に目を光らせなければならない。街を管理するという点では、Cities: Skylinesよりもバランスのよいゲームはないのではないか。
だからこそ、登場から7年以上が経った今でも人気なのだろう。インフラ整備の最大の醍醐味であり、難関は道路整備だ。交通渋滞は全ての機能を麻痺させてしまう。トロピコシリーズでも大きな課題となるように、街づくり系にはついて回る問題だ。Cities: SkylinesのAIはなるべく短距離を走ろうとするので渋滞が起きやすい。
横道を作っても解決しにくく、いかに信号を作らないかがキーになる部分もある。そこで採用されるのがラウンドアバウトだ。一方通行をメインの道すると渋滞を緩和しやすい。反面、一方通行であるため緊急車両等が遠回りを強いられることもあるのでここもバランスが大事だ。高速道路を整備すると、流入や移動距離の拡張を見込める反面、入り口や下り口で渋滞が発生しやすくなる。
1つをカバーするために施策を続けると迷路のような道が出来上がり、管理が困難になっていく。いかに効率よく車を通すかを考えていくことが最もCities: Skylinesを楽しんでいる時間のようにさえ思える。傍から見ていると苦行のようなことも、プレイしていると楽しい。そして多くの時間を奪い、時間泥棒と言われる所以となっている。
楽しみ方はユーザー次第
当該タイトルにも目的。ゴールは一応存在する。ただそうはいっても現実社会と同様に、街づくりに終わりはない。自分で決めたゴールを定めるというプレイ方法もある。金満都市を目指すことも、おもしろさを求めたネタ都市を造ることも一つの楽しみ方だ。長く新鮮な気持ちで楽しめることがCities: Skylinesが人気の理由だ。また、ある程度慣れると序盤の金策等は安定してくる。
自分なりのテンプレートが出来上がると作業効率はかなりよくなる。そしてそれらを改良していくのも楽しさの一つだ。同じコンセプトを持ってしても、同じような街にならない。それぞれの個性が出る街になっていくのも見ていて楽しいものだ。離れたところに小さな街を造り、徐々に都会になって行く様は爽快感すら感じられる。追加コンテンツとしてDLCがあり、ワークショップのアイテムやModもある。
今もアップデートが続いているからこそ、新たな楽しみ方が生まれる。最近では日本の鉄道をテーマにしたDLC「Cities: Skylines – Content Creator Pack: Railroads of Japan」が2023年5月23日に登場した。区域によってそれぞれの国を基調とした街づくりというのもできる。有料ながら、公式から展開されるDLCは選択する価値のあるものばかりだ。
もっとも、コンセプトややりたいことに合わせて選択する必要はある。それでも、様々な選択肢があることは喜ばしいことだ。少しオーバーな言い方をすれば、無限に遊ぶことのできる街づくりゲームだ。シミュレーションという大きなジャンルでくくってもCities: Skylinesはトップクラスの人気を誇っている。
Cities: SkylinesにおすすめのゲーミングPC
Magnate MT 第13世代Core(ドスパラ)
価格:113,980円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:6.8
Magnate MTはCities: Skylinesを快適にプレイするために最低基準にするべきモデルだ。ゲーミングPCではなく、一般向けモデルながら推奨環境を満たしている。ゲーミングPCとの違いはケースとチップセット程度で、基本的なゲーム性能に差異はない。そのため、安価な選択肢としておすすめしやすい。性能自体はそれほど高くないので注意してもらいたい。60fpsの安定を目指せるものの、DLC等によっては少し負荷が掛かる。終盤は60fpsの安定が難しいこともある。エントリークラスとしては十分だが、本格的なゲームプレイには多少の制限が必要になる。
Magnate MV(ドスパラ)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.5
Magnate MVは、Magnate MTのGPUと電源を強化したモデルだ。GPU性能がCities: Skylinesに与える影響を考えれば選択する価値はある。ただし、CPU性能はCore i5-13400Fのままなので、劇的な改善を見込むのは難しいかもしれない。これはプレイする環境や状況に左右される部分なので明言しにくい。Cities: Skylines以外のゲームへの対応力は大幅に向上するため、他のゲームをプレイする可能性があるならMagnate MVを基準に考えよう。
GALLERIA XA7R-R46T 5700X搭載(ドスパラ)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.2
GALLERIA XA7R-R36TはCore i5-13400Fよりも少し性能の高いRyzen 7 5700Xを搭載している。Cities: Skylinesをより快適にプレイするには目指したいモデルだ。また、GPUにはRTX 4060 Tiを採用しているため、汎用性が高く他のゲームも快適にプレイできる。高リフレッシュレートでゲームをプレイするには、このくらいの性能が必要だ。本格的にPCゲームを始めるならおすすめしたい。少し価格は高く感じるかもしれないが、この性能帯では最安値クラスである。
GALLERIA RA7C-R46T SSD500GB搭載(ドスパラ)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.6
Core i7-13700FはRyzen 7 5700Xよりも高い性能を有している。Cities: Skylinesを終盤まである程度快適にプレイするためには見ておきたい。設定を最高にしなければかなり高いフレームレートに期待ができる。ゲーミングPCらしいデザインも評価に値する。性能も見た目も優れているのでおすすめしやすい。ミドルクラスにカテゴライズされるが、少し前まではハイクラスのモデルだったことからも、実用性は十分と言える。
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ゲーミングPCでないと起動すら出来ないと思い込んでいたのですが、それは違うらしいと知り
windows11 i3-9100 メモリ8GB のスリムPCで遊んでみたら、任天堂switch版よりも人口増やせました。
同じ会社のもっと古いゲーム『Cities in Motion 2』は ryzen7 1700 RTX2060 メモリ24GB(ツクモ G-GEAR)でも交通機関を都市全域に張り巡らせようとするとモッサリ・・・
こういう点が生半可な価格だと解決しないのならwindows11対応の新しいゲーミングPCは敢えて高いのを買うべきか迷ってしまいます。
後継作の『Cities: Skylines II』の推奨環境が
RTX 2080 Ti (11GB) | Radeon RX 6800 XT (16GB)
になってて大変ショックです(検索すると10~15万円のグラボらしいです)
ノートパソコンでも5万人程度の都市を開発できました。
【環境】
・Windows10 Pro 64bit
・intel Core i3-4000M(2.4GHz)
・メモリー8GB
・intel HD Graphics 4600
少し”もっさり”した感じ。
金がないので、当分はこれで我慢かなぁ・・・。