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当ページでは、GeForce GTX 1050 Tiの性能比較&ベンチマーク検証をしている。GeForce GTX 1050 Tiは、Pascal世代のエントリークラスのグラフィックボードでMaxwell世代のGTX 950の後継モデルだ。補助電源不要のライトなグラフィックボードとなっている。すでに登場しているGeForce GTX 1050とGeForce GTX 1060の隙間を埋めるエントリークラスとして登場した。価格を抑えた必要最低限の性能で人気を博した。
2025年時点における性能は高いとは言えないものの最新のゲームでもギリギリ対応することができる。解像度か設定を下げるのが必須だ。予算に余裕があれば次世代のGeForce GTX 1650がよい。RAW現像や動画編集などゲーム以外で使用するライトなグラフィックボードとして現在も選択肢に入れてもよい。CPU内蔵グラフィックスとの性能差は明らかだ。
2022年4月頃まではG-Tuneから搭載モデルがリリースされていたがすでに販売終了となっている。半導体不足の影響もあって旧世代のGeForce GTX 1050 Tiが一時的に復活していた形だ。6年経過後も販売を継続しているのは異例だと言えるだろう。中古ゲーミングPCを探している方は「GeForce GTX 1050 Ti搭載の中古ゲーミングPC一覧」を参考にしてほしい。古いモデルということもあって価格はやすくなんと2万円台から購入できる。
GeForce GTX 1050 Tiの概要
基本スペック
GTX 1050 Ti | GTX 1650 | GTX 950 | |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Pascal | Turing | Maxwell |
プロセス | 14nm | 12nm | 28nm |
GPU | GP107 | TU117 | GM206 |
トランジスタ数 | 33億 | 47億 | 29.4億 |
ダイサイズ | 132 mm² | 200 mm² | 228 mm² |
CUDAコア | 768基 | 1152基 | 768基 |
コアクロック | 1290MHz | 1506MHz | 1024MHz |
ブーストクロック | 1392MHz | 1708MHz | 1188MHz |
GPUメモリ | GDDR5 4GB | GDDR5 3GB | GDDR5 2GB |
メモリクロック | 7.0 Gbps | 8.0 Gbps | 6.6 Gbps |
メモリバス | 128 bit | 128 bit | 128 bit |
メモリバス帯域幅 | 112.0 GB/s | 128.0 GB/s | 105.6 GB/s |
FLOPS | 2.0T TFLOPS | 2.7 TFLOPS | 1.8T TFLOPS |
TDP | 75W | 75W | 90W |
補助電源 | 不要 | 不要 | 1x 6-pin |
MSRP | $139 | $149 | $159 |
中古価格 | 8,980円 | 11,980円 | 4,980円 |
発売日 | 2016/10/25 | 2019/04/23 | 2015/08/20 |
GeForce GTX 1050 Tiの長所は、GeForce GTX 950の後継機GeForce GTX 1050よりも性能が高いことだ。そして、GeForce GTX 1050と同じく補助電源を使用しない省電力性の高さが魅力だと言える。GeForce GTX 1050 TiとGeForce GTX 950は型番的にも比較すべき対象ではない。しかし、GeForce GTX 950 Tiのような製品が存在していないため、各世代で価格の近い製品としてピックアップした次第だ。
価格から見て分かる通り、GeForce GTX 1050 TiはGeForce GTX 950よりも安く性能が高い製品である。そして消費電力の低さから、ビジネス向けのパソコンにも搭載しやすい性能である。このGeForce GTX 1050 Ti登場から、ゲーミングPCではない一般向けのパソコンにもグラフィックボードが多く搭載されるようになった。
GeForce GTX 950はゲームへの対応力が少し物足りなかった。GeForce GTX 1050にしても同じだ。GeForce GTX 1050 Tiは設定次第でゲームが快適にプレイできる。$139という低価格から、価格をそこまで上げずに選べるグラフィックボードとして人気を高めた。
基本的なスペックについてもGeForce GTX 950と比べて大きく進化している。プロセスが28nmから14nmへと微細化された。これによってパワー効率の向上と省電力性の向上を見込める。グラフィックボードの重要なポイントと言える部分だ。トランジスタ数が13%増えているにも関わらずダイサイズは42%もコンパクトになっている。すべてプロセスの微細化による恩恵だ。
CUDAコア数は768基から変更なしだ。コアクロックは25%高く、ブーストクロックも18%高い。また、メモリ容量も倍増で4GBとなった。メモリクロックは10%速くなってメモリ帯域は少しだけ広くなっている。FLOPSも11%高い。TDPは16%低く補助電源が不要だというのはすでに述べたとおりだ。
GeForce GTX 1650は次世代の最下位モデルである。さらにプロセスの微細化が進み12nmとなる。トランジスタ数は43%増えてダイサイズも50%大きくなった。これだけ十分性能アップを見込めそうだ。CUDAコア数も50%増えて1152基に到達している。コアクロックは17%高く、ブーストクロックも22%高い。メモリ容量は1GB減って1GBとなる。GeForce GTX 1050 Tiが唯一上回っている点だ。メモリクロックはGeForce GTX 1650の方が1.0 Gbps速く結果的にメモリ帯域も15%増えている。GeForce GTX 1650もTDPは共通で補助電源は不要だ。
処理性能の指標であるFLOPSは、GeForce GTX 950とGeForce GTX 1050 Tiでは0.2T FLOPSの差。GeForce GTX 1050 TiとGeForce GTX 1650では0.7T FLOPSの差が生じている。このFLOPSは性能ではなく処理性能を表す指標である。この数値がそのまま性能に直結しているわけではない。コアクロックとブーストクロック、CUDA COREが数値に関係している。
この数値に差があるということは、基本的な構造が大きく変化した事を表している。こうしてみるとGeForce GTX 1650が優れているように見える。しかし、GeForce GTX 1050 Tiと比較すべきはGeForce GTX 1650 SUPERである。GeForce GTX 1650を比較にしたのは価格が近いからだ。そう、GeForce GTX 1050 TiはGeForce GTX 950よりも安く登場した。この低価格は現行の最下位モデルでも超えることが出来ていない。GTX 1050 Ti最大の魅力はその時代最高のコストパフォーマンスなのだ。
性能
GeForce GTX 1050 Tiは、前世代のGeForce GTX 950に対して27%ほど性能が高い。後継モデルであるGeForce GTX 1650はGeForce GTX 1050 Tiに対して23%ほど性能が高くなっている。この性能グラフは標準的な負荷で計測された数値である。GeForce GTX 1050 TiとGeForce GTX 1650に80%以上の負荷を掛けた場合、性能差は20%程度に抑え込まれる。
負荷に関しては耐えられる幅に大きな違いがない。つまり、GeForce GTX 1650は軽い負荷で性能を発揮し、負荷が高くなるにつれてパフォーマンスが落ちていくのだ。クロックの伸びに対して、メモリ周りの改善がされていないことが原因だろうか。最新のゲームではGeForce GTX 1050 TiもGeForce GTX 1650も体感的にはあまり変わらないこともある。
それでも一般的には次世代モデルのGeForce GTX 1650と比べると差を付けられている。ゲーム用途では少し厳しくなっているだろう。GeForce GTX 950からの伸びもそこまで大きいわけではないもののゲームとビジネスを両立できグラフィックボードとして現在も支持されている。その後Ampere世代のエントリークラスであるRTX 3050が登場した。性能差は90%とかなり大きい。2024年2月にはGPUメモリ容量を抑えたRTX 3050 6GBが登場した。GeForce GTX 1050 Tiよりも50%程度性能が高い。
GeForce GTX 1050 Tiの「50 Ti」という型番は60番台と50番台のよさを持つハイブリッドなモデルだ。本格的なゲームプレイには頼りなくても、実用に耐えうる性能を持っている。ただ、性能から見て、ゲーム用途では次世代の登場で買い替え対象となってしまうだろう。ゲーム目的のグラフィックボードとして見ると、製品寿命が短いのが50番台の弱点だ。性能以外の部分に目を向けなければ、優れたグラフィックボードとは言えない。
現時点でのGeForce GTX 1050 Tiの評価【2025年】
今尚残る旧世代のグラフィックボード
GeForce GTX 10シリーズの中ではGeForce GTX 1060 3GBが圧倒的な人気を誇っていた。GeForce GTX 1050 Tiはその影に隠れながらも、低価格で一定の人気は確保していたように思う。省電力性の高さは、どんなパソコンにも取り付ける事ができた。ライトゲーマーやビジネスPC兼用モデルを求めるユーザーに支持されたグラフィックボードだ。性能よりも選びやすさと価格が特徴となっている。そのため、ゲーマーからの支持はそこまで高くなかった。
性能の高いゲーム向けのグラフィックボードは、次世代の登場で存在意義を失う。一方で、GeForce GTX 1050 Tiのようなライトな性能のグラフィックボードはゲーム以外の用途でも存在を確立できる。第9世代のCore iシリーズはCPU内蔵GPU機能を持たないモデルが登場している。補助電源を使用しない省電力性に長けるグラフィックボードとしてGeForce GTX 1050 Tiは再度注目を集めた。
ゲーム向けではないグラフィックボードにGT 1030がある。映像を描写するだけならGT 1030の方が適している。一方で、簡単なゲームやDirect Xを使用するようなアプリケーションではGTX 1050 Tiの性能が求められた。現行のGeForce GTX 16シリーズにはGT 1030の後継機が無い。そこでGeForce GTX 1050 Tiに白羽の矢が立った。GeForce GTX 10シリーズ搭載モデルの中で、現在でも残っているのはGeForce GTX 1050 Tiだけである。
作業のためのマルチモニター環境や、CPU内蔵GPU機能を持たないCPU搭載モデルに重宝される。GT 1030と比べて、消費電力は高めである。それでも、出来ることの幅が広がるGeForce GTX 1050 TiはGTX 1030よりも人気があった。ゲーム以外の用途で言えば、GT 1030だけではなく、GeForce GTX 1050のような製品もある。しかし、コストパフォーマンスという点ではGeForce GTX 1050 Tiが頭一つ抜けている。
最低設定に落とし、解像度を下げてしまえば最新のゲームにも対応する事ができる。フルHDでは厳しくても、設定次第で対応できる幅の広さが人気の要因なのだろう。コアなゲーマーは避けても、ゲームもプレイしたいユーザーには最適である。
GeForce GTX 1650 SUPERの登場で御役御免
GeForce GTX 1050 Tiは現在でも用途を限れば通用するグラフィックボードである。しかし、それはGeForce GTX 1050 Tiの中古価格がGeForce GTX 1650の価格より安い事が前提である。現行のGeForce GTX 16シリーズでGTX 1650の後継モデルであるGeForce GTX 1650 SUPERが登場して、GeForce GTX 1650が中古市場に多く流れた。
中古価格でGeForce GTX 1650とGeForce GTX 1050 Tiはほとんど価格差がない。せいぜい2,000円程度である。こうなると、GeForce GTX 1050 Tiを選択するメリットも失われてしまうことになる。CPUと違ってチップセットで搭載できるモデルが固定されていない。同じ価格で同等以上のスペックがあるなら、最新のグラフィックボードの方の方が良い。
コストパフォーマンス・性能・省電力性・価格とGeForce GTX 1050 Tiの長所は全てGeForce GTX 1650に飲み込まれる形となった。今GeForce GTX 1050 Tiを使用しているなら、GeForce GTX 1650に買い換える必要は無いので安心して欲しい。GeForce GTX 1650の新品価格は税込み21,500円程度だ。GeForce GTX 1050 Tiの中古価格が税込み20,000円ほどである。当然ゲーム目的ならGeForce GTX 1650の方が優れた選択肢だ。
ただ、GeForce GTX 1650が選びやすい価格に落ち着いた時点で、GeForce GTX 1050 Tiを選択するメリットは無かったのかもしれない。ゲームを主な目的としなければ、少しでも安い方が優位である。そうなるとGT 1030がより際立つ選択肢だ。ゲーム以外でなら優れたグラフィックボードだったGeForce GTX 1050 Tiは、現在存在意義を失っている。新たにGeForce GTX 1050 Tiを選択するくらいならGeForce GTX 1650を選ぶべきだ。
中古を選ぶなら税込み1万円以下を探そう
GeForce GTX 1050 Tiの中古価格は9,980円~とかなり安くなっている。2023年の始め頃は13,800円前後で販売されていたので、30%程度安くなっている。その後一時的に結果的に8,000円前後で購入できていた時期もある。GeForce GTX 1650との価格差も広がり中古で選ぶ理由が生まれた。高望みさえしなければ現在でも通用するグラフィックボードだ。それが1万円以下で購入できるなら悪くない。
ただし、性能自体は価格相応で将来性が高いわけではない。最新のゲームを見る限り製品寿命は短く近い将来に買い替えを迫られることになるはずだ。グラフィックボードの進化に合わせてゲームも進化している。レイトレーシングやDLSSといった新しい技術も登場している。
かつてはゲーミングPCに搭載されていたグラフィックボードで、現在も通用するタイトルは存在しているのも事実だ。全く使い物にならないわけではないが、快適な環境を構築することを考える上ではおすすめできる製品ではない。ゲーム以外の用途には最適だが、ゲーム目的では最適とは言えない。パソコンの買い換えなどで一時的にゲームで使うぐらいなら問題にはならない。
GeForce GTX 1050 Tiの発売当時の評価
単体での買い替え検討中の方向け!
GeForce GTX 1050 Ti搭載モデルについては既に触れているが、上と下との価格差が少なく微妙なポジションだ。ただし、グラフィックボード単体であればGTX 1050よりも優れた性能であるため選択肢として活きる。
GeForce GTX 1050 Tiは補助電源無しのグラフィックボードで最大の性能を誇っている。そのため、電源を交換する必要がほとんど無いのが最大の特徴だ。この特徴から、GeForce GTX 1050 Ti搭載モデルを選択するよりも、GTX1050Tiを単体で購入して交換や増設を行うほうが恩恵が大きい。例えば、今GeForce GTX 750 Ti、GeForce GTX 750、GeForce GTX 950当たりを所有している方であれば交換するメリットがあると言える。
グラフィックに拘らないライトユーザーにはよい!
ゲームを軽くプレイできればそれでいいというライトゲーマー向けの製品だが、設定さえ落とせばほぼ全てのゲームをプレイすることができる。コストパフォーマンスにしても言えることであり、ゲーミングPCとして考えるなら上のGeForce GTX 1060 3GBを選択することになるはずだ。
グラフィックに拘らなければこれ一つでそれなりにゲームを堪能できるというわけだ。ゲームはグラフィックやBGMや雰囲気を楽しむ一面もあるが、本質であるゲームを楽しむことが一番だ。他の要素ではなく、メインコンテンツを満足にプレイできるならグラフィックの質はあまり気にしない。そんなストイックなユーザーにとっては有力な選択肢となる。ただ、それはGeForce GTX 1050にも言えることなので、やはり搭載モデルとしては中途半端なのがネックだ。
BTOパソコンではラインナップが少ない
GeForce GTX 1050 Ti搭載のゲーミングPCは非常に少ない。基本的にはドスパラで販売しているモデルが中心となるだろう。搭載モデルのゲーミングPCの価格帯は90,000円から130,000円程度となる。グラフィックボード単体での価格は20,000円と少しと言ったところだ。GeForce GTX 1060との兼ね合いもあり非常に微妙な価格設定だ。価格も割安とまではいかないので、できればGeForce GTX 1060 3GB以上を検討すると良いだろう。
例えば、ドスパラの「GALLERIA DH」とG-Tuneの「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TD」はほぼ同じ価格だが、後者はGeForce GTX 1060 3GBを搭載していて優れている。このように価格差はあってないようなものなのは選択が難しい。ショップとしてもGeForce GTX 1050同様扱いが難しいモデルなのだと言える。
GeForce GTX 1050 Tiのベンチマーク
Ashes of the Singularity
GeForce GTX 1050 Tiは、GeForce GTX 960よりも高いフレームレートを出している。下位モデルであるGeForce GTX 1050よりも27%性能が高くゲーム適性は向上する。GeForce GTX 1060 3GBとの差は57%とかなり大きい。ここまで上げるとゲームプレイ時の快適性はアップする。
Battlefield 1
GeForce GTX 1050と比べると18%フレームレートが高い。GeForce GTX 950からでもそれほど変わらない。Tiになると50番台でも余裕が生まれる。GeForce GTX 1060 3GBになるとツーランク以上パフォーマンスが向上している。
Rise of the Tomb Raider
GeForce GTX 1050との性能差は20%ほどと大きい。Radeon R9 380と同等のフレームレートだ。GeForce GTX 960との差は5%で近い性能だと言える。上位モデルであるGeForce GTX 1060との差は50%とかなり大きい壁があることがわかる。できればGeForce GTX 1060 3GBを選択したい。
GeForce GTX 1050 Ti搭載の中古ゲーミングPC一覧
価格は安く20,000円~購入可能だ。すでに発売から8年以上が経過して古くなったことが要因だろう。性能的にもぎりぎりのラインだ。基本的にはGeForce GTX 1650やGeForce GTX 1060 6GB以上のモデルを選択する方がよいように思う。中古ゲーミングPCの選び方で迷っているならおすすめ中古ゲーミングPC特集も読んでいただければと思う。購入前のチェックポイントなどをまとめている。
GTUNE PL-B560-1050Ti
価格:50,800円(送料込)
CPU:Core i5-11400F
GPU:GeForce GTX 1050 Ti
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 256GB
電源:非公開
マザボ:非公開
コスパ:調査中
Core i5-11400F×GeForce GTX 1050 Ti搭載の一台だ。マウスコンピューターのハンドル付きミニタワーケースとなる。キューブ型に近く持ち運びがしやすいというメリットがある。Core i5-11400FはIntel第11世代の高コスパモデルで十分なゲーム適性を持つ。GeForce GTX 1050 Tiとのバランスもよい。メモリ16GB・SSD 256GBと構成は最小限に留まる。
Aurora Ryzen Edition R10
価格:65,682円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 5800X
GPU:GeForce GTX 1050 Ti
メモリ:DDR4 16GB
ストレージ:SSD 1TB
電源:非公開
コスパ:調査中
ゲーマーからの人気が高いエイリアンウェアのゲーミングPCだ。旧世代のモデルだが今でもこのケースを選ぶユーザーもいる。見た目重視で選んでも後悔はしないだろう。メモリ16GB・SSD 1TBと構成も十分だ。
TSUKUMO G-GEAR
価格:100,800円(送料込)
CPU:Core i9-9900K
GPU:GeForce GTX 1050 Ti
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB
電源:非公開
マザボ:非公開
コスパ:調査中
TSUKUMOのゲーミングブランドG-GEARの高性能モデルだ。CPUにCore i9-9900Kを搭載しているのが強みだ。8コア16スレッドと現行モデルと比べても見劣りしない。GeForce GTX 1050 Tiとのバランスがよいわけではなく圧倒的にCPU寄りだ。メモリ32GBと大容量でクリエイティブ作業にも適している。ストレージはSSD 1TBを搭載している。
GeForce GTX 1050 Ti搭載おすすめBTOパソコン
G-Tune PL-B-1050Ti(G-Tune)
価格:99,800円(税込)
CPU:Core i5-11400F
GPU:GeForce GTX 1050 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:500W BRONZE
GeForce GTX 1050 Ti×Core i5-11400搭載のゲーミングPCだ。エントリークラスのモデルとなるがやはりGeForce GTX 1650搭載モデルと比べると魅力に乏しい。価格が10万円以下になったのは嬉しいが、できれば背伸びをしてGeForce GTX 1650搭載モデルを選択したいところだ。メモリ16GB、SSD 256GBと構成は平均的だ。ゲームをメインに考えている方にはおすすめしにくい。電源ユニットは500W BRONZEを採用している。
G-Tune PM-A-1050Ti(G-Tune)
価格:109,800円(税込)
CPU:Ryzen 5 5600X
GPU:GeForce GTX 1050 Ti
メモリ:DDR4-3200 8GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:500W BRONZE
GeForce GTX 1050 Ti×Ryzen 5 5600X搭載のゲーミングPCだ。G-Tune PL-B-1050TiのCPUがRyzen 5 5600Xに換装されたモデルだと考えるとわかりやすい。ただし、メモリ容量は半減の8GBとなる。CPUの価格が高いため構成を落とすしかなかったのだろう。グラフィックス性能がそれほど高くないことからおすすめ度が低いことに代わりはない。設定を下げればゲーム自体に対応はできるが2023年時点ではやはり物足りなさが残る。
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