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当ページでは、Core i5-10300Hの性能レビュー及び搭載ゲーミングノートPCの紹介をしている。モバイル向け”H”シリーズの中でも手頃なCore i5-10300Hが登場した。ゲーミングノートPC向けCPUとして主流のCore i7-10750Hと比較しながらそのパフォーマンスを見ていこう。コストパフォーマンスが高いCPUではないが、価格を抑えたい方には魅力的な選択肢となるはずだ。

よくわかる!!Core i5-10300Hの特徴まとめ

コードネームComet Lake
プロセス14nm++
コア/スレッド数4コア/8スレッド
定格/最大クロック2.5 GHz/ 4.5 Ghz
L3キャッシュ8MB
TDP45W
発売日2020年05月22日
価格$250
コメント 10万円以下のゲーミングノートPCを探している方向け
性能はCore i7-10750Hより30%前後落ちてしまう
評価 ・総合評価
7.0

・ゲーム評価
6.0

Core i5-10300Hの基本情報

基本スペック

 Core i5-10300HCore i7-10750HCore i5-9300H
メーカーIntelIntelIntel
プロセス14nm++14nm++14nm++
コードネームComet LakeComet LakeCoffee Lake-R
CPUコア数4コア6コア4コア
スレッド数8スレッド12スレッド8スレッド
定格クロック2.50 GHz2.60 GHz2.40 GHz
最大クロック4.50 GHz5.00 GHz4.10 GHz
L3キャッシュ8MB12MB8MB
対応メモリDDR4-2933DDR4-2933DDR4-2666
内蔵グラフィックスUHD GraphicsUHD GraphicsUHD Graphics 630
TDP45W45W45W
価格$250$395$250
発売日Q2'20Q2'20Q2'19
Core i5-10300Hのスペックについて前世代のCore i5-9300Hと比較しながら見ていこう。実は、Comet LakeとCoffee Lake-Rについて大きな違いがあるわけではない。プロセスも同じ14nm++を採用していてリフレッシュモデルに近いと言える。4コア8スレッドとコア数及びスレッド数も同じだ。この時点でそれほど大きくパフォーマンスが向上していないと想像するのは容易いだろう。なお、内蔵グラフィックスについても名称は異なるものの中身は同等だ。

違っているのは定格クロック及び最大クロックと対応メモリとなる。定格クロックが2.40GHz→2.50GHzと僅かに引き上げられ、最大クロックが4.1GHz→4.5GHzへと10%高くなっている。さらに、メモリ規格もDDR4-2666からDDR4-2933へとアップグレードされた。消費電力や価格は同じだ。全く性能が向上していないというわけではないが、順当な結果だと言える。

上位のCore i7-10750Hになるとコア及びスレッドがそれぞれ50%高くなる。それでいて定格クロックが4%アップ、最大クロックが12%アップと大きく性能が向上する。L3キャッシュも50%アップして12MBとなり余裕が生まれる。ゲーミングノートPC向けらしいハイパフォーマンスなモデルだ。その分単体価格が上がり、搭載モデルの価格も上がってしまう。

AMD製CPUと比較

 Core i5-10300HRyzen 5 4600H
メーカーIntelAMD
プロセス14nm++7nm
コードネームComet LakeZen 2
CPUコア数4コア6コア
スレッド数8スレッド12スレッド
定格クロック2.50 GHz3.00 GHz
最大クロック4.50 GHz4.00 GHz
L3キャッシュ8MB8MB
TDP45W45W
価格$250-
発売日Q2'20Q2'20
モバイル向けRyzen 4000シリーズとも比較していこう。ついに、Intelの独壇場を壊すべくAMDからもモバイル向けCPUが登場した。同じ”5”を冠したモデルであるRyzen 5 4600Hだ。Ryzen 5 4600Hは、6コア12スレッドとIntel Core i5-10300Hよりもコア数/スレッド数が多い。定格クロックも20%高く、最大クロックは11%低い。

ゲームプレイについては最適化の影響もあってIntel製CPUが優勢だ。一方で、一般的なアプリケーションではRyzenシリーズが有利だろう。もっともこれはデスクトップ向けCPUでも同様の傾向が見られる。基本的にはゲームプレイを考えるならCore i5-10300Hを選択するべきだろう。

Intel Core i5-10300Hの特徴

”U”シリーズの最上位Core i7-10710Uより性能が高い

Core i5-10300Hは、ハイクラスの”H”シリーズを冠したCore i5シリーズのCPUだ。上位にCore i7やCore i9シリーズがあってそのエントリークラスという位置付けになる。このHシリーズは、その性能の高さからゲーミングノートPCやクリエイターPCに採用されることが多い。CPU内蔵グラフィックスが高いというわけではない点は注意しておこう。

このCore i5-10300Hは、エントリークラスとは言ってもHを冠しているだけあってパフォーマンスは高い。省電力モデルの”U”シリーズの最上位モデルであるCore i7-10710Uよりも性能が高い。省電力モデルでは思うように使用できないという方は必見だ。パフォーマンスを重視される方には魅力的な選択肢となる。

低価格帯のゲーミングノートPCに搭載される

ゲーミングノートPCの中でも価格が安い順から見るとこのCore i5-10300H搭載モデルが多いことに気付くだろう。単体価格が$250(約28,000円)と上位のCore i7-10750Hの$395(約44,000円)よりも30%程度安く価格を抑えたい方向けだと言える。この単体価格がゲーミングノートPCの価格にもしっかり反映される形だ。

ベンチマークを見るとわかるが、Core i7-10750Hと比べるとワンランク性能は落ちてしまう。特にゲーミングノートとして使用するならギリギリのラインだと考えて欲しい。CPUがボトルネックとなってしまう可能性があることは理解しておこう。当サイトでは基本的に上位のCore i7以上を推奨するというスタンスだ。

ラインナップは少なく主流になることは考えにくい

Core i5-10300Hを搭載したゲーミングノートPCのラインナップは少なくなるはずだ。これはこれまでのCore i5シリーズでも同様だった。その要因としては、グラフィックボードとの組み合わせるパターンの少なさが挙げられる。性能的にRTX 2060以下のグラフィックボードと合わせることになる。そうしないとCPU性能がボトルネックになってしまいパフォーマンスを100%引き出せないからだ。

結果的にどのようなグラフィックボードともバランスを合わせやすいCore i7-10750Hよりもラインナップが少なくなってしまうのだ。それほどグラフィックボード性能が必要ないという方でコストを抑えたい方は検討してみて欲しい。

Core i5-10300Hのベンチマーク一覧

Cinebench R20

cinebenchcinebenchr20-handbrake-i5-10300h

CPUのレンダリングをスコア化できる定番のベンチマークソフトだ。Core i5-10300Hは、前世代のCore i5-9300Hよりも6%-7%程度パフォーマンスが向上している。アーキテクチャが変わっていないことを考えると、最大クロックが10%程度伸びたことによるものだ。シングルスレッド性能では3%の伸びに留まる。これを見るとわかるとおり上位のCore i7-10750Hになると一気にパフォーマンスが向上する。50%近くパフォーマンスが高くなるのはやはり差が大きいと言える。

Handbreak

handbrakehandbrake-i5-10300h

動画のエンコードに掛かる時間を計測している。Core i5-9300Hよりも6%向上している。やはりここでもCore i7-10750Hのパフォーマンスの高さが光る。基本的にはCore i5-10300Hを選ぶよりもCore i7-10750Hを選択するべきだろう。特にCPU性能が求められがちなゲーム用途ではなおさらだ。

Core i5-10300H搭載のゲーミングノートPC一覧

GALLERIA GCL1650TGF(ドスパラ)

GALLERIA GCL1650TGF価格:99,980円
液晶:15.6インチ 144Hz
重量:約2.1kg
駆動時間:約6.5時間
CPU:Core i5-10300H
GPU:GeForce GTX 1650 Ti
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
公式

GTX 1650 Tiを搭載したゲーミングノートPCだ。従来のGTX 1650よりもパフォーマンスが引き上げられている。Core i5-10300Hとのバランスは良好だ。性能的にもバッテリー駆動時間は約6.5時間と長めに設定されている。メモリ16GB、SSD 500GB NVMe対応とこのクラスでは十分な構成だ。

GALLERIA GCL2060RGF5(ドスパラ)

GALLERIA GCL1650TGF価格:129,980円
液晶:15.6インチ 144Hz
重量:約2.1kg
駆動時間:約3.9時間
CPU:Core i5-10300H
GPU:GeForce RTX 2060
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
公式

「GALLERIA GCL1650TGF」のグラフィックボードをRTX 2060に換装したゲーミングノートPCだ。グラフィックス性能が上がったことでバッテリー駆動時間が約3.9時間と短くなってしまっている。それでもパフォーマンスを追求したい方には最適だ。Core i5-10300Hと合わせるならここまで限界だろう。レイトレーシングやDLSSを利用できるのも素晴らしい。メモリ16GB、SSD 512GB NVMe対応と構成も抜群だ。

GF63 9SC GF63-9SCX-008JP(MSI)

GF63 9SC GF63-9SCX-008JP価格:98,800円
液晶:15.6インチ 60Hz
重量:1.86 Kg
駆動時間:最大7時間
CPU:Core i5-10300H
GPU:GeForce GTX 1650 MAX-Q
メモリ:DDR4 8GB
SSD:256GB NVMe
HDD:非搭載
公式

GTX 1650のコンパクト版であるGTX 1650 MAX-Qを搭載したモデルだ。パフォーマンスは少し落ちるもののその分本体を小さくすることができる。重量約1.86kgと持ち運びもしやすい。ゲーム向けだけではなくクリエイター向けのモデルとしてもおすすめできる。メモリ8GB、SSD 256GB NVMe対応と構成は控え目だ。

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