ryzen33300x画像引用元:https://www.amd.com/en/

当ページでは、Ryzen 3 3300Xの性能レビュー及び搭載モデルの紹介をしている。Zen 2を採用した新しいRyzen 3シリーズが登場した。Ryzen 3 3300Xは、同じく発売開始となったRyzen 3 3100の上位モデルということになる。

$120という価格が魅力的で、性能的に競合であるCore i5-9400Fの40%ほど安く購入することが可能だ。現在搭載されてBTOパソコンは発売されていないが、もしラインナップに入ったらお得なゲーミングPCが生まれるかもしれない。

よくわかる!!Ryzen 3 3300Xの特徴まとめ

総合評価7.0
ゲーム評価6.0
価格約15,000円
発売日2020年5月20日

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Ryzen 3 3300Xの基本情報

基本スペック

 3 3300X3 31005 3500
メーカーAMDAMDAMD
プロセス7nm7nm7nm
コードネームZen 2Zen 2Zen 2
CPUコア数446
スレッド数886
定格クロック3.8 GHz3.6 GHz3.6 GHz
最大クロック4.4 GHz3.9 GHz4.1 GHz
L3キャッシュ16MB16MB16MB
TDP65W65W65W
価格$120$99$129
発売日2020年05月20日2020年05月20日2020年02月22日
上位モデルであるRyzen 5 3500と下位のRyzen 3 3100と比較しながらスペックを見ていく。いずれのCPUもZen 2でプロセスは7nmとなっている。ついにZen 2採用のRyzen 3シリーズが登場したということだ。Ryzen 5 3500とほぼ同じ価格設定だ。Ryzen 3 3300Xは、4コア8スレッドとなっている。Ryzen 5 3500と比べるとコア数は50%少なく、スレッド数は50%多い。パフォーマンス的には同等だと考えて良いだろう。

Ryzen 3 3300Xの最大の魅力はそのクロック周波数の高さだ。定格クロック3.8GHz、最大クロック4.4Ghzとかなり高くなっている。Ryzen 3 3100と比べるとそれぞれ6%、13%高い。ただし、これだけではRyzen 3 3100との性能差20%を説明できない。実は内部的に大きな違いがあってしっかりと差別化が図られているのだ。

Ryzen 3 3300Xは、同じCCX(CPU complex)内の4つのコアがすべて有効化されていてもう一つのCCXは無効化されている。つまり、CCX同士のやり取りは発生せず物理的にレイテンシ(遅延)が発生しないのだ。また、16MBのL3キャッシを活かしやすい。一方、Ryzen 3 3100は、2コア4スレッドのCCXを2基搭載していて有効化されている。つまり、負荷が掛かるとレイテンシが発生してしまうのだ。L3キャッシュが8MBずつ分散されているのも非効率化に繋がってしまう。

Intel製CPUと比較

 3 3300Xi5-9400Fi7-7700K
メーカーAMDIntelIntel
プロセス7nm14nm++14nm
コードネームZen 2Coffee Lake-RKaby Lake
CPUコア数464
スレッド数868
定格クロック3.8 GHz2.9 GHz4.2 GHz
最大クロック4.4 GHz4.1 GHz4.5 GHz
L3キャッシュ16MB9MB8MB
TDP65W65W91W
価格$120$182$305
発売日2020年05月20日2019年2月1日2017年1月4日
Intel製CPUで似た性能を持つ二つのモデルと比較していこう。一つが第9世代Core i5-9400Fで価格は$182、もう一つが第7世代Core i7-7700Kで価格は$305だ。3年という月日が流れて価格は大幅に下がっていることがわかる。

Core i7-7700Kと比較するとまずプロセスが14nm→7nmと半分になっている。その分パワー効率が高くなりユーザーに対してのメリットが大きくなる。CPUコア及びスレッド数は同じだ。クロック周波数については4.2GHzに対して3.8GHz、最大クロックは4.5GHzに対して4.4GHzとなっている。クロック周波数に関してはCore i7-7700Kの方が上回っている。L3キャッシュは8MBに対して倍増の16MB、TDPは65Wに対して91Wと優秀だ。全体的に見ればパフォーマンスは向上していると考えて良い。

Core i5-9400Fと比較するとプロセスが14nm++とマイナーチェンジが行われているもののCore i7-7700Kと変わらない。CPUコア6、スレッド数6コアとRyzen 5 3500と似たスペックであることがわかる。定格クロックはRyzen 3 3300Xの方が高く圧倒している。定格クロックは30%、最大クロックは8%高い。L3キャッシュも倍増でTDPも引き下げられていて理想的だ。

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Ryzen 3 3300Xの特徴

上位のRyzen 5 3500と同等以上の性能を発揮する

ryzen 3 3300x-seinouRyzen 3 3300Xは、上位モデルであるRyzen 5 3500よりも高い総合性能を持つCPUだ。クロック周波数が高いこともあって10%近くもパフォーマンスが高い。Ryzen 5 3500もおよそ3ヶ月前に出たばかりの新しいモデルだがこれだと立ち位置が曖昧になってしまう。それだけRyzen 3 3300Xのポテンシャルの高さに期待が持てる。

各種ベンチマークなどを見る限りクロック周波数の高さがプラスに働いているようだ。安定したフレームレートを計測している。ゲームプレイを考えるのであればRyzen 5 3500よりもRyzen 3 3300Xが良いかもしれない。ただし、もう少しデータが待つまでは様子を見ることを推奨する。

低価格帯では圧倒的なコストパフォーマンスを持つ

$100前後の価格帯ではトップクラスに高いコストパフォーマンスを持っている。これまでAMDはミドルクラス以上のCPUに力を入れていたがついにこの価格帯にも本格的に参入してきた。Intel製CPUの供給不足もあって勢いを増すことは必至だ。

上位モデルのRyzen 5 3500よりも7%安く性能は10%近く高い。国内価格がどのぐらいで落ち着くかはわからないが、登場価格次第では革命を起こすかもしれない。搭載ゲーミングPC価格にも期待が持てる。ただし、次のマザーボードの問題が解決してからだ。

B550チップセットマザーボードの発売はまだ

Ryzen 3 3300Xの発売に合わせてB550チップセットのマザーボードの発表も行われた。6月中旬頃には市場に出回るのではないだろうか。安価でかつ従来モデルよりも高性能になっている。グラフィックボードとNVMeストレージをサポートするPCle 4.0搭載がB550マザーボードの最大のポイントだ。

また、4つのPCle 3.0、4つの固定されたSATA 6 Gbpsポート、6つのUSB 2.0ポート、2つのUSB 3.0ポートそして2つのUSB 3.1ポートを持つ。より安価なマザーボードが登場するまではRyzen 3 3300X搭載モデルの本領発揮とはいかない。

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Ryzen 3 3300Xのゲームベンチマーク一覧

ゲームのスコア計測方法はフルHD環境でグラフィックボードを統一してCPUの性能を計測している。単位はfpsでフレームレートを指している。

60fpsが快適の基準とされているが、CPU性能を図るためのものであるため今回はその差を見て判断して欲しい。高性能なGTX 1080を搭載しての計測のため数値が高くなる傾向にあるからだ。

Hitman 2

hitman2

Ryzen 5 360097.3
57.7
Ryzen 3 3300X96.4
57.1
Ryzen 5 3500X95.0
54.9
Core i5-9400F88.9
51.2
Core i7-7700K84.7
48.9
Ryzen 3 310082.0
48.0
平均fps最小fps
Ryzen 3 3300Xのパフォーマンスの高さが光る。3年前のフラグシップモデルであるCore i7-7700Kよりも15%程度フレームレートが高い。さらに、現行のCore i5-9400Fよりも9%も上回る。価格帯を考えると素晴らしい結果だ。Ryzen 5 3600とほぼ同等の性能となっていることからコストパフォーマンスは高いことは間違いない。

Far Cry 5

farcry5

Core i5-9400F118.1
94.8
Ryzen 5 3600115.7
90.8
Ryzen 3 3300X113.1
89.0
Ryzen 5 3500X112.6
90.1
Core i7-7700K111.0
86.2
Ryzen 3 310095.9
74.5
平均fps最小fps
Far Cry 5ではRyzen 3300Xよりも4%フレームレートが高い。それでもRyzen 5 3500Xをも上回っているのは驚きだ。Ryzen 5 3600とほぼ同等だと言える。Zen 2コアを持ったRyzen 3シリーズの性能には期待できる。

Ashes of the Singularity: Escalation

ashesofthesingu

Ryzen 5 360043.1
37.3
Ryzen 3 3300X41.4
36.6
Core i7-7700K34.7
29.0
Ryzen 5 3500X34.5
28.3
Core i5-9400F34.2
29.4
Ryzen 3 310033.4
28.1
平均fps最小fps
当該タイトルはコアとスレッドも重要だが、クロック周波数もまた重要な役割を果たす。Intel製CPUが苦戦する結果となった。Ryzen 3 3300XがCore i7-7700KやRYzen 5 3500Xを圧倒していることからもわかるだろう。Core i7-7700Kとの差は20%も高くなっている。

その他アプリケーションのベンチマーク

Cinebench R20

cinebenchRyzen 3 3300X-cinebench

Ryzen 3 3300Xは、Ryzen 5 3500Xとほぼ同等のマルチスレッド性能を持つ。その差は3%と僅かだ。シングルスレッド性能についてはRyzen 5 3500Xよりも6%高くなっている。このシングルスレッド性能の高さがゲームプレイ時の優位性に繋がっているのだろう。Core i5-9400Fとの差は大きい。

Handbreak

handbrakeRyzen 3 3300X-handbrake

数値が少ない方が高性能ということになる。動画のエンコードについてはIntelのCore i5-9400Fが優勢だ。ハイパースレッディングによるものだと言える。その差は3%程度となっている。Core i7-7700Kの性能は大きく上回っていて6%ほど高性能だ。

PCMARK10

pcmark10Ryzen 3 3300X-pcmark

Ryzen 3 3300Xの特性としてレンダリングよりも映像編集の方が得意ということだ。Core i5-9400FやCore i7-7700Kよりもパフォーマンスが高い。Core i5-9400Fよりも7%、Core i7-7700Kよりは4%高い。一方で、レンダリングではIntel製CPUが強い。それでも差は最大でも3%程度に留まる。

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Ryzen 3 3300X搭載のBTOパソコン一覧

現在搭載モデルは販売されていない。ラインナップが登場され次第追記する予定だ。

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