gtx1050ti画像引用元:https://www.amazon.co.jp/(Amazon公式)

当ページでは、GeForce GTX 1050 TiのスペックとおすすめのゲーミングPCを紹介している。GTX 1050とGTX 1060の隙間を埋めるミドルクラスとして登場した。価格を抑えた必要最低限の性能で人気を博したグラフィックボードだ。

性能は高いとは言えないものの最新のゲームにもギリギリ対応することができる。Photoshop、RAW現像などゲーム以外で使用するライトなグラフィックボードとして現在も選択肢に入れても良い。CPU内蔵グラフィックスとの性能差は明らかだ。

>>>GeForce GTX 1050 Tiを確認する(Amazon)<<<

GeForce GTX 1050 Tiの概要

基本スペック

 GTX 950GTX 1050 TiGTX 1650
アーキテクチャMaxwellPascalTuring
プロセス28nm14nm12nm
GPUGM206GP107TU117
CUDAコア数768基768基1152基
コアクロック1024MHz1290MHz1506MHz
ブーストクロック1188MHz1392MHz1708MHz
メモリ容量GDDR5 2GBGDDR5 4GB3GB
メモリクロック6.6 GHz7.0 GHz8.0 GHz
メモリ帯域105.6 GB/s112.0 GB/s128.0 GB/s
メモリバス幅128bit128bit128bit
FLOPS1.8T FLOPS2.0T FLOPS2.7T FLOPS
TDP90W(6pin)75W75W
価格$159$139$149
発売日2015/082016/102019/04
GTX 1050 Tiの長所は、GTX 950の後継機GTX 1050よりも性能が高いことだ。そして、GTX 1050と同じく補助電源を使用しない省電力性の高さである。GTX 1050 TiとGTX 950は型番的にも比較すべき対象ではない。しかし、GTX 950 Tiのような製品が存在していない。そのため、各世代で価格の近い製品をピックアップした。

価格から見て分かる通り、GTX 1050 TiはGTX 950よりも安く性能が高い製品である。消費電力の低さから、ビジネス向けのパソコンにも搭載しやすい性能である。このGTX 1050 Ti登場から、ゲーミングPCではない一般向けのパソコンにもグラフィックボードが多く搭載されるようになった。

GTX 950はゲームへの対応力が少し物足りなかった。GTX 1050にしても同じだ。GTX 1050 Tiは設定次第でゲームが快適にプレイ出来る。$139という低価格から、価格をそこまで上げずに選べるグラフィックボードとして人気を高めた。

基本的なスペックはGTX 900シリーズと大きく変わっていない。特にメモリ周りは順当な上位モデルとなった程度だろう。GTX 10シリーズで大きく変わったのはシリーズ共通でコアクロック、ブーストクロックの向上である。

スペック上はGTX 950と似ていても、処理性能に大きな違いがある。仮にGTX 950 Tiが出ていればスペックはほとんど変わらず、性能だけが伸びていたはずだ。これは採用されるアーキテクチャ、プロセスの差が生んだものである。

GTX 1650は現行の最下位モデルである。GTX 1050 Tiと比べると、こちらもメモリ周りはあまり変わっていない。コアクロック、ブーストクロックが伸び、CUDA COREが増加したことで単純に性能が向上しているのである。

処理性能の指標であるFLOPSは、GTX 950とGTX 1050 Tiでは0.2T FLOPSの差。GTX 1050 TiとGTX 1650では0.7T FLOPSの差が生じている。このFLOPSは性能ではなく処理性能を表す指標である。この数値がそのまま性能に直結しているわけではない。コアクロックとブーストクロック、CUDA COREが数値に関係している。

この数値に差があるということは、基本的な構造が大きく変化した事を表している。こうしてみるとGTX 1650が優れているように見える。しかし、GTX 1050 Tiと比較すべきはGTX 1650 SUPERである。GTX 1650を比較にしたのは価格が近いからだ。そう、GTX 1050 TiはGTX 950よりも安く登場した。この低価格は現行の最下位モデルでも超えることが出来ていない。GTX 1050 Ti最大の魅力はその時代最高のコストパフォーマンスなのだ。

性能

GTX1050Tiseinou

GTX 1050 TiはGTX 950に対して13%ほど性能が高い。GTX 1650はGTX 1050 Tiに対して40%ほど性能が高い。この性能グラフは標準的な負荷で計測された数値である。GTX 1050 TiとGTX 1650に80%以上の負荷を掛けた場合、性能差は10%程度に抑え込まれる。

負荷に関しては耐えられる幅に大きな違いが無い。つまり、GTX 1650は軽い負荷で性能を発揮し、負荷が高くなるにつれてパフォーマンスが落ちていくのだ。クロックの伸びに対して、メモリ周りの改善がされていないことが原因だろうか。最新のゲームではGTX 1050 TiもGTX 1650も体感的にはあまり変わらない。

しかしながら、GTX 1050 Tiは現行最下位のグラフィックボードに差をつけられている。ゲーム用途では少し厳しくなっているだろう。GTX 950からの伸びもそこまで大きいわけではない。ゲームとビジネスを両立出来るグラフィックボードとして現在も支持されている。

50 Tiという型番は60番台と50番台の良さを持つハイブリッドなモデルだ。本格的なゲームプレイには頼りなくても、実用に耐えうる性能を持っている。ただ、性能から見て、ゲーム用途では次世代の登場で買い替え対象となってしまうだろう。

ゲーム目的のグラフィックボードとして見ると、製品寿命が短いのが60番台以下の弱点だ。性能以外の部分に目を向けなければ、優れたグラフィックボードとは言えない。

現時点でのGeForce GTX 1050 Tiの評価【2020年】

今尚残る旧世代のグラフィックボード

GTX 10シリーズの中ではGTX 1060 3GBが圧倒的な人気を誇っていた。GTX 1050 Tiはその影に隠れながらも、低価格で一定の人気は確保していたように思う。省電力性の高さは、どんなパソコンにも取り付ける事が出来た。ライトゲーマーやビジネスPC兼用モデルを求めるユーザーに支持されたグラフィックボードだ。性能よりも選びやすさと価格が特徴となっている。そのため、ゲーマーからの支持はそこまで高くなかった。

性能の高いゲーム向けのグラフィックボードは、次世代の登場で存在意義を失う。一方で、GTX 1050 Tiのようなライトな性能のグラフィックボードはゲーム以外の用途でも存在を確立出来る。第9世代のCore iシリーズはCPU内蔵GPU機能を持たないモデルが登場している。補助電源を使用しない省電力性に長けるグラフィックボードとしてGTX 1050 Tiは再度注目を集めた。

ゲーム向けではないグラフィックボードにGT 1030がある。映像を描写するだけならGT 1030の方が適している。一方で、簡単なゲームやDirect Xを使用するようなアプリケーションではGTX 1050 Tiの性能が求められた。現行のGTX 16シリーズにはGT 1030の後継機が無い。そこでGTX 1050 Tiに白羽の矢が立った。GTX 10シリーズ搭載モデルの中で、現在でも残っているのはGTX 1050 Tiだけである。

作業のためのマルチモニター環境や、CPU内蔵GPU機能を持たないCPU搭載モデルに重宝される。GT 1030と比べて、消費電力は高めである。それでも、出来ることの幅が広がるGTX 1050 TiはGTX 1030よりも人気があった。ゲーム以外の用途で言えば、GT 1030だけではなく、GTX 1050のような製品もある。しかし、コストパフォーマンスという点ではGTX 1050 Tiが頭一つ抜けている。

最低設定に落とし、解像度を下げてしまえば最新のゲームにも対応する事ができる。フルHDでは厳しくても、設定次第で対応できる幅の広さが人気の要因なのだろう。コアなゲーマーは避けても、ゲームもプレイしたいユーザーには最適である。

GTX 1650 SUPERの登場で御役御免

GTX 1050 Tiは現在でも用途を限れば通用するグラフィックボードである。しかし、それはGTX 1050 Tiの中古価格がGTX 1650の価格より安い事が前提である。現行のGTX16シリーズにGTX 1650 SUPERが登場した。これにより、GTX 1650が中古市場に多く流れた。

中古価格でGTX 1650とGTX 1050 Tiはほとんど価格差が無い。せいぜい2,000円程度である。こうなると、GTX 1050 Tiを選択するメリットも失われてしまうだろう。CPUと違ってチップセットで搭載できるモデルが固定されていない。

同じ価格で同等以上のスペックがあるなら、最新のグラフィックボードの方の方が良い。コストパフォーマンス、性能、省電力性、価格。GTX 1050 Tiの長所は全てGTX 1650に飲み込まれる形となった。今GTX 1050 Tiを使用しているなら、GTX 1650に買い換える必要は無いので安心して欲しい。

GTX 1650の新品価格は税込み15,000円程度だ。GTX 1050 Tiの中古価格が税込み12,000円ほどである。ゲーム目的ならGTX 1650の方が優れた選択肢だ。ただ、GTX 1650が選びやすい価格に落ち着いた時点で、GTX 1050 Tiを選択するメリットは無かったのかもしれない。

ゲームを主な目的としなければ、少しでも安い方が優位である。そうなるとGT 1030がより際立つ選択肢だ。ゲーム以外でなら優れたグラフィックボードだったGTX 1050 Tiは、現在存在意義を失っている。新たにGTX 1050 Tiを選択するくらいならGTX 1650を選ぶべきだ。

中古を選ぶなら税込み1万円以下を探そう

GTX1050Tiused
前述の通り、GTX 1050 TiとGTX 1650に価格差はほとんど無い。GTX 1050 Tiに価値が生まれるには、GTX 1650よりも大幅に安くなることが条件だ。GTX 1650は新品で15,000円~、中古で14,000円~で展開されている。理想は半額である。

現実的なところで1万円以下なら選択のメリットがあると言える。9,000円だとゲーム以外を目的とした最良の選択肢にまでなれるだろう。高望みさえしなければ現在でも通用するグラフィックボードだ。価格が付いてくればおすすめしたいくらいだ。

最後に、何度も評してきた通りGTX 1050 Tiはゲーム用途では避けるべきグラフィックボードである。ゲーム以外の用途では有用であっても、ゲームに対しては優秀とは言えない性能だ。安く入手出来るとしても、ゲーム目的ならおすすめはしない。

あくまでも、現在はゲーム以外の用途に適したグラフィックボードである。ゲームに使用できないわけではない。それなら、あと数千円出して性能の高いグラフィックボードを選択した方が賢明だ。中古で9,000円以下だったとしてもおすすめすることは無いだろう。

かつてはゲーミングPCに搭載されていたグラフィックボードだ。そして、現在も通用するタイトルは存在している。それでも、最新のゲームを見る限り製品寿命は長くはない。全く使い物にならないわけではないが、快適な環境を構築するためにもおすすめ出来る製品ではない。

GeForce GTX 1050 Tiのベンチマーク

Ashes of the Singularity

ashesofthesingu

GTX 1060 3GB67.3
47.8
R9 38046.9
32.0
GTX 1050 Ti43.2
30.5
GTX 96041.7
27.2
GTX 95035.6
23.2
GTX 105034.1
23.0
FULL HDWQHD
GTX 960よりも高いフレームレートを出している。GTX 1050よりも27%性能が高くゲーム適性は向上する。GTX 1060 3GBとの差は57%とかなり大きい。ここまで上げるとゲームプレイ時の快適性はアップする。

Battlefield 1

battlefield

GTX 1060 3GB140.2
93.8
R9 38099.6
72.4
GTX 1050 Ti93.9
66.2
GTX 96084.7
62.1
GTX 105079.4
54.6
GTX 95077.4
54.0
FULL HDWQHD
GTX 1050と比べると18%フレームレートが高い。GTX 950からでもそれほど変わらない。Tiになると50番台でも余裕が生まれる。GTX 1060 3GBになるとツーランク以上パフォーマンスが向上している。

Rise of the Tomb Raider

Rise Of The Tomb Raider

GTX 1060 3GB80.7
44.3
GTX 96056.7
35.0
GTX 1050 Ti53.8
33.0
R9 38052.6
31.5
GTX 95047.1
23.5
GTX 105045.1
24.8
FULL HDWQHD
GTX 1050との性能差は20%ほどと大きい。R9 380と同等のフレームレートだ。GTX 960との差は5%で近い性能だと言える。

GeForce GTX 1050 Tiの発売当時の評価

単体での買い替え検討中の方向け!

GTX 1050 Ti搭載モデルについては既に触れているが、上と下との価格差が少なく微妙なポジションだ。ただし、グラフィックボード単体であればGTX 1050よりも優れた性能であるため選択肢として活きる。

GTX1050Tiは補助電源無しのグラフィックボードで最大の性能を誇っている。そのため、電源を交換する必要がほとんど無いのが最大の特徴だ。この特徴から、GTX 1050 Ti搭載モデルを選択するよりも、GTX1050Tiを単体で購入して交換や増設を行うほうが恩恵が大きい。例えば、今GTX 750 Ti、GTX 750、GTX 950当たりを所有している方であれば交換するメリットがあると言える。

グラフィックに拘らないライトユーザーには良い!

ゲームを軽くプレイできればそれでいいというライトゲーマー向けの製品だが、設定さえ落とせばほぼ全てのゲームをプレイすることができる。コストパフォーマンスにしても言えることであり、ゲーミングPCとして考えるなら上のGTX 1060 3GBを選択することになるはずだ。

グラフィックに拘らなければこれ一つでそれなりにゲームを堪能できるというわけだ。ゲームはグラフィックやBGMや雰囲気を楽しむ一面もあるが、本質であるゲームを楽しむことが一番だ。他の要素ではなく、メインコンテンツを満足にプレイできるならグラフィックの質はあまり気にしない。そんなストイックなユーザーにとっては有力な選択肢となる。ただ、それはGTX1050にも言えることなので、やはり搭載モデルとしては中途半端なのがネック。

BTOパソコンではラインナップが少ない

GTX 1050 Ti搭載のゲーミングPCは非常に少ない。基本的にはドスパラで販売しているモデルが中心となるだろう。搭載モデルのゲーミングPCの価格帯は90,000円から130,000円程度となる。グラフィックボード単体での価格は20,000円と少しと言ったところだ。GTX 1060との兼ね合いもあり非常に微妙な価格設定だ。価格も割安とまではいかないので、できればGTX 1060 3GB以上を検討すると良いだろう。

例えば、ドスパラの「GALLERIA DH」とG-Tuneの「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TD」はほぼ同じ価格だが、後者はGTX1060 3GBを搭載していて優れている。このように価格差はあってないようなものなのは選択が難しい。ショップとしてもGTX1050同様扱いが難しいモデルなのだと言える。

>>>GeForce GTX 1050 Tiを確認する(Amazon)<<<

GeForce GTX 1050 Ti搭載ゲーミングPC一覧

製品名価格CPUGPUメモリSSDHDD
GALLERIA DH87,980i5-9400FGTX1050Ti8GB×1TB

その他あなたにおすすめの記事はこちら!

管理人厳選のおすすめゲーミングPCランキング【2020年最新】

おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。

ゲーミングノートPCおすすめランキング【2020年最新】

イチオシのゲーミングノートPCを紹介している。外出先でもゲームを楽しみたいという方はぜひ参考にしてほしい。

当サイト紹介ゲーミングPC一覧表

当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。

あなたにぴったりのゲーミングPCを探す

選び方(初心者の方向けにぴったりの選び方を解説)
セール安いゲーム推奨
saleyengamesuisyou
比較(ゲーミングPCの特徴を比較して最適な1台を見つける)
価格BTOショップグラボ
kakakushopgpueisya

サイトのトップに戻る