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当記事では、GeForce GTX TITAN X(Maxwell)の性能スペックを紹介している。当時としては驚異的なグラフィックス処理性能を持つ真のフラグシップグラフィックボードだ。Pascal世代のものではないことに注意して欲しい。

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GeForce GTX TITAN X(Maxwell)の概要

スペック

 Titan XGTX 980 TiGTX 980
アーキテクチャMaxwellMaxwellMaxwell
製造プロセスTSMC 28nmTSMC 28nmTSMC 28nm
GPUGM200GM200GM204
トランジスタ数80億80億52億
CUDAコア数3072基2816基2048基
コアクロック1000MHz1000MHz1126MHz
ブーストクロック1075MHz1075MHz1216MHz
GPUメモリ12GB GDDR56GB GDDR54GB GDDR5
TDP250W250W165W
価格$999$649$549
発売日2015/03/172015/06/012014/09/18
TITAN XとGTX 980 Ti及びGTX 980を比較していこう。ちなみに発売日はGTX 980→GTX TITAN X→GTX 980 Tiの順番だ。当然TITAN Xの性能の高さが際立つ。TTITAN Xはコア数が3,000オーバーと多く、GPUメモリも12GBとかなり余裕がある。高解像度になればより安定する。将来性の高さは当然TITAN Xの方があると言える。GTX 980の後に出たモデルとしては注目に値する。

しかし、その3ヶ月後に登場したGTX 980 Tiはそれに匹敵するスペックとなっていることがわかる。価格が安いことからTITAN Xの立場が危ういものとなった。この時代のNVIDIAの戦略だ。CUDAコア数とGPUメモリ以外はほぼ同等だ。フルHD環境やWQHD環境ならパフォーマンスは同水準と考えて良い。

性能

gtxtitanxseinou

性能的にはGTX 980 Tiの方が性能が高い。現行モデルで言うとGTX 1660 SUPERに匹敵する性能ということになる。GPUメモリ容量が大きいため高負荷に強い。これが4年以上前のモデルと考えると十分だ。グラフィックボードの技術進化は目を見張るものがあるが、やはりその時代のハイエンドモデルは将来性が高い。

GeForce GTX TITAN X(Maxwell)の評価【2021年】

FULL HD環境でのゲームプレイが前提となる

当時ウルトラハイスペックの最高峰グラフィックボードは現時点ではミドルクラスのグラフィックボードとなっている。もちろん2021年時点でも十分通用する。性能は本物だが、今購入するにしても価格も高く一般ユーザー向けではない。GPUメモリ容量が重視したい方なら検討する価値はあるかもしれない。

当時の最高峰だったGTX 980 Tiよりも高解像度プレイには適している。GTX 980 Tiでは性能が不安だった複数枚のモニターを繋げて1枚化し、高解像度でゲームプレイも夢ではない。GPUメモリ容量の恩恵を得られる。ただし、最新タイトルについてはグラフィックボードの性能向上に比例して要求スペックが上がっていることから解像度を上げると厳しいことがある。

マニアック過ぎて今手に入れるのは難しい

2021年時点でMaxwell世代のTITAN Xを手に入れるのは難しい。元々数が出るモデルではなかったため中古でも市場にほとんど出ていない。しかも、出ていてもかなり割高なので素直にGTX1080Tiなどを購入する方が良い。どのジャンルにも、それを極めた人間が存在している。しかし、ゲームプレイにおいてはこの辺りから、その領域に足を踏み入れていると思われる。正直、こんな恐ろしい性能を持ったパソコンで一体どんなゲームをしようというのだろう。非常に特殊なプレイ方法となってしまうことは明らかだ。

従って、このスペックが何故必要なのかを理解できるユーザー以外は手を出さないほうが良いだろう。乗り物シミュレーション系のゲームでは、モニターを繋げることで視野が広がるというものもあり、4Kどころではない解像度も存在している。そういったゲームを本気でプレイしたいというユーザーには、実物を購入したほうが安く済むのでないかと思ってしまうが・・・ゲームだからこそ良いというのもあり、それでいて本格志向となっているのであれば、同じゲーム好きでもジャンルが違うのだろう。

GTX TITAN X販売当時の評価【2016年時点】

最高峰のグラフィックボードだが一般的ではない

GTX TITAN Xは、ハイエンドモデルとしてGTX 980よりも上位に位置し、GTX970 SLIに近い性能を持つ脅威のグラフィックボードだ。このGTX TITAN Xは、Zよりも性能は劣るが価格は半分の15万円と安く手を出しやすい。1~2世代前のハイエンドモデルと同等ながら最高峰の性能を持っているので選択肢に入れるユーザーもいるかもしれない。

それでもGTX TITAN X搭載モデルのゲーミングPCの価格帯は25万円~30万円の高い。確かに従来のモデルよりも大幅に価格ダウンとなったことからコストパフォーマンスは素晴らしいと言える。しかし、GTX 900番台の登場でグラフィックボードやゲーミングPCの価格は下がってきている中では厳しい。GTX 980搭載のハイエンドモデルのゲーミングPCが購入できる価格のグラフィックボードはいかがなものだろうか。

まして、GTX TITAN X搭載のゲーミングPCとなると25万円を超える非常に高価な代物だ。価格あたりの性能で見ると優れてはいるのは誰も否定しないだろう。ただし、現時点では確実にオーバースペックとなってしまう。何年もハイエンドでいられるが、GTX980でちょうど良いとも思える・・・。

GTX 980 SLIの方が安くコスパが良い

多少電源などの見直しも必要になるが、GTX 980 SLIのほうがゲーム面での性能は圧倒的上でありながら価格は同じくらい。GPUメモリがTITAN Xは12GBと想像できないレベルなのに比べ、GTX 980 SLIだと8GB。しかし、その他にも当然ながら、TITAN Xのほうが優れていると言える箇所はある。それでも2枚挿しと比較すると見劣りしてしまう。

シングルGPUとしては優秀だが、性能だけを重視する人にはあまりおすすめできない。GTX 900番台が登場していなければGTX 780 TiやTITAN Blackなどと比較すれば十分な革命的存在だったかもしれない。しかし、今は最高峰のGTX 980番が6万円台になっていることで本来非常に優秀なTITAN Xの存在感は薄い。初代からTITANシリーズは恵まれた性能でトップに君臨しながらもその価格から引き立て役になることが多かった。

その負の系譜は今でも引継がれているようだ。何度も言うがシングルGPUとしては非常に優秀だ。4K解像度で何かをするならばGTX 980よりも圧倒的に優れている。一方で、価格を考えればそのくらいなければという時代になってしまっている。GPUメモリ12GBという衝撃を活かせる人にはもってこいだが、通常のゲームプレイであれば一切必要の無いスペックだ。そのためゲーム用を中心としている当サイトではあまり大々的に扱うことはないだろう・・・。

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