ドスパラが販売する「GALLERIA XA7C-R47TS」のレビューをしている。Core i7-14700F×GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載のゲーミングPCだ。型番的にはハイクラスに属しそうなものだが、その性能や序列的にはハイエンドと言っても問題ないだろう。優れた性能は本格的にゲームプレイを想定しているなら最適だ。
ハイエンドのエントリークラスのようなモデルで、ゲームをメインに考えている方であれば性能には納得できるだろう。Core i7-14700Fとの相性もよくボトルネックの心配は不要だ。高解像度から高リフレッシュレートにまで対応可能なゲームに対する汎用性の高さも魅力だ。価格が高いことがネックとなる。競合モデルを見ればもう少し安くより高性能の優れたモデルが選択可能だ。ガレリアブランドにこだわりがないのであれば検討してもよいだろう。
2024/1/31 23:59までの期間限定で特別クーポンが発行されている。GALLERIA XA7C-R47TS購入時にクーポンを利用すると2,000円OFFとなる。お一人様一回まで利用可能だ。
(+) RTX 4070 Ti SUPER搭載の高性能マシーン
(+) コスパの高いBLACK FRIDAY2024 特別モデル販売中
(-) 30万円を超える価格設定
(-) 価格変動が激しい
当ページの目次
GALLERIA XA7C-R47TSのスペック
メーカー | ドスパラ |
---|---|
ブランド名 | GALLERIA |
製品名 | GALLERIA XA7C-R47TS |
価格 | 324,980円(税込) |
CPU | Core i7-14700F(レビュー) |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER(レビュー) |
メモリ | DDR5-4800 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe |
電源 | 750W 80PLUS GOLD |
マザーボード | チップセットB760 |
評価 | ・コスパ 6.1 ・ショップ評価 9.1 |
Core i7-14700F×GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載したBTOパソコンとなる。価格は324,980円とCPU・GPUから見ると割高だ。コスパ指標は6.1と標準的となっている。構成はメモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと平均以上だ。電源ユニットは750W GOLDを採用している。マザーボードのチップセットはコスパの高いB760採用だ。ショップ評価は9.1と高い。ガレリアブランドは知名度が高くゲーマーに人気がある。24時間365日の電話サポートやスピード発送が特徴だ。
おすすめカスタマイズ
- CPU ×
- CPUファン △
- CPUグリス △
- 電源 △
- メモリ ×
- SSD ×
GALLERIA XA7C-R47TSは、標準構成に優れたモデルだ。カスタマイズの幅は広くても必要性は低い。標準構成のまま選択するのがベターなモデルと言える。CPUはCore i7-14700を選択できるが、CPU性能はCore i7-14700Fと変わらない。グラフィック機能を使用できるかできないかの違いだ。グラフィックボードを搭載していると、パフォーマンスを底上げできるわけでもないので恩恵がない。グラフィックボードが故障したり、取り外したりした際に映像出力ができる程度だ。カスタマイズはしなくてもいいだろう。
CPUファンとCPUグリスは好みだ。変更しても効果を体感しにくい。予算に余裕があれば保険として交換してもいい程度のものだ。電力制限の解除を行うなら、CPUファンを変更する意味はあるかもしれない。CPUグリスは水冷ファンに変更するならついでに変更してもいいかもしれない。
GALLERIA XA7C-R47TSのカスタマイズで、最も変更されるであろうパーツは電源だ。標準の750W 80PLUS GOLDで十分ではある。しかしながら、次世代のグラフィックボードへの変更などを考えているなら、少し余裕を持たせた方がいい。具体的には、次世代のハイエンドクラスを目指すなら850W 80PLUS GOLD以上だ。よほど無茶をしない限りは850W 80PLUS GOLDを上限に考えても問題はない。CPUやマザーボードまで変更し、オーバークロックを考えるなら1000W 80PLUS GOLDや1200W 80PLUS PLATINUMを検討してもよさそうだ。
メモリは標準で32GB搭載だ。64GBも候補に挙がるが、32GBを超える容量を必要とする方は一握りだ。年々必要なメモリ容量は高くなっているものの、64GBはオーバースペックになりやすい。GALLERIA XA7C-R47TSには4つのメモリスロットがあり、標準で16GBが2枚搭載されている。つまり、空きスロットが2つある状態だ。32GBで不足を感じたら、増設で対応できるのでカスタマイズの重要性はあまり高くない。
ストレージは標準で1TBのSSDが搭載されている。ゲームのプレイスタイルによっては1TBでは不足するかもしれない。動画の撮影、複数のゲームを保存する場合だ。とくに、最新のゲームを率先してプレイするなら、ストレージ容量はすぐに一杯になるはずだ。そういう方に対しては2TBも悪くない。ただ、M.2スロットは1つ空きがあるので、こちらもメモリ同様必要に応じて増設で対応可能だ。
GALLERIA XA7C-R47TS BLACK FRIDAY2024 特別モデルの評価
ブランド名 | GALLERIA | GALLERIA |
---|---|---|
イメージ | ||
製品名 | GALLERIA XA7C-R47TS BLACK FRIDAY2024 特別モデル | GALLERIA XA7C-R47TS |
ケース | ミドル | ミドル |
価格 | 370,680円 | 324,980円 |
クーポン | 35,000円OFFクーポン (Blackfriday_2024) | 2,000円OFFクーポン (twgad2024) |
実質価格 | 335,680円 | 322,980円 |
送料 | 3,300円 | 3,300円 |
CPU | Core i7-14700F (20コア28スレッド) | Core i7-14700F (20コア28スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
CPUグリス | ナノダイヤモンドグリス (熱伝導率: 12.56W/m・K程度) | ノーマルグリス (熱伝導率: 0.8W/m・K程度) |
GPU | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 64GB | DDR5-4800 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 1TB Gen4 NVMe |
電源 | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD |
マザーボード | B760 | B760 |
無線LAN | Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LANカード | なし |
おすすめ度 | Sランク | Bランク |
コスパ | 10.0 | 6.1 |
公式 | 公式 | 公式 |
12/2までの期間限定でGALLERIA XA7C-R47TSがベースの特別モデルが販売されている。コストパフォーマンスは最高評価の10.0となっている。通常モデルの構成を揃えるとメモリ64GBが+27,800円、CPUグリスが+2,000円、無線LANが+8,000円だ。電源ユニットはカスタマイズの選択肢がないので価格は不明だ。37,800円のカスタマイズが実質11,270円でできることになる。本来であれば、通常モデルにクーポンを出してくれた方がよいと言えるが、GALLERIA XA7C-R47TSに関してはその限りではない。
高性能なモデルは構成が充実していて価格が高くなる。価格が高くなればクーポンの割引額も増える。ベースモデルよりもさらに構成を充実させ、価格を高めたから実現できた35,000円引きクーポンだ。おまけに、カスタマイズで追加されたメモリ容量は、ハイエンドクラスでは無駄になりにくい。ミドルクラスのメモリを64GBにしても恩恵は少ないが、ハイエンドクラスなら利用できる場面は多い。
こういったところから、利便性や性能を底上げできるカスタマイズで価格が高くなっても評価は下がりにくい。ブラックフライデーの特別モデルは数あれど、GALLERIA XA7C-R47TSの特別モデルほど評価を高めたモデルはそれほど多くない。GALLERIA XA7C-R47TSが候補に入っていた方には、GALLERIA XA7C-R47TS BLACK FRIDAY2024 特別モデルをおすすめしたい。
各タイトルの対応表
Apex Legends | フォートナイト | マイクラ | モンハンワイルズ |
---|---|---|---|
・240Hz ・144Hz |
・240Hz ・144Hz |
・影Mod ・通常 |
・4K(DLSS) ・FHD(DLSS) |
対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
Core i7-14700FとGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載したハイエンドクラスのゲーミングPCは心強い。ゲームへの対応力はかなり高く、最新のゲームでも安定したゲームプレイが期待できる。人気のApex Legendsでは240fpsの張り付きが実現可能で、安定したプレイができる。本格的にApex Legendsをプレイするなら理想的な環境といえる。同じジャンルのフォートナイトでも、快適にプレイ可能だ。ただし、設定やプレイするモードによって負荷に波がある。概ね240fpsの張り付きが目指せるものの、設定の調整はしておきたい。
今の多くのプレイヤーに愛されるマイクラは、負荷の高い影Modを導入しても快適性を損なわない。チャンクを広げても安定することから、マルチサーバーなどで視認距離を伸ばして、風景を楽しむことも問題ではない。登場を控えているモンハンワイルズは、高設定でもフレーム生成を使用すれば144fps以上の環境でゲームプレイが可能だ。アクション要素の強いモンスターハンターシリーズでは、フレームレートの安定がゲームの快適性につながるため、高リフレッシュレートが実現できる性能は重要となるはずだ。
GALLERIA XA7C-R47TSの性能まとめ
ゲーミングPCは、CPUやグラフィックボードなどのパーツの集合体だ。ゲームではCPUとグラフィックボードの性能がとくに重要だ。ゲーミングPCの性能を決定づけるCPUとグラフィックボードの詳細なスペックを見ていく。
CPUとグラフィックボードの性能を理解することが、ゲーミングPCの持つ性能を理解することになる。数値やグラフで見ればパソコンに慣れていない方にとっても直感的にわかりやすいはずだ。
Core i7-14700F(CPU)
GALLERIA XA7C-R47TSに搭載されているCPUは、Intel第14世代のCore i7-14700Fだ。末尾のFはCPU内蔵グラフィックスを意味する。価格が抑えられていることもあってゲーミングPCで採用されることが多い。グラフィックボードを取り外すとモニター出力ができなくなるので、ゲーミングPC専用のCPUと考えた方がいい。
ゲーム性能はトップクラスでRyzen 7000X3D・Core i9シリーズに続く。ゲーム性能スコアは38,098で従来モデルのCore i7-13700と比べて3%弱パフォーマンスが向上している。Core i9-13900Kに匹敵する性能は心強い。GeForce RTX 4070 Ti SUPERとの組み合わせでも、大きなボトルネックが生じない。20コア28スレッドとマルチコア性能が高くなり、イラスト・画像編集・オフィスソフトの操作にも適している。ゲームもそれ以外にも扱いやすいCPUである。
GeForce RTX 4070 Ti SUPER(GPU)
GeForce RTX 4070 Ti SUPERは、2024年1月24日に発売された最新のグラフィックボードだ。下位のGeForce RTX 4070 Tiよりも7%性能が高く、上位のGeForce RTX 4080よりも8%ほど低い。人気のグラフィックボードに挟まれているが、中間程度の性能を有しているので選ぶメリットのある存在だ。その性能はハイエンドクラスと言っても過言ではなく、新しいハイエンドクラスとして注目している。
フルHDで240Hz環境を構築している方、WQHDで144Hzを想定している方、4Kでゲームを楽しみたい方にもおすすめできる。幅広い層のユーザーをフォローできる性能が持ち味だ。ゲームのプレイ環境を整えやすく、しばらくはスペックを気にせずゲームをプレイできるだろう。最新のゲームは負荷の高いものも多い。そういった負荷の高いゲームを得意としており、ゲームを選ばない安定感は誰にとってもありがたいはずだ。
CPUとGPUのバランス
Core i7-14700FとGeForce RTX 4070 Ti SUPERのバランスはベストマッチだ。高いグラフィックパフォーマンスに対して、Core i7-14700Fの性能で十分支えられるという判断だ。ただし、ゲームによってはCPUがボトルネックになる場面もあるかもしれない。それを加味しても最高のバランスとなっている。フルHD・WQHDを基準に考えると、上位のグラフィックボードよりも適正は高いかもしれない。300fpsを超えるような数値を目指すならともかく、240fpsを目指すならこの組み合わせでいい。
GALLERIA XA7C-R47TSの概要&特徴
ゲームへの高い対応力が魅力
GALLERIA XA7C-R47TSの魅力は、GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載によるその高いゲーム性能にあることは間違いない。GeForce RTX 4070 Ti SUPERは、最新のゲームであっても十分なパフォーマンスを発揮できる。快適なゲームプレイを想定するならベストな選択と言えるほどだ。持ち味はフルHDやWQHDのような解像度である。アクション要素の大きいゲームや対人系のゲームで人気の解像度を得意としている。
そういったジャンルのゲームをプレイするなら、おすすめしやすい性能だ。4Kなどの高解像度では上位のGeForce RTX 4080やGeForce RTX 4080 SUPERには及ばない。安定した環境を支えるのは、優れた性能だけでなく構成も影響している。標準で32GBのメモリ容量は、このクラスでは最低限必要な容量だ。コストカットで16GB搭載であれば、ゲームの対応力が大きく落ちるゲームもあるくらいだ。性能に合ったメモリ容量を搭載していると言える。
本格的なゲームプレイに対応できるモデルだ。最新のゲームや負荷の高いゲームをプレイするのに最適である。その一方で、人を選ぶ性能でもある。基本無料系のゲームを中心にプレイしたり、高リフレッシュレートの環境を重視していなかったりするならオーバースペックで無駄になりやすい。特に、基本無料系のゲームは、多くのプレイヤーに遊んでもらえるように負荷を軽くしているものがほとんどだ。
対人系のApex LegendsやPUBGなどは少し重めのタイトルだが、GeForce RTX 4070 Ti SUPERほどの性能は必要ない。話題のモンスターハンターワイルズのようなゲームに興味がないならオーバースペックとなってしまう。自分のプレイスタイルとプレイしたいゲームに合ったモデル選びをしてもらいたい。いかに優秀な性能があっても、それを必要としなければ意味がない。
価格の高さと不安定さがネック
当該モデルのメリットは性能である。そして、デメリットは価格の高さだ。300,000円を超える価格は単純に高い。その上、価格が安定していないところも不安要素だ。一時は300,000円を切るのではないかという動きもあった。逆に350,000円を超えるのではないかという値上げもあった。価格が頻繁に変化することで、お得なタイミングを把握するのがむずかしい。
300,000円を超えるようなモデルは、値下げの幅も大きくなりがちだ。ミドルクラスで5,000円の値引きがあれば、ハイエンドクラスは10,000円~30,000円ほどの値引きとなる。30,000円ともなれば10%近い値引きだ。タイミングによっては300,000円を切る価格で選択可能となる。仮に15,000円安くなれば、高級なゲーミングマウスやゲーミングキーボードを購入できる金額だ。なるべくなら逃したくない金額差だ。
購入後に価格が下がるようなことになればショックは大きい。GALLERIA XA7C-R47TSはドスパラのランキングに入るようになり、ドスパラも力を入れているように見える。特別モデルやキャンペーンモデルも登場していることからも間違いないだろう。今後、よりお得な変化があるのではないか。そう予想できるモデルは、往々にして値上げされるのがドスパラ製品だ。
年末年始の時期は繁忙期で各BTOメーカーが販売に力を入れて価格が安くなるのが常道だが、ドスパラは逆行する傾向にある。値上げし、その値上げ分だけドスパラポイントを還元する。実質今と同じ価格での展開なので、全くお得にならない。価格の変動が大きいドスパラ製品は、選択すべきタイミングが読めない。GALLERIA XA7C-R47TSを選択する際は、理想よりも妥協が必要になりそうだ。そういう意味では、値上げされる可能性のある今の324,980円は選択しても後悔しない価格かもしれない。
現在、12/2までのブラックフライデー特別モデルが登場している。そのセール終了後に、また変化するかもしれない。もしも、GALLERIA XA7C-R47TSを候補に入れているならギャンブルだと認識しておいてもよい。セール終了後に値下げされると読んで待つか、値上げされると見て今選ぶか。大幅な値引きはないと見ているので、値上げされる可能性がある以上は12/2までに選んでおきたい。
似ているゲーミングPCとの比較
ブランド名 | GALLERIA | FRONTIER |
---|---|---|
イメージ | ||
製品名 | GALLERIA XA7C-R47TS | FRGHLB760/WS1125 |
ケース | ミドル | ミドル |
価格 | 324,980円 | 279,980円 |
送料 | 3,300円 | 3,300円 |
CPU | Core i7-14700F (20コア28スレッド) | Core i7-14700F (20コア28スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
CPUグリス | ノーマルグリス (熱伝導率: 0.8W/m・K程度) | 標準CPUグリス (記載なし) |
GPU | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5-4800 32GB | DDR4-3200 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 2TB Gen4 NVMe |
電源 | 750W GOLD | 850W GOLD |
マザーボード | B760 | B760 |
納期(出荷) | 最短翌日 | 7営業日 |
保証期間 | 1年間 (最長5年間) | 基本1年間 (最長3年間) |
電話サポート | 24時間365日 | 10:00-19:00 (年末年始・指定休日除く) |
公式 | 公式 | 公式 |
マザーボードのチップセットはB760と共通だ。参考までにGALLERIA XA7C-R47TSの構成を揃えるとSSDが+11,000円で、電源が+9,900円でトータル20,900円となる。価格差を考慮するとその差は65,900円まで広がる。ドスパラが優れているのは納期と電話サポートだろう。それでも65,900円の価格差をカバーできるほどではない。基本的にはFRGHLB760/WS1125を選択する方がよいだろう。
パソコンケースレビュー
正面
新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。
I/Oパネル
I/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。
右側面
本体右側はシンプルだ。前面のメッシュ部分には青色のシートが内部に貼り付けられている。
左側面
本体サイドには吸気口が見える。また、クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。高級感のあるデザインは評価も高い。
下側
本体下側にもファンが見える。メッシュパネルはワンタッチで取り外すことができてメンテナンス性に優れている。
背面
背面は参考として見て欲しい。搭載するグラフィックボードによって変わる可能性がある。
管理人による総評(GALLERIA XA7C-R47TS)
GALLERIA XA7C-R47TSは、Core i7-14700F×GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。ハイクラス最上位のGeForce RTX 4070 Ti、ハイエンドクラスのGeForce RTX 4080の中間に位置するGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載している。ハイエンドクラスの入口に到達した性能は、高解像度・高リフレッシュレートに余裕を持って対応できる。フルHDなら240Hz以上、WQHDなら144Hz、4Kなら60fps以上の安定が見込める。どの解像度でも性能を無駄にしないため、コアなゲーマーにも受け入れられるはずだ。
Core i7-14700Fの性能はゲームに限らず、多くの用途で活用できる。ゲームに関連する用途として、ゲーム実況や動画のエンコードが挙げられる。イラスト・画像編集、オフィスの操作もサクサク快適に行える。これらの用途は単体で行うことは珍しいはずだ。動画を見ながら、別のアプリを起動しながらだとCPUパワーが必要だ。複数のアプリを起動し操作するマルチタスクに適したCPUだ。これはゲームに言えることで、ゲームをプレイしながらの操作への対応力が光る。メモリ32GB搭載していることもあり、パソコン全般の操作にストレスを感じにくい性能が魅力と言える。価格が高くコストパフォーマンスが高いモデルではないので、ガレリアにこだわりがなければ他社メーカーのモデルも確認しておこう。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
324,980円 (税込) | Core i7-14700F | RTX4070TiS |
メモリ | SSD | チップセット |
DDR5 32GB | 1TB | B760 |