gtune-tds


当記事では、G-Tune TD-Sの評判とレビューをまとめている。値上げが適用となるまではコラボモデルの中でも最も売れていたモデルの一台だ。ミドルクラスのゲーミングPCとしては理想的な一台に仕上がっていた。かつての栄光を取り戻すために動いていきたいと考えている。

開発ストーリー
G-Tune TD-Sは当サイトとG-Tuneによるコラボレーションモデルである。コラボレーションモデルである以上ある程度販売数を出したいという気持ちがある。しかし、今回のG-Tune TD-Gは販促を目指した製品ではない。いかにユーザーが満足できる構成になるかを一番に考えた。

これまでもユーザーが扱いやすい製品を中心に構成を組んでいた。お得で選びやすいモデルを構成すると必ず近い製品があり、どちらを選んでも大差無いモデルになった。今回は似た性能を持つモデルはあっても構成は被らない唯一のモデルだ。

そして利便性に長けるモデルにするためにトリプルストレージ採用のG-Tune TD-Sが誕生した。リスクを少しでも分散し、長く使えば使うほどに他製品との差が出るようなモデルである。トリプルストレージは高価な製品にしか採用されないので、複数のSSDを搭載することのメリットは使用しないと感じにくい。

初心者でも選べるトリプルストレージ採用モデルがあっても良いのではないか。そう考え、構成したのがG-Tune TD-Sだ。ストレージを一つ増やしたにも関わらず、価格を据え置きで展開してくれたG-Tune担当者には感謝しかない。

G-Tune TD-Sのスペック

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ブランド名G-Tune
製品名TD-S
価格Windows 10 / 137,280円(税込)

・追記
Windows 10 / 159,280円(税込)
CPUCore i7-10700
グラフィックボードGeForce GTX 1660 SUPER
メモリDDR4-2666 16GB
SSD1NVMe 256GB
SSD2SATA 512GB
HDD1TB
電源500W BRONZE
マザーボードチップセットB460
コスパ★★★★★☆☆☆☆☆4.6

価格の高騰で評価大幅ダウン

ここに来てGTX 1660 SUPER搭載モデルの代表格であったG-Tune TD-Sも遂に値上げとなった。これにより、G-Tune TD-Sは選択する価値のないモデルとなった。税込15万円台になるとRTX 3060搭載モデルの領域だ。トリプルストレージという特徴があっても、性能差の開きを埋められるものではない。

G-Tune TD-Sは当サイトとG-Tuneによるコラボレーションモデルだ。RTX 30シリーズ登場以降、GTX 1660 SUPER搭載モデルの影は薄くなっていった。しかし、ゲーミングPC全体の価格高騰でGTX 1660 SUPER搭載モデルを選択するメリットが出た。RTX 3060搭載モデルより安く、エントリー向けのモデルとして地位を確立していた。

長らくミドルクラスを牽引してきたモデルは、ここでお役御免となりそうだ。もっとも、価格の高騰が続いているゲーミングPC市場を鑑みると税込15万円台で比較できる製品は少なくなっている。つまり、税込15万円台でも相対的にかなり高いというわけではない状況だ。

相場も崩れてきているのでG-Tune TD-Sの評価は標準まで戻る可能性はある。もしも、価格が戻ったとしてもおすすめできるモデルとはならない。その理由として高騰前でも価格がほとんど下がらず変わらなかったことが挙げられる。RTX 30シリーズが登場した時、RTX 20シリーズの価格は暴落した。その時でさえGTX 1660 SUPERはほとんど価格が変わらなかった。

RTX 2060搭載モデルよりもGTX 1660 SUPER搭載モデルの方が高価な状態があったほどだ。そして、G-Tune TD-Sも一度5,000円下がっただけで価格はほとんど据え置きだ。徐々におすすめモデルから外れていった。唯一の強みは価格の高騰の影響を受けず、値上げしていないことだった。その強みを失った以上、選択する理由は皆無である。

コストパフォーマンスが魅力のモデルがコストパフォーマンスを失った。こうなってくると特徴でもあるトリプルストレージがコスト面で足を引っ張っている気さえしてくる。特徴や強みがそのままデメリットになった今のG-Tune TD-Sはおすすめすることはできない。

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各タイトルの対応表

FF14 4KApex Legends 144HzApex Legends 60HzFortnite 144HzFortnite 60Hz
ff14suisyou
★☆☆☆☆
Apex-Legends
★★★☆☆
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

G-Tune TD-Sのゲーミング性能

GeForce GTX 1660 SUPER(GPU)

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GeForce GTX 1660 SUPERは、Turing世代のミドルクラスに位置するグラフィックボードだ。GTX 1660 Tiとほぼ同等の性能を持ちながらGTX 1660ぐらいの価格で手に入るのが魅力だ。価格を抑えながら性能も確保するコストパフォーマンス重視型となっている。

多くのユーザーに支持される性能は人気トップクラスを維持している。Core i7-10700と組み合わせることで性能を上手く発揮する。何をするにも高い安定性を誇る組み合わせだ。ゲーミングPCに求められる性能をクリアした安心の性能だ。

Core i7-10700(CPU)

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Core i7-10700は非常に優秀なCPUの一つだ。性能はもちろんコストパフォーマンスの面からも評価が高い。最新のCore i7-10700では、旧モデルであるCore i7-9700の8コア8スレッドから8コア16スレッドと強化されている。

最新のCPUはゲームを快適にプレイするだけに留まらず、様々な用途に汎用性がある。競合であるRyzen 7 3700Xと比べても遜色ないモデルとなった。GTX 1660 SUPERとの相性は良く、グラフィックボードとしっかりバランスが取れている。

総合評価

G-Tune TD-Sseinou

G-Tune TD-SはCPU性能の高さが特徴のゲーミングPCだ。GTX 1660 SUPER×Core i7-10700を搭載している。GTX 1660 SUPERにはCore i5シリーズが選択されることが多くCore i7との組み合わせは希少で意外と人気が高い。GPU性能は前世代のミドルクラスなので、現行と比べるとどうしても落ちる。4K解像度への対応力は非常に低く、FF14であっても4Kは厳しい。GTX 1660 SUPERはフルHDに適した性能である。

フルHDなら設定を少し下げればApex Legendsを144Hzでプレイすることも可能だ。フルHDに限れば設定次第で最新のタイトルも快適にプレイできる。その要因となるのはCore i7-10700を搭載していることも大きい。CPU性能の高さはフレームレートの安定に繋がる。CPU性能の高さは魅力的なところだ。

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G-Tune TD-Sの特徴

パソコンの高騰が追い風

価格が変わっていないG-Tune TD-Sは徐々に元の地位を取り戻しつつある。ただし、これは他製品の値上げによる消去法だ。G-Tune TD-Sの評価自体は今も下がり続けている。G-Tune TD-SはRTX 30シリーズの登場による値下げで存在価値を失いつつあった。ところが、2020年2月頃からRTX 30シリーズを含む、様々なパーツが供給不足に陥った。そして、既存の製品の多くが10%程度の値上げを開始している状況だ。

Core i7-10700とGTX 1650 SUPERの組み合わせは税抜10万円台を切る勢いだった。それが値上げの影響で元の12万円台に戻る製品もある。置いてけぼりにされたG-Tune TD-Sはこのままリニューアルを待つしかないと思っていた。それがまさか逆風が幸いして税抜12万円台最強クラスのモデルに返り咲く未来が見え始めた。

パソコンの価格が高騰している中、まだ値上げを行っていないモデルも存在している。それらのモデルの価格が急騰すれば、一気に最強モデルに返り咲くことになる。あまり名誉あるものではないが、存在意義を取り戻したのはコラボレーションモデルなだけに嬉しい部分でもある。RTX 30シリーズの供給不足解消、値上げ解消が揃えば完全にお役御免になるモデルだ。

率先しておすすめできるモデルではない。ただ、状況と予算によっては最良の選択肢になる可能性は十分ある。他のモデルの動向と合わせてチェックしておいて損はない。一時はミドルクラス最強のゲーミングPCにまで上り詰めたモデルだ。評価はそこまで高くなくとも、実用面で劣るようなことはない。

リニューアルには変わらず期待

G-Tune TD-Sはパソコン価格の高騰により息を吹き返したが、変わらずリニューアルへの期待は持ちたい。RTX 3060 の登場を目前に控え、G-Tune TD-Sのリニューアル後の姿が徐々に見えてきた。以前のようにミドルクラスの中核を担えるモデルとして生まれ変わることを期待する。そしてそれは、実現しやすいことだと考えている。登場時期についてはまだ未定である。

現在の構成でもゲーミングPCとしてはまずまずだ。既存のゲームを快適にプレイできるだけの性能は有している。ただ、RTX 30シリーズが登場したことで、最新タイトルの要求スペックは高くなった。リアルタイムレイトレーシングも広く普及するかもしれない。そういった点から、コストパフォーマンスを重視しつつ、対応力の高いモデルになればと考えている。

では新しいG-Tune TD-Sを待つべきかと言われるとそうでもない。確実に現在と同じ構成で同じ価格での展開はできないからだ。トリプルストレージを採用した独創的なモデルはコストが掛かる。GTX 1660 SUPERとRTX 3060とでは価格も違い過ぎる。予算がこの辺りであるなら、最新モデルを待つ必要はない。むしろG-Tune TD-Sはパソコンが高騰している今が選べる最後のチャンスだ。

価格が落ち着いてしまえば選択するメリットはない。他製品と違い、大幅な値引きができないG-Tune TD-Sは今がピークである。リニューアル後に期待したいのは最新の環境に対応する性能だ。そして、GTX 1660 SUPER搭載モデル並みとまではいかないまでも、選びやすい価格設定である。

この2つを両立し、生まれ変わったG-Tune TD-Sは多くのゲーマーに求められるモデルとなるはずだ。次のG-Tune TD-Sは現行の後継機ではなく、全く新しい独立したモデルになる。もしも、購入時期が先になるなら、待つ価値のあるモデルに仕上げたい。

ミドルクラス唯一のトリプルストレージ採用モデル

ミドルクラスでは珍しいSSD×2基+HDD×1基のトリプルストレージ採用モデルだ。トリプルストレージはシステムに恩恵の大きいNVMe対応SSDをシステムドライブにしている。そこまで容量が必要ないということで256GBに抑えた。ゲーム保存に適したSATA SSDをセカンドストレージにし、512GBの容量で利便性を高めている。動画などの読み込み速度が影響しないファイルはサードストレージのHDDへの保存を想定している。

この3つのストレージにはそれぞれ適した用途はあるが、必ずしも固定ではない。自分なりに扱いやすいようにするのが一番だ。NVMe対応SSDとHDDのデュアルストレージでは、NVMe対応SSDがシステムドライブとなる。これはOSやシステムファイルと一緒にゲームやセーブデータを保存しなくてはならない。もしも、トラブルでOSの初期化を選択すると、ゲームや保存していたデータまで消失してしまう。

ゲーム保存をシステムドライブ以外に保存していれば初期化されても残る。この保険的な要素がストレージを分けるメリットだ。セーブデータをローカル保存するゲームはそこまで多くはない。ただ、消えると困るゲームのiniファイルなどを守ることもできる。SSDは2つあることでメリットとなる。HDDは動画などの読み込み速度を必要としないファイルに保存し、容量の圧迫を防ぐ。

全ては快適にゲームをプレイすることと、複数のゲームをプレイしやすくするのが目的だ。新しく始めるゲームのために、他のゲームをアンインストールしなくてはならないこともある。もしくは、妥協してHDDに保存することになる。こういった手間と快適性の損失を防ぐために、ゲーマーにとってトリプルストレージは恩恵は大きい。ただ、必須というわけではない。利便性の向上程度に見ておきたい。

トリプルストレージの運用方法

  • NVMe対応 M.2 SSD(プライマリ)
  • 超高速ストレージNVMe対応 M.2 SSDは256GBを標準搭載している。OSをインストールするプライマリストレージに選択される形だ。Windows 10の容量は100GB未満だが、バックアップや復元ポイントの作成数によっては200GBまで膨れ上がることもある。

    初期設定では問題無く100GB未満なので容量を抑えたい場合はそのままで問題ない。ゲームの読み込み速度に関しては通常のSATA SSDと変わらない。ただ、頻繁にローディングが行われたり、一回の読み込みが長い場合ったりには体感できるる小さな差が生じる。メインゲームを保存したいストレージだ。

  • SATA接続SSD
  • ゲームや頻繁にアクセスするアプリケーションを保存するストレージを想定している。OSの再インストールを行ってもデータは削除されない。別ストレージという利点を上手く活用したい。ローカル保存のセーブデータの保存場所としても良いだろう。容量は512GBなので保存するゲーム、アプリケーションは厳選しておきたい。基本的にはメインストレージとして扱うことになる。ただ、使い方は自由なので、自分なりの快適な使い方を創造して欲しい。

  • HDD 1TB
  • 読み込み速度が影響しにくい写真や動画ファイル等の一般ファイルの保存に最適なストレージだ。保存容量の大きさを利用した大容量ファイルの保存にも適している。また、あまりプレイしないゲームや使用頻度の低いアプリケーションの保存にも最適だ。一時的に容量が増えるようなファイルもHDD保存が良い。

    一時保存にも適している。ある意味でメインストレージのような取り扱いになるだろう。様々なニーズに幅広く応え、価格を上げないギリギリを選択した。動画投稿を行うならもう少し容量が必要かもしれない。用途によってはカスタマイズで容量を増やすというのも考えたい。

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G-Tune TD-Sの比較対象モデルを紹介

ブランドG-TuneDellG-Tune
イメージnextgearDell G5nextgear
製品名TD-SG5 プラチナEM-B-KK
ケースミニミニミニ
価格159,280円(税込)・通常時
197,978円(税込)

・キャンペーン時
164,321円(税込)
159,800円(税込)
CPUCore i7-10700Core i7-10700KFCore i7-10700
GPUGTX 1660 SUPERRTX 3060 TiRTX 3060
メモリDDR4-2666 16GBDDR4-2933 8GBDDR4-2666 16GB
SSD1256GB NVMe非搭載NVMe 512GB
SSD2512GB SATA非搭載非搭載
HDD1TB2TB2TB
電源500W BRONZE500W700W BRONZE
マザボB460不明B460
公式公式公式公式
レビュー当ページレビューレビュー
比較対象はDELLのDell G5プラチナとG-Tune EM-B-KKだ。DELL G5プラチナのキャンペーン時はG-Tune TD-Sより5,000円高い程度で選択できる。CPU性能は1ランク、GPU性能は5ランクほどアップする。性能は確実にDell G5プラチナが上である。

一方で、構成面ではG-Tune TD-Sより大きく落ちる。メモリ容量・ストレージ構成・電源規格・チップセットではG-Tune TD-Sに分がある。しかしながら、いくら構成が上回っていても、性能に大きすぎる開きがある。構成は後から増設できるが、性能に関わる部分は交換でしか対応できない。優先すべきは構成よりも性能だ。性能と品質で上回るDell G5プラチナの方が優れている。

もう一方のG-Tune EM-B-KKは価格.comとG-Tuneのコラボレーションモデルで非常に優秀なコストパフォーマンスを有している。G-Tune TD-Sと比べてGPU性能が3ランクほど高く、総ストレージ容量では上回っている。構成面は同等以上と言ったところだ。価格と性能的にも今はG-Tune EM-B-KKがおすすめだ。

注意して欲しいのはG-Tune EM-B-KKも値上げ対象となる可能性が高いことだ。選択する際はG-Tune EM-B-KKの価格に注意しよう。税込15万円台だからこそ光るモデルである。価格が上がると一気に評価が下がる。双方とも価格が大きく変更される可能性がある。どちらも同じであるなら性能はDELL G5プラチナ、バランスはG-Tune EM-B-KKが優れている。DELL G5プラチナとG-Tune EM-B-KKは選びやすい方をおすすめする。

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パソコンケースレビュー

gtunenextgearcase当該モデルに採用されているのはNEXTGEARの最新ケースだ。I/Oパネルを本体上部サイドに持ってきたことで利便性が向上している。デザインもシンプルで評価できる。スタイリッシュなデザインで今風のケースとなっている。シンプルでかつ機能性も兼ね備えている。ただし、光学ドライブが非搭載となっているので注意して欲しい。必要ならオプションで追加可能。

今はWEB上でドライバも入手できるのでそれほど光学ドライブの必要性は高くないだろう。パソコンケースは、デザイン面でも機能面でもどんどん進化してきていると言える。ユーザーの要望に応える形で変わっているのは事実だ。今後も2年から3年周期で変わっていくのかもしれない。

G-Tune TD-Sのカスタマイズ候補

項目基本モデルおすすめカスタマイズ
おすすめモニタなしなし iiyama G-MASTER GB2560HSU-2
+30,400円
翌営業日出荷サービスなし翌営業日出荷サービス
+2,000円
CPUCore i7-10700なし
CPUファン標準CPUクーラーCooler Master Hyper 212 EVO
+4,800円
CPUグリス標準CPUグリスダイヤモンドグリス 親和産業 OC7
+1,900円
メモリDDR4-2666 8GB x2なし
電源500W BRONZE700W BRONZE
+3,800円
光学ドライブ非搭載DVDスーパーマルチドライブ
+3,800円
M.2 SSD256GB NVM Express SSD512GB NVM Express SSD
+5,800円
SSD512GB SSDなし
HDD1TB2TB
+3,800円
HDD2なしなし
拡張カードなしASUS PCE-AX58BT
+7,800円
ケースG-Tuneミドルタワーなし
モニターなしなし
  • 翌営業日出荷サービス
  • 性能や構成がアップするカスタマイズではなく、オプションサービスのようなものだ。通常2~5営業日程度で出荷されるパソコンが最短翌日の翌営業日出荷になる。購入したパソコンを通常よりも早く届けてくれるサービスだ。カスタマイズ項目で最も恩恵を体感できる。繁忙期など時期によっては選択することができないこともある。選択できればラッキーくらいで見ておきたい。

  • CPU
  • Core i7-10700からCore i7-10700Kへ変更することができる。7,000円でアップグレードできるので悪くはない。CPUを変更した場合CPUファンのカスタマイズも重要になってくるので押さえておこう。費用が多くかかるのがネックだ。

    GTX 1660 SUPERの性能を活かすにはCore i7-10700で十分だ。ゲーム以外の用途にも重点を置いたり、オーバークロックを実行したりする場合はカスタマイズしてもいい。純粋にゲームを楽しむためなら優先度はそこまで高くない。

  • CPUファン
  • Core i7-10700のままなら標準でもいい。以前はオリジナルサイドフロー型が2,800円程度だったので推奨していた。今は5,000円近くまで値上がりしている。Core i7-10700Kへアップグレードしていなければ標準がベストだ。

    より冷却効果を高め、安定したゲームプレイを目指すならCooler Master Hyper 212 EVOくらいは選択してもよさそうだ。冷却効果が高いに越したことはない。標準よりもファンのノイズは大きくなるので注意したい。

  • CPUグリス
  • CPUグリスは好みで選択する程度でいい。CPUグリスは後から塗り直すのは手間がかかる。少しでもパフォーマンスの安定を求めるなら選択したい。価格も安価なのでカスタマイズしやすい箇所だ。グリスによる恩恵はあまり感じられないが、冷却効果は高まるので目に見えない部分が強化されると思えば安いものである。

  • メモリ
  • ミドルクラスなのでメモリは16GBあれば十分だ。CPU性能を活かしたゲーム以外の用途も想定するなら32GBの恩恵は大きい。カスタマイズ費用が非常に割高に設定されているのが痛い。

    32GBを求めるにしても、カスタマイズではなく自分で増設した方が安価で済む。ただし、故障したり不具合が発生すると保証対象外となる可能性がある。増設はそのあたりも理解しておく必要がある。

  • 電源
  • デフォルトの500W BRONZEで十分対応できる。増設やカスタマイズを行うのであれば700W BRONZEほどあれば事足りる。余裕があるなら700W GOLDまで手を伸ばしてみてもよいだろう。

    800W TITANIUMは流石に容量も規格も大きすぎる。ミドルクラスの持ち味は価格にもある。その価格を上げ過ぎるカスタマイズは逆効果だ。必要な容量に少し余裕をもたせる程度が電源選びの基本である。

  • 光学ドライブ
  • 光学ドライブを使用することは、今ではほとんどなくなった。一部のゲームジャンルではCD-ROMによるインストールが必要になる。Steamなどのポータルサイトを通すことの多いPCゲームでは、オンラインによるダウンロードが主流だ。外付けの光学ドライブを購入すれば対応できることなので、ここでのカスタマイズ優先度は低い。いざ使用する機会があったときにすぐ対応できるような保険に近い。

  • M.2 SSD
  • 標準搭載のNVMe対応SSD 256GBのカスタマイズ。G-Tune TD-Sはトリプルストレージ搭載のモデルだ。SATA接続のSSD 512GBを搭載しているので、カスタマイズの必要性は高くない。容量をアップさせるにしても512GBまでだろう。

    あまり容量を上げ過ぎるとコストパフォーマンスが悪化していく。512GBであれば評価を維持できる。それ以上となると別の製品を検討した方がよくなる可能性が高い。ゲームの読み込み速度はSATA接続のSSDよりわずかに優れるくらいで、多くのタイトルで同等だ。NVMe対応SSD 256GBはシステムドライブになることを考えても、あまり容量を重視し過ぎないようにしたい。

  • SSD
  • SATA SSD 512GBのカスタマイズ項目。価格が高いのでここでのカスタマイズはおすすめしない。どうしても容量が欲しいなら1TBが上限だ。これ以上の容量は他製品よりも評価が落ちてしまう。1TBでもそれなりに落ちるので注意してほしい。カスタマイズをせず、必要に応じて外付けのSSDなどで対応も考えたい。

  • HDD
  • HDD 1TBは用途によって少し不安のある容量だ。動画を撮るにしても1TBもあれば十分である。保存した動画を削除せずに保持する場合容量は多い方が助かる。価格的にもカスタマイズしやすい2TBから4TBまでで選択したい。

    余裕を見ても2TBあれば容量不足に陥るとは考えにくい。8TBになると流石に価格が跳ね上がり過ぎる。コストパフォーマンス的には2TBが最も優れ、それ以上の容量になると徐々に評価が落ちていく。どれだけ高くても3TBには留めておきたい。

  • HDD 2
  • HDDを追加することができる項目だ。HDDなしからのカスタマイズとなるので、前述のHDDよりも少し価格が高い。HDDの項目で8TBを追加するくらいなら、4TB+4TBにしておくほうが価格が安い。流石にこれ以上HDDを追加するメリットは薄い。ここでのカスタマイズは非推奨である。

  • 拡張カード
  • ネットワークの拡張カード。有線や無線LANの強化だと考えると分かりやすい。ここではデスクトップPCをWi-Fi環境で使えるASUS PCE-AX58BTが選択肢としては優秀だ。ここまで高価なものでなくても、USBタイプの受信機が2,000円もしない価格で購入できる。品質と安定を求めるなら選択もありだが優先度は低い。Wi-Fiでの安定を求めるよりも有線LANを使用した方が手っ取り早い。どうしてもWi-Fiでなければならないユーザー向けのカスタマイズ項目だ。

  • おすすめモニタ
  • 以前は選びやすいゲーミングモニターがあった。今はゲーム向けというよりも画質を重視した高品質なモニターしかない。144Hz対応のモニターは5万円オーバーである。ゲーミングモニターを探しているなら別途Amazonなどで購入したほうがよさそうだ。iiyamaブランドに強いこだわりがあっても、ここで選択できないモニターも数多くあるはずだ。カスタマイズで選択せず、別の場所でiiyamaブランドのモニターを選択した方が賢明である。

管理人による総評(G-Tune TD-S)

nextgear

G-Tune TD-Sは、当サイトとのG-Tuneのコラボレーションモデルとなっている。GTX 1660 SUPER×Core i7-10700という珍しい組み合わせだ。意外とこの組み合わせのモデルは少なく人気が高い。かつてはミドルクラスのゲーミングPCとして至高の一台だったが、今は値上げが適用となりおすすめしにくい状況となってしまった。より魅力的なモデルになるようにリニューアルを検討中だ。

価格CPUグラボ
159,280円(税込)Core i7-10700GTX1660 Super
メモリSSDHDD
DDR4 16GB256GB+512GB1B

*記載内容は更新時点のものです。内容について万全を期するようにしておりますが、ご購入前に必ず公式サイトのスペックをご確認くださいませ。

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