rx460top画像引用元:https://www.gigabyte.com/

当記事では、AMD Radeon RX 460の性能スペック&ベンチマークを紹介している。すでに発売されているRadepm RX 470Radeon RX 480のダウングレードモデルだ。Radeon R7 360の後継モデルという位置付けになる。$109という価格帯でエントリークラスを支えるモデルとなるか注目だ。競合となるのはMaxwell世代のGeForce GTX 950だ。

その後継モデルであるPascal世代のGeForce GTX 1050が発売されて立場的にやや厳しい状況に追いやられている。これらのグラフィックボードとの性能差にも注目したい。なお、後継モデルは、Radeon RX 560となっている。ただし、あくまでもRadeon RX 460のリフレッシュモデルで大幅に性能が上がっているわけではない。また、2022年時点での立ち位置についても詳しく見ていこう。

よくわかる!!Radeon RX 470の特徴まとめ
総合評価 :15/100
ゲーム評価:15/100

  • (+)$109という価格設定が魅力
  • (+)GeForce GTX 1050と同等の性能を持つ
  • (-)ゲーミング性能は低い
  • (-)中古での購入が難しい

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Radeon RX 470の概要、基本を押さえる!

基本スペック・仕様

 RX 460RX 470R7 360
GPUPolaris 11Polaris 10Trinidad
プロセス14nm14nm28nm
トランジスタ数30億個57億個28億個
ダイサイズ123 mm²232 mm²212 mm²
CUDAコア数896基2048基768基
コアクロック1090 MHz926 MHz1000 MHz
ブーストクロック1200 MHz1206 MHz1050 MHz
GPUメモリ2GB4GB2GB
メモリタイプGDDR5GDDR5GDDR5
メモリクロック1750MHz
(7.0 Gbps)
1650MHz
(6.6 Gbps)
1500MHz
(6.0 Gbps)
メモリバス128 bit256 bit128 bit
バンド幅112.0 GB/s211.2 GB/s96.00 GB/s
TDP75W120W100W
価格$109$179$109
発売日2016/08/082016/08/042015/06/18
Radeon RX 460は、2015年に発売されたRadeon R7 360の後継モデルでエントリークラスのグラフィックボードとなる。$109という手頃な価格が魅力だ。Radeon R7 360と比べてプロセスが28nmから14nmへの半分に縮小化された。これによってパワー効率が大幅に向上している。トランジスタ数が30億個と7%程度増えているにも関わらず、ダイサイズは123 m㎡と43%もコンパクトに収まっているのもこのプロセスの微細化による恩恵だ。

CUDAコア数は16%増えた。コアクロックはRX 460の方が9%高く、ブーストクロックもRX 460の方が14%高い。GPUメモリ容量及びタイプはGDDR5 2GBと共通だ。メモリクロックは16%速くなって7.0 Gbpsだ。メモリバスは128 bitと変わっていない。バンド幅は17%広く112.0 GB/sに到達した。TDPは25%抑えられていて75Wとなる。価格差は$109と同じだ。同じユーザー層がターゲットということになる。

上位モデルのRadeon RX 470ではGPUにより大きなPolaris 10を搭載している。トランジスタ数は90%増えて57億個だ。ダイサイズも90%程度大きくなって232m㎡だ。CUDAコア数は2.2倍で2048基となる。コアクロックはRX 460の方が18%高く、ブーストクロックはRX 470の方が0.5%高い。

GPUメモリ容量も倍の4GBだ。メモリクロックはRX 460の方が少し高いが、メモリバスはRX 470が倍だ。メモリバンド幅はRX 470では90%も広く211.2 GB/sとなる。TDPはRX 470の方が60%高く120Wだ。価格差は$70となる。やはり上位のGPUを搭載しているだけあって性能差は大きいと考えてよいだろう。

NVIDIA製GPUと比較

 RX 460GTX 950GTX 1050
GPUPolaris 11GM206GP107
プロセス14nm28nm14nm
トランジスタ数30億個29.4億個33億個
ダイサイズ123 mm²228 mm²132 mm²
CUDAコア数896基768基640基
コアクロック1090 MHz1024 MHz1354 MHz
ブーストクロック1200 MHz1188 MHz1455 MHz
メモリクロック1750MHz
(7.0Gbps)
1653MHz
(6.6Gbps)
1752MHz
(7.0Gbps)
GPUメモリ2GB2GB2GB
メモリタイプGDDR5GDDR5GDDR5
メモリバス128 bit128 bit128 bit
バンド幅112.0 GB/s105.8 GB/s112.1 GB/s
TDP75W90W75W
価格$109$159$109
発売日2016/08/082015/08/202016/10/25
Radeon RX 460は、GeForce GTX 950の対抗モデルとして発売された。GTX 950のGPUはGM206でプロセスは28nmだ。RX 460の14nmよりも大きく一世代前のものとなっている。GTX 950ではトランジスタ数が29.4億個とRX 460よりも少ないが、ダイサイズは85%大きい228m㎡だ。ここにプロセスの差が出ていると言える。

RX 460の方がおおよそ15%CUDAコア数が多い。クロック周波数も僅かに高い。メモリ速度は6.6Gbpsでクロック周波数は1653MHzとRX 460の方が高性能だ。メモリタイプ、GPUメモリ容量、メモリバスは共通となっている。バンド幅はほぼ同等の105.8GB/sだ。TDPについてはRX 460が75WとGTX 950よりも16%省電力性が高い。価格差は$50だ。

その後2016年10月にGTX 950の後継モデルであるGTX 1050が発売開始となった。プロセスが14nmとなりRX 460に並んだ。トランジスタ数が33億個と10%多くなっている。CUDAコア数は640基と40%少ないもののクロック周波数が大幅に引き上げられている。プロセスが微細化されたことでより高いクロック周波数を実現できるというわけだ。メモリ周り・TDP・価格はほぼ共通となっている。GTX 950と比べて大幅に強化されたと考えてよい。

Radeon RX 460の特徴まとめ【2022年】

ゲーミング性能は最低クラスで通用しない

rx460seinou202204
上記グラフは現行モデルを含めたグラフィックボードのゲーミング性能をまとめたものだ。Radeon RX 460の性能は、CPU内蔵グラフィックスよりも多少ましという程度だ。7年以上前に発売されたMaxwell世代の50番台であるGTX 950にも及ばない。Pascal世代のGTX 1050との性能差は30%とかなり大きい。Turing世代のGTX 1650と比べると雲泥の差だ。

2022年時点ですでに厳しい立ち位置だと言える。最低でもGTX 1050以上のグラフィックボードを使用する方がよいだろう。Radeon RX 460ならフルHD環境で低設定でのゲームプレイが前提だ。場合によってはHD環境でないとまともなフレームレートがでない可能性もある。今このモデルを使用しているなら買い替えのタイミングだと考えてよいだろう。

中古で探す価値がなくおすすめできない

中古で安く購入したいと考えるゲーマーの方もいるかもしれないが、Radeon RX 460は性能も低くゲーム用途ではおすすめできない。たとえ安価に購入できたとしても結局買い換える必要が出てしまい無駄なコストが掛かってしまうことになる。ただで譲ってもらえるのならとりあえず導入してもよいだろう。Radeon RX 400シリーズならRX 470が最低ラインだ。一気にパフォーマンスが高くなるので、安心してゲームに対応できる。

Radeon RX 460の発売当時の評価【2016年】

Radeon R7 360から順当に性能が向上しているが…

確かに前世代のRadeon R7 360よりもゲーミング性能は確かに向上しているが、それほど飛躍的に向上しているわけではない。買い替えの対象とは言えない。それでもタイトルによっては30%程度フレームレートが高くなることもある。

NVIDIAがPascal世代のグラフィックボードをリリースしたことでより魅力に乏しいモデルとなってしまっている。価格が同等でより高いゲーミング性能が手に入るなら無視することはできない。基本的にはPascal世代のモデルを候補に入れておくとよいだろう。

省電力性が高く自作ユーザーが手を出しやすい

搭載ゲーミングPCのラインナップもなく自作ユーザー向けであることはこれまでのモデルと同様だ。Radeon RX 460は、前世代のモデルと比べてプロセスが28nm→14nmへと縮小化されたことによって省電力性が向上している。新しいGPUであるPolaris 11を採用しているのもポイントだ。

アーキテクチャの改良によってワットパフォーマンスが向上している。電源ユニットなどに掛かるコストを抑えられるのはメリットだ。これまでAMDが不利な立場だった省電力性において肩を並べるまでになった。もっともPascal世代のグラフィックボードと比べるとまた差を付けられているが…

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Radeon RX 460のベンチマーク一覧

各タイトルについてフルHD及びWQHD環境でのフレームレートを計測。これでどのぐらいゲームプレイが快適化を把握できる。GTX 1060 6GBやRadeon RX 480とのスコア差に注目して欲しい。

Rise Of The Tomb Raider

Rise Of The Tomb Raider

RX 47059.1
40.8
R9 38048.6
32.9
GTX 105043.4
24.5
GTX 95043.1
25.8
RX 46037.8
22.4
R7 37036.7
21.0
平均fps最小fps
Radeon RX 460は、Radeon R7 370よりも3%-5%だけフレームレートが向上している。新しいモデルとは言ってもこれだけの差だけなら買い替えのメリットがないと言わざるを得ない。GTX 950と比べると14%劣ってしまう。GTX 1050との性能差は16%だ。上位モデルのRadeon RX 470との性能差はかなり大きいことがわかる。

Battlefield 1

battlefield

RX 47079.5
65.4
R9 38060.2
52.6
GTX 105050.8
42.1
GTX 95048.9
43.7
RX 46044.5
36.8
R7 37030.4
28.3
平均fps最小fps
Battlefield 1では大幅な性能向上が見込める。Radeon R7 370よりも45%フレームレートが高い。最小fpsでも安定感の高さが光る。一方で、GTX 950と比べると10%程度劣る。その後継モデルのGTX 1050になると15%程度と差が広がってしまう。NVIDIA製グラフィックボードと比べると立場が悪い。

Ashes of the Singularity

ashesofthesingu

RX 47052.6
45.7
R9 38042.8
39.5
GTX 105033.6
30.9
RX 46030.6
26.3
GTX 95029.7
25.0
R7 37027.5
20.8
平均fps最小fps
Ashes of the SingularityではGTX 950を4%だけ上回った。最小fpsでも上回っている。Radeon R7 370よりも10%フレームレートが高い。もっとも最高設定でのゲームプレイは厳しいので、設定を落とすか解像度を落とす必要がある。GTX 1050と比べると10%-15%程度フレームレートが劣っている。

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