rx6950xtop画像引用元:https://www.amd.com/ja/ *イメージ

当記事では、Radeon RX 6950 XTの性能スペックレビュー&おすすめBTOパソコンの紹介をしている。Radeon RX 6900 XTの発売から1年半の月日が流れてリフレッシュモデルが登場した。RX 6900 XTと比べてクロック周波数アップとメモリ周りの強化で性能が引き上げられている。

より高い性能を追求したいゲーマーの方向けだと言える。次世代モデルであるRDNA 3.0アーキテクチャ採用のRadeon 7000シリーズの登場を年末に控えているのが悩ましい。あなた自身でどちらを選ぶか決断する必要がある。競合モデルは、NVIDIAのGeForce RTX 3090あるいはRTX 3080 Tiとなる。

よくわかる!!Radeon RX 6950 XTの特徴まとめ

  • (+)AMDの最強グラフィックボード登場となる
  • (+)RX 6900 XTよりも10%程度高い性能を持つ
  • (+)RTX 3090よりも$400安い
  • (-)次世代モデルの登場を控えていて選びづらい
  • (-)消費電力が高くなり長所を失った
  • (-)レイトレーシング性能が低い

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Radeon RX 6950 XTの概要を押さえる!

基本スペック

 RX 6950 XTRX 6900 XTRX 6800 XT
コードネームRDNA 2RDNA 2RDNA 2
GPUNavi 21Navi 21Navi 21
プロセス7nm7nm7nm
トランジスタ数268億268億268億
ダイサイズ519 m㎡519 m㎡519 m㎡
CUs808072
CUDAコア数5,1205,1204,608
RTコア数808072
Tensorコア数---
ベースクロック1925 MHz1825 MHz1825 MHz
ゲームクロック2116 MHz2015 MHz2015 MHz
ブーストクロック2324 MHz2250MHz2250MHz
GPUメモリ16GB GDDR616GB GDDR616GB GDDR6
メモリ速度18 Gbps16 Gbps16 Gbps
メモリバス256 bit256 bit256 bit
メモリ帯域幅576.0 GB/s512.0 GB/s512.0 GB/s
Infinity Cache128 MB128MB128MB
TDP335W300W300W
価格$1099$999$649
発売日2022/05/102020/12/082020/11/18

Radeon RX 6950 XTのスペックについて見ていこう。基本的にはオリジナルのRX 6900 XTと共通だ。RX 6950 XTもRDNA 2.0アーキテクチャを採用していてGPUはNavi 21となる。プロセス・トランジスタ数・ダイサイズと変わっていない。RX 6900 XTと同様にフルスペックバージョンのNavi 21ということになる。コンピュートユニットは80でCUDAコアは5,120(80×64)だ。RTコアはコンピュートユニットの数は同じだ。

違いとしてはクロック周波数が引き上げられていることが挙げられる。ベースクロックは5%、ゲームクロックは4%、ブーストクロックは3%とそれぞれ高くなった。GPUメモリはGDDR6 16GBとRX 6900 XTと共通だ。メモリ速度は16 Gbpsから18 Gbpsへとパワーアップされた。メモリバスは256 bitと共通だ。メモリ帯域幅は12%広く576.0 GB/sとなる。Infinity Cacheは128MBと変わっていない。TDPは11%高く335Wとなる。価格差は$100だ。

下位モデルのRX 6800 XTではコンピュートユニットが10%少なく72となる。CUDAコアも10%少なく4,608(72×64)だ。クロック周波数も2%-4%程度抑えられている。GPUメモリ容量は16GBと共通だ。メモリ速度はRX 6900 XTと同様に16 Gbpsで、RX 6950 XTと比べると少し遅い。メモリ帯域幅は11%狭いのはRX 6900 XTの比較と同じだ。TDPは11%低く300Wとなる。価格差は$450だ。価格的には直接比較検討する方は少ないかもしれない。

総合性能

rx6950xtseinou

総合性能ではRTX 3090 Ti及びRTX 3090に次いで3番目に高い性能を持つグラフィックボードだ。RX 6900 XTと比べて12%程度高い処理性能を発揮する。基本的には4K環境でのゲームプレイがメインだ。ただし、当該モデルの場合フルHD環境など解像度が下がるとRTX 3090 TiやRTX 3090を上回ることが多くなる。

144Hz以上の高リフレッシュモニターを活かしたい方にとっては魅力的な選択肢となる。Infinity Cacheなどが有利に働いているのかもしれない。タイトルによっては高解像度でもこれらのグラフィックボードを上回ることもある。定価だけを見ると期待以上の性能を持っていると言える。どのようなタイトルをプレイするのかで決めてしまうとよいだろう。レイトレーシング性能については期待しない方が賢明だ。

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Radeon RX 6950 XTの特徴&強みまとめ

スペック強化でRX 6900 XTと比べて10%程度性能が高い

Radeon RX 6950Xは、ある程度期待通りの性能を持つハイエンドクラスのグラフィックボードとなっている。従来モデルであるRX 6900 XTと比べて10%程度高い。同じアーキテクチャを使いながらも、クロック周波数の引き上げ及びメモリクロックの引き上げによってパフォーマンスが向上した。特にメモリクロックが速くなってメモリ帯域幅が広くなったメリットは大きい。

メモリ周りのボトルネックを解消できより効率的にグラフィックス処理を行えるからだ。RTX 3090 Tiには及ばないものの価格的には上のRTX 3090に近いパフォーマンスを発揮するのはさすがだ。NVIDIAがRTX 3090 TiをリリースしたのはこのRX 6950 XTの存在が大きいのかもしれない。

レイトレーシング性能はNVIDIA製モデルに大きく劣る

レイトレーシング性能についてはRTX 3070と同水準までパフォーマンスが落ちてしまうため注意が必要だ。定価で半額以下のモデルと同程度の性能に留まるのは厳しい。これはRX 6900 XTから変わっていない。さすがにアーキテクチャが同じなら性能アップは見込めない。次世代以降のRadeonシリーズに期待しよう。

同じ価格帯のRTX 3080 Tiなら30%-40%も高いレイトレーシング性能を得られる。また、NVIDIA製モデルにはDLSSがあるためその差は確実に開くことになる。確かに純粋なゲーミング性能では競合モデルと同等以上だが、付属機能まで考慮すると評価は下がってしまう。レイトレーシング性能を試してみたいと考えている方はAMD製モデルを避けるべきだ。

次世代モデルの登場を控えていてタイミングがよくない

Radeon RX 6950 XTの一番の問題は発売のタイミングだ。さすがにRadeon RX 6900の発売から1年半も月日が経過してからのリリースだと購入層が限られてしまう。年内には次世代のRadeon RX 7000シリーズが登場するだろう。当然新しいアーキテクチャになって純粋な性能だけではなく、レイトレーシング性能も強化される可能性が高い。そうなるといくらグラフィックス処理性能が高くてもRX 6950 XTの魅力は乏しい。

基本的にはもう少し待って様子を見てからでも遅くはない。今RX 6950 XTをおすすめするのは、現在使用しているシステムが壊れてしまって緊急で用意する必要がある方だ。その上でAMD製のフラグシップモデルにこだわりたい方であれば購入しても後悔はしないだろう。その他の多くのユーザーの方は次世代モデルを待つか、価格が安くなったRX 6900 XTの購入を検討するとよい。レイトレーシング性能重視ならRTX 3080 TiやRTX 3080 12GBが候補に入る。

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Radeon RX 6950 XTのゲーミング性能

Watch Dogs: Legion

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従来モデルに当たるRX 6900 XTと比べると最大24%もフレームレートが高い。一番差が小さいフルHD環境でも15%となっている。クロック周波数の引き上げとメモリ周りの強化によるパフォーマンス向上は圧巻だ。NVIDIAのフラグシップモデルであるRTX 3090 Tiと比べても最大10%程度上回るが、4K環境では4%程度劣る。Watch Dogs: Legionでは期待以上のパフォーマンスを出しているように思う。

Borderlands 3

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フルHD及びWQHD環境ではトップのフレームレートを出した。RX 6900 XTと比べて7%-10%程度パフォーマンスが向上していることがわかる。RTX 3090 Tiと比べてフルHD環境では8%高く、WQHD環境では3%上回る。一方で4K環境ではRTX 3090 Tiよりも3%程度フレームレートが低くなっている。価格帯を考えると十分な結果だと言えるだろう。

Far Cry 6

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Far Cry 6では、RX 6900 XTと比べて2%-10%程度パフォーマンスが高い。高解像度になる方が性能差が顕著に現れる。RTX 3090 Tiと比べてすべての解像度で上回っている。タイトルによってはRTX 3090 TiやRTX 3090と比べて遜色ない水準だ。ただし、オーバークロックモデルであることを忘れてはいけない。

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Radeon RX 6950 XTのレイトレーシング性能

Control

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フルHDならレイトレーシングでも快適にゲームをプレイできる。RX 6900 XTと比べて10%-15%程度フレームレートが高くなった。一方で、RTX 3090と比べると20%以上もフレームレートが低い。下位モデルであるRTX 3080と比べても劣ってしまうのは厳しいところだ。RX 6950 XTのレイトレーシング性能はRTX 3070と同程度に留まる。レイトレーシング性能を重視するならNVIDIA製モデルを選ぶのが無難だろう。

Cyberpunk 2077

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レイトレーシング性能についてはかなり厳しい結果となった。RTX 3090との差は30%-40%とかなり大きい。RTX 3080と比べてもパフォーマンスで及ばない。従来モデルのRX 6900 XTとの差は10%以上と期待通りだ。もっともこのフレームレートではフルHD環境でも満足にプレイすることは難しいだろう。

Fortnite

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フォートナイトでもフレームレートは最大50.8fpsとなる。快適なゲームプレイができるとは言えない数値だ。RX 6900 XTと比べておよそ10%パフォーマンスが伸びているもののNVIDIA製グラフィックボードには及ばない。RTX 3090との差は25%以上と圧倒的な差がある。

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その他ベンチマーク一覧

消費電力

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RX 6900 XTと比べると消費電力が20%以上増えている。これはアーキテクチャを変えずクロック周波数の引き上げ及びメモリ周りの強化を行ったのだから不思議ではない。また、オーバークロックモデルのためファウンダーエディションよりも消費電力が高くなるのは必然だ。省電力性の高さというメリットを失ってしまったのは残念だが、それでもRTX 3080 12GBやRTX 3090 Tiよりも消費電力は抑えられている。

温度

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大型ファンとヒートシンクのおかげで比較的温度は抑えられているように思える。RX 6900 XTと比べても5%程度温度が低く十分だろう。RTX 3090 Ti/RTX 3090の方が温度が低くなっている。これは消費電力が抑えられていることも要因になっていると考えてよさそうだ。

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Radeon RX 6950 XT搭載おすすめBTOパソコン

2022年5月時点ではRadeon RX 6950 XTを搭載したゲーミングPCは販売されていない。搭載モデルがリリースされ次第ここに追加する。

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