ryzen75800xtop
当ページでは、Ryzen 7 5700Xの性能比較&ベンチマーク検証をしている。Ryzen 7 5800Xが登場してから1年半の月日が流れて、ようやく下位モデルであるRyzen 7 5700Xがリリースとなった。第3世代Ryzenシリーズでも人気の高かったRyzen 7 3700Xの後継モデルだ。8コア16スレッドと高いスペックを持つ。Ryzen 7 5800Xのクロック周波数を落として、さらに省電力性に磨きを掛けたモデルだ。登場こそ遅かったが、発売から3年近くの月日が経ちあらためてコストパフォーマンスの高さに注目が集まる。

搭載モデルは「Ryzen 7 5700X搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。発売から1年弱の月日が流れて価格が下がり選びやすくなっている。各BTOメーカーも販売に力を入れていて当サイトのゲーミングPCの売れ筋ランキングの上位に食い込んでいる。Intel第13世代Core iシリーズで言えば、Core i5-13400相当のゲーム性能を持つ。2025年2月時点では次世代モデルのCore i5-14400が競合となっている。マルチコア性能ではコア・スレッドの多いCore i5シリーズが優勢だ。

2024年2月には3D V-Cache搭載の「Ryzen 7 5700X3D」がリリースされている。Ryzen 7 5700Xよりも25%程度ゲーム性能が高い。登場したばかりで価格は高めだが、もし価格が下がれば魅力的なモデルとなるだろう。後継モデルに当たるZen 4アーキテクチャ採用の「Ryzen 7 7700X」が発売されている。クロック周波数の引き上げによって大幅に性能が高くなった。次世代のRyzen 7 7700Xはプラットフォームコストが掛かり価格が高めなのがネックだ。それに対してより安価で揃えられるRyzen 7 5700Xにも優位性がある。特にBTOパソコンでは圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。下位モデルのRyzen 5 4500よりも価格は上がるが、それ以上に性能も高くなり選びやすい。60番台のNVIDIA製グラフィックボードとの組み合わせがおすすめだ。




Ryzen 7 5700Xの基本情報

コードネーム Zen 3(Vermeer)
プロセス 7nm
コア/スレッド数 8コア/16スレッド
定格/最大クロック 3.4 GHz/ 4.6 Ghz
L3キャッシュ 32MB
TDP 65W
発売日 2022年04月04日
MSRP $299
価格 26,970円~ 2025/3時点
特徴
(長所&短所)
(+)Ryzen 7 5800Xよりも安くコスパが高い
(+)一時は22,000円まで価格が下がっていた
(+)搭載ゲーミングPCの価格が安い
(+)省電力性に優れている
(+)搭載モデルのラインナップが増える可能性が高い
(-)価格変動がやや大きい
(-)性能及びコスパでCore i5-12600Kに劣る
(-)Ryzen 7 5800Xの登場から時間が経ちすぎている
評価 ・総合評価
7.0

・ゲーム評価
7.0

Ryzen 7 5700Xの基本情報

Ryzen 7 5700X Ryzen 7 5800X Ryzen 7 3700X
メーカー AMD AMD AMD
コードネーム Zen 3 Zen 3 Zen 2
プロセス 7nm 7nm 7nm
トランジスタ数 41.5億 41.5億 38.0億
ダイサイズ 81 mm² 81 mm² 74 mm²
コア数 8 8 8
スレッド数 16 16 16
定格クロック 3.4 GHz 3.8 GHz 3.6 GHz
最大クロック 4.6 GHz 4.7 GHz 4.4 GHz
L3キャッシュ 32MB 32MB 32MB
対応メモリ DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
CPUクーラー 非同梱 非同梱 非同梱
内蔵グラフィックス × × ×
PCI-Express Gen 4 Gen 4 Gen 4
TDP 65W 105W 65W
MSRP $299 $449 $329
国内価格 29,700円 24,980円
*中古価格
13,980円
*中古価格
発売日 2022年04月04日 2020年11月06日 2019年07月07日

*価格は2024/9時点

Ryzen 7 5700Xのスペックについて詳しく見ていく。前世代のRyzen 7 3700Xと比べるとコードネームがZen 2からZen 3へと進化している。ここが一番のハイライトでIPCの改善などでパフォーマンスの底上げが行われている。トランジスタ数が9%増えて、ダイサイズも10%程度大きい。コア/スレッドは8コア16スレッドと共通だ。定格クロックはRyzen 7 3700Xの方が6%高く、最大クロックはRyzen 7 5700Xの方が5%高い。

L3キャッシュ容量は32MBと変わっていない。対応メモリはDDR4-3200と共通だ。CPUクーラーは非同梱となっている。内蔵GPUも非搭載だ。PCI-ExpressもGen 4.0をサポートしている。価格は$30安く$299だ。Ryzen 7 3700Xは、Ryzen 7 5700Xよりも3年近くも前に登場していたことになる。

上位モデルであるRyzen 7 5800Xと比較していく。基本的なスペックは共通であることがわかる。大きく違うのはクロック周波数・TDP・価格だ。定格クロックはRyzen 7 5800Xの方が12%高く、最大クロックもRyzen 7 5800Xの方が3%高い。また、クロック周波数が高い分だけTDPも高く105Wとなる。価格差は$150とやや価格が高い。

2024年9月時点で実売価格では5,000円程度の価格差がある。Ryzen 7 5700Xについては新品でも29,700円と購入しやすい価格帯だ。中古だとRyzen 7 5800Xよりも1,000円程度安く取引されている。両モデルにはスペック・性能差以上の価格差があると考えてよい。Ryzen 7 5800Xはプレミアムモデルと言えるかもしれない。より上位のシリコンウェーハが使用されるからだ。旧世代のRyzen 7 3700Xはすでに中古が出回っていて13,980円~購入できる。底値に近づいたと考えてよさそうだ。

Ryzen 7 5700Xの最新評価【2025年】

Core i5シリーズ相当のゲーム性能を持っている

ryzen75700x-gamescore

Ryzen 7 5700Xに再度注目が集まっているのは低価格のゲーミングPCがリリースされているからだ。各BTOメーカーがRyzenシリーズについて販促に力を入れている状況だ。ゲーム性能的にはそこまで高いわけではない。当サイトのスコアは27,036となる。Zen 2アーキテクチャ採用のRyzen 7 3700Xと比べて性能は高くなっているが、Intel第13世代CPUのCore i5-13400よりも7%弱ゲーム性能が低いのだ。

次世代のCore i5-14400と比べるともうワンランク落ちてしまう。Ryzen 7シリーズは、下位モデルであるCore i5シリーズと同等の性能を持つに留まる。過度な期待はしない方がよい。また、Core i5-14400/Core i5-13400はハイブリッドアーキテクチャを採用していて10コア16スレッドと高いスペックを持つ。マルチコア性能はゲーム性能以上の差があると考えておこう。

すでに2世代後のRyzen 7 9700Xが登場しているが、今でもRyzen 7 5700Xを搭載したゲーミングPCが販売されている。このRyzen 7 5700XやRyzen 5 5600XなどのZen 3アーキテクチャ採用モデルは価格の安さを前面に押し出している。高コスパなゲーミングPCを探している方なら魅力的な選択肢となるだろう。Ryzen 5 5600X搭載モデルも有力なモデルだ。Ryzen 7 5700Xは、Ryzen 7シリーズのモデルとは言っても旧世代のCPUでゲーム性能はそれほど高くない。性能順に見ても下から数える方が早い。

値上げで単体モデルとしての魅力は薄れる

製品名 コア/スレッド ゲーム性能 価格 コスパ 発売日
Ryzen 5 9600X(新品) 6/12 34,904 44,800 0.779 2024/08/08
Ryzen 7 5700X3D 8/16 34,488 29,980 1.150 2024/02/02
Ryzen 7 7700X 8/16 33,366 2022/09/27
Ryzen 7 7700 8/16 33,317 34,980 0.952 2023/01/14
Ryzen 5 7600 6/12 30,030 29,980 1.002 2023/01/14
Core i5-14400F 10/16 29,045 21,980 1.321 2024/01/08
Core i5-13400F 10/16 28,926 21,980 1.316 2023/01/03
Ryzen 7 5700X(新品) 8/16 27,036 28,380 0.953 2022/04/04
Ryzen 7 5700X 8/16 27,036 21,980 1.230 2022/04/04
Core i5-12400F(新品) 6/12 26,448 17,680 1.496 2022/01/05
Core i5-12400F 6/12 26,448 14,980 1.766 2022/01/05
Ryzen 5 5600X(新品) 6/12 25,932 19,450 1.333 2020/10/09
Ryzen 5 5600X 6/12 25,932 15,980 1.623 2020/10/09
Core i7-11700F 8/16 24,828 28,980 0.857 2021/03/17

Ryzen 7 5700Xは22,000円→32,000円→26,980円→29,700円→25,463円→29,800円→28,380円と価格は上昇傾向にある。ただし、ビックカメラやヨドバシカメラで購入すれば10%相当のポイント還元を得られるので実質価格は25,000円前後と割安だ。この価格なら購入を検討してもよいだろう。この価格での販売は時間の問題だろう。世代交代が進み入手困難になる日も近そうだ。

Ryzen 7 5700Xの下位モデルであるRyzen 5 5600Xもコストパフォーマンスが高い。AMD製CPUにこだわらないのであればCore i5-13400FやCore i5-12400F当たりの方がコストパフォーマンスに優れている。Core i5-12400Fについては新品で購入することが可能だ。Ryzen 5 5600XやCore i5-12400Fは6コア12スレッドとスペックは控えめだが、同等のゲーム性能を期待できる。

Ryzen 7 5700Xの価値はBTOパソコンにあるといえそうだ。ドスパラにしてもフロンティアにしてもRyzen 7 5700X搭載モデルは底値で購入しやすくなっている。Core i5-14400F搭載モデルとの価格差をチェックしつつ購入を検討するとよい。すでに2世代後のRyzen 9000シリーズが登場していることもあり、切り替えが完全に完了するとこれほど安価なRyzenシリーズは市場から消えてしまうだろう。短い期間だが今の時期を楽しみたい。AM4プラットフォームも底値だ。プラットフォームコストの安さがBTOパソコンの安さにつながっているのだろう。




発売当時のRyzen 7 5700Xの評価【2022年】

Ryzen 7 5800Xよりもコスパが高い

製品名 性能 価格 コスパ
Ryzen 7 5800X 24,001 $449 53.45
Ryzen 7 5700X 22,789 $299 76.22
Core i5-12600K 25,507 $289 88.26
Core i5-12400 22,146 $192 115.34

上記テーブルは各CPUのコスパをまとめたものだ。$1当たりの性能を数値化している。Ryzen 7 5700Xのコスパは76.22で、Ryzen 7 5800Xの53.45よりも40%以上コスパが高い。従来モデルのRyzen 7 3700Xの立ち位置をしっかりと受け継いでいる。やはりAMDが好きな方にとっては待望のCPUだと言えるだろう。

ただし、Intel製CPUになるとより高いコスパを持っているのが悩ましい。Core i5-12600Kならさらに15%高く、Core i5-12400なら50%も高い。あくまでもAMDのラインナップの中では優秀な部類だということだ。第4世代Ryzenシリーズになって明らかにプレミアム路線に走っている。

国内の販売価格を見るとコストパフォーマンスはイマイチだ。上位モデルであるRyzen 7 5800Xとほとんど同じ価格となっているからだ。Core i5-12600Kとおおよそ同等の価格であることを考えるとRyzen 7 5800Xの方が割安感がある状況となっている。もしかしたらRyzen 7 5800Xの価格が上がる可能性もある。搭載ゲーミングPCの場合はRyzen 7 5700Xの方が安価で購入しやすい。

省電力性が高くパワー効率に優れている

ryzen75700xwatt
Ryzen 7 5800Xの最大の魅力は、性能でも価格でもなく省電力性の高さかもしれない。Ryzen 7 5800Xと比べて47%も消費電力が抑えられていることがわかる。下位モデルであるRyzen 5 5600Xと同程度だ。競合モデルであるCore i5-12600Kと比べると40%程度低い。これならPCケース・CPUファン・電源ユニットに掛けるコストを抑えられる。マザーボードもAM4に対応しているのもコスト面で有利になる。

登場が遅すぎたモデル

Ryzen 7 5700Xは多くのユーザーが待ち望んでいたCPUであることは間違いない。しかしながら、Zen 3アーキテクチャ採用の第一弾モデルであるRyzen 7 5800Xが登場してから1年半も経過していていくらなんでも遅すぎたと言わざるを得ない。その間にIntel第10世代からIntel第12世代へと競合モデルは2世代も進んでいる。

Intel第12世代の快進撃によって窮地に追い込まれている状況だ。価格的にも性能的にも負けている。2022年の秋以降にはZen 4アーキテクチャ採用の第5世代Ryzen 7000シリーズのリリースが予定(Wccftech, 2022)されている。Ryzen 7 5800Xと同時期に発売されていたら状況も変わっていたはずだ。




Ryzen 7 5700Xのゲームベンチマーク一覧

Far Cry 6

farcry6

上位モデルとの差は4%程度だ。最小fpsは3%程度となっている。価格差を考えると十分優秀なのではないかと思う。平均fpsについてはCore i5-12600Kと同等だ。最小fpsについては6%程度低く安定感の高さはCore i5-12600Kの方が優れている。Ryzen 5 5600Xと比べると7%程度高く十分差別化が行われている。

Hitman 3

hitman3ryzen75700x-hitman3

Hitman 3におけるRyzen 7 5800Xとのフレームレートの差は2%程度だ。最小fpsでは2%程度上回っていておおよそ同程度のパフォーマンスを発揮している。一方で、Core i5-12600Kと比べると20%もフレームレートが劣っている。同じ価格帯のモデルでこれだけの性能差があるのは厳しい。Ryzen 7 5700Xの購入を検討中の方はCore i5-12600Kも合わせて検討する必要がある。

Red Dead Redemption 2

Red Dead Redemption 2ryzen75700x-reddeadredemption

Red Dead Redemption 2では上位モデルであるRyzen 7 5800Xと比べて平均fpsは5%低く、最小fpsは3%低い。Ryzen 5 5600Xに劣っているのは気になるところだが、Core i5-12600Kと同程度のフレームレートを出しているのは評価できる。ややトリッキーな結果が出ていると言える。




その他アプリケーションのベンチマーク

Cinebench R23

cinebenchryzen75700x-cinebenchr23

Cinebench R23でのスコアを見ていく。客観的なパフォーマンスを見るのに最適なベンチマークソフトだ。Ryzen 7 5800Xと比べるとマルチスレッド性能は15%低く、シングルスレッド性能も3%低い。クロック周波数の差が出ていると考えてよさそうだ。Ryzen 7 5800XはTDPの余力もあってポテンシャルの高さが光る。

Ryzen 5 5600Xと比べるとマルチスレッド性能が15%高いが、シングルスレッド性能は4%低い。シングルスレッド性能についてはクロック周波数及びTDPの差が出ている。競合モデルであるCore i5-12600Kは、10コア14スレッドとスペックが高くそれがしっかりとスコアに表れている。マルチスレッド性能が34%高く、シングルスレッド性能も25%高い。

Handbrake

handbrakeryzen75700x-encode

動画のエンコードに掛かる速度を計測している。数値が少ないほど高性能であることを意味する。Ryzen 7 5800Xと比べるとx264では11%劣っていて、x265でも11%劣っている。Ryzen 5 5600Xと比べると10%前後パフォーマンスが高い。6コア12スレッドと8コア16スレッドとコア/スレッドの差があるということだ。よりコアの多いCore i5-12600Kになるとx264では21%高く、x265でも20%高く圧倒的な差がある。クリエイター作業を中心に考えているならやはりCore i5-12600Kを選択するべきだろう。

Adobe Lightroom and Premiere Pro

Adobe Premiere Pro CCryzen75700x-adobe

Adobeソフトでのパフォーマンスを見ていこう。Ryzen 7 5800Xとの差は1%-2%程度でほとんど同じだ。Ryzen 5 5600Xと比べると5%程度パフォーマンスが高い。Core i5-12600Kになると4%-9%程度パフォーマンスが高い。Intel製CPUに有利なソフトウェアだと言える。

Ryzen 7 5700X搭載おすすめゲーミングPC

【3月限定モデル】Ryzen7 5700X × RTX 4060(MDL.make)

mdlmake価格:150,800円 139,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 500GB
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

新興BTOメーカーであるMDL.makeが販売する高コスパモデルだ。Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060の組み合わせで13万円台は評価できる。年末年始のセールからみると価格は上昇傾向にあるものの市場から見れば割安感がある。メモリ16GB・SSD 500GBと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。PCケースはブラックあるいはホワイトから選択できる。LED仕様への変更は+20,000円とやや高い。メモリやストレージのカスタマイズ費用は安めで選択しやすいように思う。

LEVEL-M2P5-R57X-RLX(パソコン工房)

LEVEL-M27M-124F-SLX-WHITE価格:144,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.3

公式サイト詳細

ピラーレスケース採用の個性的な一台だ。カラーバリエーションも豊富でカスタマイズも楽しめる。GPUにはAmpere世代のミドルクラスであるGeForce RTX 4060を搭載している。DLSSをサポートしていてモンハンワイルズにも対応できる性能を持つ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEと性能を考えれば十分だろう。

LEVEL-M1P5-R57X-SLX (パソコン工房)

LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2価格:164,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイト詳細

パソコン工房のLEVELΘブランドのゲーミングPCとなる。長らく在庫切れとなっていたが、2025年3月末に復活した。価格も変わらずコストパフォーマンスが高い。ミニタワーケースを採用している。Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスの一台だ。税込164,800円は破格だ。無料会員登録をすれば送料も掛からないので実質価格は他社BTOメーカーよりも圧倒的に安くなる。コストパフォーマンス重視で探しているゲーマーの方は必見だ。。標準構成はメモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと平均的だ。電源は650W BRONZEを搭載している。価格が安いのでカスタマイズをしやすいはずだ。

GALLERIA RM7R-R46 5700X搭載(ドスパラ)

GALLERIA RM5C-G60S価格:164,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:5.1

公式サイト詳細

Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060搭載のゲーミングPCだ。ミドルクラスのグラフィックボードを搭載していてゲームプレイにも余裕を持って対応できる。ミニタワーケース採用で価格が抑えられている。ガレリアブランドでこの価格設定なら悪くない。ケースデザインもよくゲーマーからの人気も高い。メモリ16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEだ。Ryzen 7 5700Xの省電力性が高くこれぐらいの容量でも余裕がある。ガレリアブランドが好きなら選択してもよいかもしれない。

NEXTGEAR JG-A7A7X コラボモデル

nextgear価格:189,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:Radeon RX 7700 XT
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:6.8

公式サイト詳細

AMD製CPUとグラフィックボードを搭載したゲーミングPCだ。グラフィックスにはRadeon RX 7700 XTを搭載している。ミドルハイクラスに属するモデルでWQHD環境にも対応できる高い性能が魅力だ。メインターゲットはフルHDとなる。Ryzen 7 5700Xだとややバランスが取りづらい面もあるが、ぎりぎり大丈夫だろう。CPU負荷が極端に高いタイトルは注意が必要だ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源ユニットは550W BRONZEだ。ファンのカラーは赤・青・RGBの3種類から選択できる。ケース天面のLEDボタンで制御可能だ。

GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載(ドスパラ)

GALLERIA RM5C-G60S価格:209,979円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.6

公式サイト詳細

Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。ミニタワーケースを採用している。価格はやや高めだ。ガレリアブランドが好きな方は要チェックだ。人気の高かったGeForce RTX 3060 Tiの後継モデルで評価が高い。WQHD環境でのゲームプレイも視野に入る高い性能を持つ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeという構成だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。Ryzen 7 5700Xが市場にある間はぜひチェックしておきたいモデルだと言える。

Ryzen 7 5700X搭載のゲーミングPC一覧

製品名 価格 CPU GPU メモリ SSD 電源
GALLERIA RM7R-R46 5700X搭載 164,980 7 5700X RTX4060 16GB 500GB 650W(B)
GALLERIA RM7R-R46T 5700X搭載 184,980 7 5700X RTX4060Ti 16GB 500GB 650W(B)
GALLERIA XA7R-R47 214,980 7 5700X RTX4070 16GB 1TB 650W(B)
GALLERIA XA7R-R47S 5700X搭載 224,980 7 5700X RTX4070S 16GB 1TB 750W(G)
GALLERIA XA7R-R47TS 5700X搭載 269,980 7 5700X RTX4070TiS 16GB 1TB 750W(G)
GALLERIA XA7R-R48S 5700X搭載 334,980 7 5700X RTX4080S 16GB 1TB 850W(G)
NEXTGEAR JG-A7G60 164,800 7 5700X RTX4060 16GB 1TB 750W(B)
NEXTGEAR JG-A7G6T 179,800 7 5700X RTX4060Ti 16GB 1TB 750W(B)
NEXTGEAR JG-A7G7S 5700X搭載 229,900 7 5700X RTX4070S 16GB 1TB 750W(B)
NEXTGEAR JG-A7G7A 5700X搭載 269,800 7 5700X RTX4070TiS 16GB 1TB 750W(B)
G-Tune DG-A7G7S 299,800 7 5700X RTX4070S 32GB 1TB 750W(B)
LEVEL-M2P5-R57X-RLX 144,800 7 5700X RTX4060 16GB 500GB 650W(B)
LEVEL-M7P5-R57X-SL9X 159,800 7 5700X RTX4060Ti 16GB 500GB 550W(B)
LEVEL-M1P5-R57X-SLX 149,800 7 5700X RTX4060Ti 16GB 500GB 700W(B)
FRGKB550/WS109/NTK 154,800 7 5700X RTX4060 32GB 1TB 600W(B)
FRGKB550/WS203/NTK 179,800 7 5700X RTX4060Ti 32GB 1TB 600W(B)

参照外部サイト