Core i7-8700K画像引用元:https://www.ark-pc.co.jp/

当ページでは、Core i7-8700Kの性能スペック及びベンチマークを紹介している。Core i7-8700Kは、Coffee Lake世代で最上位のモデルだ。6コア12スレッドとマルチスレッド性能が高く、前世代のCPUよりもコア/スレッド共に向上している。発売当時はゲーミングPCで定番のCPUだった。現時点での評価を含めて詳しく見ていこう。

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Core i7-8700Kの基本スペック・仕様

 i7-8700Ki7-7700K7 1800X
メーカーIntelIntelAMD
プロセス14nm14nm14nm
コードネームCoffee LakeKaby LakeZen
CPUコア数648
スレッド数12816
定格クロック3.7 GHz4.2 GHz3.6 GHz
最大クロック4.7 GHz4.5 GHz4.0 GHz
L3キャッシュ12MB8MB16MB
対応メモリDDR4-2666DDR4-2400DDR4-2666
内蔵グラフィックスUHD 630UHD 630非搭載
CPUクーラー同梱×××
オーバークロック
TDP95W91W95W
価格$359$339$499
発売日2017/10/252017/01/042017/03/03
Core i7-8700Kは、前世代のCore i7-7700KよりもCPUコア及びスレッド数が50%引き上げられ6コア12スレッドとなっている。クロック数は定格3.7GHz、最大4.7GHzだ。第7世代のCore i7-7700Kが定格4.2GHz、最大4.5GHzなので、定格クロックを落として最大クロックを引き上げた形だ。コア/スレッドが増えているため消費電力を抑えるためにも定格クロックを落とすのは正攻法だと言える。

今回スペックをアップを図ったのは2017年3月に発売された第1世代Ryzenシリーズの登場が影響を受けているはずだ。Ryzen 7 1800Xは8コア16スレッドとCore i7-7700Kよりも倍増とスペックで大幅に上回っていた。6コア12スレッドではまだ足りないが、そこはアーキテクチャでの差で戦うしかない。

L3キャッシュも50%アップの12MBとなっている。ボトルネック軽減に繋がる。Ryzen 7 1800Xが16MBなのでさらにスペックは高い。Ryzen 7 1800XはCPU内蔵グラフィックスが搭載されていないのでゲームプレイなどグラフィックボード搭載が前提となる。いずれのCPUでもオーバークロックに対応することが可能だ。

Core i7-7700Kと比べて消費電力は僅か4Wアップに留めているのはアーキテクチャの進化によるものだ。スペックだけを見ると2世代の前の上位モデルであるCore i7-6800KやCore i7-6850Kに近くなった。もちろん性能的にはCore i7-8700Kの方が上だ。性能は格段に上がり、価格はCore i7-7700Kよりも$20アップとなっているが、性能が大幅に引き上げられているためコストパフォーマンスは良好だと言える。

Core i7-8700Kの評価【2021年】

総合性能は現行のミドルクラス並と高い

i7-8700kseinou

Core i7-8700Kの性能は現行モデルでいうとCore i5-10500/Core i5-10400と同等以上となっている。つまり、2021年時点でもゲーム用途で使っても問題がないということだ。グラフィックボードに比べるとCPUの伸びはそれほど大きいわけではないので、数年前の古いモデルでも使いやすい。合わせるグラフィックボードとしては、RTX 3060 TiあるいはRTX 3070までにしておくとよい。それ以上になるとCPU性能がボトルネックとなってしまう可能性がある。

中古価格は

i7-8700kchuko参考サイト:https://used.dospara.co.jp/

2021年2月時点でのドスパラの中古価格を見ると、税抜23,900円~(税込み26,000円程度)となっている。ヤフオクなどの個人売買でこの価格よりも安く購入できるならチャンスだと考えてよい。CPU内蔵グラフィックス非搭載モデルでCore i7-8700Kと同等の性能を持つCore i5-10400Fが中古で税抜15,000円程度、Core i5-10400の新品価格が20,000円程度だ。

Core i7-8700Kは、Core i5-10400とは違ってオーバークロックができたりクロック周波数が高く性能が高かったりと選ぶメリットは大きい。ただし、Core i5-10400と比べるとコストパフォーマンスが高いとは言えないので、できれば相場より安く購入できるチャンスを待ちたい。

Core i7-8700Kの特徴【発売当時】

ハードな使用にも対応できる高性能CPU(+)

Core i7-8700Kは、6コア12スレッドと高パフォーマンスなCPUとなっている。ゲーム用途を含むハードな使用にも耐えられる性能の高さは魅力的だ。例えば、4K動画編集ではCore i7-7700Kよりも32%の処理性能アップ、4K解像度でのゲームプレイでは25%アップ、ゲームと動画配信の同時使用では45%アップといった効果が出ている。

Core i7-8700Kになってコア数とスレッド数が増加したことで、高い負荷を要する作業や複数の作業やアプリケーションの処理に対応することが可能となった恩恵だろう。処理性能に関しては、L3キャッシュが12MBとなったことも大きい。Core i7-7700Kの8MBからこちらもまた50%アップとなっている。

簡単に言えばキャッシュメモリは、メインメモリと違いCPU処理専用の機能を持つメモリのようなもので、メインメモリに指示を出さなくてもその場でCPUが処理できる。この容量が大きければ大きいほど、メインメモリに指示を出して返答を受けるという手順がなくなるため、複数の処理を多く行う際の高速化に繋がるというわけだ。性能の底上げに寄与していると考えてよい。

コスパが良くショップのラインナップが豊富(+)

当初の予想通りCore i7-8700KはゲーミングPCの主力となっている。CPUのフラグシップということで多くのハイクラスモデルで採用されている。これはドスパラの主力モデルである「ガレリアZV」の存在が大きい。Intel第7世代CPUでは、Core i7-7700が主流だったので求められるスペックが高くなっていることを表しているのだと言える。最新のタイトルであっても快適なプレイを約束してくれる。

ゲーミングPC搭載のCPUとしても最高峰の製品で間違いない。ゲーミングPCの価格帯は幅広く15万円~25万円程度だ。価格的にはCore i7-7700K搭載モデルと比べて同等か1~2万円前後アップとなっている。価格が高くなっているのは、登場間もなくプレミアム価格が設定されていることと旧型の在庫を減らさなければいけないことが要因だ。しばらく待てば価格も落ち着くだろう。

今後のゲーミングPCでもCore i7-8700K搭載モデルが主流となることは間違いない。各ショップのラインナップ数も多く、あなたにぴったりのモデルが見つかりやすいと思う。グラフィックボードとのバランスを考えるとGTX 1060以上を選択したい。グラフィックボードがボトルネックとなってしまっては本末転倒だ。

CPUは最高峰のものでも単体で5万円程度とグラフィックボードに比べて安価になっている。グラフィックボードの性能を抑えてCPUの性能を上げておくのも良いだろう。例えば、動画編集をしたり、複数のアプリケーションの同時起動をすることのある方は恩恵を受けられる。Core i7-8700K搭載モデルで絞ると幅広い構成から選択できるので、きっとあなたに合う一台が見つかると思う。是非ラインナップをチェックして欲しい。

高価なZ390チップセットが必要となる(-)

Core i7-8700Kは従来までのマザーボードが使用できなくなっているのがデメリットだ。必ず買い替える必要があるということになる。Intel第8世代になって製造プロセス技術が変わったことと性能が上がったことが理由に挙げられる。CPUの交換で対応したいユーザーにとってはデメリットとなってしまう。

Intel製のCPUは第二世代以降は2世代ごとに対応ソケットが変わる傾向にあるため、第8世代は新しいソケットとチップセットが適用されると踏んでいたユーザーも多いのではないだろうか。同時に、対応するメモリ規格もDDR4-2666(PC4-21333)となり、多少の機能向上や性能アップを期待できる。それでもマザーボード自体は第7世代のものと大きな変化はない。本命はしばらく後に登場するZ390だろうか。安価なチップセットだとオーバークロックに対応できずCore i7-8700Kを選ぶ理由がない。

新しくゲーミングPCの購入を考えているのであれば、トップクラスの性能を誇るi7-8700K搭載のゲーミングPCを選んで後悔することはないだろう。これまで、i7-7700KではボトルネックとなっていたGTX1080Tiなどの高性能なグラフィックボード搭載モデルであれば、その効果は更に大きくなる。一切妥協をしたくないというユーザーは是非検討してみてほしい。

CPUのみを購入したい場合はAmazon.co.jpでチェックしてみて欲しい。ただし、マザーボードは第7世代以前のものと互換性がないため、流用できないので新しくZ370などを用意しなくてはならないので注意が必要だ。また、HDDなどの流用を考えている場合はレジストリの編集などの準備を忘れないようにしたい。

Core i7-8700Kのベンチマーク一覧

Cinebench R15

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Cinebench R15ではRyzen 7 1800Xに次いで二番目の性能を誇る。前世代のCore i7-7700Kと比べて47%程度向上している。コア/スレッドが50%向上していることを考えると妥当だ。シングルスレッド性能についてはほぼ同等に留まる。

Ryzen 7 1800Xと比べるとシングルスレッド性能では20%も上回っている。ゲームプレイにおいてはこれは有利に働くだろう。前世代のXシリーズであるCore i7-7800Xも同じ6コア12スレッドだがCore i7-8700Kに劣っている。メインストリームでもここまで来たのかと感慨深い。これはアーキテクチャーの進化が理由だろう。

Adobe Creative Cloud Photoshop

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Photoshop(画像編集)での処理速度を計測している。数値が少ない方が高性能だ。Photoshopではマルチスレッド性能がそれほど効果を発揮していないように思える。Core i7-7700Kがトップになり、Cinebench R15で圧巻のスコアを叩き出したRyzen 7 1800Xが下の方になってしまった。

まさか現行モデルであるCore i7-8700KまでもがCore i7-7700Kに及ばないとは思わなかった。4コア8スレッドでクロック周波数が高いCPUが有利なのだろう。そうなるとCore i7-7800Xのスコアが低いのも納得できる。

Handbrake

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動画のエンコードではCinebench R15と同様の結果となっている。Core i7-8700Kは、Core i7-7700Kよりも26%パフォーマンスが高い。高画質でも標準画質でも同等の結果となっている。トップは8コア16スレッドのスペックの高いRyzen 7 1800Xだ。Core i7-8700KとRyzen 7 1800Xの差は6%-13%となっている。マルチスレッド性能が高い分だけ有利ということだ。

Core i7-8700Kのゲームプレイ時フレームレート

Civilization Ⅵ

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Civilization ⅥではCore i7-8700Kがトップになっている。ゲーム全般に強いということがベンチマークから判断可能だ。Core i7-7700Kよりも5%程度パフォーマンスが向上している。Ryzen 7 1800Xと比べても11%程度高い。ゲームプレイを前提に考えるなら魅力的な選択肢だと言える。

Grand Theft Auto V

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GTA 5でもCore i7-8700Kがトップとなっている。Core i7-7700Kとの差は10%程度と大きい。最小fpsがかなり落ちているが、平均fpsが高いことからたまたま落ちてしまったと判断できる。Ryzen 7 1800Xとの差は28%とかなり大きくなっている。Core i7-7800Xよりも20%程度高くCore i7-8700Kの性能の高さは圧巻だ。

Hitman

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Hitmanにおいては、Core i7-700Kよりも10%高い。最小fpsでも11%高くなっている。Ryzen 7 1800Xとの差は27%と大きい。ゲーム適正ではAMD製CPUを圧倒していることがわかる。

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