ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X OC画像引用元:https://www.asus.com/ *イメージ

当記事では、GeForce RTX 4070の性能スペックレビュー&おすすめゲーミングPCの紹介をしている。2023年4月13日に新しいAda Lovelace世代のグラフィックボードが登場した。国内価格は86,800円前後と上位モデルのGeForce RTX 4070 Tiよりも32,000円程度安く購入でき、ゲーマーの選択肢が広がったと言える。GeForce RTX 20シリーズからの買い替えを考えている方は必見だ。より安価なモデルということで搭載BTOパソコンも購入しやすくなる。搭載モデルは「GeForce RTX 4070搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。

ワットパフォーマンスが高く電源ユニットのコストを抑えられるのはメリットだ。推奨電源ユニットは650W以上となる。RTX 4070 Tiと同じGPU AD104が採用されていて全体的なスペックを落とすことで差別化が図られている。RTX 4070 TiがRTX 3090相当の性能であるのに対して、GeForce RTX 4070はGeForce RTX 3080 10GB相当の性能を持つ。既存の性能をなぞっているだけでGeForce RTX 4080などと比べるとインパクトが小さい。それでも性能の底上げが行われているのは事実で頼もしい存在だ。なお、後継モデルとして「GeForce RTX 4070 SUPER」が販売されている。大幅にパフォーマンスが向上してGeForce RTX 4070 Tiに近づいた。価格は100,000円前後とGeForce RTX 4070よりも13,000円程度高価だ。

GeForce RTX 4070スペック

世代 Ada Lovelace
プロセス 5nm
CUDAコア 5,888
ベースクロック 1920 MHz
ブーストクロック 2475 MHz
GPUメモリ GDDR6X 12GB
TDP 200W
MSRP $599
国内価格 78,980円~ *2024/12時点
発売日 2023/04/13
よくわかる!!GeForce RTX 4070の特徴まとめ

  • (+)RTX 3080 10GBと同等以上の高い性能を持つ
  • (+)ワットパフォーマンスが高い
  • (+)売れ筋モデルになる可能性を秘めている
  • (+)本体がコンパクトで扱いやすい
  • (-)DLSS 3.0を活かせないと魅力半減となる
  • (-)RTX 3070よりも価格アップ
  • (-)補助電源は12-pinではなく16-pinを採用している

GeForce RTX 4070の基本スペック

RTX 4070 RTX 4070 Ti RTX 3070
アーキテクチャ Ada Lovelace Ada Lovelace Ampere
GPU AD104 AD104 GA104
プロセス 5 nm 5 nm 8 nm
トランジスタ数 358億 358億 174億
ダイサイズ 295.0 mm² 295.0 mm² 392.0 mm²
SM数 46 60 46
CUDAコア 5888 7680 5888
RTコア 46基 60基 46基
Tensorコア 184基 240基 184基
ベースクロック 1920 MHz 2310 MHz 1500 MHz
ブーストクロック 2475 MHz 2610 MHz 1725 MHz
GPUメモリ GDDR6X 12GB GDDR6X 12GB GDDR6 8GB
メモリクロック 21.0 Gbps 21.0 Gbps 14.0 Gbps
メモリバス 192 bit 192 bit 256 bit
メモリバス帯域幅 504.2 GB/s 504.2 GB/s 448.0 GB/s
L2キャッシュ 36 MB 36 MB 4 MB
FP32 Compute 29.15 TFLOPS 40.09 TFLOPS 20.31 TFLOPS
バスインターフェイス PCIe 4.0 x16 PCIe 4.0 x16 PCIe 4.0 x16
TDP 200W 285W 220 W
補助電源 1x 16-pin 1x 16-pin 1x 12-pin
MSRP $599 $799 $499
国内価格 86,800円~
*2024/06時点
113,780円~
*2024/06時点
33,980円~(中古)
*2024/06時点
ゲーミングPC価格
(i7-14700F)
252,800円~ 291,800円~
発売日 2023/04/13 2023/01/05 2020/10/29

RTX 4070は、すでに発売されている上位モデルのRTX 4070 Tiと同じGPU AD104を採用している。Ada Lovelace世代では初めてGPUを流用したモデルが登場した。上位モデルのRTX 4090とRTX 3080はそれぞれ異なるGPUを採用している。プロセス・トランジスタ数・ダイサイズは同じだ。SM数が23%少なく60→46となる。CUDAコアは5888(46×128)で、RTX 4070 Tiよりも1792個少ない。RTコアは46基でTensorコアは184基となる。それぞれRTX 4070 Tiよりも23%少ないということだ。

RTX 4070のベースクロックは1920 MHzでRTX 4070 Tiよりも16%低い。ブーストクロックも5%程度抑えられている。GPUメモリもGDDR6X 12GBと変わらない。メモリクロック・メモリバス・メモリバス帯域幅は共通だ。メモリ帯域幅の狭さはL2キャッシュ容量でカバーしている。RTX 4070 Tiとは容量で差別化が図られている。FP32 Computeでは26%程度の差がある。

RTX 4070はTDPが200Wとかなり抑えられている。RTX 4070 Tiと比べて30%も低い。ワットパフォーマンスの高さはAda Lovelaceのラインナップの中でもトップだ。それにも関わらず補助電源が1×16-pinなのは疑問だ。12-pin/8-pinでも問題はないように思える。バスインターフェースはPCIe 4.0×16で共通となる。価格差は$200だ。国内の販売価格では32,000円程度の差がある。ゲーミングPC価格では28,000円程度だ。もちろんこれは搭載するCPUやストレージ構成などによって異なるため一つの参考として見て欲しい。

従来モデル(Ampere)のRTX 3070と比較していく。RTX 3070ではGPUがGA104となる。プロセスは8nmとRTX 4070よりも一回り大きい。トランジスタ数は174億でRTX 4070になっておよそ2.6倍だ。RTX 4070はプロセスが小さいこともあってこれだけトランジスタ数が増えてもダイサイズはRTX 3070よりも25%程度小さくなった。SM数・CUDAコア数・RTコア数・Tensorコア数に違いはない。当然アーキテクチャが異なるためスペックが同じでも性能的に新しいRTX 4070の方が有利だ。

ベースクロックはRTX 4070の方が28%高く、ブーストクロックもRTX 4070の方が43%高い。RTX 3070ではGPUメモリがGDDR6 8GBと規格・容量共に下だ。メモリクロックもRTX 4070になって50%速くなった。一方で、メモリバスについてはRTX 3070では256 bitが採用されている。メモリクロックの差が響きメモリバス帯域幅RTX 4070の方が12%程度広い。L2キャッシュ容量はRTX 3070よりも9倍多い36MBだ。メモリバス帯域幅の差はそれほどないが、このL2キャッシュ容量の差がパフォーマンスに与える影響は大きい。

FP32 Computeは43%アップとなる。TDPは10%ダウンで200Wだ。RTX 3070と比べて大幅にスペックが高くなっているにも関わらず消費電力が抑えられているのは評価できる。補助電源は1×12-pinから1×16-pinへと変更されている。バスインターフェースはPCIe 4.0×16で共通だ。価格は$100アップだ。RTX 3070は発売されて時間が経っていることもあり新品での購入は難しい。中古なら33,980円で購入できる。RTX 3070を搭載したゲーミングPCのラインナップは見かけなくなった。世代交代が進んだということだ。

GeForce RTX 4070の最新評価【2025年】

製品名 ゲーム性能 VRAM TDP 価格 コスパ 発売日
RX 6950 XT 37,226 16GB 335W 59,980* 0.621 2022/05/10
RTX 4070 SUPER 37,098 12GB 220W 92,800 0.400 2024/01/17
RTX 3080 Ti 36,380 12GB 350W 72,980* 0.498 2021/06/03
RTX 3080 12GB 36,037 12GB 350W 72,980* 0.494 2022/01/11
RX 6900 XT 34,955 16GB 300W 69,980* 0.499 2020/12/08
RTX 4070 32,514 12GB 200W 84,800 0.383 2023/04/13
RTX 4070(中古) 32,514 12GB 200W 74,980* 0.434 2023/04/13
RTX 3080 10GB 31,982 10GB 320W 52,990* 0.604 2020/09/17
RX 7800 XT 33,128 16GB 263W 75,800 0.437 2023/09/06
RTX 3070 Ti 29,957 8GB 290W 45,980* 0.652 2021/06/10

*中古価格

GeForce RTX 4070はそこまでコストパフォーマンスが高いわけではない。コストパフォーマンス指標は新品で0.383、中古で0.434となる。単純にコストパフォーマンスを重視するならGeForce RTX 3080 TiやGeForce RTX 3080 10GBを選ぶ方がよい。これらの旧世代のグラフィックボードと比べてGeForce RTX 4070を選ぶメリットはレイトレーシング・DLSSといった機能だろう。従来モデルよりも適性が向上している。例えば、最近話題になったモンスターハンターワイルズもGeForce RTX 40シリーズのDLSS 3.0が基本となる推奨スペックを公開している。新品での購入を考えているならGeForce RTX 4070 SUPERを選ぶのもよいかもしれない。8,000円高くなるが、その分性能が高くコストパフォーマンスも悪くない。Radeon RX 7000/Radeon RX 6000シリーズは純粋なグラフィックス性能だけを見ればコストパフォーマンスは優秀だが、レイトレーシング・DLSSの適性はGeForceシリーズに劣ってしまう。

GeForce RTX 4070の特徴&強み【2023年】

GeForce RTX 3080と同等のゲーミング性能を持つ

型番 総合性能
RTX 4080 44,812
RX 7900 XT 42,131
RTX 4070 Ti SUPER 40,952
RTX 3090 Ti 39,024
RTX 4070 Ti 38,219
RTX 3090 37,896
RX 6950 XT 37,226
RTX 4070 SUPER 36,498
RTX 3080 Ti 36,380
RTX 3080 12GB 36,037
RX 6900 XT 34,955
RTX 4070 34,914
RTX 3080 10GB 34,282
RX 7800 XT 33,128
RX 6800 XT 32,220
RTX 3070 Ti 29,957
RTX 3070 28,194
RTX 2080 Ti 26,552

GeForce RTX 4070は、Ada Lovelace世代におけるミドルハイクラスのグラフィックボードだ。メインターゲットはWQHDとなる。4K環境でもゲームプレイをメインに考えているなら上位モデルであるRTX 4070 Tiがおすすめだ。RTX 4070は、従来モデルのRTX 3070と比べて24%程度処理性能が向上していて、その上位モデルであるRTX 3080 10GBを上回るほどだ。

ただし、あくまでも既存の性能をなぞっているだけで純粋なグラフィックス処理性能だけを追求するなら安くなったRTX 3080(92,800円~)を候補に入れてもよい。また、4K環境ではRTX 3080 10GBに劣る場面も目立つ。中古ならもっと安く購入できるだろう。RTX 4090/RTX 4080ほどのインパクトはないもののしっかりと性能の底上げが行われている。AMD Radeon 7000シリーズではまだ直接の競合はリリースされていない。既存モデルならRX 6900 XTとRX 6800 XTの間に収まっている。その後競合となるRX 7800 XT(80,800円~)が発売された。

RTX 4070では、レイトレーシングだけではなく新たにDLSS 3.0もサポートしているのも強みだ。アップスケール及びフレーム生成によってより高いフレームレートを実現できる。DLSS 3.0に対応したタイトルがまだまだ少なく本領発揮とは言わないが、対応タイトルが増えてくればRTX 40シリーズの魅力が増すことになる。RTX 3080 10GBに対して性能的に大きな差をつけることはできなかったが、こういった新しい技術が活用できるなら優位性はあるはずだ。次世代モデルのRTX 4070 SUPER(97,800円~)になると12%程度高いパフォーマンスを得られる。

本体がコンパクトかつ省電力性が高い

GeForce RTX 4070は、これまで発売されていたAda Lovelace世代のグラフィックボードと比較して一回り小さくなっている。最近では当たり前になってきたGPUサポートがなくても搭載可能だ。つまり、PCケースの制限を受けづらくなるということだ。実際BTOメーカーの中ではミニタワーモデルで搭載モデルを販売しているところもある。ミドルタワーモデルと比べて価格を抑えられるのが嬉しい。新しいRTX 40シリーズの導入をためらっていた方もぜひチェックしておいて欲しい。

消費電力が低くワットパフォーマンスに優れたグラフィックボードとなっている。TDPだけを見てもRTX 3070より10%低いにも関わらずゲーミング性能は25%前後向上している。NVIDIAが推奨する電源も650Wと控え目だ。現在使用している電源ユニットからの流用も行いやすいのではないかと思う。参考までに同等の性能を持つRTX 3080の推奨電源は750Wだった。ワットパフォーマンスが高くかなり扱いやすいモデルだと言えるだろう。電源に掛けるコストを抑えられるというのはメリットだろう。

RTX 4060登場まで売れ筋モデルになる可能性が高い

RTX 4070は、RTX 4060が登場するまでは人気モデルになる可能性が高いのではないかと考えている。RTX 4070になって省電力性が高くさらに本体もコンパクトで扱いやすくなった。これらの特徴は価格を抑えやすいという点で自作PCでもBTOパソコンでも有利になる。すでにミニタワーケースや650W BRONZE電源採用モデルもリリースされている。これまでもGALLERIA XF(GTX 1070)やGALLERIA XA7C-R70S(RTX 2070 SUPER)など70番台のグラフィックボードが売れ筋モデルになったことがあることからも期待は持てる。

その後RTX 3060 Tiがリリースされて立場を追いやられた形だ。RTX 2080 SUPERに匹敵する高い性能は圧巻だった。ゲーム側の要求スペックも上昇傾向でRTX 4070がかつての地位を取り戻す機会があるかもしれない。それでもRTX 4060も性能の底上げが行われてRTX 3070と同等以上の性能を持つ可能性が高く、コストパフォーマンスの観点からも多くのユーザーを魅了することになるだろう。それまではRTX 4070の時代が続くのだ。

GeForce RTX 4070のフレームレート一覧

Far Cry 6

farcry6RTX 4070-farcry6

Far Cry 6ではRTX 3080 10GBと比べてWQHDで2%程度フレームレートが高い一方で、4K環境では7%劣る結果となった。WQHD環境ではRTX 3090よりもフレームレートが高いのは驚きだ。おおよそ想定通りのパフォーマンスが出ていると言えるだろう。従来モデルのRTX 3070と比べてWQHDで32%高く、4Kでも11%高い。4K環境での伸びが小さいことからやはりWQHDをメインターゲットにする方がよいと思う。Radeon RX 6800 XTと比べるとWQHDで3%低く、4Kで10%低い。4K環境でのゲームプレイを考えているならRTX 4070 Ti以上のモデルを選択するのが無難だ。

Horizon Zero Dawn

horizon zero dawnrtx4070-Horizon Zero Dawn

Horizon Zero DawnではRTX 3070と比べてWQHDでフレームレートが31%高く、4Kでも24%も高くなっている。RX 6800 XTと比べると僅かに上回っている。RTX 3080と比べるとWQHDでは4%低く、4Kで13%低い。RTX 3080に届かなったのは残念だ。タイトルによってはHorizon Zero DawnのようにRTX 3080には敵わないことがある。

Watch Dogs: Legion

watchdogslegionrtx4070-Watch Dogs Legion

Watch Dogs: LegionではRTX 3070と比べてWQHDで33%フレームレートが高く、4K環境でも55%も高くなっている。RTX 3080に対してWQHDでは2%高いものの4Kでは7%程度低い。RTX 3080と比べて完勝というわけではない。競合モデルのRadeon RX 6800 XTと比べてもWQHDでは11%低く、4Kでも10%低いことがわかる。Watch DogsはAMD製グラフィックボードとの相性がよいが、上位モデルのRTX 4070 Tiになれば15%前後フレームレートで上回っている。RTX 4070 TiとRTX 4070の性能差はそこそこ大きいと考えてよさそうだ。

GeForce RTX 4070のレイトレーシング性能

レイトレーシング有効化時のパフォーマンスを見ていく。同時にDLSSを有効化した時にどのぐらいフレームレートが高くなるのかについてもまとめているので是非参考にして欲しい。

Control

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Controlでのレイトレーシング性能を見ていく。従来モデルのRTX 3070と比べてWQHDで33%程度処理性能が向上している。一方で、4K環境では12%の伸びに留まる。RTX 3080 10GBと比べるとWQHDで4%低く、4Kでも14%低い結果だ。Radeon RX 6950 XTと比べると最大14%もフレームレートが高くNVIDIA製グラフィックボードには優位性があるということだ。上位モデルであるRTX 4070 Tiとのフレームレートの差は18%-33%とやや大きい。それでも4K環境だとそのままでの運用は難しく、機械学習であるDLSSを活用するのがよいだろう。

Cyberpunk 2077

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Cyberpunk 2077はかなり負荷の高いタイトルでDLSSがないとフレームレートがなかなか伸びない。それでもレイトレーシング性能を比較するだけなら特に問題はないだろう。RTX 3070と比べてWQHDでは29%高く、4Kでも340%も伸びている。4K環境ではRTX 3080を上回っていることがわかる。競合モデルのRade RX 6950 XTと比べても最大39%もフレームレートが高く圧倒している。Radeon 7000シリーズの競合モデルが出ないとAMDにとっては厳しそうだ。上位モデルであるRTX 4070 TiになるとWQHDで28%高く、4Kでも32%高い。RTX 4070 TiならWQHD環境でもDLSSなしでゲームをプレイできそうだ。

Spider-Man: Miles Morales

Marvel’s Spider-Man Miles Moralesrtx4070-Marvel’s Spider-Man

Spider-Man: Miles Moralesでは、RTX 3070と比べてWQHDで56%高く、4Kでも200%近くも高くなっている。もっとも高い伸びを示したタイトルの一つだ。WQHDで68.7fpsと高めのフレームレートが出ていて快適にゲームをプレイできる。RTX 3080と比べてもWQHDでも4%高く、4Kでも6%高い結果となっている。Radeon RX 6950 XTと比べても最大7%程度フレームレートで上回っている。RTX 4070 Tiとの差は最大23%とやや大きい。

GeForce RTX 4070搭載おすすめゲーミングPC

LEVEL-M1P5-R45-TLX(パソコン工房)

LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2価格:169,700円+送料2,200円
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:6.1

>公式サイト詳細

Ryzen 5 4500×GeForce RTX 4070搭載の一台だ。間違いなくGeForce RTX 4070搭載モデルの最安値クラスとなる。税込169,700円は素晴らしいがコストパフォーマンスが高いわけではない。キャンペーン中は7,000円相当分のポイント還元を受けられる。会員登録で送料が無料になるので必ず登録しておこう。CPUにRyzen 5 4500を搭載することで価格を抑えている。正直グラフィックボードに対してCPUが釣りおっておらず積極的におすすめしづらい。グラフィックボード重視でのゲーミングPC選びをしたいなら候補に入れてもよいかもしれない。タイトルあるいはゲーム環境によっては上位CPUと変わらないパフォーマンスが発揮できることがある。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。

LEVEL-M17M-144F-TLX (パソコン工房)

LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2価格:209,800円+送料2,200円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.1

公式サイト詳細

GeForce RTX 4070搭載モデルの中で安価な一台だ。Ryzen 5 4500搭載モデルならもう少し価格を抑えられるが、RTX 4070の性能を考えるとCore i5-14400Fを最低基準に考えたい。209,800円ならGeForce RTX 3070搭載モデル並の価格だと言えるだろう。ウルトラ還元祭の対象モデルで7,000円分相当のポイント還元を受けられる。ミニタワーを採用していることとこの性能帯では珍しくCPUにCore i5-14400Fを選択することで価格を抑えている。Core i5-14400Fは、ハイブリッドコアアーキテクチャ採用で10コア16スレッドというスペックを持つ。ゲーム性能もまずまずだ。状況次第ではCPUがボトルネックになる可能性は否定できないが、これだけ価格が抑えられていればあえて選ぶというのもありだろう。電源ユニットは650W BRONZEで推奨電源を超えている。

GALLERIA RM7C-R47 台数限定スタンダードケースモデル (ドスパラ)

GALLERIA RM5C-G60S価格:189,979円+送料3,300円
CPU:Core i7-14700F
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイト詳細

ドスパラの売れ筋ランキングNo.1のモデルだ。CPUにはハイクラスのCore i7-14700Fを搭載している。20コア28スレッドとスペックが高くオールラウンドに通用する。GeForce RTX 4070とのバランスも良好だ。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。次に紹介しているGALLERIA XA7C-R47よりもお得感がある。

GALLERIA XA7C-R47(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R37T価格:262,980円+送料3,300円
CPU:Core i7-14700F
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.1

公式サイト詳細

ガレリアブランドからもRTX 4070を搭載した一台が販売されている。まだ登場したばかりで価格が高めで今後下がる余地がある。CPUにはIntel第13世代でも人気の高いCore i7-14700Fを搭載している。RTX 4070とのバランスも良好だ。Core i7-14700Fは20コア28スレッドスペックが高くマルチコア性能はCore i7-13700Kを上回る。ゲームプレイだけではなくゲーム実況・動画編集などにも対応できるポテンシャルを持つ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 1TB NVMeという構成となる。電源ユニットは650W BRONZEと控え目だ。推奨容量ぎりぎりとなるが、特に問題はないだろう。

GALLERIA ZA9C-R47(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R37T価格:349,980円+送料3,300円
CPU:Core i9-14900KF
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:7.2

公式サイト詳細

Core i9-13900KF×RTX 4070搭載のミドルハイ暮らすのゲーミングPCとなる。CPUにはIntel第14世代のフラグシップモデルであるCore i9-14900KFを搭載している。24コア32スレッドと驚異的なスペックを持ちあらゆるPC作業に対応可能だ。正直RTX 4070との組み合わせを考えるとややオーバースペック気味でクリエイター向けのモデルと言えるかもしれない。動画編集・画像生成AI・ゲーム実況などの用途に最適だ。メモリDDR5-4800 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も充実している。Ada Lovelace世代のグラフィックボードが登場してからメモリ容量32GB搭載が一般的になってきた。

GeForce RTX 4070搭載のゲーミングPC一覧

製品名 価格 CPU GPU メモリ SSD 電源
GALLERIA RM5C-R47 215,980 i5-14400F RTX4070 16GB 500GB 650W(B)
GALLERIA RM7C-R47 239,980 i7-14700F RTX4070 16GB 500GB 650W(B)
GALLERIA XA7C-R47 269,980 i7-14700F RTX4070 32GB 1TB 650W(B)
GALLERIA ZA7C-R47 324,980 i7-14700KF RTX4070 32GB 1TB 750W(G)
GALLERIA XA7R-R47 214,980 7 5700X RTX4070 16GB 1TB 650W(B)
GALLERIA XA7R-R47 7700搭載 284,980 7 7700 RTX4070 16GB 1TB 650W(B)
GALLERIA ZA9C-R47 329,980 i9-14900KF RTX4070 32GB 1TB 750W(G)
LEVEL-M1P5-R45-TLX 169,700 5 4500 RTX4070 16GB 500GB 650W(B)
LEVEL-M17M-144F-TLX 209,800 i5-14400F RTX4070 16GB 500GB 650W(B)
LEVEL-M77M-134F-TLX 217,800 i5-13400F RTX4070 16GB 1TB 700W(B)

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