おすすめの白いゲーミングPCを紹介していく。ここ数年で本当に白色のゲーミングPCが増えた。長らくゲーミングPCと言えば黒を基調としたPCケースが一般的だった。清潔感のあるカラーはゲーミングPCでも人気なのだ。イチオシのモデルについては「おすすめの白いゲーミングPC特集【2025年】」を参考にして欲しい。下記のトピックでまとめた通り2023年以降各BTOメーカーが白色のケースをリリースしている。自作でしか実現できなかった白色ゲーミングPCが気軽に手に入れられる時代だ。
2025/3/13 パソコン工房がLEVEL∞ M-Classのリニューアルで白色ケースをリリース
2025/1/16 TSUKUMOが白色ゲーミングPC(G-GEAR White Edition)をリリース
2024/9/26 サードウェーブが白色ゲーミングPC(Lightning-G/Magnate-G)をリリース
2024/8/30 サードウェーブがGALLERIAのホワイトモデルをリリース
2024/7/23 マウスコンピューターが白色ゲーミングノートPCをリリース
2024/4/26 ストームが鏡界2・新界2をリリース
2024/4/18 パソコン工房がLEVELθブランドのピラーレスモデルをリリース
2023/12/7 パソコン工房の新しいゲーミングブランドLEVELθが誕生
2023/12/6 マウスコンピューターが白色ゲーミングPC(NEXTGEAR)をリリース
白色のゲーミングPCは人気が高い
今白色のゲーミングPCの人気が急上昇中だ。これまでは白色のゲーミングPCと言えばパーツを選定できる自作PCユーザーの特権だったが、今ではBTOメーカーでも取り扱いがあるのが普通になってきた。ドスパラ・マウスコンピューター・パソコン工房・サイコム・フロンティア・ストーム・セブンなどでは豊富なラインナップがある。数年前までは見られなかった現象だと言える。
ラインナップがなくてもBTOメーカーがユーザーから依頼を受けて白色のPCを組み立てることもあるぐらいだ。定期的に「#白いゲーミングPCがほしい」や「#白いゲーミングPC」がTwitter(X)のトレンドになっている。なかなか手に入らないからこそ希少性もあってなんとしてでも欲しいと考えるユーザーも多いのではないかと思う。
白色のゲーミングPCのデメリット&注意点まとめ
白色のゲーミングPCを購入する上で注意すべき点をまとめている。マイナス面を見ておけば購入してから後悔することもないはずだ。これまでのデメリットだった選択肢の少なさや価格の高さについては解消された。一般的に普及したことからデメリットが消滅したのだ。
BTOパソコンで実現できるのは外側のみ
BTOパソコンで実現できるのは外側のみであることを理解しておこう。購入して中身が白で統一されていななくもがっかりしないて欲しい。BTOパソコンでは白色のゲーミングPCとは言ってもPCケースのみが白色となっていることが多い。BTOメーカーで細部までこだわると採算が取れないということだろう。中身まで白色にこだわりたいなら自作PCで対応するかショップに個別に依頼する必要がある。私も徹底的に白にこだわりたくて白いゲーミングPCを自作した。ここまでするにはやはりBTOパソコンでは難しく自作しか選択肢がない。
当然PCケース・ケースファン・CPUクーラー・グラフィックボード・メモリ・ストレージ・マザーボード・電源ユニットなど全て白色で統一するとなるとそれなりのコストが掛かってしまうことを忘れてはいけない。黒色など一般的なカラーの製品に比べて白色のパーツは割高だ。いいものにはある程度コストが掛かるのだ。白色のパーツは人気が高く在庫切れが続き入手が困難なこともある。プレミアム価格が設定されていることもあるので注意しよう。
汚れが目立ちやすくメンテナスに手間が掛かる
白色だと汚れが目立ちやすくメンテナンスに手間が掛かってしまうというデメリットがある。これはイメージしやすいのではないかと思う。服でも車でも白色のものをキレイに保つには手間が掛かる。持ち運びの際にケースをこすってしまうと黒くくすんでしまう。中身も埃が溜まってしまうとせっかくキレイな白色が台無しだ。
また日焼けも気になるところだ。日焼けを完璧に避けることは難しいがせめて日の当たらない場所に設置するのがよい。黒色など暗いカラーのゲーミングPCと比べると神経質になる必要がある。定期的に掃除をしてあげるとよいだろう。
BTOメーカーの白色ゲーミングPCの取り扱い状況
2023年以降明らかに白色のゲーミングPCを販売するBTOメーカーが増えた。特集が組まれるほどで人気があることがわかる。これまでは自作PCでしか実現しなかったことがBTOパソコンでも実現可能だ。白色のゲーミングPCにこだわりたい方はぜひ各BTOメーカーの特徴を参考にして欲しい。
ドスパラ
ようやく2024年8月になってドスパラからも白色ケースを採用したゲーミングPCが登場した。他社BTOメーカーがいち早く導入していた中でかなり後発といえるだろう。9月には低価格帯のLightning-G/Magnate-Gシリーズをリリースしている。コストパフォーマンスが高くおすすめしやすい。
マウスコンピューター(G-Tune)
マウスコンピューターでは白色のゲーミングPCの特集ページが公開された。売れ筋ランキングを見ても上位に白色のゲーミングPCが多く入っていることがわかる。ホワイトのカラーに青色のLEDが映える。NEXTGEARブランドでも白色のケースが追加された。ラインナップも豊富で最適な一台を見つけやすいように思う。2024年7月にはG-Tuneブランドから真っ白なゲーミングノートPCがリリースされた。基本保証3年+24時間365日の電話サポートは心強い。また、ほとんどのモデルが送料無料で購入可能だ。
パソコン工房
2023年12月に新しいゲーミングブランド「LEVELθ(シータ)」が登場した。EC限定モデルで、白色と黒色の2色展開が行われている。強化ガラス仕様のサイドパネルが採用されていてゲーミングPCらしさがある。CPUにはCore i5-14400 or Ryzen 5 7500Fが選択されていてコストパフォーマンスが高い。人気のピラーレスモデルでも白色のカラーが選択できる。その後2025年3月にLEVEL∞ブランドでもM-Classがリニューアルされて白色のケースを選択できるようになった。
サイコム
サイコムでは、初心者向けに設定された「G-Master Velox II Intel Edition」で白色のPCケースが採用されている。クリアガラスパネルのおかげでおしゃれ度が一気に増す。オプションでRGB LEDを選択することができる。メモリやファンについては白色のカスタマイズができるわけではない。
セブン
パソコンショップセブンでは特集が組まれているわけではないが、様々な白色ケースを取り扱っている。予算度外視で白色を追求したいならセブンはおすすめのショップだ。初期構成ではケースファンがそれほど多くないため、こだわりたい方はカスタマイズで追加するとよい。CPUクーラーやメモリについても白色で統一することができる。ただし、価格は跳ね上がってしまうため注意しよう。
フロンティア
フロンティアも白色ケースを採用したたモデルが販売されている。フロンティアのラインナップの中では価格は高いもののBTOパソコンとしてみればコスパは良好だ。ミドルハイクラス以上のモデルがほとんどで10万円台で探すのは難しいかもしれない。少し前までケースだけではなく、CPUクーラーやグラフィックボードも白で統一されたモデルが販売されていた。
ストーム
ストームでは白いゲーミングPC特集が組まれている。鏡界2・新界2が登場している。全部で28種類の白いゲーミングPC(ケースは5種類)を販売中だ。ミドルクラスからハイエンドクラスまで幅広いラインナップが揃っている。こだわりの水冷クーラーを搭載したモデルもある。世代の移り変わりの時期などは在庫が不安定になることが多い。
アプライドネット
アプライドネットでも個性的なゲーミングPCが販売されている。ただの白色のゲーミングPCではなくとにかくインパクトの大きいモデルがある。
Astromeda
最近マイニングベースが販売するゲーミングPCブランド「Astromeda」の公式サイトが一新された。モデルの特徴がわかりやすくなったように思う。ホワイトスタイル・ピンクスタイル・ブラックスタイルと好みに合わせて選択できる。
おすすめの白いゲーミングPC特集【2025年】
LEVEL-M2P5-R57X-RLX (パソコン工房)
価格:144,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.3
2024年4月に登場したピラーレスモデルだ。最近の流行りのケースだと言える。前面と側面部分がクリアガラスになっていて中を魅せる一台だ。上面×2、背面×1のLEDケースファンを搭載している。カスタマイズで本体カラーやLEDカラーを選択できる。Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060搭載のミドルクラスだ。フルHD環境で快適にゲームを楽しめる。構成もメモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと不足はない。電源ユニットは650W BRONEを搭載している。
G-Master Velox II Intel Edition(サイコム)
価格:177,690円+送料2,920円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS GOLD
コスパ:6.6
サイコムの初心者向けモデルではPCケースに人気の高い「Fractal Design Pop Silent White TG Clear Tint」を採用している。CPUにはCore i5-14400Fを、GPUにはGeForce RTX 4060を搭載したミドルクラスのゲーミングPCだ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 1TB Gen4 NVMeという構成となっている。電源ユニットはSilverStone製の650W GOLDと高規格のものが選択されている。サイコムでは細かいカスタマイズができるのが特徴だ。当該モデルについては初心者向けに厳選されたカスタマイズ項目から選ぶ形になる。初心者の方でもカスタマイズがしやすくこれをベースにぜひあなた好みの一台に仕上げて欲しい。
G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)(マウスコンピューター)
価格:207,500円(送料無料)
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
大手BTOメーカーのマウスコンピューターからも白色のケースを採用したゲーミングPCが登場した。青色に光るケースファンがかっこいい。大人な一台だと言える。CPUにはCore i5-14400Fを、GPUにはGeForce RTX 4060を搭載した人気の組み合わせだ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeと構成も十分だろう。電源ユニットは750W BRONZEを採用している。この性能帯なら余裕の電源を確保している。基本保証3年・24時間365日の電話サポートと手厚いサービスがマウスコンピューターの強みだ。さらに送料無料で購入できる。
ZEFT R57B(セブン)
価格:208,780円(送料無料)
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-5600 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
ASUS製「ASUS Prime AP201 Tempered Glass MicroATX Case」を採用したゲーミングPCだ。容量33Lとコンパクトさがウリのケースとなっている。Micro-ATX及びMini ITX対応だ。初期構成のままだとリア×1基のファンのみ搭載だ。ファンを増やしたい方はカスタマイズで増設しよう。最大でリア×1、ボトム×2、アッパー×3(ラジエーター想定)が搭載できる。意外と大きめのグラフィックボードも搭載可能だ。GeForce RTX 5090やRadeon RX 7900 XTXもモデル次第では搭載できる。コンパクトながらある程度の拡張性が担保されている。自作ユーザーからの人気も高い。Ryzen 7 7700×GeForce RTX 4060の組み合わせだ。メモリDDR5-5600 16GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も平均以上だ。電源ユニットは650W BRONZEだ。ベースモデルにぴったりだろう。
Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 (ドスパラ)
価格:239,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
ドスパラ(サードウェーブ)が新しくリリースしたLightning-Gシリーズの一台だ。その中でもコスパに優れた一台となる。Ryzen 7 7700×GeForce RTX 5070の組み合わせで23万円は悪くない。今後価格が上がってしまわないか不安だ。構成はメモリDDR5-4800 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと不足はない。価格帯を考えれば十分すぎる。電源ユニットは750W GOLDを採用している。白色のケースがオシャレだ。+3,000円でトップ×2、リア×1のファンがARGBライティング対応ファンへ変更できる。+5,000円だとさらにフロント×2が追加される。
RAIZAN-434346(アプライドネット)
価格:249,800円(送料無料)
CPU:Core i7-14700F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 32GB DDR4-3200 64GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD 850W GOLD
コスパ:調査中
恐竜のようなケースデザインが圧巻だ。初期構成はCore i7-14700F×GeForce RTX 4060となる。CPUもGPUもカスタマイズ可能だ。CPUクーラーは240mmラジエーター搭載の水冷クーラーが標準搭載となる。メモリはDDR5の選択肢はなくDDR4のみだ。ストレージはSSD 1TB NVMeだ。電源ユニットは750W GOLDを採用している。マザーボードのチップセットはB760Mだ。Micro-ATX及びMini-ITX対応でATXには非対応となっている。拡張性はそこまで高いわけではない。ケースのデザイン的にケースファンやCPUクーラーなどに制約があることは理解しておこう。
S2-98X3D97XT(STORM)
価格:388,000円(送料無料)
CPU:Ryzen 7 9800X3D
GPU:Radeon RX 9070 XT
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
ストームが販売するこだわりの一台だ。背面コネクタを持つマザーボード搭載ですっきりとした印象を受ける。RGBファン×4基を搭載している。Ryzen 7 9800X3D×Radeon RX 9070 XT搭載のハイクラスモデルだ。高いレベルでのゲームプレイが実現する。CPUクーラーも白色だ。メモリDDR5-5600 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは850W GOLDだ。
おすすめの白いゲーミングノートPC特集【2025年】
G-Tune P5-I7G60WT-B(G-Tune)
価格:199,800円(送料込)
液晶:15.6インチFHD 144Hz
重量:約2.11kg
CPU:Core i7-13620H
GPU:GeForce RTX 4060 Mobile
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:180W ACアダプター
コスパ:調査中
Core i7-13620H×GeForce RTX 4060 Mobile搭載のミドルクラスのゲーミングノートPCだ。15.6インチフルHDディスプレイを搭載している。高リフレッシュレート対応で快適にゲームをプレイできる。白色のケースデザインがオシャレだ。CPUにはIntel第13世代のCore i7-13620Hを搭載している。10コア16スレッドの高コスパモデルだ。上位モデルのCore i7-13700H(14コア20スレッド)と比べると7,8%劣るが、GeForce RTX 4060 Mobileとの組み合わせなら大きな問題はない。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源は180W ACアダプターとなる。
ROG Zephyrus G14 GA403UV(ASUS)
価格:329,800円+送料770円
液晶:14.0インチQWXGA+ 120Hz
重量:約1.50kg
CPU:Ryzen 9 8945HS
GPU:GeForce RTX 4070 Mobile
メモリ:LPDDR5X-6400 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:180W ACアダプター
コスパ:調査中
14.0インチWQXGAモニターを搭載のゲーミングノートPCだ。本体重量は約1.50kgと軽くて持ち運びに適している。デザイン性も高く理想的なゲーミングノートPCだ。Ryzen 7 8845HS×RTX 4060 Mobileを搭載している。CPUもグラフィックスも省電力特化のモデルを採用している。グラフィックスのGeForce RTX 4060 Mobileは、GeForce RTX 3070 Mobile相当の性能を持つ。性能的にはフルHD×高設定で60fpsを目指すことになる。メモリLPDDR5X-6400 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeという構成だ。
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