gamingpcosusume20232025年3月度コスパ最強クラスのおすすめゲーミングPCランキングを紹介している。”ゲーミング”と言えばデスクトップパソコンが真骨頂だろう。ゲーミングノートPCよりもパーツの組み合わせが豊富で自然とラインナップも増える。いろいろゲーミングPCを見てみたけど、結局どれを購入すればいいのかわからないという方はぜひ参考にしてほしい。ゲーミングPCの選び方についてもぜひ目を通していただければと思う。CPUやグラフィックボードなどゲーミングPCにおける重要パーツの選び方についても解説している。

おすすめゲーミングPC一覧【コスパ指標】

コスパ イメージ 製品名 レビュー 価格 CPU GPU メモリ SSD 電源
9.5 nextgear NEXTGEAR JG-A5G60 レビュー 129,800 5 4500 RTX4060 16GB 1TB 750W(B)
7.1 Magnate-G MTW12th Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 レビュー 239,980 7 7700 RTX5070 16GB 500GB 750W(G)
8.5 LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2 LEVEL-M17M-144F-SLX レビュー 179,800 i5-14400F RTX4060Ti 16GB 500GB 650W(B)
10.0 Victus 15L Victus 15L コンベンショナル レビュー 89,800 5 5500 RTX3050 6GB 16GB 512GB 500W(B)
7.1 GALLERIA XA7C-R37T GALLERIA XA7C-R57 Intel Core Ultra搭載 レビュー 314,980 7 265F RTX5070 32GB 1TB 750W(G)
0(調査中) FRGHLB760WSA FRGHLMB650/WSA 準備中 369,800 7 9800X3D RX9070XT 32GB 2TB 850W(G)
8.4 Magnate-G MTW12th Magnate-G MV-TiW レビュー 184,980 i5-14400F RTX4060Ti 16GB 500GB 650W(B)
10.0 LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2 LEVEL-M1P5-R45-DPX レビュー 104,800 5 4500 RX6600 16GB 500GB 650W(B)
5.8 G-Master Spear Z590 G-Master Spear X870A レビュー 301,860 7 9700X RTX4060 64GB 1TB 750W(G)
6.8 nextgear NEXTGEAR JG-A7A7Xコラボ レビュー 189,800 7 5700X RX7700XT 16GB 500GB 750W(B)
8.3 LEVEL-M27M-124F-SLX-WHITE LEVEL-M2P5-R57X-RLX レビュー 144,800 7 5700X RTX4060 16GB 500GB 650W(B)
0(調査中) G TUNE FG-A7G80 G TUNE FG-A7G80 準備中 569,800 7 9800X3D RTX5080 32GB 2TB 1200W(P)
0(調査中) G-GEAR GE7J-D242B G-GEAR GE7A-C250/BH 準備中 369,800 7 9800X3D RX9070XT 32GB 1TB 750W(G)
0(調査中) FRGKB760WS1201 FRGKB760/WS209/NTK 準備中 259,800 i7-14700F RTX5070 32GB 1TB 750W(G)
0(調査中) ZEFT R60BL ZEFT R60BL 準備中 381,480 7 9800X3D RX7800XT 32GB 1TB 850W(G)

当サイトのランキング作成基準

掲載基準となるのはコストパフォーマンス・ケースデザイン・販売ショップの評価・当サイトでのPV数だ。コストパフォーマンスはパーツごとの相場価格とモデルの販売価格との乖離状況を踏まえて評価している。CPUとグラフィックボードのバランスも評価対象だ。当サイトが自信を持っている指標となる。ゲーミングPC価格あるいはパーツ価格が上昇すると市場に合わせて数値の見直しを行う。

ケースデザインは排熱性能・拡張性なども含めて評価している。もっとも最近はどこのBTOメーカーもリニューアルを重ねていて差がなくなってきているように思う。ショップの評価は知名度・知名度・カスタマイズ性・納期・サポートなどで総合的に評価している。詳細は「BTOパソコンおすすめメーカーランキング-全25社網羅」を参考にして欲しい。

また、2018年から新しくランキング基準に当サイト経由での販売台数およびページビューも考慮している。GA4というGoogleが提供しているアクセスツールを使用している。匿名での収集なので個人が特定されることはない。販売台数に関しては正確な数を知るのが困難なため目安と考えて欲しい。ページビューは、該当のページがどのぐらいユーザーに見られているかを表すものだ。PVが多いということはそれだけユーザーに注目されているモデルだと判断できる。

なお、コンテンツ制作およびランキング作成は当サイトが独自に行い事業者に介入の余地はない。これまでゲーミングPCのレビューやランキング作成においてショップ側から内容の修正を促されたことはない。BTOメーカーも公平な立場に立ってくれている。ランキングには広告主の意図が反映されがちだが、当サイトではそれはないといえる。例えば、特定のゲーミングPCコスパ指標が低いという理由で怒られたことはない。コンテンツの内容についてどんなに酷評をしても正当性があれば受け入れてくれている。当サイトが客観的に評価しているので当然だろう。広告掲載ポリシーにも目を通していただければと思う。

ゲーミングPCのスペックの見方

NEXTGEAR JG-A5G60specs
上記はマウスコンピューターが販売する「NEXTGEAR JG-A5G60」のスペック表だ。どのBTOパソコンでもこれと同様のスペック仕様書が掲載されている。どこを見ればいいのかわからないという方も多いのではないかと思う。スペックで重要なのはCPUとグラフィックボードだ。上記で言えばRyzen 4 4500とGeForce RTX 4060が該当する。その他メモリ容量/規格・ストレージ・チップセット・電源ユニットなどを確認しよう。

BTOパソコンについては基本的にカスタマイズをしない方がよい。カスタマイズするとしてもメモリやストレージの増設や電源ユニットのアップグレードぐらいに留めておこう。何箇所もカスタマイズすると価格が跳ね上がってしまいコストパフォーマンスが悪化してしまう。当サイトのランキングも初期構成での評価はベースだ。サイコムやパソコンショップセブンなどの特殊なBTOメーカーを除けばカスタマイズの意味は薄い。

ゲーミングPCの選び方【簡易版】

ここでは簡単な選び方を解説していく。より詳しく知りたい方は「初めてのゲーミングPCの選び方&買い方【2025年】」を参考にして欲しい。

OS

OSに関しては新しいWindows 11を選択しておけば間違いない。あとはHomeかProで悩むところだが、通常はHomeを選択しておけばよいだろう。価格が安く十分な機能を有している。Proは企業向けの管理機能が追加されていたり、より強固なセキュリティ機能が利用できたりとビジネス向けといえる。なお、すでにBTOパソコンではWindows 10を選択することはできない。Windows 10のサポート期限は2025年10月14日まででいずれはアップグレードする必要がある。

CPU 重要!!

gamepcranking-cpu
現在搭載モデルが選択できるCPUを網羅している。人気があるのはRyzen 5 4500・Ryzen 7 5700X・Core i5-14400辺りの価格の安いモデルだ。上位モデルならCore i7-14700(F)・Ryzen 7 9800X3D・Ryzen 7 9700X・Ryzen 7 7700がおすすめだ。

グラフィックボード 重要!!

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グラフィックボードはゲームプレイにおいて重要な役割を果たす。ゲーム環境のほとんどを決めると言っても過言ではない。人気があるのはGeForce RTX 4060 TiやGeForce RTX 4060などのミドルハイクラスやミドルクラスのモデルだ。フルHD環境でのゲームプレイに適している。高解像度でのゲームプレイを考えているならGeForce RTX 5070 TiやRadeon RX 9070 XTが選択肢に入る。GeForce RTX 5090やGeForce RTX 5080は価格が高く予算に余裕がある方向けだ。コストパフォーマンス的には70番台や60番台が優れている。

メモリ

メモリは16GBが基本だ。ハイエンドのグラフィックボードを搭載している場合やゲーム実況・動画編集などのクリエイティブ作業を考えている場合は32GB以上を検討しよう。フロンティアのセール対象モデルでは32GBが標準だ。64GB以上のメモリはBTOパソコンでは一般的とはいえない。

ストレージ

最近の主流はSSDだ。容量は500GBが多い。たくさんのゲームを保存しておきたいなら1TBへのアップグレードを検討するとよい。SSDのデュアルストレージもおすすめだ。

チップセット

マザーボードのチップセットは拡張性などに影響を与える。BTOパソコンの場合は固定なのでそこまで気にしなくてもよい。

電源

基本的には電源ユニットも初期構成のままで問題ないが、BTOパソコンのカスタマイズ項目の中で人気があることは押さえておこう。電源の品質にこだわりたいと考えているユーザーは多いようだ。標準ではBRONZE規格を搭載していることが多いが、GOLDやPLATINUMへアップグレードするユーザーが多い。

おすすめゲーミングPCランキング

1位(→1位)NEXTGEAR JG-A5G60(マウスコンピューター)

nextgear価格:129,800円(送料込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.5

公式サイト詳細
〇 長所

  • 定番のミドルクラスモデル
  • SSD容量が1TBと必要十分
  • 白色ケースが選択可
  • 標準3年間の保証付き
〇 短所

  • CPU性能は控えめ
  • 最短21営業日と納期がやや長い
管理人コメント

Ryzen 5 4500×GeForce RTX 4060搭載のミドルクラスの一台だ。税込129,800円という価格が最大の魅力となる。送料込みの価格設定なのも素晴らしい。+7,700円でホワイトカラーモデルを選択できる。フルHD環境なら高設定でも十分対応できる。PS5やSwitchなどの家庭用コンソールからの乗り換えを検討している方も要チェックだ。Ryzen 5 4500はそれほど性能が高いCPUではないが、GeForce RTX 4060との組み合わせならそこまでデメリットとはならない。負荷の軽いタイトルがメインだとフレームレートが伸び悩む可能性がある点は理解しておこう。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 1TBと構成も必要十分だ。電源ユニットは750W BRONZEを採用している。公式サイトの口コミを見ても評価の高さがうかがえる。3年間センドバック修理保証+24時間365日の電話サポートを受けられる。送料も無料だ。マウスコンピューターならではの強みだ。納期が最短21営業日と長くなっているのはデメリットとなるだろう。

2位(↑4位)Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載 (ドスパラ)

Magnate-G MTW12th価格:239,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 7700
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:7.1

公式サイト詳細
〇 長所

  • 割安なRTX 5070搭載モデル
  • CPUにZen 4のRyzen 7 7700搭載
  • デザイン性の高いケースを採用
〇 短所

  • 性能帯を考えると構成は平凡
  • マウス・キーボードは非同梱
管理人コメント

GeForce RTX 5070搭載モデルでもっとも安価な一台といえる。それもCPUにRyzen 7 7700を搭載して実現しているのだから悪くない。GALLERIAのCore i7-14700F×GeForce RTX 4070搭載モデルが234,800円で販売されていたことがあった。+5,000円で次世代のGeForce RTX 5070搭載モデルが手に入るならお得感がある。GeForce RTX 5070の性能は高くGeForce RTX 4070 Tiに近づいた。WQHD環境でのゲームプレイを得意としている。Ryzen 7 7700はZen 4アーキテクチャ採用の高パフォーマンスモデルだ。Intel第14世代のCore i7-14700には及ばないがCore i5-14600Kに匹敵するほどのゲーム適正を持っている。GeForce RTX 5070の組み合わせも悪くない。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成はやや面白味に掛ける。電源ユニットは750W GOLDだ。構成やケースなどカスタマイズを検討してもよいように思う。納期も3日と比較的早く受け取ることができる。ビジネス向けのLightningシリーズとは違いマウス・キーボードは非同梱だ。

3位(↑NEW)LEVEL-M17M-144F-SLX (パソコン工房)

LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2価格:179,800円+送料2,200円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.5

公式サイト詳細
〇 長所

  • RTX 4060 Ti搭載の高コスパモデル
  • 優れたケースデザイン
〇 短所

  • メモリやストレージは平凡
  • 納期が2-3週間と長い
管理人コメント

2025年3月末に待望のGeForce RTX 4060 Ti搭載モデルが復活した。CPUにCore i5-14400Fを搭載していて179,800円は安い。無料会員登録で送料もかからない。フルHD環境でのゲームプレイを考えているユーザー向けだ。ほとんどのユーザーはこのモデルで満足できるのではないかと思う。ケースデザインも優秀だ。クリアガラスパネルが映える。本体カラーは白と黒から選択できる。LEDカラーはブルー・レッド・ブルー・ミントシャーベットなど6色用意されている。メモリDDR5 16GB・SSD 500GB NVMeとここは平凡といえる。Gen4接続でもないのは残念だ。納期も2-3週間後の出荷と長めに取られている。この価格なら待つ価値はあるだろう。

4位(↑5位)Victus 15L(AMD)コンベンショナル (HP)

Victus 15L価格:140,800円 89,800円(送料込)
CPU:Ryzen 5 5500
GPU:GeForce RTX 3050 6GB
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイト詳細
〇 長所

  • 新生活大祭り第2弾対象モデル
  • 最安値クラスのゲーミングPC
  • Ryzen 5 5500×RTX 3050 6GB搭載の珍しい組み合わせ
〇 短所

  • ケースデザインがシンプル
  • カスタマイズができない
管理人コメント

Ryzen 5 5500×GeForce RTX 3050 6GB搭載のエントリークラスのゲーミングPCだ。送料込みで89,800円は割安感がある。記事執筆時点で新品のゲーミングPCでは最安値だ。2025/4/7(金)までの期間限定モデルだ。CPUにRyzen 5 4500ではなくRyzen 5 5500を搭載しているのは好印象だ。6コア12スレッドと十分なスペックを持ち最低限のゲーム性能を有している。GeForce RTX 3050 6GBとのバランスもよくボトルネックの心配はいらない。フルHD環境×標準設定を基準にゲームを楽しめる。構成はメモリ16GB・SSD 512GB Gen3と平均的だ。ゲームプレイからビジネス用途まで十分な容量といえる。電源ユニットは500W BRONZEを搭載している。PCケースにはやや古さを感じてしまうかもしれない。ゲーミングPCというよりもビジネスPCに近いデザインだ。納期は1週間での出荷と極端に長くなっているわけではない。最近はどこも納期が長期化しているので1週間なら悪くない。手元に届くまで1週間から10日程度みておくとよい。

5位(↑7位)GALLERIA XA7C-R57 Intel Core Ultra搭載 (ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R36価格:314,980円+送料3,300円
CPU:Core Ultra 7 265F
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:7.1

公式サイト詳細
〇 長所

  • Core Ultra 7×RTX 5070搭載の高性能モデル
  • ドスパラのゲームデスクランキング第二位
  • 出荷まで3日と早くなった
〇 短所

  • 価格は高め
  • Core Ultra 7のゲーム性能がやや不安
管理人コメント

2025年3月4日に発売されたばかりのGeForce RTX 5070を搭載したゲーミングPCだ。GeForce RTX 5080やGeForce RTX 5070 Ti搭載モデルと比べると価格が下がるが、そうはいっても30万円オーバーで誰にでもおすすめできる価格帯ではない。CPUにはCore Ultra 7 265Fを搭載している。20コア20スレッドの高性能モデルだ。ゲーム適正はCore i7-14700Fに劣ることがある点は理解しておこう。GeForce RTX 5070のメインターゲットはWQHD環境だ。モンハンワイルズのプレイも問題ない。従来モデルのGeForce RTX 5070 Tiに匹敵する性能を持ちポテンシャルが高い。メモリDDR5-5600 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も十分だ。電源ユニットは750W GOLDを搭載している。性能帯から見るとやや高めだが、今の情勢を考えれば妥当だろう。納期は3日程度へと短縮されている。

6位(↑NEW)FRGHLMB650/WSA(フロンティア)

FRGHLB760WSA価格:369,800円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 9800X3D
GPU:Radeon RX 9070 XT
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS PLATINUM
コスパ:調査中

公式サイト
〇 長所

  • 台数限定の高コスパモデル
  • 最新のRX 9070 XT搭載
  • 充実の構成を持つ
  • オシャレなケースを採用している
〇 短所

  • 在庫切れになる可能性が高い
  • 納期が1ヵ月とかなり長い
管理人コメント

2025年3月に出たばかりのRadeon RX 9070 XTを搭載したゲーミングPCだ。フロンティアの台数限定セールでいち早く登場した。GeForce RTX 5070 Tiに匹敵する性能を持ち前評判以上のように思える。レイトレーシング性能はGeForce RTX 4070 Ti相当に留まる。レイトレーシング性能の低さを差し引いてもコストパフォーマンスは良好だ。CPUにはRyzen 7 9800X3Dを搭載している。これまでの弱点だったマルチコア性能も改善されてより魅力を増している。Radeon RX 9070 XTのパフォーマンスを存分に引き出せる。CPUクーラーは空冷式となる。Ryzen 7 9800X3D自体発熱量が多いCPUというわけではないので空冷で問題ない。ゲーム性能は高くWQHD環境でのゲームプレイに対応できる。タイトルによっては4K環境もお手の物だ。メモリDDR5-5600 32GB・SSD 2TB Gen4 NVMeと構成も充実している。SSD容量が2TBというのは頼もしい。重量級タイトルを複数保存しても余裕がある。納期が1ヵ月と長いのはネックとなる。

7位(↓2位)Magnate-G MV-TiW (ドスパラ)

Magnate-G MTW12th価格:184,980円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.4

公式サイト詳細
〇 長所

  • 10コア16スレッドのi5-14400Fを搭載している
  • オシャレなクリアガラスパネル採用ケース
〇 短所

  • 10,000円の値上げ適用となった
  • カスタマイズ費用がやや高い
  • マウス・キーボードはついていない
管理人コメント

2024年9月に登場したMagnateシリーズのゲーミングブランドだ。ゲーミングPCらしいケース採用で人気爆発となりそうだ。カスタマイズでケースファンをRGB対応ファンに換装することもできる。3基変更で+3,000円、5基変更で+5,000円だ。ブラックカラーも用意されている。Core i5-14400F×GeForce RTX 4060 Ti搭載で税込18万台で購入できるのは嬉しい。GeForce RTX 4060 Tiは、Ada Lovelace世代のミドルハイクラスのモデルで最も人気のあるグラフィックボードの一つだ。2025年時点でもその人気は健在だ。フルHD環境でのゲームプレイに適している。タイトルによっては高解像度あるいは高リフレッシュレートにも対応可能だ。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的といえる。DDR4メモリではなくDDR5メモリ搭載は強みだ。カスタマイズ費用がやや高額なのがデメリットだ。例えば、メモリ32GBが+13,900円、SSD 1TBが+6,000円、電源750W GOLDが+5,000円といった具合だ。ストレージと電源については候補に入れてもよいだろう。他社BTOメーカーと同様に納期が延びてしまい決済完了後10日での出荷となる。

8位(→8位)LEVEL-M1P5-R45-DPX (パソコン工房)

LEVEL-M1P5-R45-RLX-WHITE2価格:104,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:Radeon RX 6600
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイト詳細
〇 長所

  • グラボ搭載最安値クラスの一台
  • RTX 3050 6GBよりもツーランク高い性能を得られる
  • オシャレなクリアガラスパネル採用ケース
  • 無料会員登録で送料が0円になる
〇 短所

  • 出荷予定が2-3週間後と長め
  • マウス・キーボードはついていない
管理人コメント

2024年10月25日にケースデザインが変更された。サイドパネル及びメッシュカバーが白色になりより統一感が生まれた。LEDカラーはブルー以外にもレモンシャーベット、パステルライラック、レッド、マゼンタ、ミントグリーンから選択できる。LEVELΘブランドは高コスパブランドとして登場している。ゲーミングPCらしいケース採用で人気爆発となりそうだ。Ryzen 5 4500×Radeon RX 6600搭載で税込10万台で購入できるのは素晴らしい。低価格帯のモデルとしてこれ以上ない仕上がりだ。現時点でコスパ指標は算出していないが、満点だと考えてよいだろう。GPUに採用されているRadeon RX 6600は、GeForce RTX 2060に匹敵する性能を持ちある程度ゲーム適正はある。低価格帯でラインナップの多いGeForce RTX 3050 6GB搭載モデルと比べるとツーランク上だ。レイトレーシングもサポートしている。Ryzen 5 4500は低価格帯で人気のCPUだ。6コア12スレッドというスペックを持ち最低限のゲーム性能を有する。最高設定でのゲームプレイや高リフレッシュレートでのゲームプレイはやや厳しくなる。そこを理解しておけば安いゲーミングPCとして納得できるはずだ。税込10万円前後の予算がある方は要チェックだ。昨今のグラフィックボードの品薄の影響で出荷は2-3週間後と普段よりも長くなっている。

9位(→9位)G-Master Spear X870A (サイコム)

G-Master Spear Z590価格:301,860円+送料2,920円
CPU:Ryzen 7 9700X
GPU:GeForce RTX 4060 MSI
メモリ:DDR5-5600 32GB DDR5-5600 64GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD SilverStone
コスパ:5.8

公式サイト詳細
〇 長所

  • メモリ無償アップグレードキャンペーン中
  • 人気のRyzen 9000シリーズ搭載モデル
  • カスタマイズでメーカーの指定ができる
〇 短所

  • コストパフォーマンスがいいわけではない
  • 納期が24営業日とかなり長い
  • 頻繁に価格が変わ
管理人コメント

サイコムの売れ筋ゲーミングPCがランクインとなった。大手BTOメーカーと比べると割高だが、カスタマイズを楽しめるという特徴がある。キャンペーン中はメモリ64GBへの無償アップグレードが適用となる。32GBのままだと6,050円の割引を受けられる。コスト的にはアップグレードした方がお得だ。ショッピングローンの金利手数料も36回まで無料なので購入しやすいのではないかと思う。初期構成のチップセットはX870で、CPUはRyzen 7 9700Xとなる。サイコムの場合初期構成のままだと割高で、カスタマイズをすることが前提だ。これをベースにあなた好みの一台に仕上げるとよい。CPUはRyzen 9 9950X3D/Ryzen 9 9900X3D/Ryzen 7 9800X3Dなどの3D V-Cache搭載モデルが選択可能だ。詳細記事では当サイトのおすすめカスタマイズを紹介しているので、購入検討中の方は参考にしてほしい。通常のBTOパソコンで満足できない方はチェックしておこう。価格は高めだが、こだわり抜いたゲーミングPCを購入できる。コストパフォーマンスを重視するモデルではない。CPUクーラーはNoctua NH-U12S reduxを採用していて冷却性能も必要十分だ。初期構成ではGPUにGeForce RTX 4060を搭載している。GeForce RTX 4060を基準にするならCPUをダウングレードしてもよいかもしれない。もちろん、GeForce RTX 5090・GeForce RTX 5080・GeForce RTX 5070 Tiなどのハイクラスのグラフィックボードに変更することもできる。GeForce RTX 5070 Ti以上の高性能なグラフィックボードを選択する場合電源ユニットのカスタマイズが必須だ。現在世代交代の時期ということもあってかグラフィックボードのカスタマイズの選択肢が極端に少なくなっている。急ぎでなければサイコムでの購入は少し待ってもよさそうだ。PCケースは定番の「CoolerMaster CM694」となる。カスタマイズで強化ガラスサイドパネルへ変更可能だ。ARGB発行システムを追加することもできる。マザーボードはASUS製X870-PLUS WIFIを搭載している。DVDスーパーマルチドライブ標準搭載は珍しい。不要な方は外してしまえばコストを抑えられる。サイコムのモデルは定期的に価格調整が行われる。それほど大きく動くことはなく微調整だ。

10位(→10位) NEXTGEAR JG-A7A7X コラボモデル(マウスコンピューター)

nextgear価格:189,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:Radeon RX 7700 XT
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:6.8

公式サイト詳細
〇 長所

  • 徹底解剖サイトとのコラボモデル
  • 人気のAMD製CPUとGPUを組み合わせた一台
  • RX 7700 XT搭載モデルとして安い
  • フルHD環境でのゲームプレイに適している
〇 短所

  • 構成のコストカットの影響でコスパは伸び悩む
  • 納期が1ヵ月と長い
  • 旧世代のCPUとなる
管理人コメント

2025年1月末に登場した当サイト「ゲーミングPC徹底解剖サイト」とマウスコンピューターのコラボレーションモデルだ。Ryzen 7 5700X×Radeon RX 7700 XTを組み合わせた一台で安く購入できるのが特徴といえる。CPUにRyzen 7 5700Xを搭載していて価格を抑えている。旧世代のCPUながらまずまずのゲーム適正を誇る。Radeon RX 7700 XTは、GeForce RTX 4060 Tiと同等以上の性能を持ちフルHD環境でのゲームプレイに最適だ。フルHD環境で高リフレッシュレートを目指すのもよいだろう。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと平均的だ。電源ユニットは550W BRONZEとコストカットが図られている。コスパが伸びないのは構成の弱さが理由だ。マウスコンピューターはショップ評価も優秀だ。送料無料と標準3年保証は他では見られない強みとなる。一方で納期が1ヵ月と長くなっているのがマイナスだ。少しでも早くゲーミングPCを手に入れたいにとっては抵抗があるかもしれない。もっとも今はどこのメーカーでも状況はかわらないので受け入れるしかなさそうだ。

11位(↑12位)LEVEL-M2P5-R57X-RLX (パソコン工房)

LEVEL-M2A6-R75F-SLX-MINT SHERBET価格:144,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.3

公式サイト詳細
〇 長所

  • 7 5700X×RTX 4060搭載の高コスパモデル
  • 人気のピラーレスケース採用
  • 様々なカラバリが用意されている
〇 短所

  • 旧世代のCPUを搭載
  • メモリ容量・ストレージ容量は平均的
管理人コメント

パソコン工房のイチオシモデルだ。最近注目度を増しているピラーレスケースを採用している。ミントシャーベットのLEDがオシャレだ。その他ブラック×赤色LED、ホワイト×桜色LED、ホワイト×白色LEDを選択できる。BTOパソコンでもケースにこだわりを持てるのは素晴らしい。円安の影響を感じさせない高コストパフォーマンスの一台となる。会員登録をするだけで送料無料だ。2,200円相当の価値がある。CPUにコストパフォーマンスの高いRyzen 7 5700Xを搭載している。旧世代のCPUながら8コア16スレッドとスペックは高く十分なゲーム性能を有している。アーキテクチャの進化でパフォーマンスの底上げが行われている。グラフィックスにはミドルクラスのGeForce RTX 4060を搭載している。高解像度にも対応できるポテンシャルを持つ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと構成も十分だ。電源ユニットは650W BRONZEを採用している。構成はやや控えめだが価格が安いので必要に応じてカスタマイズで対応すればよい。メモリ32GBへの増設費用は+14,000円、SSD 1TBへの増設は+5,000円となる。ストレージは価格も安く検討しやすいのではないだろうか。

12位(↑13位)G TUNE FG-A7G80(マウスコンピューター)

G TUNE FG-A7G80価格:569,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 9800X3D
GPU:GeForce RTX 5080
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe
電源:1200W 80PLUS PLATINUM
コスパ:調査中

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〇 長所

  • 最新のフルタワーケース採用
  • 4K環境に対応できる高い性能を持つ
  • ハイエンドにふさわしい構成を持つ
〇 短所

  • 価格が高い
  • 納期が約21営業日と長い
管理人コメント

新しく登場したG TUNEブランドのフルタワーケースを採用している。高級感のあるデザインで生まれ変わった。クリアガラスパネル採用で光るゲーミングPCにもなる。LEDはOFFにすることも可能だ。GPUには最新のGeForce RTX 5080を搭載している。GeForce RTX 4080 SUPERを上回る高いパフォーマンスを持つ。DLSS 4.0をサポートしていて高リフレッシュレートを目指すこともできる。CPUにはRyzen 7 9800X3Dを搭載していてGeForce RTX 5080を支えてくれる。思う存分パフォーマンスを発揮できるはずだ。メモリDDR5-5600 32GB・SSD 2TB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源ユニットは驚異の1200W PLATINUMだ。このモデルを購入すればしばらく安泰だろう。納期は約21営業日と長く設定されている。気長に待てる人向けだ。

13位(↑14位)G-GEAR GE7A-C250/BH(TSUKUMO)

G-GEAR GE7J-D242B価格:369,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 9800X3D
GPU:Radeon RX 9070 XT
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

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〇 長所

  • Radeon RX 9070 XT搭載のハイクラスの一台
  • Ryzen 7 9800X3D搭載で高いゲーム性能を持つ
  • メモリ32GB・SSD 1TBと構成も抜群
  • 価格は高いがコスパはまずまず
〇 短所

  • ブランドがやや目立たない
  • 落ち着いたケース
  • 納期が15営業日と極端に長い
管理人コメント

Ryzen 7 900X3D×Radeon RX 9070 XT搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。WQHD環境を想定しているヘビーユーザー向けだ。CPUにはZen 5アーキテクチャのRyzen 7 9800X3Dを搭載している。8コア16スレッドとスペックもまずまずで高いゲーム性能を有している。3D V-Cacheのおかげで現行トップクラスのCPUだ。Radeon RX 9070 XTの性能を引き出すのに悪くない組み合わせだ。メモリはDDR5-4800 32GBとハイエンドらしい構成だ。容量が多くゲームプレイ+αにも対応しやすい。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeと必要十分だ。複数の重量級タイトルの保存も行える。電源ユニットは750W GOLDと万全だ。PCケースは2024年2月に発売された新しいモデルだ。最近の流行からするとやや落ち着いた印象を受ける。デザイン性は高くおすすめできるが、派手さを求める方には不向きかもしれない。納期が約15営業日と長くなっているのはマイナスだ。

14位(↑15位)FRGKB760/WS209/NTK(フロンティア)

FRGKB760WS1201価格:259,800円+送料3,300円
CPU:Core i7-14700F
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

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〇 長所

  • 人気のRTX 5070搭載モデル
  • CPUにハイクラスのi7-14700Fを搭載している
  • 構成が充実している
〇 短所

  • ケースデザインがシンプル
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フロンティアの週間セール対象モデルだ。前回セールよりも10,000円安くなっている。最新のGeForce RTX 5070を搭載したゲーミングPCとなる。CPUにはIntel第14世代の上位モデルであるCore i7-14700Fを搭載している。CPUとGPUのバランスは良好だ。CPUにCore i7-14700Fを搭載しているとはいえ正直価格はやや高いように思う。さすがのフロンティアでも完璧に価格を抑えきれているわけではない。グラフィックボードの品薄は深刻だということだ。もちろん相場から見れば安く、だからこそランキング入りしているところは安心してほしい。現在フロンティアではアップグレード応援キャンペーン実施中でお得な費用でカスタマイズが可能だ。メモリ32GB→64GBへの費用が13,200円、SSD 1TB→2TBが9,900円、電源600W BRONZE→750W GOLDが3,080円と破格といえる。特に電源ユニットに関しては積極的にカスタマイズを検討してもよさそうだ。最近はどこのBTOメーカーもケースにこだわりがあるので、このフロンティアのモデルだと見劣りしてしまいそうだ。そこを受け入れられるなら魅力的な選択肢となる。

15位(↑16位)ZEFT R60BL (セブン)

ZEFT R60BL価格:381,480円(送料込)
CPU:Ryzen 7 9800X3D
GPU:Radeon RX 7800 XT
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

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〇 長所

  • コンパクトケースを採用
  • 7 9800X3D×RX 7800 XT搭載のハイクラスモデル
  • 構成が充実している
  • 納期が短い
〇 短所

  • 価格が高い
管理人コメント

AMD製CPUとPUを搭載した一台だ。非常に面白い構成で15位にランクインとなった。セブンはこだわりのゲーミングPCを選択できるのが魅力だ。Ryzen 7 9800X3Dはゲーム特化型CPUで、Core i9-14900Kを上回るゲーミング性能を誇る。8コア16スレッドとスペック自体は控えめだが、ゲーム目的ならベストチョイスと言えるだろう。3D V-CacheをCCDを下に配置することでこれまで弱点だったマルチコア性能も向上している。CPUクーラーは水冷式の「CoolerMaster MASTERLIQUID 240L CORE ARGB」だ。最大250Wの放熱効率を持っている。グラフィックスにはRadeon RX 7800 XTを搭載している。純粋なゲーミング性能を追求したい方なら魅力的な選択肢となる。注意点として純粋なCPU性能は競合に劣るため動画編集などのクリエイター作業を行いたい方は避けた方がよい。PCケースは、「ASUS Prime AP201 Tempered Glass」だ。右フロントコーナーにF120 RGB Coreファンを3基搭載している。最近はあまり見かけなくキューブ型のPCケースだ。ASUS製で信頼性が高い。サイドパネルの開閉には工具が不要でメンテナンス性が高い。初期構成では背面×1基と上面×2基のファンを搭載している。最大で6基まで対応できるが、初期構成のままで問題なさそうだ。納期は1-5営業日と比較的スピーディーだ。

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