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Terraria(テラリア)の必要スペックと推奨PCを検証していく。Terrariaは2011年登場の少し古いタイトルだ。自由度の高い世界で、素材を集めたり装備を整えたりして冒険に繰り出す。シミュレーション・アクション・RPGの要素のあるゲームだ。このジャンルを開拓したゲームの一つで、Minecraftライクでありながらも高いゲーム性で評価されている。冒険に特化した2D版Minecraftとも言われており、どこか馴染みのあるゲーム性は初めての方でも遊びやすいはずだ。

Terrariaの必要&推奨環境

最低環境推奨環境徹底解剖推奨
OSWindows Xp以上Windows Xp以上Windows 10 64bit
CPU2.0 GhzDual Core 3.0 GhzRyzen 5 4500
GPU128mb Video Memory256mb Video MemoryGTX 1650
メモリ2.5GB4GB16GB

Terraria(テラリア)の推奨環境の考察

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Terrariaは2Dのアクションゲームなので要求スペックはかなり抑えられていて、非常に遊びやすいタイトルである。実は快適にプレイする上でゲーミングPCを用意するほどではない。もちろん、Modの導入などによっては少し負荷が高まるが、一般向けモデルでも動作は可能だ。

CPUはDual Core 3.0 GHzが指定されている。これは現行で言えば、ゲーミングPC最低限のRyzen 5 4500でさえもクリアできる。ギリギリのCPUとなると、Ryzen 3 1200やCore i5-3330などの古いCPUで推奨環境は満たしやすい。よほど古い低ランクのCPUでもない限り問題ないはずだ。

GPUは推奨環境にGPUメモリ256MBあれば十分で、GeForce 8600 GTSのような15年以上前のGPUでも対応できる。10年以上前のパソコンでも推奨環境をクリアできるということだ。メモリの容量も4GBが推奨だ。32bit OSでも対応できることから指定がない。こんな要求スペックの低いゲームに、ゲーム推奨モデルが必要かと疑問があることだろう。要求スペックの低いゲームは、そのゲームを単独で起動することは少ない。

たとえば、なにかをしながらのゲームプレイが多くなるのではないかと思う。Terrariaはそのゲーム性から、情報を調べながらプレイする機会もあるだろう。推奨環境のみだけを見るのではなく、同時にアプリケーションやソフトを稼働させやすい環境であることも考慮に入れたい。Terrariaをプレイするだけなら、古いノートパソコンでもプレイできそうだ。この要求スペックの低さから、今ではスマートフォンでもプレイできるようになっている。

それだけに、PC以外からPC版Terrariaをプレイしたい方は参考にしてほしい。要求スペックが低いゲームを目的とする場合、モデル選びは難しくなる。Terraria以外のゲームにも興味が出るかもしれない。その時に、Terrariaに合わせたパソコンでは対応できないことも多い。ハイスペックなモデルとまではいかないまでも、最低限のゲーム性能を持つモデルを選ぶ方がいい。Modのことも考えれば当サイト基準の推奨環境を基準に考えてほしい。

Ryzen 5 4500はTerrariaはもちろん、多くのゲームに対応できるCPUだ。メモリ容量は現在16GBが標準となっており、それよりも少ないモデルは探す方が難しい。GTX 1650は現行で最も性能の低いGPUで、設定次第では快適にゲームをプレイできる。Terraria以外にも対応できる。ハイスペックなゲームは苦手だが、2018年以前のゲームへは対応できる。

Terrariaの概要&特徴

2D版Minecraftの異名を持つイチオシタイトル

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Terrariaは2D版Minecraftと呼ばれるほど、似た性質を持つゲームである。2011年5月に登場していて、これはMinecraftの正式版が登場した2011年11月よりも半年早い。当時のMinecraftは今よりもゲームボリュームは控えめで、特に探検や冒険といった要素は薄かった。その点Terrariaは建築要素が薄く、冒険に特化したゲーム性となっていた。

2Dであることから、建築物はシンプルになりやすく、できることも少ない印象がある。一方で、ゲーム性はかなり高いと評判が高かった。洞窟やダンジョンのような場所を進み、ボスとの戦闘、戦利品でキャラクターが確実に強化されていくのを体感できる。Minecraftの要素を足した横スクロールアクションゲームという形だろうか。土を掘って洞窟を進むことも、空の上にある島を探索することもあるので横スクロールは正しくないのかもしれない。

Minecraftよりも戦闘に関わる部分が細かく、武器の種類も豊富だ。こういったところで差別化は図れている。よくある類似ゲームではなく、類似した要素を持つ全く別のゲームだ。ただ、Minecraftを知っている方であればゲームの進行がスムーズになるところを見ると、やはりジャンル的には似ている。それはネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味でよく似たゲームという意味だ。

ゲームの持つ世界観・雰囲気はTerrariaの方がゲームチックというかファンタジー色が強く感じる。かわいらしさを微塵も感じないエイリアンのようなモンスターを見ると、やはりTerrariaとMinecraftは別物だと認識できる。サバイバルを重視し、生きていくために素材を集めることが目的となるMinecraftと違い、Terrariaは生きていくために敵を倒すことになる。採集にかかる難易度も手間もTerrariaの難しい。

2D版Minecraftとはいえ、操作性も異なれば、容易に素材集めに向かうことができない。生きることに関してはハードコアだ。敵の大群に襲われることもあれば、夜になると拠点が襲撃されることもある。これらはMinecraftでも後々追加された要素だ。平和に生きていくことはTerrariaではできないと考えた方がいいだろう。

装備集めが楽しい探索ゲーム

Terrariaが面白いのは装備の種類が多いところだ。様々な素材から、数多くの装備を作ることができる。武器の種類もさることながら、防具の種類も多い。そして、それらの武器や防具には各々効果が付与されている。魔法攻撃か物理攻撃かで適した装備も変わる。本格的なRPG要素が強いのがTerrariaの特徴だ。

ファンタジー色の強いゲーム性から、よくあるRPGにある武器が多い。その一方で、ロケットランチャーのような近代的な武器も存在している。そういった武器を駆使しなくては、なかなかボスを攻略することはできない。あのボスを倒すためにあの素材を集めるというお使いクエストのような展開もある。スクロール型2DアクションRPGといったところだろうか。

矢にも種類があり、デバフを当たるもの、着弾すると追加攻撃が発生するものもある。様々な組み合わせがあることから、装備を考えるのも楽しい。集める難易度も高く、ロストの喪失感は段違いだ。万全を期すという点では、Minecraftよりも準備しなくてはならないことが多い。

空島があるように、非常に高さのあるフィールドもある。そこから飛び降りる際に、パラソルがあればゆっくり落下するアイテム、ゴルフをする時に便利な芝刈り機など、ユニークな道具も多い。建築に関してはできることは制限があるように感じる。ただ、クラフト、とくに装備面では圧倒的なボリュームがあると言える。これも冒険や探索をじっくり楽しめる要素だ。

マルチプレイで各々やりたいことをやるのはMinecraftでも同じだが、みんなで冒険に出かける楽しさは別次元のものがある。これはMORPGのような感覚がある。一人でも大勢でも楽しめるTerrariaは、探索ゲームとして魅力的だ。目的を見つけやすく、そして難易度がそれなりに高い。簡単にクリアできることの方が少なく感じる。もちろん、ゲームの難易度設定にも影響を受ける。

2011年登場で、12年以上前のゲームながら、今でも遊ばれている理由がわかる。シンプルなグラフィックとゲーム性だからこそ、最新のゲームにはない無限の可能性を感じさせる。目的も手段も豊富にあり、一方通行にならないゲームはいつまででも遊べる。Steamの名作とも言われるだけあるゲームだ。

Terraria向けおすすめのゲーミングPC

Lightning AH5(ドスパラ)

Lightning価格:90,979円+送料3,300円
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
コスパ:6.6

公式サイト詳細

Lightning AH5はRyzen 5 4500とGTX 1650を搭載した、現行最低限のゲーム性能を有するモデルだ。ゲーミングPCではなく、一般向けモデルであるため、9万円台という低価格を実現できている。一時よりは値上げ傾向にある点は理解しておこう。性能はそれほど高くないが、Terrariaに対応できるパソコンでは最安値だ。最新のゲームでも設定を大きく下げればプレイできるものも多い。予算を抑えたいなら優秀な選択肢だ。予算にもう少し余裕があるなら、別のモデルもチェックしてほしい。

LEVEL-M1P5-R45-LAX-WHITE(パソコン工房)

LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITE価格:99,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 3050 6GB
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

LEVEL-M1P5-R45-LAX-WHITEは初心者におすすめできる要素の多いゲーミングPCだ。価格が安く会員登録をすれば送料も無料になる。さらに、365日24時間の電話サポートにも対応している。性能も最低限よりも少し上であるため、設定次第で最新のゲームにも対応できる。ゲームによっては144Hz環境も実現可能だ。選びやすく扱いやすい、さらに保証も大きいので初心者に適したモデルと言える。構成を見てもメモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと必要十分だ。

NEXTGEAR JG-A5G6T (マウスコンピューター)

nextgear価格:124,800円(送料込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 3060 Ti GDDR6X
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.4

公式サイト詳細
管理人コメント

NEXTGEAR JG-A5G6TはTerrariaに対してかなり余裕のあるゲーム性能を有している。旧世代ながらGeForce RTX 3060 Tiは、GeForce RTX 4060を上回る高いあフォーマンスを発揮する。Terrariaはもちろん、その他のゲームにも対応できる。CPU性能はやや控え目だがGeForce RTX 3060 Tiとの組み合わせならボトルネックの心配はそこまでしなくてよさそうだ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 1TB NVMeと構成も十分だ。価格を含めて、総合的に優れたモデルとなっている。このクラスになると、誰にでもおすすめできる。価格辺りの性能には優れているので、コストパフォーマンスを重視する方向けのモデルだ。

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