当記事では、ドスパラ「GALLERIA RM5R-G50 4500搭載」の詳細レビューをまとめている。Ryzen 5 4500×GTX 1650搭載のエントリークラスのゲーミングPCだ。設定を下げればある程度ゲームプレイにも対応できる。GALLERIAブランドにおいてもっとも安価な一台で注目している方も多いかもしれない。10,000円の値引きが適用となるも残念ながら強みはそれだけでGALLERIAブランドにこだわらなければもっと安く購入できるモデルがある。比較対象モデルと合わせて確認しておこう。
当ページの目次
GALLERIA RM5R-G50 4500搭載のスペック
ブランド名 | GALLERIA |
---|---|
製品名 | GALLERIA RM5R-G50 4500搭載 |
価格 | 94,980円(税込) |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce GTX 1650 |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 500GB |
HDD | 非搭載 |
電源 | 550W BRONZE |
マザーボード | チップセットA520 |
おすすめ度 | Bランク |
評価 | ・コスパ 8.1 ・構成 6.0 ・品質/サポート 10.0 ・総合評価 7.9 |
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GALLERIA RM5R-G50 4500搭載の価格推移
2023年5月になってようやく10万円を切った。半導体不足の影響が続きなかなか低価格帯のゲーミングPCがなかった中で朗報だ。デザイン性に優れていて多くのゲーマーに愛されているモデルだ。ビジネス向けPCでは満足できない方は要チェックだ。
各タイトルの対応表
FF15 | Apex Legends | FORTNITE |
---|---|---|
・4K ・WQHD | ・240fps ・144fps | ・240fps ・144fps |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
GALLERIA RM5R-G50 4500搭載はRyzen 5 4500とGTX 1650を搭載したロークラスのゲーミングPCだ。非常に控えめな性能で、最新のゲームへの対応力はかなり低い。ゲームをプレイするには設定を下げる必要があることは理解しておこう。Apex Legendsやフォートナイトは設定次第で144Hz環境で安定させることができる。設定を下げることに抵抗がなく、プレイするゲームが限定的なら悪くない性能だ。
GALLERIA RM5R-G50 4500搭載のゲーミング性能まとめ
Ryzen 5 4500(CPU)
Core i5-13400 | |
Ryzen 5 7600 | |
Core i5-12400 | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i7-11700 | |
Ryzen 5 5600 | |
Ryzen 5 5500 | |
Ryzen 5 3600X | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 5 3600 | |
Ryzen 5 4500 | |
Core i7-10700 | |
Core i3-13100 | |
Core i3-12100 | |
Core i5-10400 | |
Ryzen 5 3500 | |
Core i3-10100 |
GALLERIA RM5R-G50 4500搭載で採用されているCPUはRyzen 5 4500だ。低価格帯で人気の高かったRyzen 5 3500の後継モデルだ。ハイパースレッディングに対応したことで6コア12スレッドへとスペックが引き上げられて処理性能は向上している。現行モデルでいえばCore i3-13100よりも性能が高く、Ryzen 5 3600やCore i7-10700と同等の絵師脳を誇る。動画編集や動画エンコードなどの作業もある程度対応可能だ。一方で、ゲーム適正はそれほど高いとは言えない。L3キャッシュ容量が8MBとRyzen 5 3500の半減となっているのが痛い。ハイパースレッディングに対応してもそこを補完できていない。基本的にゲーム性能はCore i3-13100の方が上だ。それでも最低限のゲーム性能は持っていると考えてよいだろう。
GeForce GTX 1650(GPU)
RTX 3060 | |
RTX 2060 SUPER | |
RTX 2060 | |
RTX 3050 | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1650 SUPER | |
GTX 1060 3GB | |
GTX 1650 | |
GTX 1050 Ti | |
GTX 1630 | |
GTX 1050 | |
GTX 950 | |
GTX 660 Ti | |
GTX 750 Ti | |
GTX 750 |
当該モデルではグラフィックスにTuring世代の50番台であるGTX 1650を搭載している。従来モデルのGTX 1050と比べて50%以上もグラフィックス処理性能が高くなった。現行のRTX 3050と比べると35%程度性能が低い。2023年時点でもある程度通用するモデルであることは間違いないが、性能は低く設定調整は必須だ。それほど余裕があるわけではなくゲームをプレイする上で妥協をしなければいけない。価格を抑えたいユーザーにとっては魅力的な選択肢となるだろう。
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GALLERIA RM5R-G50 4500搭載の特徴まとめ
遂に10万円を切った期待の一台
GALLERIA RM5R-G50 4500搭載は1万円引きが適用され、ついに10万円を切った。GALLERIA RM5R-G50 4500搭載のようなゲーミングPCは10万円を下回るモデルが極端に少ない。Ryzen 5 4500とGTX 1650の組み合わせでも12万円台や13万円台のモデルもある。一方で、ビジネス向けモデルに分類されるモデルではGTX 1650搭載モデルも非常に安価で展開されている。
GALLERIA RM5R-G50はゲーミングPCとして低価格を実現したことで価値があるのだ。立て続けに値下げを行い、ようやく104,980円になった。そして、それから1ヶ月程度で1万円引きが適用された。仮に10万円を下回るとしても5,000円引きの99,980円になると見ていた。また、あと一歩で10万円を切るところまでが限界で、104,980円で最終的に落ち着くだろうとも考えていた。
それだけに、今回の値引きは非常に衝撃的だったのだ。ビジネスモデルを含めた相場で言えば妥当な設定と言えるかもしれないが、ゲーミングブランドとしては格安だ。10万円を切ること自体ゲーミングPCのブランドという壁が大きいように感じた。その壁を打ち破ったのはやはりドスパラだ。セールやキャンペーンモデルはそれほど突出したモデルはないものの、通常時の価格設定は随一のものがある。
性能は扱いやすいとは言えないが、価格がここまで下がれば選びやすさが光る。コストパフォーマンスや性能よりも、予算を最重要視するなら悪い選択肢ではない。採用されているケースも一般向けとは一線を画するデザインであることも評価に繋がっている。
エントリークラスとしておすすめしやすい
Ryzen 5 4500とGTX 1650の組み合わせでは8万円台のモデルも存在している。そのため、GALLERIA RM5R-G50 4500搭載は性能帯最安値ではない。それでも、デザイン性の高いGALLERIAのケースが採用されているので、ゲーミングPCらしさがある。このゲーミングPCらしさというのは意外と重要視する声も大きい。一般向けのパソコンは汎用ケースなので、派手さやデザイン性については平凡だ。
ケースのデザインのよさがモチベーションに直結するとは言わないが、ゲームをプレイするためのパソコンという特別感がない。その点でGALLERIA RM5R-G50は見た目に関しては優れていて評価できる。初めてのゲーミングPCとしてゲーマーからの支持が高いGALLERIA RM5R-G50は魅力的な選択肢となる。やはりビジネスモデルよりもゲーミングPCの方が安心して選べるのではないだろうか。
エントリークラスとしては最もおすすめしやすいモデルの一つだ。Ryzen 5 4500とGTX 1650の性能で十分というのであれば、見た目にもこだわったモデルを手にしてみてもよさそうだ。一方で、見た目よりも性能を重視する声もある。一般的に見ればその方が理に適っている。比較の項目では同じ価格帯で性能を重視したモデルをピックアップしている。
ケースデザインを気にしないのであれば十分候補に入るはずだ。GALLERIA RM5R-G50を候補に加えているならチェックしてみてほしい。見た目か中身かの選択だ。どちらも一長一短あるので好みで選んでほしい。どちらが理想的なモデルかは人によって変わる。どちらが正しいかは本人が決めることだ。
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似ているモデルとの比較
ブランド名 | GALLERIA | Lightning |
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イメージ | ||
製品名 | GALLERIA RM5R-G50 4500搭載 | Lightning AT5 |
価格 | 94,980円(税込) | 94,980円(税込) |
CPU | Ryzen 5 4500 | Ryzen 5 4500 |
GPU | GTX 1650 | GTX 1660 SUPER |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | NVMe 500GB | NVMe 500GB |
HDD | 非搭載 | 非搭載 |
電源 | 550W BRONZE | 550W BRONZE |
マザーボード | A520 | A520 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
対してGALLERIA RM5R-G50は性能では劣るが、採用されているケースの品質とデザインで差をつけている。基本的には見た目の差となり、多少の利便性はあっても性能差を覆せるほどの要素ではない。しかし、デザインのよさがモチベーションに繋がったり、愛着が湧いたりといったメリットもある。
そこにメリットを感じないのであればLightning AT5、見た目にもこだわりたいならGALLERIA RM5R-G50がいい。配信等でパソコン本体を映す場面があるなら、見た目にこだわるのも悪くない。本格的なゲームプレイを目指すなら少しでも性能は高い方がいい。用途や重要視しているもので選んでも問題はない。
パソコンケースレビュー
正面
ドスパラの新ケースとなっている。デザインハウスが設計したケースだけあってデザイン性が高い。ミニタワーケースとなっているが、従来のミニタワーよりは一回り大きくなっていてミドルタワーの差が縮まっている。違うのは高さだけで奥行きと幅はミドルタワーと共通だ。
右サイド
右サイドはシンプルで吸気口だけが設けられている。高さ分の吸気口があるのでエアフロー改善には効果的だ。ガンメタリックのケースが高級感を演出している。
左サイド
左サイドにも吸気口がある。また、一部クリアガラスパネルを採用していて中身が見えるようになっている。最近のモデルらしいデザインだと言える。
背面パネル
背面パネルについてはオーソドックスなものになっている。前面の両サイドから取り入れられた空気が上部及び後ろから排出してくれる。本体内部に熱がこもらないような工夫が見られる。140mmサイズの冷却ファンを搭載しているのも後押ししてくれる。
I/Oパネル
前面に斜めにI/Oパネルが配置されている。電源ボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A x4、ヘッドフォン端子が設けられている。USBが4つもあるのは使い勝手が良い。
本体上部
本体上部にもメッシュ加工が施されていてここから熱を放出する仕組みだ。高性能なグラフィックボードやCPUを搭載していても発熱が問題とならない工夫がある。
本体内部
*GALLERIA RM5R-R36 5600X搭載ではないため一つの参考として欲しい
内部にはある程度の余裕がある。ガレリアブランドの場合ミニタワーケースでもサイズは大きめであることがわかる。
正面-LED
ケースの枠組みにLEDが配置されている。オシャレな演出だ。このLEDについては専用のソフトウェアからコントロールすることができる。
管理人による総評(GALLERIA RM5R-G50 4500搭載)
GALLERIA RM5R-G50 4500搭載は、税込94,980円とGALLERIAシリーズでもっとも安価な一台だ。値下げが続きゲーミングブランドとしては異例の価格を実現している。CPUにはRyzen 5 4500を、GPUにはGTX 1650を搭載している。今となってはかなり古いモデルでゲーミング性能はそれほど高くない。すぐに時代についていけなくなる可能性がある。
予算が限られていてフルHD環境で設定を下げることに抵抗がなければ候補に入れてもよいかもしれない。もっと予算を抑えたいのであれば比較対象モデルも合わせて確認しておこう。ビジネスモデルに分類されるモデルだが、性能的には同等でより安価に購入できる。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
94,980円(税込) | 5 4500 | GTX1650 |
メモリ | SSD | HDD |
DDR4 16GB | 500GB | 非搭載 |
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GALLERIA RM5R-G50 4500搭載を販売しているショップとなる。ドスパラはBTOショップNo.1の人気ショップで多くのユーザーから支持されている。
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