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崩壊:スターレイルの必要スペックと推奨PCを検証していく。崩壊:スターレイルは2023年4月に登場したばかりの新しいRPGだ。マルチプレイに対応しておらず、シングルプレイのRPGというジャンルになる。作り込まれたストーリー展開と特徴的なキャラクターやキャラクターデザインで人気を博している。

原神と同じ開発運営miHoYo社製なので、操作性などは慣れている方も多いのではないかと思う。ターン制の戦闘を採用しており、今となっては少し珍しくも感じる。スマホアプリでは一般的なシステムだ。シンプルでわかりやすいシステムで、初心者でも安心して遊べるゲームである。

崩壊:スターレイルの推奨環境

徹底解剖推奨最低スペック推奨スペック
OSWindows 10、11(64bit)Windows 7 64bit以上Windows 10 64bit以上
CPURyzen 5 4500Core i3以上Core i7以上
GPUGTX 1660 SUPERGTX 650以上GTX 1060 3GB以上
メモリ16GB6GB8GB
ストレージ-空き容量20GB空き容量20GB

崩壊:スターレイルの推奨環境考察

崩壊:スターレイルを快適にプレイするには、それほど高性能なゲーミングPCが必要となることはない。60fpsの環境ではミドルクラスを上限に考えても十分なくらいだ。スマホアプリとして登場しただけあって、ユーザーを選ばない遊びやすい環境を想定されているように感じる。基本無料系のゲームとして考えると、親切設計と言える。

崩壊:スターレイルの最低スペックと推奨スペックは公式サイト記載の通りだ。CPUの表記が曖昧でいつの世代のCore i7あるいはCore i3を指しているのかわからない。プレイした感覚では、第4世代くらいまで遡っても対応自体はできそうな気はする。第6世代以降が無難だと考える。CPUは現行であればRyzen 5でもCore i5でも推奨環境は満たせそうだ。

GPUは少し高めのスペックが要求される。それでも推奨スペックは3世代前のミドルクラスであるGTX 1060 3GBで、GTX 1650でも対応できる程度だ。当サイト基準では少し余裕を持たせてGTX 1660 SUPERを推奨している。ギリギリを狙うよりも、スペックに余裕を持たせる方が快適性にも差が生じてくる。

メモリ容量は比較的少ない。推奨スペックでさえ8GBである。現在のゲーミングPCは16GBが標準的な容量で、8GB搭載モデルはほとんどない。メモリに関してはあまり神経質にならなくてもよいだろう。最新の人気タイトルの割に要求スペックが控えめなのは、誰にとっても遊びやすいので嬉しい限りだ。

原神と同じ開発運営会社であるため、設定などは共通するところがある。ゲーム内設定では60fpsが上限であるところも特徴的だ。60fps制限を解除して120fpsにすることも可能なことも同じだ。そして、その説明については公式で言及されていないので割愛する。

スマホアプリとして登場した経緯から、要求スペックが控えめになっているのだろう。グラフィックも最新のゲームとしては、そこまで綺麗ではない。どこかアニメ風な映像やグラフィックは、原神とも共通している部分だ。要求スペックが控えめなのは、アクション要素の少なさも関係しているだろう。

崩壊:スターレイルの概要&特徴

じっくり遊べるストーリー重視のRPG

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崩壊:スターレイルは、同社が展開する原神に非常によく似た造りのゲームだ。ただし、オンラインでのマルチプレイ機能はない。まだ実装されていないというべきだろうか。ゲームのシステム上、原神のような協力して進めるコンテンツではない。引き込まれるストーリー展開と演出をじっくり楽しめるRPGである。イベントやムービーをスキップできないのは原神と同じだ。

それだけストーリーに重きを置いているのだろう。豪華な声優陣を起用していることもあって、ムービーや会話がアニメのように進行していく。しっかりしたストーリーを追う形で、崩壊:スターレイルの持つ世界観に没入しやすい。基本無料のRPGは、案外ストーリーがおざなりになるものも多い。アップデートでストーリーが拡充されるため、矛盾が多くなってしまうからだ。それを想定してか、あっさりしたストーリーしか示さないゲームも多い。

崩壊:スターレイルのストーリーは、どういった経緯で始まったのかを細かく話さない。記憶を失ったプレイヤーキャラクターとともに、徐々に明らかになっていく感覚を共有する。ストーリーや話を聞かなくても問題ないゲームが多いが、崩壊:スターレイルはストーリーに注目したいゲームだ。長くても間延びしない展開は、繰り返しプレイしても飽きにくいのではないかと思う。

もしかすると、振り返ってみると伏線のようなものもあったかもしれない。そういった気付きも細やかな仕草から感じ取れる場面もあるはずだ。王道のRPGでありながら、楽しみ方は少し新しい。ストーリーよりもゲーム性を重視する方には合わないかもしれない。シングルプレイで、誰かと競うことがないのも大きい。先を急ぐ必要もなく、自分のペースでゲームを進められる。

対人要素もなく、誰かと進行することもない。誰かと一緒に始めても始めなくても、じっくりゆっくり楽しめるゲームは貴重だ。スマホアプリでは割りと一般的なのかもしれないが、じっくりプレイを進められる基本無料のゲームは少ない。それがRPGというジャンルになればなおさらだ。友達とわいわい盛り上がれる要素もあるので、完全な一人専用というわけではない。崩壊:スターレイルが人気となっている理由がわかる気がする。

システムが遊びやすく設計されている

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原神に似たゲーム性を持つのはすでに述べたとおりだ。主人公は性別しか選べず、キャラクタークリエイトもできない。ゲーム内の移動方法さえ同じに感じる。崩壊:スターレイルは戦闘システムにターン制を採用している。昔ながらのゲームシステムで、アクション要素が苦手な方でも遊びやすい。

原神同様に、操作キャラクターをチェンジできるシステムが採用されている。ストーリーを進行する際、パーティ内に必要なキャラクターがいても、操作キャラでなければ進めないこともある。ストーリーを重視しているゲームならではのこだわりで、少し面倒に感じる部分とも言える。崩壊:スターレイルの戦闘はターン制だが、必殺技はEPゲージが貯まればターンが来る前に発動させることができる。

このシンプルな一つのシステムが、戦闘に深みを出しているように感じる。攻撃対象によっては左右の敵にも攻撃がヒットするものもある。単純な戦闘も、少し考えるだけでもっと楽に進められるようになるかもしれない。最強のパーティを組むことで進行を楽にできるが、誰かと競うゲームではないのでお気に入りのキャラを極めるのも面白い。キャラクターデザインも優秀なため、別の角度からゲームを見る楽しみ方もある。

プレイヤースキルが求められない、誰かと競うコンテンツがない。この2つが崩壊:スターレイルの特徴であり、誰にとっても遊びやすいシステムだ。元々はスマホアプリということで、より遊びやすさに最適化されているのだろうか。激しい戦闘や操作で得られる爽快感はないので、原神とも棲み分けができている。オート戦闘はあっても、オートランはない。これは開発運営のmiHoYo社が不要と考えているところが大きい。

原神では不満に感じた部分ではあるものの、崩壊:スターレイルでは不要と感じ始めている。ストーリーを追う上で、没入感は重要なものだ。自分で操作を行うことで、ゲームの世界を眺める時間が増える。それだけ崩壊:スターレイルの世界を理解できるようになる。ストーリーを重視するなら、オートランというシステムは案外邪魔になることもあるのかもしれない。ただし、面倒や手間と感じないわけではない。

テンポよく物語を進めるには必須だ。崩壊:スターレイルはテンポのよいゲームとは言えないため、そう感じるのだろうか。移動も戦闘も誰もがプレイできるように設計されている。賛否はあると思う。それでも、幅広いユーザー層をカバーできるシンプルで遊びやすいシステムだ。キャラクターチェンジ、パーティの自由度は遊び方が一方通行になりにくい。崩壊:スターレイルはじっくり長く楽しめるRPGである。

崩壊:スターレイル向けおすすめのゲーミングPC

Lightning AH5(ドスパラ)

Lightning価格:82,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.9

公式サイト詳細

崩壊:スターレイルだけをプレイするなら、Lightning AH5でも十分対応できる。最高設定での安定は難しい部分もある。概ね60fpsは維持できるので、初めてのゲームがプレイできるパソコンとして選ぶなら十分だ。価格的にも選びやすいので、まずはLightning AH5から考えてみてもよいだろう。最新の海外のゲームをプレイするにはスペックが少し不安だ。スマートフォンのアプリからPCに対応したゲームであれば負荷が軽いことが多くそこまで心配しなくてもよい。

NEXTGEAR JG-A5G1D(マウスコンピューター)

NEXTGEAR価格:99,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.6

公式サイトNEXTGEAR JG-A5G1D詳細

崩壊:スターレイルをはじめ、PCゲームを幅広くプレイするならNEXTGEAR JG-A5G1Dがおすすめだ。Lightning AH5よりもGPU性能が高く、価格も10万円以下に収まる。GPU性能が高いことで、快適にプレイできるゲームも増える。崩壊:スターレイル以外のゲームもプレイする可能性があるならNEXTGEAR JG-A5G1Dを選ぶ方がいい。標準で保証が3年間あり、初めてのゲーミングPCとしてもおすすめできる。これからPCゲームを始めるなら、NEXTGEAR JG-A5G1Dを基準にモデル選びたい。

Magnate MV(ドスパラ)

Lightning価格:139,980円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.5

公式サイトMagnate MV詳細

Magnate MVは王道のミドルクラスの性能を有している。ゲーミングPCではなく一般向けモデルだが、その性能はゲーミングPCと言っても過言ではない。崩壊:スターレイル以外のゲームもプレイするなら、このくらいの性能があれば安心だ。崩壊:スターレイルで60fpsの上限を解放するにも、このくらいの性能はあった方がいい。比較的価格も抑えられており、選びやすく扱いやすいモデルだ。本格的なゲームプレイにも対応できるので、予算に余裕があるならMagnate MVを基準にしてもいいくらいのモデルだ。

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