GALLERIA ZA9C-R37 11900Ktop


当記事では、ドスパラ「GALLERIA ZA9C-R37 第11世代Core」の詳細レビューをまとめている。RTX 3070にフラグシップモデルのCore i9-11900Kを搭載したゲーミングPCだ。性能を重視した組み合わせだが、RTX 3080搭載モデル並の価格設定が悩ましい。

型番の解説コーナー

GALLERIA ZA9C-R37という型番を見てもただの英数字の羅列に見える。実はそれを分解して考えるとグレードや搭載されているグラフィックボード/CPUがわかる仕組みになっている。「GALLERIA ZA9C-R37」は、Z=シリーズ(Zealot:熱狂)、A=ATX(ケース)、9C=Core i9-11900K、R37=RTX 3070ということだ。

GALLERIA ZA9C-R37 第11世代Coreのスペック解説

GALLERIA XA7C-R70S (2)

ブランド名GALLERIA
製品名XA5R-R37
価格Windows 10 / 289,980円(税込)
CPUCore i9-11900K(水冷)
グラフィックボードGeForce RTX 3070
メモリDDR4-3200 16GB
SSDNVMe 1TB Gen4
HDD非搭載
電源750W GOLD
マザーボードチップセットZ590
コスパ★★★★★★★☆☆☆ 7.2

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各タイトルの対応表

FF14 4KApex Legends 144HzApex Legends 60HzFortnite 144HzFortnite 60Hz
ff14suisyou
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
Apex-Legends
★★★★★
fortnite
★★★★★
fortnite
★★★★★

★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。

GALLERIA ZA9C-R37 第11世代Coreの性能まとめ

ゲーミングPCとは、グラフィックボードやCPUなどのPCパーツの集合体だ。ここでは特に重要なグラフィックボードとCPUについて分解して細かく見ていく。

PC初心者の方がスペックを見て性能をイメージすることは難しいだろう。一体として見るよりも一つずつのパーツを見ていくと理解がしやすいと考えている。

GeForce RTX 3070(GPU)

rtx3070seinou

GeForce RTX 3070は、Ampere世代のハイクラスのグラフィックボードだ。現行モデルで最も人気の高いモデルの一つと言っても過言ではない。フルHD環境で高リフレッシュレートを実現したい方やWQHD環境で快適にゲームを楽しみたい方におすすめだ。価格が上昇傾向にあるため相場的には税込み23万円~となる。GALLERIA ZA9C-R37 第11世代CoreではフラグシップモデルのCore i9-11900Kを搭載しているため価格は高めだ。

Core i9-11900K(CPU)

i9-11900kseinou

Core i9-11900Kは、Intel第11世代のフラグシップモデルだ。8コア16スレッドと従来モデルよりもスペックダウンしてしまったが、CPUコアの改良でパフォーマンスは高い。Ryzenシリーズにも匹敵する性能を手に入れた。動画編集・画像編集などのクリエイター作業もお手の物だ。RTX 3070に合わせるにはややオーバースペック気味だと言える。非常に珍しい組み合わせだ。

総合性能

GALLERIA ZA9C-R37 11900Kseinou

GALLERIA ZA9C-R37はRTX 3070に最上位クラスのCPUを合わせたハイクラスのゲーミングPCだ。ゲーム性能は非常に高く、多くのタイトルを4K解像度で楽しむことができる。FF14程度の負荷であれば最高設定でも快適にプレイ可能だ。これだけ高性能だとWQHDやフルHDでは性能を活かしにくく感じるかもしれない。

しかし、リフレッシュレートの上限が高まりつつある今、高性能であるからこそ、主流の環境であるフルHDを楽しめる。例えばApex Legendsは240Hz、フォートナイトは360Hzを目指せる。以前のように、オーバースペックがそのまま無駄になることはない。ただし、フルHDでのゲームプレイはCore i9-11900Kを搭載しているメリットが薄くなる。ゲームを中心とするユーザーには少し宝の持ち腐れかもしれない。

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GALLERIA ZA9C-R37 第11世代Coreの特徴&強み

RTX 3070搭載最強クラスの性能を持つ

GALLERIA ZA9C-R37は、最新のCore i9-11900Kを搭載しているのが特徴のゲーミングPCだ。これにより、RTX 3070搭載モデルとしての総合的なゲーム性能は最上位にある。一方で、RTX 3070を用いたゲームプレイではここまでのCPU性能が求められる場面は限られている。ゲーム以外の用途を想定していないなら持て余す性能と言える。

Core i9-11900Kは発熱量と消費電力が非常に高い。それでも当該モデルでは水冷ファンが標準搭載であるため熱の心配はなく、消費電力もCPU負荷の高い場面がなければ問題ない。RTX 3070の性能であればCore i9-11900Kのパフォーマンスを最大限引き出すことは少ない。Core i9-11900Kを搭載していることはGALLERIA ZA9C-R37にとって大きなマイナスではない。大は小を兼ねるという意味ではメリットと取るべきだ。

RTX 3070搭載モデルを探していて、その中でも性能の高さを重視しているならGALLERIA ZA9C-R37は候補に入りそうだ。RTX 3070搭載モデルはコストパフォーマンスを重視したモデルが非常に多い。性能を重視したGALLERIA ZA9C-R37は貴重なモデルと言える。初心者よりもこだわりのある上級者向けのモデルだろうか。万人受けするとは思えない。

予算が近い、何となくで選択するのは避けた方が無難だ。GALLERIA ZA9C-R37の特徴は総合的な性能である。それは即ち、Core i9-11900K搭載であることが全てだ。Core i9-11900Kが絶対であるならおすすめだが、そうでないなら別のモデルを検討した方がよさそうだ。

用途を選ばない汎用性の高さが魅力

Core i9-11900Kを搭載していること自体はメリットにもデメリットにもなる。前述のように、ゲームを中心にするのであれば受けられる恩恵はそう大きくない。しかしながら、ゲーム以外の用途も想定しているなら大きなメリットとしてその恩恵を受けられる。Core i9-11900Kのゲーム性能は従来と比べてそこまで伸びているわけではない。CPUの処理性能は目に見えて向上しているので、そちらを重視したユーザー向けである。

ゲームを中心とするにも、配信や動画投稿を行っていれば適正がある。Core i9-11900Kの処理性能はRyzen 9シリーズに追いつくほどのものだ。これまで苦手だったものが得意分野になったことで、用途を選ばない汎用性を手に入れた。これはRTX 3070搭載モデル最高峰の性能ではなく、新たな受け皿と取る方が自然かもしれない。RTX 3070搭載モデルはコストパフォーマンスの高さから、Core i7-10700搭載モデルとの組み合わせが中心だ。

どのショップも価格を抑えたモデルに力を入れているが、性能に特化したモデルはあまりよい扱いではない。ゲーミングPCとして考えると自然であっても、作業との両立を求めるユーザーには不満のある部分だ。本格的なゲームと高負荷な作業を1台で完結できるモデルだ。クリエイター向けPCによくありそうなコンセプトである。それをそのままゲーミングPCに持ってきたというのが近い。

ゲーマーに最も人気だったモデルをクリエイターなど、ゲームもプレイするユーザーに合わせている。それこそがGALLERIA ZA9C-R37の持ち味であり、特徴だと言える。ここに噛み合えば非常に優れたモデルとなる。つまりは、一般的なゲーマーにはあまりおすすめしにくいクセのあるモデルということだ。

GALLERIA ZA9C-R37 第11世代Coreの注意点

上位モデルとの価格差が小さい

なぜ、高性能なRTX 3070搭載モデルは人気が出ないのか。そして各ショップが展開しないのかは全て価格にある。価格が高騰しているとは言え、税込28万円台に突入するとRTX 3080搭載モデルに届いてしまう。例えば、パソコン工房の「LEVEL-R059-117K-VAX」なら+10,000円弱で購入できる。

いかにCPU性能が優れていても、RTX 3070搭載である以上RTX 3080搭載モデルにゲーム性能は追いつけない。極端な話をすればCore i5とRTX 3080を組み合わせたモデルでも、ゲーム性能ではGALLERIA ZA9C-R37を凌駕する。GPU性能はそれほどまでにゲームに大きく影響を与える。

もちろんCPUも非常に重要であるが、CPU性能はGPU性能ありきである。GPU性能が1ランク違えば、その性能をCPUで補うのは難しい。ゲームを中心とするなら上位のGPUを搭載したゲーミングPCでよくなる。結果として、両立を目指すユーザーの受け皿はクリエイター向けPCになる。この常識を打ち破るには、価格設定が大きな壁となって立ちふさがりそうだ。

Gen 4接続のSSDは一長一短

GALLERIA ZA9C-R37はNVMe対応M.2 SSDをGen 4接続している。この接続方式を適用したゲーミングPCは少ない。なぜなら、Gen 4接続はグラフィックボードかSSDのどちらか一つになるからだ。グラフィックボードを接続すればGPU性能が向上し、SSDを接続するとファイルの移動が非常に早くなる。ゲームを目的としたゲーミングPCではどちらの方がメリットとなるか。

間違いなくグラフィックボードの方だ。SSDを接続するのはクリエイター向けPCでは一般的だ。この接続方式から見てもゲーミングPCではなく、クリエイター向けPCの傾向が強い。ゲーマーにとってはマイナス要素となり、クリエイターなど作業を中心とするならプラス要素だ。一長一短あることなので、この接続方式でどちらにより適したモデルかを判断するのもありだろう。SSDを接続しているGALLERIA ZA9C-R37はゲーマーよりも、用途を選ばず何でも行うクリエイター向けだ。

電源容量はやや物足りない

標準で搭載されている電源は750W GOLDだ。Core i9-11900KとRTX 3070を組み合わせたGALLERIA ZA9C-R37では少し余裕が少ない。カスタマイズを行うなら電源を850W GOLD以上にすることを推奨する。

電源は交換に手間が掛かる箇所だ。最初からある程度の電源を搭載しておきたい。カスタマイズ可能なBTOのゲーミングPCで最も変更されるのは電源だ。強力なモデルであるなら、弱点となり得る要素は排除しておきたい。

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競合モデルとの比較

ブランドGALLERIAraytrek
画像GALLERIA XA7C-R70S (2)raytrek ZFtop
製品名ZA9C-R37ZF
ケースミドルミドル
価格289,980円(税込)239,980円(税込)
CPUCore i9-11900KCore i9-10900K
GPURTX 3060RTX 3070
メモリDDR4-3200 16GBDDR4-2933 32GB
SSDNVMe 1TB Gen4NVMe 1TB
HDD非搭載非搭載
電源750W GOLD750W GOLD
マザボZ590Z590
公式公式公式
GALLERIA ZA9C-R37は、最新のチップセットとCPUを採用し性能面では確実に上回る。また、SSDはGen 4接続だ。一長一短あるものの、ストレージの読み込み、書き込み速度は圧倒的である。何よりも現行最上位とも言えるゲーム性能を持つCore i9-11900K搭載は心強い。ゲーム以外の場面でも非常に強力なパフォーマンスを発揮する。ゲームも作業も行うならこれ以上ない装備だ。

raytrek ZFはゲーミングPCではなくクリエイター向けPCだ。CPU性能、メモリ規格、SSD接続方式は劣っている。しかし、価格は5万円も安い。GALLERIA ZA9C-R37の弱点は価格にある。その価格に強みを持っているのがraytrek ZFの主張だ。CPU性能も落ちるとは言え、前世代の最上位であるCore i9-10900Kだ。メモリ容量も標準で32GBある。GALLERIA ZA9C-R37よりも用途を選ばない汎用性を持っている。光学ドライブとカードリーダーの両方を搭載した利便性も素晴らしい。性能は下がってもそれ以上のメリットがある。

両製品とも同じドスパラの製品だ。ゲーミングPCとクリエイター向けPCという違いはあっても、コンセプトは非常によく似ている。最新であるGALLERIA ZA9C-R37も捨てがたいが、raytrek ZFの方がおすすめしやすい。このクラスのモデルを選択するということは、ただゲームをプレイするだけではないはずだ。配信や動画投稿を始め、ゲーム以外の用途も想定していることだろう。GALLERIA ZA9C-R37の価格が下がれば違ってくるかもしれない。しかし、価格が高騰している今、大幅な値引きは考えにくい。最新モデルに強いこだわりがなければ汎用性の高さ、選びやすさから今の所はraytrek ZFの分がある。

パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA XA7C-R70S-syoumen新しいケースはユーザー目線に立ったモデルだ。GALLERIAのロゴが真ん中に位置している。吸気口が正面下部から両サイドに変わり排熱効率が大幅にアップしている。グラフィックボードなどのパーツの高性能化による発熱量をカバーするのに十分だ。

正面-LED

GALLERIA XA7C-R70S-ledゲートのようにLEDが張り巡らされていてオシャレだ。ソフトウェアからカラーを任意で変更することが可能だ。デザイン自体はコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが担当している。無骨なデザインからより万人受けするデザインになったと言える。

I/Oパネル

GALLERIA XA7C-R70SiopanelI/Oパネルは本体の上部に斜めに配置されている。USB端子も豊富で利便性が高い。ゲーミングヘッドセットを使う際にもコードが曲がらず使い勝手がよい。天板にものを置くことも可能だ。

サイド

GALLERIA XA7C-R70S-side本体サイドには吸気口が見える。また、クリアガラスパネルを採用していてゲーミングPCらしさが演出されている。高級感のあるデザインは評価も高い。

管理人による総評(GALLERIA ZA9C-R37)

GALLERIA XA7C-R70S (2)

GALLERIA ZA9C-R37 第11世代Coreは、RTX 3070×Core i9-11900K搭載のゲーミングPCだ。ハイクラスのグラフィックボードにフラグシップモデルのCPUを組み合わせている。高解像度にも対応できる高いグラフィックス性能は魅力だ。高リフレッシュレートモニターを活かすこともできる。CPU性能が高くクリエイター作業にも適している。ゲームだけを考えるならオーバースペックだ。メモリ16GB、SSD 1TBと構成も抜群だ。

価格CPUグラボ
289,980円(税込)Core i9-11900KRTX3070
メモリSSDHDD
DDR4 16GB1TB非搭載

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