当記事では、パソコン工房のゲーミングブランド「LEVEL∞のミドルタワーケースのレビューをしている。R-Classで採用されていて売れ筋となっている。ラインナップ数も豊富だ。排熱効率と冷却性能が高くおすすめしやすい。
登場からしばらく立ちやや古さを感じる部分もある。I/Oパネルについても最近のケースに比べると物足りないかもしれない。それでも通常求められる排熱性能・拡張性・機能性を持っていて評価は高い。
当ページの目次
LEVEL∞のR-Classで採用
LEVELインフィニティのR-Classで採用されているケースだ。質感も高く高級感のあるデザインは魅力的だと言える。黒色を基調とした本体に赤色のアクセントがオシャレだ。ゲーミングPCらしさもあっておすすめしやすい。左サイドからの吸気なので壁に隣接して設置しまうと、排熱効率や冷却性能は落ちてしまうので注意しよう。
ミドルタワーケース本体寸法
LEVEL∞ R-Class | GALLERIA Xシリーズ | G-Tune NEXTGEAR | |
---|---|---|---|
イメージ | |||
サイズ | ミドルタワー | ミドルタワー | ミドルタワー |
発売日 | 2015年夏頃?? | 2020年7月10日 | 2018年7月2日 |
幅 | 210mm | 220mm | 210mm |
奥行き | 477mm | 440mm | 524mm |
高さ | 432mm | 480mm | 435mm |
5年前の筐体とは言っても排熱性能も高くハイエンドクラスでも安定したゲームプレイが可能だ。小ぶりとは言ってもミドルタワーになると圧迫感が出てくるので、設置場所は事前にしっかり考えておこう。机の下に置くのがスマートだろう。
パソコン工房ミドルタワーケースのレビュー
正面
見た目はLEVEL∞のミニタワー(M-Class)とほぼ同じで、異なっているのはサイズぐらいだ。デザイン自体はシンプルで黒にまとめられた本体に赤色のアクセントがあって存在感を出している。正面の中央にLEVEL∞のロゴが、下部にiiyamaのロゴが入っている。ゲーミングPC用ケースとしてオーソドックスなスタイルだと言える。古さを感じることはなく評価は高い。
右サイド
右サイドはシンプルだ。フロントの赤い部分にいくつものエアホールが並んでいる。ここから吸気する仕組みとなっている。
左サイド
左サイドから見ると大きなエアホールが目を引く。吸気と排熱を両立するエアフローに欠かせない構造だ。サイドから吸気した空気を背面部から排出する形となっている。ミニタワーモデルはサイド部分にI/Oパネルが存在しているためエアホールが少ない。ミドルタワーは上部にI/Oパネルがあるので、エアホールの数が置くエアーフローの観点から有利だ。
I/Oパネル
フロントと本体の間に窪みがあり、そこにI/Oパネルが配置されている。USB3.0が1つ、USB2.0が2つ、マイクイヤホンの差し込み口があり、必要最低限のものは揃っている。最近のケースに比べるとやや物足りないかもしれないが、必要最低限のものは揃っているので及第点だ。上からの接続となるためUSBケーブルなどが抜けにくいというメリットがある。
この形状を見る限り、机の下に置いての使用が前提となっている気もする。上部のI/Oパネルの横にひっそりと電源ボタンが配置されているのもポイントだ。この配慮は非常にユーザーのことを考えていると思う。この場所にあることで、意図しない限り電源ボタンに触れる機会はまずないだろう。
電源ボタンを意図せず押してしまったことは経験があるはずだ。足元に置いているなら、足が触れてしまったりUSBの抜き差し時に押してしまったり、何かをしているときに誤って押してしまうと非常に面倒なことになるので、この場所に電源ボタンがあるのは素晴らしい。
背面
背面部分は特に言及するところはない。標準的なものだ。
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Rクラスの18年モデルを保有しているが、ファンが外扇機並にうるさいです。
これなら他社PC買えば良かったです。
“世界のiiyama”と謳い長野生産ですが、大手の富士通やNEC等には敵いませんね(笑)
ネクス・ソリューションズのリース機として所有し、4畳程度の狭い部屋に設置してますが使用中はかなりの騒音がします。
(搭載グラフィックボード:MSI GeForce GTX 1070 Ti AERO)
【参考】「レインボーシックスシージ For Windows 通常版」
戦闘時:平均145rpm/分、約45db+VC通話
このマシンのグラボ内蔵ファンは、ハイブリッドカーなどでも使われている永久磁石同期電動機(PMSM)となっているため、仕様上多少の騒音が出るのが普通
ゲーミングマシンでプレイする場合、原則ヘッドセット装着が基本なので、プレイヤーは騒音を余り気にしないと思う