LANカードとオンボード(ブロードバンドポート)の違いについて | ゲーム用LANカードとして性能差が謳われているが現時点で疑わしい!

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画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

当ページでは、LANカードとオンボード(ブロードバンドポート)の違いや特徴について紹介している。ゲーミングPCにLANカードを搭載したいと考えている方向けのコンテンツだ。

LANカード(LANボード)とは
LANカードとは、LANケーブルを挿す外部コネクタ(拡張パーツ)のことだと言えばわかりやすいだろう。オンボードにもブロードバンドポートが搭載されている。役割で考えると両者は同じものだ。

下記で詳しく解説しているが、LANカードでもオンボードのポートでも性能的に大きな違いはないと考えられている。そのため、もし現在LANカードの購入を考えているのであれば考え直した方がいいかもしれない。

LANカードでネットワークの性能が高くなることはない

LANカードを搭載すればネットが早くなると言われることがある。しかし、標準搭載のLANと追加のLANカードによって性能が異なることはないだろう。また、マザーボードにデフォルトで搭載されているその他のパーツとしてサウンドカードやグラフィックボードがある。LANカードはこれらと同様にパソコンの本来持つ性能自体を高めることはないのだ。つまり、LANカードがあるからといってネットワークの性能が高くなるということはないのだ。

ゲーム用LANカードなどナンセンス

仮にpingが下がったとしても誤差の範囲でしかなく、ゲームに役立つ効果は得られないだろう。不思議なのは「ゲーム用」や「ゲーミング」と冠するLANカードが存在していることだ。様々な検証が行われ性能が高くなることはないと考えられているので、これ自体が疑わしい。

LANポートが一つ増えること以外に大きなメリットはない。それこそ1000円程度のLANカードでも1万円を超えるLANカードでも、ゲームに与える影響はさほど変わらない。pingを良くするためには、回線や場合によってはプロバイダーの変更を行う方がが良い結果を得ることができるだろう。一部のゲームではRwin値を弄ることで改善はされるようだ。しかし、XP以降はRwin値を設定するこができない。

代案として、コマンドプロンプトを管理者として実行し「netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted」と入力することで改善されるというのもある。試したところ、確かに測定サイトでの回線速度は向上したがpingの低減は確認できなかった。

LANカードに関する考察

4gamer

4gamerでゲーム用LANカードを使ってネットが早くなるのかフレームレートが安定するのかを検証している。結論は下記の通りだ。

 ……以上のように考えていくと,Killer Xeno Proというのは,CPUやGPUに資金をつぎ込み,もはや両面とも強化する余地はもはやないというお大尽なプレイヤーが,最後に手を出すべきアイテムだと結論づけられるのではないかと思う。効果は薄いが皆無ではないため,文字どおり究極のゲームマシン構築を目指す場合に限っては,導入の意味がある,といったところである。

引用元サイト:“ゲーム用LANカード”に効果はあるのか

Amazonレビュー

ここではAmazonのレビューを紹介するが、いずれも故障など不具合が生じたときの対処法として購入していることがわかる。ネットが早くなったというコメントは見当たらなかった。

Windows10のアニバーサリーアップデートを行った後に、高速起動とスリープからの復帰では、オンボードのEthernet [≧[゚ ゚]≦] が正常に接続されなくなりました。高速起動を止めて、スリープを行わなければ問題ないので、そのまま使用していたのですが、少々不便に感じて、このボードを購入しました。搭載し標準ドライバで起動したのちに、高速起動でもEthernetが正常接続されるようになりました。

今までオンボードの蟹さんでしたが、時々「通信不能」になることがありました。何も作業も通信もしていないのに、ソースを見たらLANがあり得ないくらいビジーになっていて、ウェブもメールもダウンロードも全滅になります。再起動してもすぐにはダメなんですが、10分から30分ぐらい放置していれば何事もなかったかのように元に戻ります。ルーターには問題がないのでおそらくオンボードのLANではないかという結論になり、評判のいいインテルのNICを購入しました。

サブPCの中古のマザーボードのLAN周りが故障を抱えていて、PC起動後再起動しないとネット接続出来ない状態だったのですが、こちらのカードを増設したところ、再起動ではなく一度シャットダウンして起動したときにもちゃんとネットに繋がった状態で立ち上がったので万々歳です。

LANカードの利用で得られる恩恵一覧

オンボードが故障したときの代用

最も多いのがオンボードが故障したときの代用としての利用だろう。それほど故障頻度が高いパーツではないが、接触が悪くなったり、ネット接続が不安定になったりすることがある。そのような時にLANカードを搭載すれば改善する。

株やFXのデイトレをしている方やFPSなどのゲームをしている方にとってネット環境はなくてはならないものだ。そのようなときのリスクヘッジとして前もってLANカードを用意しておくというのも良いかもしれない。ただ、私自身何年もパソコンを使っているが、ブロードバンドポートが潰れたことはない。

CPUに掛かる負担を軽減できる

性能の向上は一切しないのかと言われるとNOとなる。ただ、費用対策効果は薄く体感差はほとんどないだろう。また、CPU負荷を抑える効果を期待することができる。しかし、それも環境に依存していると言ってしまえばそれまでだ。CPUの性能自体が高いので影響を受けないといった方が正しいかもしれない。

そのため、CPU負荷を抑えるといってもワンランク上のCPU性能を引き出せるほどでもない。これが無線LANカードなどであれば別だが、デスクトップパソコンにLANカードを搭載することで性能の向上を見込んでいるのであればストップしたほうがいいかもしれない。

ファイルの送受信やプリンターとの接続ができる

LANカードにはUSBタイプなどがあり、名称はネットワークカード、LANアダプター、NICなどと呼ばれている。現在はパソコン同士のファイルの送受信やプリンターとの接続などに用いられることが多いようだ。あなたの想定している用途を考えて検討してほしい。

BTOメーカーのカスタマイズからもほぼ消えた

2016年ぐらいまではBTOメーカーのカスタマイズでLANカードを選択することができた。しかし、今は一部のショップを除いてカスタマイズできなくなっている。効果がないことが認知されていたのと故障頻度が低く需要がそれほどないからだろう。

性能が変わらいのになぜLANカードが販売されているのだろうか。それはそもそも2000年以前はオンボードにLANポートが存在せず、LANカードによってネットワークに接続することが当たり前だった。現在ではオンボードにLANポートが搭載されているのが当たり前となっているので多くのユーザーは必要がない。

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