出典：https://genshin.moonrabi.jp/
L当記事では、幻想神域 -Another Fate-におすすめのゲーミングPC＆必要スペックを検証している。幻想神域 -Another Fate-は2013年に登場したMMORPGで、非常に長寿なオンラインゲームだ。王道と言われる要素を強く持ちながらも、幻神と呼ばれるサポートやメインストーリーに沿わない様々なコンテンツで独自性を出している。非常に遊びやすいゲーム性と環境から今でも支持されているゲームである。
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幻想神域 -Another Fate-の要求スペック検証
出典：https://genshin.moonrabi.jp/
| 必要環境 | 推奨環境 | 徹底解剖推奨環境 | |
|---|---|---|---|
| OS | 日本語版 Windows 8.1 / 10 | 日本語版 Windows 8.1 / 10 | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Pentium4 2.8 GHz 以上 AMD K8 2600+ 以上 | Intel Core2 Duo 2.66 GHz 以上 AMD Athlon 64 X2 6000+ 以上 | Ryzen 5 4500以上 |
| GPU | NVIDIA GeForce 6600 以上 | NVIDIA GeForce 9500 以上 | GTX 1650以上 |
| メモリ | 1.5 GB 以上 | 4 GB 以上 | 8GB以上 |
| ストレージ空き容量 | 12GB | 12GB | 15GB |
幻想神域 -Another Fate-は2013年に登場したゲームでやや古い。10年前のタイトルということもあって推奨環境は低めだ。登場時は幻想神域-Innocent World-というタイトルだった。当時としてはなかなかのグラフィックでも、時代が変わり現在ではロークラスでも対応できる。必要スペックの低さが古いゲームの特徴だ。
フィールド上にプレイヤーが集まっていても負荷はそれほど大きくならない。CPUについてはRyzen 5 4500よりも低いCPUでも快適性を維持できることから、推奨環境のCore 2 Duoというのも頷ける。昔はノートパソコンでも遊べるというのが低スペックなオンラインゲームの謳い文句だったが、幻想神域 -Another Fate-はゲーミングノートでなくてもプレイできそうだ。
GPUの推奨環境がGeForce 9500以上となっており、GT 220程度の性能となっている。このGT 220は第7世代以降のCPUに内蔵されているGPU機能よりも性能が低い。そのため、第7世代以降のCPUが搭載されていれば、ほぼプレイ可能だ。注意点として、Core i5-10400Fのように末尾にFが付くCPUは内蔵GPU機能がカットされているためグラフィックボードがないとゲームどころかモニター出力もできない。もっとも、末尾FのCPU搭載モデルはグラフィックボードやグラフィックスが搭載されていることが一般的なので、自作でない限りは問題ない。
これらのことから、あまり推奨はされないもののCore i5-8400、メモリ4GBのWindows 32bitのようなビジネスモデルでもプレイできる。古いゲームは現在のゲームと比べて要求されるスペックや環境に左右されにくい。ただし、2Dゲームに関してはグラフィックボードが悪影響を与えることもあるので一概には言えないものもある。
他のMMORPGと同様に、IDのようなダンジョンは負荷が少し高めではあるが、それも現行のモデルからすればごくわずかなもので、ギリギリのスペックではない限り気になることはない。幻想神域 -Another Fate-は負荷を感じられる場面はそう多くない。144Hzのような高リフレッシュレートであっても、フレームレートはかなり安定しやすい。動きが激しくなるのは人の多い場所での戦闘くらいなもので、プレイに差し支えがあるわけではない。
快適な環境を構築しやすいゲームだと考えてよい。最新のゲームは要求スペックが非常に高く、快適な環境を構築するためには性能の向上が必要となることもある。幻想神域-Another Fate-は古いゲームであっても、その古いゲームならではの強みを持っている。ゲーム用のパソコンを持っていなくても遊べるのは大きい。推奨環境からも、実際にプレイしてみても負荷のストレスを感じることはない。
幻想神域-Another Fate-の概要＆特徴
王道のMMORPG
幻想神域-Another Fate-は良くも悪くも昔のオンラインゲームだ。2013年は古き良き時代のMMORPGから変化が求められていたこともあり、様々な要素を持っている。そして、それが今の王道のMMORPGを築いたと言ってもいい。メインの冒険や戦闘以外にも釣りやハウジングのようなコンテンツもある。長く遊べるために様々な用意がされている。遊び尽くせないほどのボリュームではないものの、やることが明確である分だけ遊びやすい。
ストーリーはやや一方通行にも感じるが、成長によって広がるコンテンツは今でも楽しめる要素だ。幻神と呼ばれるパートナーをセットすることで、戦闘やステータスの補助を行ってくれるのが幻想神域-Another Fate-の特徴でもある。見た目がペットのような獣ではなく人型なのはこの時代には珍しく感じる。かわいらしい見た目から、かっこいい見た目まで様々だ。
あとは強さがある程度均等であればというところだが、これがメインコンテンツの一つでもあるので仕方がないかもしれない。UIも全体的に現在のRPG系のものと比べてそこまで変わらず、見やすく扱いやすい。自由度も高いので、古いゲームであってもプレイしやすいゲーム設定となっている。当時としてはよくできた完成されたUIだ。
スキルも見やすい位置にできるので、クリックタイプのMMORPG特有のスキル回しもやりやすい。ゲーム性以外の箇所にマイナス要素を持たないのは素晴らしい。ゲームは爽快感の少ないクリックタイプと言われているが、スキルのエフェクトやアクションでそれを補えているのもポイントだ。
単調なスキル作業に見えて、画面内では非常にスピーディーな戦闘を描写できている。見栄えはよく、操作は誰にでもできる。これは幻想神域-Another Fate-が長く遊ばれている理由となっているのかもしれない。全体的にゲーム自体がよくできている。誰にとっても遊びやすいというのが王道のMMORPGである。
課金要素は強めながらまだマイルド
王道のMMORPGであることで、課金要素が少し強く感じる。序盤はそうでもなくても、終盤に向かうほど必要なアイテムが課金で容易に揃えられる。ゲームの性質上、課金の大小がその後の成長に大きく繋がっているようにも見える。これは昔のMMORPGにはよくあるものだ。ただ、必須というわけではないところは親切に思う。この時代のゲームはほぼ課金が必須となり、一定の成長後は課金額で強さが確定しまうようなこともある。
積み重ねをお金で解決しにくい。古参プレイヤーが多いのはそういう理由もありそうだ。一見すると、この課金に関してはネガティブに映るだろう。実際にプレイしてみると、課金が必要なのかどうかを見極めやすい。幻想神域-Another Fate-は強化で武器が壊れることも、強化値が下がることもない。多くのMMORPGはこの強化の成否に莫大な金額をかけることになる。
それを思えば優良な課金システムとも言える。もっとも、終盤に必要な強化素材等はなかなか集めにくい。課金で解決できる部分もあるので、上位を目指すのであれば必須になってくる。プレイする上では必須とならないので、課金に関してはそれほど重いものではない。しかしながら、何かをしたいと思った時に無課金では対応しにくいのも事実だ。どこまでを求めるかでゲームにかかる費用というのは変わってくる。
これはどのゲームでも同じだ。幻想神域-Another Fate-はやりたいと思うことが多い。コンテンツが充実しているので、アバターや乗り物を含めてゲームを楽しもうと考えると課金の選択肢は多くなる。この時代のMMORPGには課金が賛否分かれる非常に重要なものとなっている。それは、多くのMMORPGが基本無料であっても、課金がほぼ必須になっているからだ。
見方を変えれば幻想神域-Another Fate-も必須と言える部分はあるのかもしれない。課金はそのゲームを深くプレイしようと思った時に選べる選択肢である必要がある。幻想神域-Another Fate-はそのスタンスがしっかり取れている。課金をするのか、しないのかという分岐点は序盤にはない。本格的にプレイするかと思うタイミングに用意されている。
MMORPGはその数を大きく減らしている。これと思うものがなければ、長寿なゲームに手を出してみるのもいい。古いからと拒絶するのではない。長く続いているからこそ完成されているという視点で見ると、幻想神域 -Another Fate-は非常に優秀なゲームである。
幻想神域-Another Fate-におすすめのゲーミングPC
Lightning AH5 Ryzen5 4500搭載モデル（ドスパラ）
価格：82,980円（税込）
CPU：Ryzen 5 4500
GPU：GeForce GTX 1650
メモリ：DDR4-3200 16GB
ストレージ：SSD 500GB NVMe
電源：450W 80PLUS BRONZE
コスパ：7.9
Lightning AH5は非常に安価なモデルで、幻想神域-Another Fate-をプレイするだけなら十分過ぎる性能を有している。最新のゲームは苦手だが、少し古いゲームへの対応力は抜群だ。他のゲームにも幅広く手を出すならおすすめはしにくい。負荷の軽いゲームを中心にするならLightning AH5をおすすめできる。性能は価格相応なので、必要な性能であると理解してから選択してほしい。価格で選んでしまうと、性能が足りずに買い替えることになる。幻想神域-Another Fate-にはおすすめであるので、メインゲームが幻想神域-Another Fate-なら問題ない。
Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデル（ドスパラ）
価格：92,980円（税込）
CPU：Ryzen 5 4500
GPU：GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ：DDR4-3200 16GB
ストレージ：SSD 500GB NVMe
電源：550W 80PLUS BRONZE
コスパ：9.3
Lightning AT5はGPU性能が強化されたLightning AH5だ。これはどちらかというと幻想神域-Another Fate-にプラスして、別のゲームへの対応力を向上させる目的での選択肢だ。この性能があれば、ある程度のゲームを設定次第でプレイできる。幻想神域-Another Fate-であれば144Hz以上の環境にも対応可能だ。ただし、幻想神域-Another Fate-は高リフレッシュレートのメリットはあまりない。快適に幻想神域-Another Fate-をプレイしつつ、別のゲームも視野に入れる、配信を行うなど負荷が大きくなることを前提としているなら選ぶ価値はある。
Magnate MV 第13世代Core搭載（ドスパラ）
価格：129,980円（税込）
CPU：Core i5-13400F
GPU：GeForce RTX 3060
メモリ：DDR4-3200 16GB
ストレージ：SSD 500GB NVMe
電源：650W 80PLUS BRONZE
コスパ：10.0
幻想神域-Another Fate-のためにパソコンを選択するならここが上限だ。MagnateシリーズもLightningシリーズもゲーミングPCではなく一般向けのモデルだ。しかし、持っている性能は同じ価格帯のゲーミングPCよりも優れている。これはゲーミングPCに採用されているケースやマザーボードを採用していないからで、パフォーマンスが下がるというわけではない。Magnate MVがあれば幻想神域-Another Fate-を高リフレッシュレートで配信しながら動画撮影も可能だ。場面によってはかくつく可能性を否定できないが、性能的にはややオーバースペックだ。プレイするだけなら、ここまでの性能は必要としない。予算に合うなら汎用性を含めて選ぶ価値のあるモデルの一つだ。
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