ゲーミングPCにおすすめの電源ユニット【2018年】 | 性能ごとに必要な容量を徹底解説、80PLUS認証電源で安定した動作が実現!

cmdengen画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

当記事では、ゲーミングPCにおすすめの電源ユニットの紹介及び性能ごとに必要な電源容量を解説している。ゲーミングPCを購入あるいは自作で作る際に電源容量は迷ってしまうかもしれない。そういう方をターゲットに記事をまとめているので、ぜひ参考にしてほしい。

ゲーミングPCと電源について

電源は各パーツに電気を供給する重要なもの

motherboardasus画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

あえて言及するまでもないだろうがゲーミングPCには高性能な電源が不可欠だ。パソコンの基盤であるマザーボードから、CPUやメモリなどにも電気を供給してくれる。電源は人間でいう心臓にあたるので容量をしっかり確認をすることが重要だ。ミドルスペック以上の性能ならば500W~700Wほどあれば十分だろう。

GTX1070やGTX1080は最新のハイエンドモデルながら、消費電力が高くないので同様に500W~700Wあれば十分だろう。これ以下の電源を使用して不足してしまうと、グラフィックボードが正しく機能しないどころか突然シャットダウンしたり、起動しなくなったりすることがある。

BTOショップでの購入は安心して良い

次の項目では、ゲーミングPCの電源を選ぶ上で重要な指標となる80PLUS認証について解説する。ただ、この電源はほとんどのBTOショップで販売されているゲーミングPCには必ず搭載しているので安心してほしい。ドスパラはAcBel製の電源を採用することが多くなっている。ドスパラは以前は電源の性能が悪いという評判があったが、最近では非常に性能の高い電源を採用していることで評判が良くなっている。

G-tuneの電源はオリジナルで最大の負荷をかけても落ちることがなく、評価に関しては最も高い。パソコン工房はユニットコム系ということもあり、稀にKEIAN製の電源が搭載されているという話もある。基本的に、地雷となりやすい電源を搭載しているパソコンは掲載しないようにしているので安心してもらいたい。

80PLUS認証の重要性

80ninsyou画像引用元:https://www.dospara.co.jp/

電源によくある80PLUSというのを正確に伝えると難解なので、理解が難しいと思う。簡単に説明すると、負荷がどれだけ高くなっても変換効率が80%以上を維持できる優秀な電源である基準となっている。具体的な電源効率は、STANDARDで80%、BRONZEで82%~85%、SILVERで85%~88%、GOLDで87%~90%、PLATINUMで89%~92%、TITANIUMで90%~94%となる。幅があるのは負荷によって異なるからだと覚えておくと良い。

電源の具体例

例えば、消費電力が300Wのパソコンがあるとして、500W、600W、700Wの80PLUS認証3つの中から電源を選ぶとすると何を選ぶだろう。全ての電源で正しく動作することは間違いないが、500Wの容量で300W消費となると実に60%使用することとなる。

700Wなら約43%と大きく変わってくるが、最大容量に近づくにつれ稼働率が高くなり熱を発生させやすくなるのだ。パフォーマンスや寿命に大きく関わってくるため、なるべく余裕を持った容量を選びたい。

ゲームをしながら何か別のソフトを起動する等して使用しているパソコンの稼働率が上がると、グラフィックボードやCPUに負荷がかかり消費電力が上がる。また、使用する電力が400Wだからといって500Wの電源を積んでいても常に500Wを供給しているわけでも、出来るわけでもないので電力不足の原因となる。

質の悪い電源を使用すると、極端な話になるが、高い負荷がかかり変換効率が50%になってしまった場合、700Wを積んでいても実質350Wほどしかカバーしきれない。しかし、80PLUS認証であればスタンダード、ブロンズといった低いランクのものでも80%は維持できる。これが最上級クラスのチタンとなると、90%以上を維持することができるようになる。

80PLUSの信頼性=100%安心ではない

例え80PLUS認証の電源だと言っても、それは性能に関する基準でしかなく、所謂「地雷」を避けるための基準ではない。もちろん、80PLUS認証を受けている電源であれば、ある程度高い水準の評価はあるのは間違いない。

しかし、中にはそうでないものも含まれている。KEIANのように安い電源を販売しているメーカーは特に気をつけたい。性能は優秀ながら、寿命や不具合に関してはあまり評価が高いとは言えないからだ。しかし、その多くは初期不良なども含まれているため実際に使用してみない限りコレは絶対ダメだという確証はない。

使用環境などにも左右されることが多く、SILVERSTONEやENERMAXは価格も相応にするが、信頼性という意味ではかなり高い。

必要な電源容量の考え方

ここではどのぐらいの電源容量を搭載すればよいのかわからない方向けに、基本的な考え方を解説している。ぜひ参考にして欲しい。

CPU TDP+GPU TDPから考える

基本的には、CPU及びGPUの消費電力(TDP)から考えるのが良いだろう。簡単に各CPU及びGPUの消費電力をまとめておく。CPUとGPUを足して、倍にした容量を最低ランクにすると良い。例えば、i7-8700KとGTX1080Tiなら、345W×2=690Wとなるので700W以上が最低ランクだ。実際にはCPUとGPU以外にもSSD、HDD、メモリなどの消費電力も考慮する必要があるが、×2倍にすることでざっくり必要容量は確認できると考えている。BRONZE以上なら多少少なくても効率が良いのでカバーすることが可能だ。

CPU一覧
  • Core i7-8700K(95W)
  • Core i7-8700(65W)
  • Core i5-8500(65W)
  • Core i5-8400(65W)
  • Core i3-8100(65W)
GPU一覧
  • GTX1080Ti(250W)
  • GTX1080(180W)
  • GTX1070Ti(180W)
  • GTX1060 6GB/3GB(120W)
  • GTX1050Ti(75W)
  • GTX1050(75W)

売れ筋ゲーミングPCから必要電力を考える

GALLERIA XV(ドスパラ)

galleriaxf価格:169,980円
CPU:Core i7-8700
GPU:GeForce GTX1070Ti
メモリ:DDR4 8GB
SSD:640GB
HDD:2TB
電源:500W 80PLUS SILVER

公式詳細

65W+180W×2=490Wとなる。搭載されている電源は500Wなので問題ない。さらに、キャンペーン時には500W 80PLUS GOLD搭載となることもあるので万全だ。


NEXTGEAR-MICRO im600SA1-TD(G-Tune)

NEXTGEAR-MICRO im570SA1-SH2-TD価格:119,980円
CPU:Core i7-8700K
GPU:GeForce GTX1060 3GB
メモリ:8GB DDR4
SSD:非搭載
HDD:1TB
電源:500W 80PLUS GOLD

公式詳細

95W+120W×2=420Wとなる。500W GOLD搭載なので十分だ。SSD搭載、メモリ増設を考えても問題ない。余裕のある電源は安心感がある。


GALLERIA DJ(ドスパラ)

galleriadt価格:99,980円
CPU:Core i5-8500
GPU:GeForce GTX1060 3GB
メモリ:8GB DDR4
SSD:非搭載
HDD:1TB
電源:400W 80PLUS BRONZE

公式詳細

65W+120W×2=370Wとなる。ガレリアDJには400W BRONZEの電源ユニットが搭載されているので十分満たしていると言える。このようにBTOメーカーの搭載電源を見ると必要な容量がわかりやすい。ぜひこの計算方式を採用して欲しい。

ゲーミングPCにおすすめの電源ユニット

単体で電源ユニットの購入を考えている方向けにおすすめのモデルを紹介しておく。

オウルテック 700W(80PLUS GOLD)

owltech700w
コスパに優れた電源で人気のモデル。神奈川県海老名市に本社を置く国内の企業だ。高い品質の手頃な価格で人気があり、ドスパラでも上位モデルのキャンペーンで標準搭載されることがある。

>>>>>Amazonで価格をチェックする

玄人志向 NEXTシリーズ 600W(80PLUS BRONZE)

kurout500w
とにかく価格を安くしたいという方におすすめの電源ユニットだ。アマゾンでもベストセラー1位に輝いている。もちろん安かろう悪かろうというわけではないので安心して欲しい。グラフィックボードなどでも評価の高いメーカーだ。

>>>>>Amazonで価格をチェックする

Corsair RM650x 650W(80PLUS GOLD)

corsairrm650w
アメリカに本社を置くメーカーだ。静音性、排熱性に優れた電源ユニットを販売している。価格は少し高めだが、品質は文句なしだ。ワンランク上のパソコンを作りたいという方必見。

>>>>>Amazonで価格をチェックする

最後に-電源もしっかりと考えよう!

各パーツに電気を供給する重要なもの

ゲーミングPCは一般的なパソコンに比べて強力な電源を必要とする。それは、高性能なCPUやグラフィックボードを採用しているからだ。高性能になると消費電力も比例して高くなるのが一般的だ。それでも最近は省電力化が進んでいるので、700Wもあれば十分なことが多い。

また、電源を選ぶ際には80PLUS認証の電源を選ぶと良いだろう。変換効率が80%以上であることを示していて、安定した電源供給を可能とする。BTOショップが販売するパソコンのほとんどがこの80PLUSの電源を採用している。そのため、必要な電源容量はBTOメーカーを参考にするのが良い。また、当サイト独自の計算式は、CPU TDP+GPU TDP×2=最低容量としている。

自作でもBTOでも電源もしっかりと考えよう!

ゲーミングPCを選択するときに多くの人が性能を重視し、CPUやメモリやグラフィックボードなどは細かく確認しても、電源はそこまで確認しない人が多いのが現状だろう。パソコンを起動させる為に必要不可欠であり、最も重要な箇所であるにも関わらず・・・しかしこれは何も悪いことではなく、それをしっかり選ばずともそれなりの水準まで電源自体が底上げされているからこそなのかもしれない。

一昔前なら、この電源は間違いなく地雷だ!というものも存在したが、最近はそこまでレベルの低いものはなかなか見つからない。80PLUS認証が出来たことで、一つの基準として信頼性にも関わってきているのかもしれない。このレベルまでは標準で当然ということになったのだろう。しかし、安価なパソコンを購入しようとあれこれ探している人は注意してもらいたい。なぜなら安いということは、それなりの何かがあるということなのだから。

このように80PLUS認証というのは、電源効率が良い電源のことでクオリティが一定以上に保たれているものを指している。高性能なCPUやGPUを搭載しているゲーミングPCを選ぶ上でこの80PLUS認証というのは非常に重要な指標となる。ここまでで、必要な容量については理解していただけたと思うがここからは信頼性の話になる。

当記事の関連記事一覧

あなたにぴったりのゲーミングPCを探す

ゲーミングPCの選び方

初心者の方はセール情報や今プレイしているタイトルを基準にゲーミングPCを選ぶとわかりやすい。ぜひ参考にして欲しい。

セールゲーム推奨即納モデルプロコラボ
salegamesuisyousokunouokibasyo

ゲーミングPCの特長を比較

中級者以上の方はゲーミングPCのスペックやショップの比較で目当てのパソコンの絞り込むを行うと良いだろう。グラフィックボードや価格比較は非常に人気のあるコンテンツだ。

グラボ価格構成BTOショップ
gpueisyakakakukouseishop

その他あなたにおすすめの記事はこちら!

ゲーミングPCおすすめランキング【2018年冬】(TOPページ)

最新のおすすめゲーミングPCを紹介している。売れ筋モデルが気になる方で要チェックだ。

当サイト紹介ゲーミングPC一覧表

当サイトにてレビューをしている全てのゲーミングPCを一覧表でまとめている。製品ごとに価格、サイズ、スペック、サイト独自のコスパ指標等を見ることが可能だ。

4 Responses to “ゲーミングPCにおすすめの電源ユニット【2018年】 | 性能ごとに必要な容量を徹底解説、80PLUS認証電源で安定した動作が実現!”

  1. furiko より:

    初めまして。色々な記事を参考にさせていただいています。
    初めて自作パソコンを作ろうと考えているのですが、電源の容量をどれぐらいにすればいいのか悩んでいます。
    CPU:Corei7 6700
    GPU:Geforce GTX 970
    メモリ:DDR4 16GB
    マザーボード:ASUS H170 PRO
    SSD 250GB
    で組もうと思っています。今の所、V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JPを考えているのですが、750GBもこの構成で必要なのか分かりません。是非アドバイスお願いします。

    • GamingPCs.jp管理人 より:

      コメントをいただきありがとうございます。私の考えをまとめさせていただきましたので参考にしていただければと思います。

      結論としては750Wまでは必要はなく500W~600W程度で十分だと考えます。

      主要部品であるCPUとグラフィックボードの消費電力(TDP)を調べると分かりやすいかと思います。今回想定されるCPUとグラフィックボードは下記の通りです。

      ・i7-6700 TDP 65W
      ・GTX970 TDP 145W

      この二つでの消費電力は210Wです。

      メモリはそこまで消費電力に大きく影響してこないのであまり気にする必要はないでしょう。メモリのオーバークロックや動作速度の優れた製品を搭載予定ですと消費電力は少し高くなりますが、それでもまだ影響は低いでしょう。

      マザーボードがH170ということなのでメモリはDDR4-2133になると思います。マザーボードの他にも光学ドライブや社外製のCPUファンや増設する可能性のあるHDDなどを考慮していくと多少ズレてしまいます。

      しかしながら、それらのパーツがCPU+グラフィックボードの合計消費電力に迫ることはそうそうありません。細かく正確な数値は出せませんが、理想は500W以上で450Wあれば動作は可能でしょう。電源容量はギリギリを狙うよりも少し余裕を持たせたほうが良いです。

      例えば400W消費するとして、使用率80%となる500Wよりも使用率約57%となる700Wのほうが稼働率は抑えられます。
      それにより熱を抑える効果も期待できますので、選択肢にある750Wというのもあながち無駄というわけではありません。ただ、750Wも必要なのかと言われると必要ではありません。

      CoolerMasterやSeasonic、SilverStone辺りはとても優秀で人気がありますから、理想的な選び方をされていると思います。コストパフォーマンスを考慮するなら500W~600W辺り、今後増設や交換を検討するかもしれないのであれば650W~くらいでいいかもしれません。

      以上が私の考えです。参考になれば幸いです。

  2. furiko より:

    返信ありがとうございます。
    ご指摘いただいたメーカーの600Wの電源狙いで行きたいと思います。なかなかCPUとGPU以外のパーツの消費電力が見当つかなかったのでとても参考になりました。ありがとうございました。

    • GamingPCs.jp管理人 より:

      わざわざお礼を頂戴し恐縮でございます。
      また何かありましたらお気兼ねなくご連絡いただければと思います。
      それでは今後共当サイトをよろしくお願い致します。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ